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賢い鳥キバタンはどう飼う?飼い方や注意点とは!

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とても賢い鳥として世界中でペットとして人気なキバタンですが、その賢さから注意する点が多いデリケートな鳥でもあります。

そこでこの記事ではキバタンはどういう鳥なのか、飼い方や注意点、価格などを書いていこうかと思います。ぜひ参考にしてみて下さい。

(出典URL:https://www.photo-ac.com/main/detail/2132541?title=%E3%82%AD%E3%83%90%E3%82%BF%E3%83%B3%20%E6%AD%A3%E9%9D%A2%20%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88%20%E3%83%89%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%20%EF%BC%93&searchId=1324555109)

キバタンとは

キバタンは大型オウムの一種で体長が約50cm、体重が約880gです。全身が白く冠毛は鮮やかな黄色をしているのが特徴です。オスとメスを瞳の色で見分ける事が可能で、オスは黒色・メスは赤茶色をしています。

寿命は野生においては約40~50年ほど、飼育下では約70年ほど生きるかなり長命な鳥です。

とても頭の良い鳥として知られており、記憶力・表現力ともに優れています。おしゃべりやダンスが得意で人なれしやすい鳥です。

キバタンの性格

https://www.photo-ac.com/main/detail/2118060?title=%E3%82%AD%E3%83%90%E3%82%BF%E3%83%B3%20%E3%81%B3%E3%81%A3%E3%81%8F%E3%82%8A%E3%82%AD%E3%83%90%E3%82%BF%E3%83%B3%20%E9%B3%A5%20%E3%82%AA%E3%82%A6%E3%83%A0%20%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%81%AE%E5%8B%95%E7%89%A9%20%E9%B3%A5%E5%A5%BD%E3%81%8D%20%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%AF%E3%83%88%20%E8%83%8C%E6%99%AF%E9%BB%92%E3%80%80&searchId=588264742

キバタンは社交的で人なれしやすく遊び好きな性格をしています。頭が非常に良いので、自ら遊びのアピールをすることもあります。

しかしその賢さから鳥かごの鍵を開けてしまったり、他の鳥類とは違い木をかじるだけの遊びに満足しないなどの点もあるようです。

また寂しがり屋な面もあるため、頻繁にしゃべりかけたり遊んであげる必要があります。構ってもらえないとストレスで羽を抜いてしまったり、体を傷つけるなどの自傷行為をしてしまう危険性もあるようです。

キバタンの飼い方

一日に朝と夜の2回水を交換し、ご飯をあげましょう。ケージの下敷きは毎日交換し、1週間に1回はケージを丸洗いしましょう。

キバタンは脂粉と呼ばれる体に付着しているフケのようなものが非常に多く、ケージ内に舞った脂粉を取り除くためには丸洗いする必要があります。

そしてストレス発散と遊び時間確保のため一日に1時間は放鳥時間を取りましょう。日光浴も大切でカルシウム欠乏症対策のため、週に2回程度1時間は確保してあげましょう。

飼う上での注意点

キバタンは非常に雄叫びが大きい鳥で人間の大きな叫び声と同じくらいの声量があります。なのでマンションや集合住宅での飼育は向いておらず、最低でも防音設備が必要になります。

また鳥類は決まった場所でトイレをする習慣が無いので、どこででもトイレをします。キバタンは賢いのでトイレを覚える場合もあるようですが、基本トイレはどこでもすると思って下さい。

