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格安SIMとは?デメリットと押さえたいポイントも紹介!

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最近よく耳にする「格安SIM」とはどんなものかご存じですか。格安SIMは「毎月のスマホ代高いな…。もっと安く使いたいな。」という方におすすめの新しい選択肢です。

格安SIMに乗り換えるだけで、月々のスマホ代をぐっと安くすることできます。サービスの仕組みや内容を正しく知れば、格安SIMを使ってみたくなること間違いなしです。

画像出典:https://www.pakutaso.com/20170804220post-12804.html

そもそもSIMとは

まず格安SIMについてお話しする前に「SIM(SIMカード)」とは何か、について簡単に説明します。

SIMとは、携帯電話会社(キャリア)が発行するICカードのことで、契約者の識別番号や電話番号などが記録されています。

スマホで電話をしたりSMSを送受信したりするのに必要で、これをスマホに挿すとキャリアが提供している通信回線を使用することができます。

SIMには大きく分けて、「通話+データ通信」セットのものと「データ通信のみ」のものがあります。

格安SIMとは格安で使えるSIMカードのこと

では、格安SIMを提供しているのはどんな会社なのでしょうか。

格安SIMを提供している携帯電話会社のことを「MVNO」といいます。「仮想移動体通信事業者」のことで、基地局や自社の回線を持たずに、携帯電話サービスを提供している事業者のこと。

また、MVNOと違って基地局や自社の回線を持っている事業者は、「移動体通信事業者」や「MNO」と言います。一般的には「大手キャリア」と呼ばれ、日本国内では、ドコモ、au、ソフトバンクの3社だけです。

「MVNOは回線や基地局をもっていないのに、何でサービス提供ができるの?」と思う方もいるでしょう。MVNOは、大手キャリアから回線をレンタルして、サービスを提供しているのです。

格安がSIM安く使えるわけとは

なぜ安く使えるのか分からないと、少し心配になってしまいますよね。格安SIMが格安で使える主な理由は、様々な面でコストを抑えているからです。

MVNOは自社の回線や基地局をもっていません。なので大手キャリアのように、システムや基地局などの設備を、メンテナンスしたり増設したりする費用が必要ないのです。

回線を使用するためのレンタル料を支払う必要はありますが、自社の回線を維持するよりは、費用が安いということです。

また、スマホを販売・契約するための店舗をもたずに、ネットのみでサービスを提供している事業者が多いのも特徴です。全国に多くのショップを出店していない分、費用を安く抑えることができています。

格安SIMのメリットとは ①大手キャリアより格段に安く使える

格安SIMの最大のメリットは、やはり価格が圧倒的に安いこと。

大手キャリアで通信と通話をセットで使用すると、大体月に6000円以上はかかってしまいます。格安SIMは基本の料金プランがかなり安く、1000円台から用意している事業者も多いです。

大手キャリアと同じだけデータを使っていても、半額以下に抑えられてしまうケースもよくあるので、年間で数万円の節約になることも。

格安SIMのメリットとは ②料金プランが豊富

大手キャリアの場合、通信容量によって大体3段階くらいにプランが設定されています。どの会社を選んでも、内容に大きな違いはあまりありません。

一方MVNOは、参入している事業者が多く、プランやオプションも事業者ごとで特徴があります。

人気のアプリはデータ通信量としてカウントされないオプションを用意しているものや、低価格で電話のかけ放題を提供しているものなど色々あるので、個人の使い方によって最適なキャリアやプランを選べます。

違約金が発生するような「契約の縛り」は、ないものや短いものが多いので、スマホの使い方が変わった時も安心です。

格安SIMのデメリットとは ①通信速度が不安定になりやすい

デメリットのなかで1番気をつけたいのが、通信速度です。格安SIMは回線の一部を借りて運営していることもあり、大手キャリアに比べて通信速度が遅くなってしまうと言われています。

しかしこれは、事業者によって大きな差があり、大手キャリア並みに快適に使えるものから、使うのにかなりストレスを感じるものまであります。

事業者の出している公式の通信速度だけでなく、口コミもしっかり確認して選ぶのがおすすめです。

格安SIMのデメリットとは ②通話料金が割高

大手キャリアの場合、「家族間の通話無料」や「同じキャリア同士の場合は無料」など、通話の割引が最初から組み込まれているケースが多いのではないでしょうか。

一方、格安SIMの場合はそういったサービスは無いことがほとんど。しかし事業者によっては、5分以内の通話が無料だったり、「かけ放題」のオプションを用意しているところもあります。

