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医者の給料は高いのか?勤務医と開業医の年収を徹底解説!

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あなたにとって医者の給料は、かなり高いイメージがあるのではないでしょうか。

実際どうなのか、もし、あなたが医者を目指しているなら、気になってしまいますよね。

今回は、「医者って本当に給料高いの?」って疑問を解消するとともにどうやったら給料をあげられるのかを解説していきますので、ぜひ、参考にしてみてください。

出典:https://www.pakutaso.com/20160732188post-8325.html

医者の平均年収は?月々いくら給料をもらえるの?

出典:https://www.pakutaso.com/20120907247post-1894.html

令和元年の厚生労働省賃金構造基本統計調査によると、医師の平均年収は1,169万円とされています。

そして、平均月収は91万円が、額面上の税金が引かれていない額です。

医師には、開業医と勤務医がありますが、勤務医の場合には、病院内で昇進することで、年収も増加していきます。

基本的に勤務医は20代では年収465万円~773万円前後であり、年齢と経験が増えることで昇給してくことが多いです。

医者が給料をあげたいなら、当直勤務は必須?

医者の給料の中には当直勤務に対する特別な手当があり、勤務医が当直を行う職場によって違いがあります。

当直勤務一回当たり、平均手当の相場は15,000円~20,000円と言われています。

しかし、大学病院の場合は当直勤務の手当ては少し低く、当直一回当たりの平均は8,000円、休日の特別当直手当は15,000円が相場です。

一方、勤務医が他の病院で当直を行う場合高額な手当が支給され、当直一回当たり50,000円~60,000円が相場となっており、休日の場合は、100,000円前後になることもあります。

専門分野による医者の生涯年収の差はあるの?

医者には、病院を自分で開業する開業医と病院に勤める勤務医がありますが、生涯年収にどれぐらいの違いがあるか知りたいですよね。

医者の生涯年収は開業医と勤務医の違いの他にも専門領域によってもかなり違ってきます。

そんな、医者の生涯年収を30年働いた場合、開業医と勤務医での違い専門領域での違いを下記表にまとめてみました。

生涯年収の最低の値は勤務医で最大の値は開業医となってますので、ぜひ、医者の生涯年収を知るための参考にしてみてください。

専門領域 平均年収 生涯年収
脳神経外科 約1,480万~3,000万円 約4.4億~9億円
産婦人科 約1,466万~3,000万円 約4.4億~9億円
外科 約1,374万~2,500万円 約4.1億~7.5億円
整形外科 約1,289万~2,500万円 約3.9億~7.5億円
内科 約1,247万~2,700万円 約3.7億~8.1億円
精神科 約1,230万~1,600万円 約3.7億~5.8億円
小児科 約1,220万~3,000万円 約3.7億~9億円

勤務医より、開業医の方が給料をもらえる?

医者は専門領域により違いますが、一般的に開業医になると勤務医より平均年収は増加すると言われています。

なぜかと言うと、開業医は経営者に当たるため、自分の裁量で給与を設定することができるからです。

設備投資を抑えたり、集客を工夫することで、利益が多くなれば、あなたの年収があがる仕組みができますね。

しかし、開業には資金が必要なため、借り入れを行う場合も多く、経営状況次第では、年収が下がってしまう可能性があります。

医者の給料は年齢と経験が重要?

医者の年収を年代別でみた場合、医師1年目の平均年収は約437.6万円です。

専門医研修を終えた頃に年収は1,000万円に迫り、35歳~39歳で1,000万円を突破します。

その後は年齢や経験に合わせて他の企業と同じように順調に上昇し続けます。

令和元年の厚生労働省賃金構造基本統計調査によると、年代別の給料は以下の表の結果になります。

年齢 男性 女性
24歳 413.8万円 376.1万円
25~29歳 557.6万円 529.4万円
30~34歳 759万円 839.6万円
35~39歳 1062.3万円 935.7万円
40~44歳 1193.8万円 1135.7万円
45~49歳 1463.1万円 1224.6万円

医者の男女別の給料の違い

令和元年の厚生労働省賃金構造基本統計調査によると、性別の給料は以下の表の結果になります。

年齢 男性 女性
24歳 413.8万円 376.1万円
25~29歳 557.6万円 529.4万円
30~34歳 759万円 839.6万円
35~39歳 1062.3万円 935.7万円
40~44歳 1193.8万円 1135.7万円
45~49歳 1463.1万円 1224.6万円

医者の給料について性別での違いをみた場合、男性の医者は女性の医者よりも年収が多くなります。

これは、女性が出産を機に一時的に仕事から離れ、その後も、子育てによりフルタイムで働くことができないためです。

男性と女性の年収の差は、出産や子育てにより働き方が変わることや、もともと男性の医者数が圧倒的に多くいるため、男性の方が要職につきやすい要因があります。

勤務医が給料を上げたいと考えるならば?