そして上でも書きましたが、賢過ぎるためにストレスを抱えやすい鳥でもあります。頻繁なコミュニケーションが必要なので、飼う際は長期間放置しないよう気をつけましょう。

飼う際必要なもの

キバタンを飼う際一番必要なものは、大きく頑丈なケージです。広さは冠羽や羽を伸ばせて動き回れる大きさのものを準備してあげて下さい。

キバタンはくちばしの力が強く破壊力があるため、丈夫なケージでなければ壊されてしまいます。ケージはステンレス製で頑丈なものを選びましょう。

またキバタンは賢いためケージの鍵を自分で開けてしまう可能性があります。丈夫なナスカンや鍵なども別途用意しておきましょう。

キバタンの餌について

https://www.photo-ac.com/main/detail/4152662?title=%E7%9A%AE%E3%82%80%E3%81%8D%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%84%E9%BA%A6%E3%80%80%E9%B3%A5%E7%94%A8%E9%A3%BC%E6%96%99&searchId=1837017738

他のインコやオウムと同じくシードやペレットを与えましょう。しかし他のインコやオウムとは大きさが違うので、シードメインでは栄養バランスがうまく摂れません。

キバタンの食事はペレットをメインにし、副食にシードや野菜・果物をあげるのが良いでしょう。

オウムに必要な餌の分量は体重の10%+αです。つまりペレットを体重の10%分与え、副食として少しシードや野菜・果物をあげましょう。一日に朝と夜の2回与えて下さい。

しかし中には鳥類には食べさせると良くない野菜・果物があります。以下に簡単にまとめたので参考にして下さい。

食べさせると良くない野菜・果物
  • ネギ類
  • モロヘイヤ
  • 芽キャベツ
  • アボカド
  • 果物の種
  • ほうれん草(与えすぎに注意)
  • ブロッコリー(与えすぎに注意)
  • キャベツ(与えすぎに注意)

キバタンの価格

キバタンは鳥類ペットの中でも値段が高く、約30万~50万程の価格で売られています。更に近年価格は上昇傾向にあり、値段は徐々に上がって来ています。

一般的には年齢が若いほど値段は高くなり、オスよりもメスの方が高く売られているようです。また出身地によっても違いがあるようで、国産の方が高い傾向にあるようです。

キバタンは見かける頻度が少なく、普通のペットショップでは売られていません。大型のペットショップや鳥類専門のペットショップで探してみて下さい。

キバタンにはしつけが可能?

本来鳥類にはしつけは出来ません。しかしキバタンは高い知能を持っており、しつける事が可能だと言われています。

例えばキバタンの雄叫びです。キバタンの雄叫びは本能的な行動で、辞めさせる事は本来出来ません。しかししつけに成功したケースが多くあるようです。

キバタンが雄叫びをしそうになると止め、しなかったら褒める。この方法でキバタンのしつけに成功しています。

もちろんしつけが出来るかどうかは個体差によりますので、しつけが出来るという前提で飼うのはやめましょう。覚えてくれたらラッキーぐらいのスタンスが丁度良いでしょう。

キバタンは飼育放棄が多い

キバタンは実は飼育放棄される事が多い鳥です。理由の多くは鳴き声の大きさと長寿である事です。

上でも書きましたが、キバタンの雄叫びはかなり大きいです。飼うのであれば一度は動物園などで実際に雄叫びを聞いてみるのをオススメします。飼ってから気付くのでは遅すぎます。

そして上でも書きましたがキバタンは約40~50年、長いと70年以上も生きます。1世代どころか子供や孫の代までキバタンを飼い続ける事も有り得ます。飼うのであれば家族の協力は必須だと思って下さい。

キバタンを飼うには心がまえが必要

キバタンは全身が白く冠毛は鮮やかな黄色をしているのが特徴的な美しい鳥で、非常に賢い事が有名です。その賢さからおしゃべりやダンスを覚えやすく、しつけも可能と言われています。

性格は人慣れしやすく寂しがり屋で、賢さからストレスを抱えやすいデリケートな鳥です。ストレスを抱えすぎると自傷行為をしてしまう危険性もあります。

また長いと70年以上も生き、雄叫びが大きい事から飼育放棄が多い鳥とも言われています。

飼うのであればしっかり家族とこれらの事を話し合い、ちゃんと考えた上で家族に迎えてあげてください。