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子犬のしつけはいつからはじめるべき?時期と方法を解説!

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犬をはじめて飼う方が避けては通れないのが「犬のしつけ」です。しかし、犬を始めて飼う方は一体いつから何をはじめたらいいのかがわからず、困りますよね。

この記事では、初めて犬を飼うにあたって何から手をつけていいのかわからない初心者さんに向けて「しつけの方法」をわかりやすく説明していきます。

たとえば、しつけは具体的にいつから始めたらいいのか、犬のしつけに必要なものは何か、最低限何をしつけていけばいいかなどを順番を交えて詳しく解説していきます。

(出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/5074708?title=%E5%BE%85%E3%81%A6%E3%81%99%E3%82%8B%E7%8A%AC&searchId=2676298483)

子犬のしつけはいつから始めるべき?

出典:https://o-dan.net/ja/

子犬のしつけは生後2~3か月ごろから始めると理想的だといわれています。そのため、子犬を飼い始めたらすぐにしつけを開始しましょう。

なぜ生まれてすぐにしつけを始めるには適さないかというと、子犬の脳が未発達で、しつけをしようとしても理解することができないからです。

そのため、脳が発達し始める2~3か月ごろがしつけをはじめるには一番いいタイミングといえるでしょう。

きちんとしつけることで、飼い主とのコミュニケーションを図ることができ、トラブルも回避することにつながります。そのため、しつけについてしっかりと学んでいきましょう。

子犬に覚えさせるべき基本的なしつけの種類

しつけにはどのような種類があるのでしょうか。「おすわり」や「まて」は何となく聞いたことはあっても、自分でしつけていくと考えると責任もありますし、しっかりと必要なことは覚えさせていきたいですよね。

そこで、この章では子犬に最低限覚えさせるべきしつけの種類を5つ紹介していきます。

子犬に最低限覚えさせるべき5つのしつけ
  1. アイコンタクトを取る
  2. トイレトレーニング
  3. ボディコントロール(体に触れさせる、首輪をつけるなど)
  4. セルフコントロール(待て、おすわり、伏せなど)
  5. ハウス

子犬とのアイコンタクトの取り方

出典:https://www.pakutaso.com/photo/17910.html

子犬を迎えてからすぐに始めるべきしつけは「アイコンタクトを取ること」です。

簡単なように思えますが、意外と難しいものです。アイコンタクトは、犬とのコミュニケーションを取っていく上で重要なスキルとなりますから、しっかりとしつけていきましょう。

そのためには、子犬の名前を統一して呼んであげましょう。略称で呼んでも構いませんが、子犬が自分の名前を覚えられるように家族全員が統一した呼び方で呼んであげるようにしましょう。

また、子犬の目線を誘導するためにおもちゃを使って気を惹くことも効果的です。

子犬にトイレをしつけるには?

トイレトレーニングは子犬を迎えた初日から始めるようにしましょう。トイレのしつけは共に暮らしていく上で必要不可欠です。家の中で粗相をされては困りますから、根気よくしっかりとしつけていきましょう。

一度失敗してしまうと、おしっこのにおいが染みついてしまい次も同じ場所でおしっこをしてしまいやすくなります。そのため、子犬のトイレトレーニングは最初が肝心です。

まず、子犬をスムーズにトイレに誘導できるようサインを知っておきましょう。たとえば、そわそわして床のにおいを嗅いだり、クルクルと回ったり、しゃがんでみたりと落ち着きが無くなります

このようなしぐさが見られると、子犬がおしっこをしたいサインです。サインを見逃さず、子犬がソワソワとし始めたらトイレに誘導してあげましょう。また、トイレが成功したらすぐに褒めてあげましょう。

子犬にボディコントロールをしつけるには?

出典:https://unsplash.com/photos/AovflqCt9Ws

病院への通院や爪切り、トリミングなど、子犬に必要なお世話をする際に犬の体に触れる機会は増えるでしょう。しかし、不適切な触れ方や接し方を続けてしまうと次第に犬も体に触れられることを嫌がってしまいます。

まずは止まっている人の手を見ても怖がらないように慣らしていきましょう。床におやつを等間隔でおいていき、掌に近づけさせて「人間の手は害を及ぼすものではない」ことを学習させます。

次は犬の嫌がらない部位に触れていき、慣らしていきましょう。しかし、本能的に嫌がってしまう部位である耳の先、鼻先、足先、尻尾などにはじめから触れることは避けましょう。

犬がじっと我慢できるようになったらその都度褒めてご褒美のおやつを与えてあげながら触れられても大丈夫な個所を徐々に増やしていきましょう。

子犬にセルフコントロールをしつけるには?

