ペットのウサギを飼育する為に必要な初期費用はもっとも気になりますよね?
初期費用や必要な飼育用品を知らずに、適切な飼育が出来ず、健康を害し、万が一病気になった場合はウサギも飼い主も大変な思いをしないといけないですよね。
この記事ではウサギの飼育にかかる初期費用から飼育に必要な飼育用品などを紹介しています。
この記事を読むことで、ウサギの初期費用や飼育用品について事前に知り大切にお世話できるようになります。是非最後まで読んで下さいね。
アイキャッチ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%e8%83%8c%e6%99%af-%e5%8b%95%e7%89%a9-%e3%82%a6%e3%82%b5%e3%82%ae-%e7%89%a7%e8%8d%89%e5%9c%b0-6397090/
ペットのウサギ1羽の飼育にかかる初期費用
ウサギ購入の初期費用は、種類、販売地域によって違いがあり都会と地方では同じ種類でも数万円の差があります。
金額はあくまで目安ですが、特に「純血種」といわれる、「ネザーランドドワーフラビット」「ホーランドロップイヤー」など、人気の種類やカラーのウサギは、30,000円~100,000円と超高額です。
ミックス(雑種)だと10,000円~30,000円くらいが相場になります。
第3のペットと言われた、一時期のウサギブームを経て10年前よりだいぶ価格が上がり、初期費用を抑える為に里親募集や譲渡会で探す方も増加しています。
ペットのウサギの飼育にかかる生涯費用
近年ウサギの平均寿命は年々延びていて、10歳を越えるウサギも珍しくありません。
アニコム損害保険株式会社のペットにかける年間支出調査によると、ウサギの年間支出の平均は88,410円です。
仮に10歳まで生きると、10年分の支出は884,100円で初期費用が30,000円だとすると、ウサギ自身の価格や飼育用品の買い替え費用を除いても、914,100円かかることになります。
生涯うさぎ1羽を飼育するのに、約100万円かかるということを頭の片隅に入れておきましょう。
ペットのウサギをお迎えする前に用意しておきたい7つ飼育用品
ペットショップや里親募集、譲渡会で、お迎えするウサギを決めたら、次にしっかり飼育用品を揃え、飼育環境も整えてから自宅に迎えるようにしないといけないです。
では、実際にどのような飼育用品を揃えたら良いのか、以下にウサギをお迎えする前に用意しておきたい7つの飼育用品をご紹介します。
- ケージ
- トイレ
- フード入れ
- 牧草・ペレット
- 給水ボトル
- トイレ
- グルーミングブラシ
ここで紹介している7つの飼育用品はウサギを飼育するのに最低限必要です。
以下にさらに詳しく7つの飼育用品の価格とおすすめ商品について順に紹介しています。
ペッのトウサギの飼育にかかる初期費用:ケージ
ウサギにとって最も安心できる場所はケージです。ウサギ専用ケージの一般的な価格は10,000円前後で、長く使うためには、価格より使い勝手を優先しておいたほうが後々買い替える回数がグーンと減ります。
ウサギにとって充分な広さがあり、飼い主も掃除がしやすくウサギを出し入れしやすいタイプを選びましょう。おすすめのケージは「アイリスオーヤマ 小動物快適ケージ RU-800」 です。
掃除する部分がプラスチックで、外やお風呂場でサッと水洗いするだけで十分キレイになります。比較的大きめのウサギが寝そべってもゆとりがあり、使い勝手の良いのケージです。
ペットのウサギの飼育にかかる初期費用:フード入れ
ペレットを入れるフード入れは陶器製、プラスチック製、木製などいろいろですが、いずれも500円~1,000円程度となっています。
ウサギによっては、ごはんを食べ終わったあとに、お皿をひっくり返してしまうなどの問題行動をするウサギもいます。
軽いものだとひっくり返したりするので少し重めの陶器製の「マルカンうさぎのラウンド食器」がおすすめです。ケージに取り付けられるタイプのお皿などもあり、いろいろな商品と比較して試してみるのもおすすめです。
ペットのウサギの飼育にかかる初期費用:給水ボトル
ウサギ用の給水ボトルは1,000円前後です。ウサギは水をよく飲むので大きめのボトルを用意しておくと便利です。ウサギが飲む水の量は体重100gに対して5ml~10mlが目安です。
