インターネットを快適に使いたくて、ルーターをv6プラス対応に切り替えようと考えていませんか?
v6プラスを利用することでインターネットをより高速に利用することができます。
しかし、間違えたルーターを選んでしまうと設定が完了できなかったり、思ったように快適にインターネットが利用できなくなってしまいます。
ネットを快適に利用するためのv6プラス対応ルーターを選ぶための4つのポイントについてみていきましょう。
出典:https://unsplash.com/photos/mhA3QOXME5M
v6プラスとは
IPv4とIPv6はどこかで聞いたことがあると思いますが、簡単にいうとインターネットの種類です。
以前はIPv4からIPv6に移行が進んでいますが、まだIPv4でしか利用できないサービスも存在しています。
IPv6の方が高速で使えるためIPv6にしたいけど、IPv4でしか使えないサービスがあるために始まったのがv6プラスです。
v6プラスではIPv6の回線を利用しながら、IPv4のサービスを利用することができます。
v6プラス対応ルーターの選び方
v6プラスではIPv4で今まで利用していたルーターは利用できずv6プラス対応のルーターを利用する必要があります。
ただ、ルーターを購入することは滅多にないので、何を基準に選んだらいいのかわからないと思います。
そんなあなたのために、どのようなポイントでv6プラス対応のルーターを選ぶのがいいか4つピックアップしました。
よくわからないかもしれませんが、それぞれ難しくはないのでしっかり確認するようにしましょう。
- IPoE対応
- wifi対応規格
- 接続台数
- 電波範囲
v6プラス対応ルーターの選び方 1.IPoE対応
今までのインターネットではPPPoEという電話回線からダイアルアップして、インターネットに接続する方法が主流でした。
IPoEとは電話回線ではなく、光回線を利用してインターネットのためだけに準備された回線です。
IPoEを利用することによって、インターネットのスピードが格段に速くなります。
IPv6やv6プラスを利用するためには必須の機能になりますので、最低限IPoEに対応していることは確認しましょう。
v6プラス対応ルーターの選び方 2.wifi対応規格
携帯電話やタブレットをつなぐためにはwifiが必要ですが、そのwifiにもいくつかの規格があります。
まずは周波数帯があり、2.4GHzと5GHzがありますが5GHzの方が電波が届く範囲は狭いですが回線の速度は速くなります。
また、規格として、IEEE802.11g, IEEE802.11a, IEEE802.11n等、旧世代のものがいくつかあります。
新しいものを買うので、2019年に認証された新規格のIEEE802.11ax、もしくは1つ前のIEEE802.11acに対応しているものを購入しましょう。
v6プラス対応ルーターの選び方 3.接続台数
ルーターにはスペックによって、同時に接続できる台数に制限があります。
自分だけが利用する場合には少ない台数が使えれば問題ないですが、家族でみんな使うとなるとある程度の台数をつなげたいですよね。
10台くらいしか接続できないものから、30台以上接続できるもの、ものによっては100台繋げられるものもあります。
今ではパソコンだけでなく、携帯電話、タブレット、スマートデバイスなど色々とつなげるものがあるのである程度つなげられるものを選択しましょう。
v6プラス対応ルーターの選び方 4.電波範囲
wifiの電波の強度は法律で上限が決められているため大きくは変わりませんが、ものによっては強度が弱くwifiの距離が届かないものがあります。
数字として明記されているわけではありませんが、メーカーによって参考に2LDK用など間取りが書いてあることがあります。
また、アンテナがついているものもありますが、アンテナの有無は距離には関係ありませんが向きを変えることで範囲を変えることが可能です。
物や壁が多い場合にはアンテナ付のルーターを購入し、いい向きにアンテナを整えるようにしましょう。
v6プラス対応ルーターに変える前の確認事項
当たり前ですがv6プラスを利用するためには、ルーターを交換するだけでは利用できません。
まずはプロバイダーとの契約を確認して、v6プラスに対応しているかどうかを確認してみましょう。
プロバイダーによってサービスの名称が違いますので、プロバイダーで同等のサービスがあるか確認します。
他の名称としては、transix、OCNバーチャルコネクト、IPv6オプション等があります。
v6プラス対応ルーターを利用する際の注意点
v6プラスでは基本の回線はIPv6の回線になっていて、IPv6の回線でIPv4を使えるようにしているものです。
そのため、IPv4でしか利用できないサービスの場合、v6プラスでは利用できないケースがあります。
主には、固定IPアドレスが使えなかったり、オンラインゲームやVPN接続のサービスが使えなかったりするケースがあります。
そういったサービスを利用したい場合には、事前に使えるのかを確認しておきましょう。
v6プラス対応ルーターを販売しているおすすめメーカー
v6プラス対応ルーターを購入したいと思っていても、何がいいのかよくわかりませんよね?
そんなあなたのために、いくつか対応ルーターを販売しているメーカーを紹介します。
色々なメーカーが出していますが、オススメはBUFFALO、IO DATA、NECあたりがおすすめです。
困ったら、上記のリンクに対応しているモデルのリストがありますので、その中から選ぶようにしましょう。
v6プラス対応ルーターの選び方4選のまとめ
インターネットをv6プラスに変えて、高速なインターネットを楽しみたいという人のために、v6プラス対応ルーターの選び方4選を書いてきました。
v6プラスルーターの選ぶ基準は4つしかありませんので、しっかり確認して選ぶようにしてください。
- IPoE対応
- wifi対応規格
- 接続台数
- 電波範囲
それでも、よくわからないという場合には、上記にオススメのメーカーのリンクを3社あげておきました。
困ったときはリンクにあるリストの中から、接続台数や電波範囲が合うものを探して購入してみてください。