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ウサギの寿命は何歳?ストレスがかからない飼い方ポイント!

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「ウサギの寿命がわからない。」「ウサギってどれぐらい生きるの?」と悩んでいませんか?

今まで飼った経験がなかったり、ウサギに関する知識がなければ寿命を知ることはないですよね?

そこで今回はウサギの寿命について長生きするためのポイントをまとめましたのでぜひ最後までご覧ください。

(アイキャッチ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%e3%82%a4%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%82%bf%e3%83%bc-%e3%82%a4%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%82%bf%e3%83%bc%e3%81%ae%e3%82%a6%e3%82%b5%e3%82%ae-2197043/#content)

ウサギの平均寿命は何歳?環境や体調管理で決まる!

出典:https://unsplash.com/photos/MzKTG9cQ2zo

ウサギの寿命は一般的に5~11年、平均で8年と言われています。近年では飼育環境の改善やエサが進化していて栄養価が高くなったので10年以上生きるウサギが増えました。

5歳を超えるとウサギはシニア期に入るので身の回りの環境や食事・運動・体調管理が寿命を左右します。

10歳を超えると毛にツヤが無くなったり目・鼻・耳の病気にかかりやすくなります。さらに走ることが少なくなるので肥満にならないように日ごろからよく観察することが重要です。

【ウサギ種類別】平均寿命の違いってあるの?

ウサギの種類により寿命の違いはあるのでしょうか?今回はペットとして人気な『ネザーランドドワーフ』『ロップイヤー(ホーランドロップ)』『ミニウサギ』についてそれぞれ紹介します。

ネザーランドドワーフ

ツンと耳がたった人気のあるウサギです。ネザーランドドワーフの平均寿命は近年約10年とのびました。ネザーランドドワーフの主な特徴を紹介していきます。

ネザーランドドワーフの特徴
  • 平均寿命約10年
  • 重さ約900g
  • なりやすい病気→不正咬合(ふせいこうごう)・鼻涙管狭窄(びるいかんきょうさく)
  • ウサギの中で最小の品種

ネザーランドドワーフは丸顔で顎が小さいので不正咬合(ふせいこうごう)になりやすいのですが、重症になるまで悪化することは滅多にありません。

鼻涙管狭窄とは涙がとまらない症状のことです。鼻涙管(分泌された涙が鼻に流れるときに通る部分)が狭いウサギが鼻涙管狭窄(びるいかんきょうさく)になりやすいです。適時涙をふいてあげましょう。

ネザーランドドワーフは耳が小さいウサギなので、自分できれいにできない部分は飼い主が掃除してあげて耳の病気にならないように管理しましょう。

どの病気・症状にも言えることですが命に影響がないからと病院に連れていかないと判断するのは危険です。症状や異変を感じたらすぐに病院に連れていきましょう。

ロップイヤー(ホーランドロップ)

ロップイヤーとはたれ耳のウサギの総称です。中でも小さいたれ耳とポチャッとした顔が人気でネザーランドドワーフと人気が二分化します。

ロップイヤーの特徴
  • 平均寿命約10~12年
  • 重さ約1.5㎏
  • なりやすい病気→中耳炎・鼻涙管狭窄(びるいかんきょうさく)
  • ウサギの中でも小さい品種

寿命はネザーランドドワーフより少々長いものの約10~12年です。たれ耳のために湿気が溜まりやすく中耳炎になりやすいので耳の中のチェックや痒そうな仕草をしていないかを確認しましょう。

ロップイヤーも鼻涙管がつまりやすいタイプなので定期的に病院に行くことをおすすめします。さらにネザーランドドワーフよりも毛量が多いのでブラッシングをすると病気の予防になります。

ミニウサギ

ミニウサギの寿命は約10~12年となっています。ネザーランドドワーフ・ロップイヤーどれを比べても大きな差がないことがわかります。

ミニウサギについて
  • 品種の違うウサギの間に生まれたミックス種
  • 重さ約1.5㎏~3㎏
  • かかりやすい病気→不正咬合(ふせいこうごう)
  • 小型種よりも大きくなる

父親、母親の遺伝子がどちらが色濃く出るのか成長してからでないとわからない特殊な品種でそれが魅力でもあります。かかりすい病気は親ウサギと似ている傾向があるので過去の病気を知り対策を立てることが1番です。

ミニウサギという名前は、日本に古くからいるウサギ(日本白色種:にほんはくしょくしゅ|別名:ジャパニーズ・ホワイト)と比べた時に小柄であることから名付けられました。

しかし、ミニウサギと言っても手のひらに乗るほど小柄ではないのでサイズ感においては注意が必要です。

ウサギの年齢を人間に換算してみると何歳になる?

