トランクルーム投資に興味はあるが、失敗しやすいと思っていませんか?
確かに最近トランクルーム投資を始める人が増えてきたので、失敗の話もよく耳にするようになりました。
ただ、失敗している人には共通点があるのも事実です。今回の記事では、失敗する人の性格や失敗原因、成功させるためにすべきことなどについてお話します。
是非この記事を読んで、アパートや戸建てといった他の不動産投資とはまた違う面白さがあるトランクルーム投資を成功させましょう!
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そもそもトランクルーム投資とは?
トランクルーム投資とは、空いている部屋や土地を収納スペースとして企業や個人の方に貸し出す不動産投資になります。
他の不動産投資と違い、比較的狭いスペースでも始めることが出来る投資となっており、「屋外タイプ」と「屋内タイプ」の2種類があります。
屋外タイプは、比較的大きな物の収納や外で使う物の保管に使われることが多く、屋内タイプは、オフィスなどで使われるものなどの保管に使われることが多いです。
トランクルーム投資のメリット・デメリット
トランクルーム投資には大きく分けて2つずつメリットとデメリットがあります。
トランクルーム投資のメリット
メリット①初期費用が他の不動産投資に比べ少ない
トランクルーム投資の場合、人が住むわけではないので水道などの設備が必要ないことや比較的狭いスペースからも始めることが出来るので初期費用を抑えることが出来ます。
メリット②修繕費などがかかりにくい
アパートなどの不動産投資を行っていると定期的に大きな修繕費がかかりますが、トランクルーム投資の場合住居ではないので、修繕費も安く済みます。
また、人が住まないので人が住んだことによる劣化等も無いのも理由の1つです。
トランクルーム投資のデメリット
デメリット①ライバルが多い
初期費用が安い点や狭いスペースからでも始められるという手軽さがあるため、ライバルが増えやすいというデメリットがあります。
デメリット②集客が難しい
需要が徐々に増えては来ていますが、まだまだ成熟していない市場のため立地によっては利用者の集客が難しいことがあります。
トランクルーム投資に失敗しないためにもメリット・デメリットをしっかりと理解していきましょう。
次の項目からは、どんな人が失敗しやすいかなどについてご説明します。
トランクルーム投資のよくある2つの失敗原因
トランクルーム投資初心者の方が失敗してしまう原因は、大きく分けると2つあります。
よくある失敗原因① | マーケティング不足 |
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よくある失敗原因② | トランクルーム投資のおけるリスク把握不足 |
上記2つの”不足”によるトランクルーム投資の失敗パターンは、初心者の方が特に陥る物となっています。
上記のような準備不足に陥らないためにも初心者の方がチェックすべき項目を次の項目からそれぞれお伝えします。
よくあるトランクルーム投資の失敗①マーケティング不足
マーケティング不足によって失敗する人は、下記の項目の調査が足りないことが多いです。
- 周辺地域の競合調査
- 周辺地域の需要調査
- 設置場所の立地
- 災害調査
上記の調査をしっかりと行わなかったせいで、マンションやオフィスビルエリアよりも需要の低い戸建てエリアに設置してしまったり、競合との価格競争に陥ってしまったりします。
災害調査なども忘れられがちですが、しっかりと行う必要があります。災害が多い地域はそれだけで大きなリスクになるので、事前に把握しそれに合わせた設計にする必要があります。
上記のような情報を事前にしっかりと把握し、設置エリアが適切かどうかを見極めることで失敗する確率を下げる事ができます。
よくあるトランクルーム投資の失敗②リスク把握不足
トランクルーム投資における主な失敗リスクは、下記の3つになります。
- 盗難リスク
- 災害リスク
- 収納物破損リスク
上記リスクをしっかりと把握し、利用者に伝えないことで後々トラブルになってしまうことが初心者の方だと多くあります。
基本的に住居と違い管理人などのスタッフを常に配置するのが難しいため、利用者自身に気をつけるよう促したり保険に入ってもらうことで、破損や盗難が起きた際のリスクヘッジをする必要があります。