勤務医の給料は、年々昇給していき経験を積んだり、要職に就くことで跳ね上がります。

勤務医が給料をあげたいなら、経験を積みながら要職に就くことを目指しましょう。

他には、上記で説明したように、勤務医より開業医の方が給料をあげられる可能性があるので、検討をしてみるのもいいかもしれませんね。

しかし、開業医になることは、ハイリスク、ハイリターンであることは、必ず理解しておきましょう。

そもそも、医者になるには何が必要?

医者になるためには、国家試験を受けて医師免許を取得する必要があります。

この国家試験を受けるためには、医学部がある大学を受験し合格、6年間の学生生活を送らなければいけません。

そのうえ、学生生活が6年間修了すると、研修医として2年間実際に病院で働くことになります。

第1難関は医学部に合格することですが、医学部を卒業しただけでは、医者になれないことは知っておきましょう。

医者に就職するまでの流れを知りたい!

医者に就職するまでの流れは以下の通りですので、目指している方は参考にしてみてください。

医者に就職するまでの流れ
  1. 大学で医学部医学科の単位を取得
  2. 就職先を見つける
  3. 卒業試験に合格
  4. 医師国家試験に合格

1. 大学で医学部医学科の単位を取得

医者になるためには、上記で見出しで説明した通り、大学の医学部に入学して単位を取得する必要があります。

医師は高度な知識を要するため、大学で学習して知識を蓄積する必要があり、国家資格試験の合格率が高い大学上位3位は以下の通りです。

国家資格試験の合格率が高い大学
  1. 自治医科大学 (99.2%)
  2. 順天堂大学  (98.4%)
  3. 横浜市立大学 (97.7%)

上記のような、合格率が高い大学を目指すのも、医者になるための近道かもしれませんね。

2. 就職先を見つける

医師は、医療機関、研究機関、一般企業のどれかに就職することになります。

他の職種と同じく、就職活動はエントリーをして、小論文や英語などの試験、面接を受け、就職が決まります。

3. 学校の卒業試験に合格

医学部と他学部の違いは、卒業試験に合格しなければ大学を卒業することができません。

医者になるためには卒業試験の合格が不可欠で、試験の日程も大学によってさまざまです。

一般的に9~12月の間に行われることが多く、約1~3ヶ月に及ぶこともあります。

この卒業試験に合格することで医師国家試験の受験資格を得ることができます。

4.  医師国家試験に合格

医者は国家資格である「医師国家試験」に合格する必要があり、過去3年間の合格率以下の通りです。

実施年 2018 2019 2020
合格率 90.1% 89.0% 92.1%

医者になるためあなたがするべき就職活動

医者の就職活動先である医療機関、研究機関、一般企業の就職先ごとにご紹介します。

医療機関に就職したい場合!

医療機関、特に病院へ就職する場合、一般の就職活動とは少し違いますので下記を、ぜひ、参考にしてみてください。

医療機関に就職するまで
  1. 希望先の病院の試験を受験。
  2. 医師臨床研修マッチング協会に登録し、行きたい病院に順位をつける。
  3. 病院側も採用したい学生の順位をつけ、そこでマッチングすれば採用。

一般の就職活動と違うところは、雇用する側とされる側が希望を出し合い、マッチングすれば採用になる。

マッチングされなかった場合は、2次募集をしている病院を自ら探して個人的に応募します。

研究機関と企業に就職した場合

医療機関以外の就職先は、採用試験や面接などを行うので、一般の就職活動と同じ流れで採用されます。

どちらかを就職先として選ぶ場合でも、大学卒業後に臨床研修を受ける必要があるので、就職活動のはじめにマッチングによって研修先の医療機関を探す場合があります。

医者の給料についてのまとめ

今回は、医者の給料について実際どうなのか紹介してきましたが、医者は人の命にかかわる重要な仕事です。

医者になるには、大学の医学部に6年通い、研修医として2年経験を経ること、国家試験に挑戦し合格することが必要です。

誰でも簡単になれるわけではないので、妥当な給料の額なのでないでしょうか。

ぜひ、医者を目指している方は、給料の目安として今回の記事を参考にしてみてください。

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