プランを比較して、通話の使用量によって選べば問題ないと言えそうです。

格安SIMのデメリットとは ③キャリアメールが使えない

大手キャリアで契約していると、キャリアの発行しているメールアドレスを使用することができます(@ezweb.ne.jpなどのメールのこと)。

格安SIMでは、これらのアドレスを使うことができません。しかし、YahooメールやGmailなどのフリーアドレスを使用すれば、問題ない人が多いのではないでしょうか。

現在キャリアメールでやりとりをしているという人も、乗り換えの前にフリーアドレスを登録しておき、アドレス変更を事前に通知しておけば、スムーズに乗り換えができます。

格安SIMのデメリットとは ④初期設定を自分で行う必要がある

格安SIMは、基本的にインターネットでの申し込みになるので、端末やSIMカードは宅配便で自宅に届きます。そのため、スマホを使うための初期設定は自分でしなくてはなりません。

ショップで契約する場合は、店員の人がやってくれるので、心配かもしれませんが、わかりやすい手順書が同梱されています。

分からない事があっても、ネットや電話で質問することが可能です。それでも心配な方はショップのある格安SIMを選ぶと安心です。

格安SIMを選ぶ際に知っておきたいポイントとは

「格安SIMのことがわかってきたので、乗り換えを検討したいな」と思った方へ、契約前に知っておいてほしい内容が2つあります。

どの格安SIMを選ぶかを判断するのにも重要なポイントですので、覚えておいてください。

①どこのキャリアの回線を使用しているのか

格安SIMでスマホを使う場合、SIMカードと新しい端末をセットで契約する方法とSIMカードだけ契約して自分で用意したスマホに挿して使う方法があります。

前者の場合は、料金プランや使いやすさで選んで良いのですが、後者の場合、特に現在使っているスマホをそのまま使用したい人や中古ショップで端末を購入して使いたい人は注意が必要です。

大手キャリアで購入した端末には「SIMロック」といって、他のキャリアの回線で使用できないようにするためのロックがかかっています。

SIMロック自体は、解除の手続きができますが、違う回線で使用するとうまく動作しないことがあります。そのため、現在契約しているキャリアと同じ回線を使用している格安SIMを選ぶ方が無難です。

回線選びの注意点

各事業者が動作確認のできている端末を公開しているので、そちらも必ず確認しましょう。

 

➁サポートやトラブル時の対応の内容や方法について

格安SIMは、申し込みやサポートがインターネットのみという事業者が多いです。そのため、故障時の代替機の貸し出しなども、当日すぐに対応してもらうのは難しくなります。

保証プランの内容や修理時に負担する金額などを、しっかりと契約前に確認しておいたほうが良いでしょう。

ワイモバイルや楽天モバイルなど、店舗でのサポートを行っているところもあるので、心配な方はそういった事業者を選ぶのもおすすめです。

格安SIMがおすすめなのはこんな人

最後に、特に格安SIMへの乗り換えがおすすめな人をまとめてみました。

格安SIMがおすすめな人
  1. とにかくスマホを安く使いたい人
    →格安SIMは何といってもその安さが魅力です!家計の見直しをしたい人にもおすすめ。
  2. インターネットで契約方法や使い方を調べることに抵抗のない人
    →初期設定や契約は自分でするので、調べないとわからないことが出てくることも。「そもそもスマホの操作も不安だし、全部一緒に誰かがやってくれないと心配!」という人には不向きかもしれません。
  3. データ容量を毎月たくさん使いたい人
    →大手キャリアはただでさえ料金プランが高額なので、たくさん使う人はスマホ代の負担がとても大きくなってしまいます。現在の請求額が多い人ほど節約効果が絶大です!

格安SIMは、メリットとデメリットをきちんと把握していれば、とってもお得にスマホを使うことができる便利なサービスです。あなたも格安SIMに乗り換えて、上手に節約をしてみませんか?

ABOUT ME
さわむら
育児をしながらライティングの勉強中です。 旅行や食べ物の記事を読むのが好き。 疲れたときはウサギの画像や動画を見て癒やされています。