犬が「待て」や「おすわり」のような指示にしっかりと従えるようになると、犬がしっかりと動きを制限することができるということですから行動範囲も広がって理想的ですよね。

このようなセルフコントロールを身に着けるには、犬が理想的な体制をとることができるようにおやつを使って体制を誘導させ、望ましい体制ができたらご褒美におやつをあげましょう。

また、「まて」「ふせ」などのコマンドを指示する際には声のトーンを低くし、できたら「よし!」と高いトーンで「いい」「悪い」を表現してあげるといいでしょう。

セルフコントロールが不十分だと、飼い主のいうことを聞けず出先で他人に怪我を負わせてしまったり迷惑をかける原因になります。しっかりとしつけてあげましょう。

子犬にハウスをしつけるには?

出典:https://unsplash.com/photos/N8WseB4lGqo

お留守番や寝るときはきちんとケージの中に入っていてくれると飼い主さんも安心ですよね。また、お出かけや災害時にも自分から入ってくれると次の行動がスムーズにできます。

しつけるときにはスモールステップでしつけていきましょう。ケージの中に少しでも入れたら褒めてあげましょう。入ることができたら少しずつケージに入る時間を延ばしていきます。

次にケージの扉をしめて慣れさせましょう。子犬が慣れてしまうまで飼い主さんは必ず犬から見える場所にいるようにしましょう。

「ケージにいても出たら飼い主さんに会える」と安心感を持ってもらえることで犬も落ち着いて訓練に取り組むことができます。

子犬はいつから散歩できる?

出典:https://www.pakutaso.com/photo/13283.html

子犬がお散歩できるのはワクチン接種から2週間以降所定の回数の混合ワクチンを受けた後です。

ワクチンを済ませていないと、子犬に十分な免疫がついておらず非常に危険です。しっかりとワクチン接種については確認しておきましょう。

ワクチンを終えたらいよいよお散歩デビューです。犬の排せつ物を入れるエチケット袋や、携帯給水機、新聞紙などの準備をしっかりと済ませてお出かけを楽しみましょう!

子犬はいつからシャンプーできる?

子犬がシャンプーをしてもいい時期は、1回目のワクチン接種の1~2週間後です。頻度は月に1~2回で十分ですが、放置するとダニやノミの温床になり体臭もひどくなるのでしっかりと清潔を保ってあげましょう。

いきなりシャンプーし始めると怖がってしまうため、段階的に慣れていくようにしつけていきましょう。

まずは、風呂場で遊ばせることからはじめましょう。次に、水を含んだタオルで体を拭いてやり、身体が濡れる感覚に慣らしましょう。最後に、顔から遠い足やお尻を濡らしていきながらシャワーに慣らしていきましょう。

子犬のトリミングはいつから行くべき?

出典:https://unsplash.com/photos/Ytp_K5bwa0Q

サロンにもよりますが、「混合ワクチン接種」と「狂犬病注射」が終わった生後5か月後からトリミングを行うサロンが多いです。

サロンを利用しようと考えているのであれば、子犬のうちからサロンに慣れさせておきましょう。トリミングははさみやバリカンなどの刃物を使って作業をするため、慣れておかないと怪我のリスクが高くなります。

子犬の性格や体が構成されてくるのは、生後9か月くらいといわれています。そのため、生後5か月後から9か月までの間に子犬にトリミングに慣れさせる習慣をつけてあげましょう。

子犬のしつけの時期と方法についてのまとめ

子犬のしつけは生後2~3か月からはじめるようにしましょう。お迎えしてから、基本的なしつけを済ませておきましょう。

子犬に最低限覚えさせるべき5つのしつけ
  1. アイコンタクトを取る
  2. トイレトレーニング
  3. ボディコントロール(体に触れさせる、首輪をつけるなど)
  4. セルフコントロール(待て、おすわり、伏せなど)
  5. ハウス

また、お出かけやトリミングデビューなど、少しでも子犬が外にでる機会があるのであれば、子犬の健康と安全を守るために受けるべきワクチン接種を確認して、しっかりと済ませておくよう注意しましょう。