パックは高い保湿効果が期待でき乾燥肌対策としておすすめです。
しかし、パックには種類も多く、どのように選べばよいかわからない。正しい使用方法がわからないという人も多いです。
今回は、乾燥肌にパックがおすすめな理由をまとめ、パックの正しい使い方について解説しています。
パックの間違った知識は乾燥を促進させることもありますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
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乾燥肌にパックは有効なのか?
乾燥肌にはパックは有効です。乾燥肌のケアには水分を外からあたえ保湿することが一番重要となります。
パックは保湿成分や肌のコンディションを整える成分をシートに含み数十分貼ることで手軽にケアできるアイテムです。
保湿以外にも美白・肌のハリ・つやを与えることができるものもありますので、普段のケアと合わせておこなうことで、十分な効果を期待できるでしょう。
理想の肌を取り戻すことで、日常にも活力が生まれ、生活の質が高くなることも期待できます。
乾燥肌にパックが有効な理由
肌の構造の中に表皮というものがあります。表皮には角質層というものがあり、ブロック形状の角質細胞が連なります。
その角質細胞の隙間には、細胞間脂質があり肌の潤いを保つ役割があります。
細胞間脂質が失われると、肌の水分を閉じ込めることができずに、水分が蒸発し乾燥肌になってしまうのです。
乾燥肌をケアするためには、パックを使用ししっかりと保湿とケアをおこなう必要があるのです。次項からは乾燥肌の状態についてみていきましょう。
乾燥肌の状態を知っておこう
乾燥肌とは、肌の水分や皮脂が減った状態を指します。「ドライスキン」と言われることもあります。
足には元々皮脂の分泌が少ないため、乾燥しやすいものですが、一番気になってしまう部分は顔ですよね。
目の周り・頬・口の周りは特に乾燥しやすいので適切なケアが必要となります。
額と鼻筋のいわゆるTゾーンはオイリー肌で、その他が乾燥肌の混合タイプの方が日本人に多いとされています。
乾燥肌になるとどんなトラブルがある?
乾燥肌を放置していると皮膚の生まれ変わりの「ターンオーバー」に不調をきたすことになります。
保湿やバリア機能が充分ではない細胞が生まれ乾燥肌を促進してしまい、新たにターンオーバーの不調をきたすというスパイラルになります。
また、乾燥が続くことで、カサつき・肌荒れ・乾燥じわの原因になるリスクが高くなるのでケアは欠かせません。
適切なケアをおこなうためにはパックは欠かせないものです。次項からくわしく紹介していきますね。
パックにもさまざまなタイプがある
パックにはさまざまな種類がありますので、あなたに合ったものを選びましょう。
- シートタイプ
- 塗るタイプ
シートタイプ
顔の形のシートに美容液を染み込ませたマスク型のパックです。広げて顔に乗せるだけなので、手軽におこなうことができます。
塗るタイプ
パック剤に美容成分が含まれており、直接肌に塗って使用します。洗い流す必要があるものが主流ですが、小鼻などのシートタイプでは届きにくい部分にも楽にパックすることができます。
シートパックの選び方
肌が乾燥しやすいので、しっとり感が欲しいと考えているなら「保湿タイプ」を選ぶと間違いないです。こちらは肌の弱い方も安心の無添加にこだわった商品を紹介です▼
紫外線のケアや、美白・透明感が欲しいと考えているなら「美白タイプ」をおすすめします。乾燥だけでなく、肌荒れと美白を同時に防ぎたい方におすすめの商品はこちらです▼
うるおいはもちろん、ハリを与えたいと考えているなら「エイジングケアタイプ」が良いでしょう。「肌に年齢を感じてきた」「肌に元気がない」とお悩みの方はこちらの商品をおすすめします▼
このようにシートパックにはさまざまな種類があり迷われるかもしれません。目的別にタイプを選んでみましょう。
パックの基本の使い方を確認
ここからは基本的なシートパックの使い方をみていきましょう。パックを使用する時はクレンジングなどでメイクを落として洗顔をおこないましょう。その後、化粧水で肌をととのえます。
パックを広げ顔にのせ(塗り)ます。この時にはがれてこないようにしっかり密着させておきましょう。
パックをのせたままで時間をおき外します。時間は商品により異なりますので、説明書きをしっかり読みましょう。美容液、乳液の順で蓋をしましょう。
パックのタイミングは、入浴後の清潔な状態が効果的におこなえるのでおすすめです。
乾燥肌に○○パックは要注意
保湿ケアにパックは効果的で、乾燥肌の人にはおすすめできますが、中には乾燥肌の人に合わないものがあります。
それは「コットンパック」です。コットンパックは数枚のコットンに化粧水と水を含ませ、顔に貼るパックです。
コットンパックはコストパフォーマンスが高く、取り組みやすいのですが、コットンは乾燥しやすいことが欠点です。
また、乾いたコットンは肌の水分を吸収していくので、保湿をしているつもりが、逆に水分を奪ってしまう結果になるのです。
パックは毎日していいの?
パックを毎日使用しても良いかは賛否両論あります。毎日おこなうことで、「肌を甘やかせてしまう」や「美容液で肌が荒れる」といった不安の声があります。
しかし、毎日おこなうという意識を高く持っている方もおられます。毎日おこなうのであれば、敏感肌向けの低刺激のものを選びましょう。
毛穴ケアのようなものは刺激が強く毛穴に負担がかかるのでやめましょう。
少しでも肌の調子が悪いといったことがあれば、頻度を減らすか、一度やめるといった対策をとりましょう。
パックを正しく使い乾燥肌対策をしよう
乾燥肌のパックについて紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか?
乾燥肌はケアしないとトラブルをまねく可能性がありますので、正しい知識と対策でしっかりケアしていきましょう。
パックを上手に使うことで乾燥肌に重要な保湿をおこなうことができます。部分的なケアは塗るタイプも使用しましょう。
保湿以外にも美白やハリに効果が期待できるものや、紫外線対策に効果のあるものもあり色々と試すのも楽しいですね。あなたの肌にあった商品を選び、ハリとつやのある肌を取り戻しましょう。