出典:https://pixabay.com/ja/photos/%e3%82%a6%e3%82%b5%e3%82%ae-%e3%81%86%e3%81%95%e3%81%8e-%e8%b5%a4%e3%81%a1%e3%82%83%e3%82%93-3660673/#content

ウサギの寿命がのびたとはいえ、人間と比べてみるととても短く儚いものです。

短い寿命の中で人間の何倍ものスピードで成長していきます。個体差はありますがウサギの1年間は人間でいうところの5~6年間に相当します。

ウサギの年齢を人間の年齢に換算するといったいどのぐらいなのでしょうか?目安ではありますが、ウサギの年齢を人間の年齢であらわした表がこちらになります。

ウサギ 1ヶ月 2ヵ月 3ヶ月 6ヶ月 1歳 2歳 3歳 4歳
人間 2歳 5歳 7歳 13歳 20歳 29歳 36歳 44歳

 

うさぎ 5歳 6歳 7歳 8歳 9歳 10歳
人間 52歳 60歳 66歳 76歳 88歳 90歳

ウサギが1歳の時点で人間に換算すると20歳なので驚くべきスピードで成長していきます。ウサギの平均寿命は約8歳であり人に置き換えると76歳なのでウサギからしたらかなり高齢であることがわかるかと思います。

ウサギの寿命なぜのびた?

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ウサギの寿命がのびている傾向があります。その理由としてこちらの3つの理由が挙げられます。

うさぎの寿命がのびた主な理由
  • 栄養価の高いペットフード
  • 医療の発達
  • ウサギに対する体調管理や飼育方法への理解が深まっている

また早期の避妊手術をすることにより病気を未然に防げるようになりました。ウサギがストレスを抱えずに生きられる十分な環境が整えられることも長生きできる要因になっています。

また野生のウサギの寿命が約1~2年と言われていますが、捕食されたり事故にあうことが多いために寿命が短く、ペットのウサギはその心配がありません。

飼い主がウサギのことを第一に考え環境を整えることができれば、長生きできると言えますね!

【長生きの秘訣とは!?】ウサギの飼い方ポイントを紹介!

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ウサギが長生きするための3つのポイント
  • ストレスを減らす
  • 健康管理
  • 毎日コミュニケーションをとる

ストレスを減らす

ウサギはストレスを抱えやすい生き物です。人と比べて毛深い割には体温の変化に弱く体温調整が苦手です。ウサギがストレスを抱えずに過ごせる適切な温度は16~21℃なので常に温度調整をしましょう。

さらに騒音が苦手です。人間にとって普通の生活音でもウサギにとってはかなりのストレスの場合もあるので、テレビや洗濯機などの大きな音が出るものから距離をとってケージを設置する必要があります。

そして運動をさせてストレスを発散させてあげましょう!運動不足による肥満もストレスになるので1日1回はゲージの外にだして積極的に運動させてあげることが大事です。

健康管理

ウサギの健康管理は常に気を使いましょう。ウサギは野生の本能で体調が悪いことを隠すので少しでも変化がある場合には病院に連れていきましょう。

飼い主が病気に関する知識を持ち、定期検診を行い合わせて予防接種を受けることも病気の早期発見や治療することができます。

普段からウサギの様子を細かくチェックして変化に気づくことと定期的に病院に連れていくことがウサギの長生きに繋がります。

毎日コミュニケーションをとる

最後に大切なことは愛情をもってコミュニケーションをとることです。ウサギは匂いをかぎ分けたり音や声を聴き分けることが得意です。

なので自分自身の名前を呼んでくれることや、ご飯を誰がくれるのか、誰が遊んでくれるのかをしっかりと理解しています。

食事や排泄、運動などの基本的な暮らしを行いながら飼い主が積極的にコミュニケーションをとっていきましょう。

【ウサギは体が弱い!】気を付けるべき4つの病気

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ウサギは鳴くことがありませんし、敵に弱い部分を見られないように体調不良を本能的に隠します。

体調不良に気づかずに知らず知らずうちに病気にかかっていたなんてことは避けたいですよね。そこでウサギがかかりやすい病気やケガについて紹介していきます。

気を付けるべき病気やケガ
  • 骨折・脱臼
  • 毛球症(もうきゅうしょう)
  • 胃腸トラブル
  • 不正咬合(ふせいこうごう)

