洗顔をするときに泡立てると良いって言われたけれど、「なかなか上手に泡を立てられない」「そもそもなんで泡を立てるのかわからない」と頭を抱えていませんか?
この記事では泡を立てる理由や、泡を立てるコツ、正しい洗い方を紹介していますので是非参考にしてみてください。
出典画像:https://pixabay.com/ja/photos/%e6%b3%a1-%e7%9f%b3%e9%b9%b8-%e6%b4%97%e9%a1%94-%e7%9f%b3%e9%b9%b8%e3%81%ae%e6%b3%a1-3571855/
洗顔の時に泡立てるとなぜ良いのか?
洗顔の時に泡立てると良い理由として「肌への負担を減らす」「肌についた汚れが落ちやすい」の2つが挙げられます。
肌への負担を減らす
洗顔の際にしっかりと泡立てて行うことで、手と肌の間にクッションを置くことができ、摩擦を軽減できるため、肌への負担を減らすことにつながります。
さらに、すすぎの泡切れも悪くなるので、すすぎ残しによる肌トラブルを引き起こす可能性も出てきます。
こういった肌への負担を減らし、トラブルを予防するためにも、洗顔料はしっかり泡立てて使用することが大切なのです。
肌についた汚れが落ちやすい
洗顔は余分な皮脂や汗、古い角質、ホコリ、メイク汚れなどの顔に付着している汚れを落とす役割があります。
泡のキメが細かければ細かいほど洗浄成分が毛穴へと入りやすくなって、汚れがすっきりと取れ、擦らなくても泡が皮脂等の汚れを吸着してくれます。
泡立てるにはどうすればよい?
肌に負担をかけずしっかり顔の汚れを落とすには、「キメ細やかな泡」で洗うことが大切です。ここでは、洗顔料の泡立て方を紹介します。
「手のひら」→「洗顔ネット」→「泡が出てくる洗顔料」3つに分かれており、左から順にきめの細かい泡が作りやすくなっています。
手早く洗顔を終わらせたいという場合は「泡が出てくる洗顔料」を使うと泡立てる必要がなく、プッシュするだけで泡立った洗顔が出てきてくれます。
「手のひら」「洗顔ネット」やり方についてはこの後紹介していきます。
泡立てネットの選び方
手のひらで上手く泡立てられない場合も少なくありません。そんなときに活用したいのが泡立てネットです。泡立てネットを上手く使うことによって、泡立ちにくい洗顔料も質の良い泡を作ることができます。
泡立てネットにも様々な種類があります。今回は「ネット」「シュシュ」「スポンジ」「泡立て器」の4種類について紹介していきます。
- ネット
- シュシュ
- スポンジ
- 泡立て器
ネット
泡の強さと濃さを重視した泡立てネットです。簡単に濃密な泡を作ることができます。
シュシュ
泡立てネットとして洗顔をしたあとはお風呂で髪をまとめる髪留めとしても活用できるのが特徴です。主に髪が長い方の愛用者が多いです。
スポンジ
あまりメジャーではないですが、軽く水をつけたあとに洗顔料を含ませるだけで簡単に上質な泡が作れるスポンジタイプもあります。
泡立て器
完成した泡も肌と手の間で崩れず、ホイップクリームのようなしっかりとした泡が作れるのが特徴です。泡立てネットでもうまく泡が作れない場合は、泡立て器を使ってみましょう。
泡立てネットを使う際の注意
泡立てアイテムは便利ですが、注意すべき点がありますのでここでお伝えしていきます。
- 細菌が繁殖しないように使用後はよく乾かす
- 洗顔料の濃度が高いと肌に負担がかかるため必ず水分を足しながら泡立てる
使用後はよく乾かす
洗顔が終わった後、濡れたままの泡立てアイテムは細菌が繁殖しやすいので、水かお湯でしっかり濯いで、使用後は必ず乾かしてください。
細菌が繁殖した状態で乾くと、次回の洗顔時に細菌が含まれた泡を作ってしまうことになり、肌トラブルが起きる可能性が高くなるので注意が必要です。
必ず水分を足しながら泡立てる
しっかり汚れを落とす洗顔料ほど濃度が高く、肌に負担がかかりやすくなっています。そのため、泡立てるときはしっかり水分を足しながら作ることが大切です。
洗顔するときの正しい泡立て方法ネット編①準備
まず、洗顔ネットを触る前には手を洗って清潔な状態にしておきましょう。ネットに雑菌や汚れがついて肌を傷つける原因になってしまうからです。
せっかくきれいな泡が出来上がっても、汚れや雑菌があれば肌トラブルにつながってしましますから、準備としてとても大切なことです。
そして、ネットがきちんと乾燥しているか確かめましょう。濡れた状態で放置していると、雑菌の原因となります。
