夏にメイクが崩れない方法、知りたくありませんか?蒸し暑くて汗ばんで、メイクがにじんだり崩れたり気になりますよね。
今回は、1日中メイクが崩れない裏技を合計7つご紹介します。メイク中に使える裏技を5つと、メイク以外でもメイク崩れを防止する裏技を2つです。
この記事を最後まで読むと、メイクを1日キープした状態でお直しいらずになりますよ。まだ試していないことがあったら、すぐに試してみましょう。
(アイキャッチ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/4956509)
なぜ夏のメイク崩れるの?
夏は汗をかきやすく、室内では冷房で気づかないうちに乾燥しています。乾燥すると毛穴が「保湿しないと!」と勘違いし、皮脂を過剰に分泌します。
また、マスクをしていることで蒸れて、メイクが崩れてしまうこともあるでしょう。私たちはマスクを1日に平均7回着脱しています。そのため、マスクによる摩擦もメイクが崩れる原因として考えられますね。
実は汗だけじゃない、夏のメイク崩れの原因を以下4つにまとめました。
- 汗
- 過剰な皮脂
- エアコンによる肌の乾燥
- マスクによる摩擦や蒸れ
では、どのように対策すればメイクが崩れないのでしょうか?夏のメイクが崩れにくくなる裏技を、スキンケアから解説します。
夏のメイクが崩れない裏技①スキンケア
実は、スキンケアからメイクは始まっています。なぜなら、スキンケアで保湿が足りない場合、皮脂の過剰分泌に繋がりメイク崩れの原因となるからです。
もちろん、大切なのは保湿だけではありません。そこで注意して対策すればメイクも崩れにくくなるポイントを3つまとめました。
- 洗顔
- 毛穴ケア
- 保湿
洗顔
洗顔フォームを使用する場合は、洗顔ネットでたっぷりの泡を作り指でこすらず優しく洗いましょう。
夏は冷たい水で洗顔したくなりますが、肌にとってはあまり良いこととは言えません。ぬるま湯で洗うことで皮脂を落とし過ぎないようにしましょう。
毛穴ケア
一見、メイク崩れには関係がないように思えますが、毛穴ケアを怠るとメイク崩れの原因となります。
毛穴が角栓で詰まらないように週1程度ピーリングをしたり、収れん化粧水で毛穴を引き締めたりしましょう。
保湿
たっぷりと化粧水や乳液を使い、最後はクリームを使用して水分が逃げないようにしましょう。
保湿ができていないとベースメイクがうまくお肌に乗らなくなり、メイク崩れの原因となります。
もし、保湿のし過ぎがメイク崩れの原因だと勘違いしているなら、原因は別にあります。
スキンケアをした後、すぐにメイクをしていませんか?スキンケアをしたら5~10分時間を空けてメイクしましょう。
夏のメイクが崩れない裏技②ベースメイク
ベースメイクがメイクの中で最も大切と言っても過言ではありません。特に夏は、ベースメイクが崩れてしまうとポイントメイクも崩れてしまうため、ベースメイクを崩れにくくすることが大切です。
ベースメイクを崩さない基本的なポイントは、厚塗りをしないことです。気になる部分にだけ重ね塗りし、顔全体は薄塗りにしましょう。
以下にベースメイクで大切なポイントを3つまとめました。順番に解説していきます。
- 下地
- ファンデーション
- ルースパウダー
下地
夏は汗対策で下地にもこだわりましょう。テカリや、かさつきを抑える下地を使用します。
特に、皮脂をサラサラのパウダー状に変える下地があるので、使用すると夏でも安心してメイクができますよ。
パッケージに「テカリ防止、皮脂コントロール」と書いてあるアイテムがおすすめ。
ただし、メイク崩れの原因になるので厚塗りはNGです!テカりやすいTゾーンや小鼻だけ塗るのも効果的ですよ。
ファンデーション
皮脂や汗で崩れてしまうからといって、どんどん厚くしていませんか?ファンデーションの厚塗りはNGです。
厚塗りだと崩れた時が悲惨な状態になりますよね。薄塗りでパウダータイプより、ミネラル系のリキッドタイプや、クッションファンデーションが崩れにくいですよ。
リキッドタイプやクッションファンデーションは、肌密着度が高いので崩れにくく、お直しもしやすいのが魅力です。スポンジで抑えてなじませるとさらに密着度が高まり、崩れにくくなりますよ。
また、パウダータイプでも「水あり」なら、濡らしたスポンジで抑えることができるので裏面の表示を見てみましょう。
ルースパウダー
ルースパウダーは夏のメイク崩れ防止に欠かせないアイテムです。汗で崩れる前のベースメイクの仕上げとしても、ポイントメイクの仕込みとしても活躍します。
また、最後にルースパウダーで仕上げることで、肌とマスクの間に1枚膜がある状態になりメイク崩れしにくくなります。
夏のメイクが崩れない裏技③アイブロウ・アイメイク
目元は特に皮脂や汗で、にじんだり崩れたりしやすい部位ですよね。アイメイクをする時は下地やパウダーで、1枚膜をつくってあげるイメージでメイクしましょう。
この時、厚塗りしないことで崩れにくくなります。解説する部分をまとめましたので、以下細かく見ていきましょう。
- アイブロウ
- アイシャドウ
- アイライナー
- マスカラ
アイブロウ
アイブロウ前にルースパウダーをはたき、できるだけサラサラで水分の少ない状態にしましょう。油分をティッシュオフしてもOK。
夏の汗をかきやすい時のアイブロウは、パウダーよりリキッドタイプの方がよれる可能性が低いです。
仕上げに、アイブロウコートを使用すればさらに日中の崩れを防止してくれますよ!
