あなたは正しい「洗顔方法」や「洗顔頻度」を知っていますか?小さい頃から行っていた洗顔方法が実は間違っていたかもしれません。
この記事では「1日に何回洗顔すればいいか?」「正しい洗顔方法を知りたい」という方向けに書いています。
今、肌で悩んでいる方にはとても大切なことですので是非最後までご覧ください。
(アイキャッチ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%e6%b3%a1-%e7%9f%b3%e9%b9%b8-%e6%b4%97%e9%a1%94-%e7%9f%b3%e9%b9%b8%e3%81%ae%e6%b3%a1-3571855/)
洗顔の頻度:正しい洗顔は1日2回
結論から述べると、1日の正しい洗顔の回数は「2回」が良いとされています。
小さい頃から「朝と夜の2回洗顔するように」と教えられたかもしれません。逆に、「夜の1回だけ」や「朝の1回だけ」という習慣で生活してきたかもしれません。
正しい洗顔のタイミングは朝と夜に各1回ずつ行うことがベストです。
では、なぜ1日に朝と夜の2回が良いのでしょうか?次項で1日2回洗顔のメリットを解説します。
洗顔の頻度:1日2回洗顔をするメリット
顔には毎日、ほこりや汗、角質や皮脂が付着しています。メイクをする方なら化粧材も顔に付着しています。そのような顔に付着した汚れ等を洗い流して清潔に保つために洗顔をします。
1日1回夜のみの洗顔だと、寝ている間のほこりや汗を朝に洗い流すことができません。逆に朝のみだと、日中に付着した汚れを洗い流さずに寝ることになります。
1日3回も洗顔を行うと、肌の潤いを保つための必要な皮脂まで洗い流してしまいます。なので1日に2回行うことが良いとされています。
洗顔の頻度:洗顔をしないとどうなるか
仮に、もし1日2回洗顔をしないのであればどうなるのでしょうか?
そうすると、ほこりや汗、余分な角質や皮脂が毛穴に詰まってしまいます。毛穴に汚れが詰まった肌はニキビの原因となるアクネ菌にとって住みやすい環境です。
結果的にニキビを引き起こしたり、肌がくすんだりしてしまいます。また、毛穴に汚れが詰まると毛穴から肌への水分補給も妨げてしまうので肌の潤いも低下してしまいます。
洗顔の頻度:朝の洗顔の役割
1日2回のうちの朝の洗顔の役割はなんでしょうか?朝の洗顔は以下のような目的で行います。
- 寝ている間に分泌された余分な角質や皮脂を洗い流す
- 寝ている間に付着したほこりや汗等の汚れを洗い流す
寝いている間に付着した汚れ等を洗い流すために朝の洗顔は必要です。健康な人でも寝ている間にはコップ1杯分の汗をかき、汚れが詰まってしまいます。
それらをしっかり洗い流すためにも朝の洗顔を怠らないように心掛けましょう。また朝洗顔することでメイクのノリも良くなります。
洗顔の頻度:夜の洗顔の役割
1日2回のうちの夜の洗顔の役割についても解説していきます。夜の洗顔は以下のような目的で行います。
- 日中の余分な角質や皮脂を洗い流す
- 日中にかいたたくさんの汗やほこりを洗い流す
朝の洗顔と同じような目的ですが、寝ている状態と比べて日中活動している状態では分泌される皮脂や付着するほこり、汗は比になりません。
それらは寝る前にしっかり洗い流して清潔な状態を維持していきましょう。
洗顔の頻度:ニキビ肌・オイリー肌の人は?
「私の肌は普通の人と違ってニキビが多いんです。」「普通の人と比べてオイリー気質な肌だけど同じく1日2回でいいですか?」という方もいるでしょう。
ニキビ肌・オイリー肌の方は普通の肌の方と比較して分泌される皮脂の量が多い傾向にあります。そのため、1日の洗顔回数を多くしてしまうかもしれませんが、洗顔は「1日2回」に留めましょう。
前述しましたが、洗顔回数を増やすと肌の潤いを保つための必要な皮脂まで洗い流してしまいます。そうすると肌のバリア機能が失われ、その反動で肌を守ろうと余計に皮脂を分泌してしまいます。
なので、ニキビ肌・オイリー肌の方も同じく「1日2回」の洗顔を心掛けましょう。
正しい洗顔方法
正しい洗顔回数はおわかりかと思いますが、洗顔方法が間違っていいれば落ちる汚れも落ちません。洗顔方法は以下のように行います。
- 手を洗い、ぬるま湯で顔をすすぐ
- 洗顔料を泡立てる
- こすらないように泡で顔全体を洗う
- ぬるま湯で洗い流す
手を洗い、ぬるま湯で顔をすすぐ
手に菌が付着していれば手から顔に菌が移ってしまいますので、まずは手をしっかり洗いましょう。それから泡が滑りやいように顔もすすぎましょう。
洗顔料を泡立てる
洗顔料はきめ細やかな泡であればあるほど小さい毛穴まで届きます。なので、泡立てネット等でたっぷり泡を作りましょう。
こすらないように泡で顔全体を洗う
顔の皮膚は薄く傷つきやすい箇所もあるため、洗顔は指で顔には触れずに泡で顔を洗いましょう。
ぬるま湯で洗い流す
20秒ほど泡で洗ったら、ぬるま湯でしっかり洗い流しましょう。両手でぬるま湯をすくい、何度か顔にかけて洗い流しましょう。
肌別の洗顔について
前述しましたが、肌には何種類か種類があります。各肌の洗顔についても解説していきます。
- 乾燥肌
- 敏感肌
- オイリー肌
乾燥肌
乾燥肌は水分も皮脂も少ない状態の肌です。水分・皮脂が少ない状態は肌のバリア機能がうまく働かないので洗顔後の保湿をしっかり行いましょう。また、朝は洗顔料を使わずにぬるま湯だけで洗うようにしましょう。
敏感肌
肌に赤みがでやすかったり、肌がピリピリしやすい肌です。洗顔料選びが大切です。特に、スクラブが入ったタイプの洗顔料は洗浄性能が強すぎるので気を付けましょう。
オイリー肌
前述しましたが、オイリー肌は分泌される皮脂の量が多い肌です。皮脂の過剰な洗い流しを防ぐためにも洗う回数を増やすことは避けましょう。
洗顔をする際の注意点
洗顔時に気を付ける点もあります。以下の点に気を付けて洗顔しましょう。
- 肌の状態を見て皮脂を洗い流しすぎであれば朝はぬるま湯だけにする
- 絶対に指で肌に触れない
乾燥肌でなくても1日2回洗顔で必要な皮脂を流してしまう方もいるかもしれません。そんな時は朝の洗顔をぬるま湯だけにしてみましょう。皮脂の過剰な洗い流しを防げます。
また、肌を傷つけないためにも指で肌に触れることは避けましょう。泡を押しあてるように洗いましょう。
まとめ:洗顔の頻度を見直して清潔な肌へ!
今回は洗顔について解説しました。1日に2回洗顔することや正しい洗顔方法、気を付ける点をしっかりおさえるようにしましょう。
帰宅したらクタクタで洗顔することも億劫に思うこともあるかもしれません。また、今まで洗う際に指でゴシゴシ洗顔していたかもしれません。ですが、今日から正しい洗顔をすることで綺麗な肌に戻すことができます。
あなたの肌を長く綺麗に保つためにもしっかり洗顔を行っていきましょう。最後まで読んでくださってありがとうございます。