洗顔するときの正しい泡立て方法ネット編②水で濡らす
次に、ネット全体を水で濡らしてある程度水を切っておきましょう。
泡立てネットを濡らすのは、洗顔料を泡立てるために大事なことですが、ネットの濡らし過ぎると洗顔料がベチャベチャになってしまって泡が立たなくなってしまいます。
ですので、泡立てネットを十分に濡らした後は、軽くネットを振って水をある程度切っておきます。
水分を切りすぎたとしても後で水分を足せばいいので、気持ち多めに水分を切ってもいいですよ。
洗顔するときの正しい泡立て方法ネット編③洗顔料をネットに取る
洗顔料を泡立てネットに取るときの最大のポイントは、必ず適量の洗顔料をネットに取るということです。
洗顔料の量が少ないと、洗顔料の効果が最大限に発揮できなくなってしまうことがありますので注意しましょう。ほとんどの洗顔料に1回分の量が記載されていますので、表示に従ってネットに出すようにしてください。
逆に多すぎても、乾燥の原因につながってしまいますので注意が必要です。
洗顔するときの正しい泡立て方法ネット編④泡立て方
洗顔料を泡立てるときは、ネットを揉み込んでいきます。そうすることで、空気がネットに含まれるようになって、洗顔料がどんどん泡立っていきます。泡を落とさないよう注意しましょう。
ネットをこすり続けてもなかなか泡が立たないのであれば、水分が不足している可能性がありますので、数滴だけ水をネットに足していきましょう。
一度に水を足しすぎてしまうと、今度は水分が多すぎて泡立たなくなってしまうので注意が必要です。十分に泡立てができたら、泡立てネットの泡をよく搾り取りましょう。泡が落ちないように注意します。
テニスボール1個分以上の泡ができていれば、洗顔するために十分な泡ができたといえるでしょう。これで、泡立てネットを使った洗顔料の泡立ては完了です。手から落ちないような泡だと完璧です。
洗顔するときの正しい泡立て方法手のひら編①準備
洗顔をする前にまずは、手を洗って清潔な状態にしておくようにしましょう。手に汚れが残っている状態だと泡立ちが悪くなったり、汚れが落ちにくくなったりしてしまいます。
せっかくきめ細やかでもっちりした泡が作れても、汚れがあっては結局肌トラブルを起こしてしまう原因になりますので注意が必要です。
洗顔をするうえで清潔であることは基本になりますので、よく覚えておきましょう。
洗顔するときの正しい泡立て方法手のひら編②洗顔を手に取る
各メーカーにもよりますが、目安は2㎝くらいです。洗顔料のパッケージに目安の量が記載してあると思いますので、それに沿って、適量を守って洗ってください。
洗顔後、顔がべたつくからといってパッケージに記載されている量より多めに取って洗顔してしまうと、顔が乾燥してしまう原因になってしまします。
逆に、量が少ないと、きれいに洗うことができませんので汚れを十分に落とせず、汚れた状態のままになってしまいます。
そういったことがないようにするためにも、適量を守ることは大切です。
洗顔するときの正しい泡立て方法手のひら編③泡立て方
洗顔料を泡立てる時に、手をくぼませるのがコツ。まずは水を少しずつ加え(5㏄程度)、反対側の指先でトントンとペーストをくずすイメージで、水と混ぜましょう。
混ざってきたら、さらに水を追加して第二関節あたりまでを使い、空気をまきこむように泡立てましょう。その後も水分が少なそうであれば少しずつ追加し、空気を含ませながら泡をつぶさないように混ぜてみてください。
手を逆さにしても落ちない泡に仕上がると完璧です。慣れるまでは難しいですが、繰り返し練習することで徐々に上手な泡ができるようになりますので、諦めずにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
この方法は、道具を使わないため温泉や旅行時など場所を問わずに泡立てることができますので、出先でも手軽に気軽に洗顔ができます。
まとめ
洗顔で泡立てる理由や泡立てるコツなどをご紹介させていただきました。
「肌への負担を減らす」ためや「肌についた汚れが落ちやすい」ために泡立てることは大切です。
歳を重ねるにつれて肌は弱く、たるんできてしまいますので、今から正しい方法でケアをしてきれいなお肌で長く楽しく生きていきましょう。
洗顔ネットには「ネット」「シュシュ」「スポンジ」「泡立て器」などほかにも様々な種類のものがあります。用途や好みに合わせて使い分けましょう。