体重1kgのうさぎが飲む水の量は50ml~100mlでたくさん水を飲むので給水ボトルは500ml以上のものを選びましょう。
ケージに固定するタイプが一般的ですが、水の入った器に手足を入れるウサギもいるので広口ボトルでおそうじも簡単な「GEX ラビんぐ おそうじラクラクボトル650 」給水ボトルがおすすめです。
ペットのウサギの飼育にかかる初期費用:トイレ
ウサギのトイレはプラスチック製が1,000円前後、陶器製が2,000円~3,000円前後で、ウサギによってはトイレのタイプにこだわりがあり、広いトイレが良い、まわりに壁がないタイプが良いなど様々です。
しかしウサギの飼育前にはわからないので、始めは一般的なプラスチック製の「三角トイレのGEX 三角ラビレット(小動物用三角トイレ)」がおすすめです。
また、トイレシートは20~40枚ほど入った1パックで1,000円前後、トイレの砂は1パックに7リットルほど入って1,000円前後の準備もしておきましょう。
ペットのウサギの飼育にかかる初期費用:グルーミングブラシ
ウサギは「換毛期」という季節の変わり目に毛が生え変わる時期があり、グルーミング用のブラシは必需品です。
室内飼いのウサギはグルーミングをしてあげないと、抜けた毛を食べて胃腸に詰まり病気になってしまうことがあります。
小さいころからブラッシングに慣れさせておけばコミュニケーションの一環としてブラッシングを嫌がることなくさせてくれます。
おすすめのブラシは低価格でブラッシングが苦手なウサギも喜ぶ「ドギーマウサギのツヤ出しブラシ」です。
ペットのウサギの飼育にかかる初期費用:牧草・ペレット
うさぎを元気に長生きさせるには、飼い主さんの牧草選びが大切です。
ウサギは被毛を噛んだり舐めたりして毛づくろいするので、どうしても毛を飲み込んでしまいます。
飲み込んだ毛がスムーズに排泄できるよう十分な牧草が必要です。この理由から、ウサギには牧草はなくてはならない食事なのです。以下におすすめのウサギ用の牧草をご紹介します。
牧草
ウサギの主食である牧草はペットショップやホームセンターで売っているものから、ウサギ専門店でしか買えないものも多数あります。一般的に手に入りやすい牧草として「マルカン牧草物語2kg」がおすすめです。
牧草だけでは不足してしまう栄養素を補えるペレットはウサギにとって大切な副食です。
ウサギのお腹と歯の健康のためにも、繊維質の多い牧草を毎日たくさん食べる必要性があります。野生のうさぎはたくさんの種類の草を自由に選んで食べることで、さまざまな栄養素を摂っています。
しかし、飼育のうさぎに毎日あげ続けることができる牧草はチモシー(イネ科の多年草)のみか、多くても数種類程度です。以下におすすめのウサギ用のペレットを紹介します。
ペレット
ペレットは保存性がよく栄養価も高く1,000円~1,500円程度です。ウサギの年齢や好みに合わせて選びましょう。一般的に手に入りやすい商品として「スマックウサギメンテナンス」がおすすめです。
牧草とペレット両方を主食にしよう
主食は牧草とペレットの両方ですがウサギのお腹と歯の健康のためにも、繊維質の多い牧草の方をを中心にしてエサを与えましょう。
歯を使ってエサをすりつぶす行為が足りなくなり、不正咬合(ふせいこうごう)などの病気にならない為にも、ペレットはウサギの体重の3〜4%の量を1日に2〜4回に分けて与えましょう。
どうしてもウサギにおやつをあげたい時は、ペレットの量を減らしましょう。
うさぎが健康に長生きする為にも、飼い主が適切な牧草とペレットの両方を選んであげるようにしましょう。
まとめ ウサギに対して愛情をしっかり注ごう
近年ウサギの平均寿命は延びていて、10歳を越えるウサギも珍しくありません。
ウサギの購入の初期費用は、種類、販売地域によって違いがあり、都会と地方では同じ種類でも数万円の差があり、人気の種類やカラーのウサギは30,000円~100,000円と超高額です。
しかしどれだけ初期費用がかかっても、うさぎが毎日わたしたちにくれる癒しはプライスレスです。飼育用品を揃え、飼育環境を整え、余裕をもってうさぎをお迎えして、愛情を注ぎ幸せな生活を送らせてあげましょう。