骨折・脱臼

ウサギは非常に骨が弱く、家の中で走っているときに足をぶつけて骨が折れてしまったり、網状のトンネルなどで足を引っかけて折れてしまうことがあります。

さらに飼い主が抱っこした時に持つ場所が悪いと腰や足の骨が脱臼してしまうこともあります。

足を引きずっている様子だったり足腰がぶらぶらしている様子であれば骨折・脱臼の可能性があります。

毛球症(もうきゅうしょう)

毛球症は腸に毛が溜まってしまい動きが悪くなる病気です。異物を飲み込むことで起こりやすいと言われています。ウサギは毛づくろいをしますが自分で排出することができません。

毛球症は初期であれば薬で治療することができますが、重症になってしまうと手術をする必要があります。

主な対策としてはブラッシングをしてあげることですが、食欲不振や排泄量の減少がみられる場合は病院に連れていきましょう。

胃腸トラブル

ウサギはストレスや他の病気により消化不良になったり、胃腸うっ滞急性胃拡張と言ったトラブルを起こします。

ウサギは1日エサを食べないと生死にかかわるので、異変に気づいたら病院に連れていきましょう。

不正咬合(ふせいこうごう)

不正咬合は歯が伸びすぎてしまい、咬み合わせが悪くなってしまう病気です。

歯が伸びすぎないように牧草をきちんと主食にすることが大切です。

ウサギが寿命を迎えるときの具体的な症状とは?

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ウサギが寿命を迎えるときどのような症状が現れるのでしょうか?ウサギの場合はなだらかに最後を迎える場合と死の直前に暴れまわって亡くなる2つのパターンがあります。

通常の場合、ウサギが亡くなる直前に全く食欲が無くなる、呼吸の異常、排泄の異常、元気がないといういずれかの症状が表れます。

エサや水を全く受け付けなくなり、呼吸の異常では早く浅い呼吸や呼吸のペースが極端に遅くなるなど変化がみられ、排泄の異常は尿がでなくなります。

このようなサインが表れ始めたら看取りの準備をしましょう。環境を整え最後までお世話してあげましょう。

ある日、ウサギが突然死してしまうかも…。その理由を紹介!

ウサギは体が弱く繊細な生き物です。もし病気になっても我慢して隠してしまう性質を持っています。これは肉食動物から身を守るために体の弱点を表に出さないという野生的な本能です。

しかしこの本能は飼い主をとても困らせるもので変化に気づかないうちに突然死んでしまうことがあります。突然死を起こす原因として心筋症や毛球症アドレナリンショックが有名です。

心筋症は大型で高齢のウサギによく起こります。心臓を動かす筋肉になんらかの異常が起き、心臓の動きが悪くなってしまう病気です。原因は明らかになっていません。

毛球症は体毛が胃や腸のなかで球状に固まってしまいます。乾燥牧草を与えることで毛玉を防いでいきます。大きな音や衝撃により異常な興奮をおこすことをアドレナリンショックといいますが命に直結するほど危険です。

【人間なら約122歳!?】ウサギの寿命ギネス記録とは?

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/2779499?title=%E5%84%AA%E5%8B%9D%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97&searchId=1094127034

世界で最も長生きをした米国イリノイ州の女性が飼っているミック君というウサギは18年10ヶ月生きることができました。通常飼われているウサギの寿命は8~12年と言われているのですが約6年も長く生きました。

これは人間の年齢に換算すると約122歳になります。人間の寿命のギネス記録は122歳なので同じことになります。それにしてもすごいことですよね!

危機的状況に何度もなりましたがそれを回避し、持病がありながらも健康的な体重を維持して食欲旺盛に生きたようです。ぜひ見習いたいですね!

(出典:https://www.anicom-sompo.co.jp/usagi/1519.html)/(https://switch-news.com/nature/post-29019/)

ウサギの平均寿命はのびています!

出典:https://unsplash.com/photos/hcxqLJjI99E

今回の記事ではウサギの平均年齢についてまとめてきました。ウサギの平均寿命は約8年と言われていますが飼育環境やストレスの有無で寿命が変わってきます。

近年ではウサギのフードの進化や医療が進み、飼い主のウサギに対する理解が深まったのでストレスを抱えることなく平和に暮らすことができるので、その結果ウサギが長生きすることができています。

ウサギと長く暮らしていくのであれば環境を整えることやウサギの様子をよく観察することが一番のポイントです。ここまで読んで下さりありがとうございます。

ABOUT ME
なかの
はじめまして、なかのんです。自立して自由に生きていくことが目標で、今までの経歴は技術職→営業(仮)です。好きなものは音楽で趣味はライブに行ったり、散歩をすることです。ぜひよろしくお願いします!