アイシャドウ
アイシャドウを塗る前に化粧下地を少し塗るのがポイント。この時つけすぎず、手の甲に取り量を調整しましょう。
ベースメイクでサラサラになった目元に、ただアイシャドウを塗ると落ちやすいので少しだけ水分を与えて湿らせるイメージ。
また、濃い色のアイシャドウを選ぶと、崩れた時に目立ちやすいため肌なじみの良いオレンジやくすみピンクを選ぶようにするのがベストです。
アイライナー
アイラインは目に近くまばたきで動きやすい部位なので、特に注意しましょう。皮脂や汗に強いリキッドタイプのアイライナーがおすすめです。
アイライン前に小さめのブラシでルースパウダーを取って乗せると、細かいところもサラサラに!目元に密着させるなら、パウダーやペンシルよりもリキッドの方が良いでしょう。
マスカラ
マスカラをする時は、アイシャドウ同様下地が重要です。マスカラ下地をマスカラを塗る前に使用してみましょう。
マスカラを直接塗る場合まつ毛とマスカラとの距離が近くなるため、汗や皮脂、涙でにじんだり落ちたりしやすくなります。
マスカラ下地を1枚の膜としてまつ毛とマスカラの間に入れてあげると、崩れにくくなりますよ。
夏のメイクが崩れない裏技④チーク・リップ
ここまで、崩れやすいベースメイクやアイメイクのメイク崩れ裏技をご紹介してきました。
次は、落ちやすいけど1日キープしたいチークとリップをキープする方法をお伝えします。素材や色の選び方も解説していますので、参考にしてください。お伝えする項目を簡単にまとめました。
- チーク
- リップ
チーク
チークはベースメイクの上なので、ルースパウダーを既に仕込んでありますよね。夏の汗で落ちにくいチークは、リキッドタイプや練りチークです。体温や水分で発色が良くなるので夏向きですよ!
リキッドチークの後にパウダーチークを重ねづけするのも可愛いですが、同系色で薄塗りにしましょう。
リップ
リップは、汗で落ちやすいイメージはあまりないかもしれませんが、唇の縁や角は落ちやすい部分です。
シアータイプやティントタイプのリップは、崩れても目立ちにくいのがポイント。長時間血色感を保つこともできますよ。
また、ペンシルで輪郭を縁取っておくとより崩れにくいリップになるので試してみてくださいね。
夏のメイクが崩れない裏技⑤全顔
メイクが完成したら、1番最後にキープミストを使用しましょう。汗や皮脂を弾いてメイクの崩れを防いでくれます。
最後にひと吹きするだけで、メイクのもちが変わりますよ!崩れにくくなることで、マスクでのメイク落ちにも効果が期待できます。
また、ふんわり吹きかけられる粒子の細かいミストなら、顔が濡れてせっかくのメイクが崩れるなんてこともありません。
香りがついているものもあるので、持ち歩けばメイク直しとしてもコロンとしても使えて便利ですね。
メイク以外の裏技はある?
ここまでで、スキンケアからメイク中までにできるメイク崩れ防止の裏技がわかりましたね。下地やパウダーでひと手間加えるだけで、メイクのもちが大きく変わるので毎日メイクに加えてみてくださいね。
ここでは、さらにメイクが崩れにくくなるメイク以外の裏技をご紹介するので、まだ試していないことがあったらすぐに始めましょう。
以下に、メイク以外でできるメイク崩れ防止の裏技を2つまとめましたので、順番に見ていきましょう。
- 冷感素材のアイテム
- 冷感ミスト
夏のメイクが崩れない!メイク以外の裏技①冷感素材のアイテム
汗をかく前から、汗をかきにくい素材のアイテムを身につけて、汗をかかないようにしましょう。
例えば、冷感素材でできたパーカーや首巻タオル、アームカバーを使います。アイテムによっては接触冷感の物や、通気性を考慮して小さい穴が開いているアイテムもあります。
ちょっとしたことでメイクが崩れにくくなるならありがたいですよね。お気に入りのデザインを探してみてはいかがですか?
夏のメイクが崩れない!メイク以外の裏技②冷感ミスト
ドラッグストアなどで冷感ミストを買ってみると良いでしょう。服の上から使えるものや、顔にもメイクの上から使えるものがあります。
顔が火照ってしまった時や、汗をかきそうな時は先にスプレーしておくとメイク崩れを防止することができます。
ガスを使うタイプのスプレーは、高熱に弱いので暑い車内に放置しないようにしましょう。
また、周囲に人がいる時は迷惑がかからないように気をつけて使用しましょうね。
夏のメイクが崩れない!まとめ
今回は、夏のメイクが崩れないメイク時の裏技5選と、メイク以外でできる裏技2選の合計7選をご紹介しました。
- スキンケアからメイクは始まっているので、保湿をしっかり行う
- ベースメイクやアイメイクには、下地やルースパウダーでひと手間加えることが大切
- メイク以外にもメイクを崩れにくくする方法がある
今回ご紹介した裏技7選を実際に試すと、1日中メイクをキープすることもできますよ。
蒸し暑い夏に負けずに、裏技を活用してこの夏をメイク直しなしで快適に過ごしましょう。