また、合わせて空調設備や災害にもある程度耐えられる設計にするなど利用者に安心して使ってもらえる工夫もしていく必要があります。次の項目からは、こういった失敗に陥ってしまう人の特徴3つをご紹介致します。
トランクルーム投資に失敗する人の特徴3つ
どんな人が特にトランクルーム投資に失敗してしまうのでしょうか?実は、トランクルーム投資に失敗してしまう人の特徴は大きく分けて3つあると言われています。
特徴① | 自分で考えない |
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特徴② | トランクルーム投資について勉強不足 |
特徴③ | 計画性がない |
上記の3つの特徴がある人は、トランクルーム投資を特に失敗しやすい傾向にあります。
次の項目からそれぞれの特徴があるとなぜ失敗しやすいのか、どう改善すればよいのかについてお話します。
トランクルーム投資に失敗する人の特徴①「自分で考えない」
トランクルーム投資は、管理や集客などを外注してしまえば自分自身はほとんど動かなくても投資をすることが出来てしまいます。
ただ、不動産会社の営業や外注先の話を丸呑みにし自身で考えることをしないと相場よりも悪い条件で投資を実は行っていたということも起こりえます。
だからこそ、自身でも下調べをしっかりと行ったり、すでに投資をしている先輩の話を聞いたりと自分で考え動く必要があります。
トランクルーム投資に失敗する人の特徴②「勉強不足」
トランクルーム投資は他の不動産投資に比べ初期費用が安い投資になります。そのためかあまり勉強をせずに始めてしまう人が非常に多くいます。
最低限の知識も無く始めてしまうと、自身で判断することが出来ず、1つ目の特徴である自分で考えないにも繋がってしまいます。
そのため、トランクルーム投資に関する本を読んだり、セミナーに参加するなど様々な角度から情報を集め、勉強することが大事になります。
トランクルーム投資に失敗する人の特徴③「計画性がない」
また普段から計画性がない人もトランクルーム投資を失敗してしまう傾向にあります。
例えば、計画性のない人によくある失敗パターンとして、初期費用と賃料のみで計画を立ててしまい後に修繕費が大きくかかってしまって赤字になってしまうなどがあります。
だからこそ、事前に予想されうる支出などを把握し、厳し目の計画を立てることが大事になります。
例えば、事業計画を「甘め」「中間」「厳しめ」といった形で計画を3種類立ててみることで、上記のような失敗パターンにも事前に準備が出来るようになります。
トランクルーム投資で失敗しないためにやるべき事3選
トランクルーム投資で初心者が失敗しないためにやるべきことは大きく分けて3つあります。
- 不動産投資の基礎知識をつける
- 信頼できる業者を見つける
- 利回りではなく利用者の立場で計画を立てる
不動産投資の基礎知識をつける
トランクルーム投資も不動産投資の一種のため、まずは不動産投資全体の基礎知識をつけることが大事になります。
基礎知識とは、不動産投資におけるマーケティング知識や利回り計算の方法、税務知識などになります。
これらをしっかりと学んでおくことで、事業計画をしっかりとたてることが出来、失敗する確率が下がります。
信頼できる業者を見つける
トランクルーム投資を行う際は、様々な業者と関わることになります。
例えば、土地を借りて行うのであれば土地の保有者、内装の施工会社、集客などを行うマーケティング会社など様々な業者と関わることになります。
だからこそ、業者選びにしっかりと時間を取り、1,2社見ただけで決めないようにしましょう。
利回りではなく利用者の立場で計画を立てる
トランクルーム投資などの不動産投資を行う際にどうしても利回りを優先して計画を立ててしまうケースが多くあります。
ただ、利回りを優先すると一時的には利益が出るかもしれませんが、長期的な目線で見た時にどうしても失敗するケースが高くなります。
だからこそ、自身の設置するエリアの利用者に合わせた設計や計画にし、あなたのトランクルームだから利用したいと思ってもらえるよう付加価値を付けることが大事になります。
トランクルーム投資を失敗しないために勉強していきましょう!
今回の記事では、初心者の方がトランクルーム投資を行う際に失敗してしまう原因や失敗しやすい人の性格、失敗しないためにすべきことについてお話しました。
トランクルーム投資も不動産投資のため、失敗する可能性は0ではありません。
ただ、よくある失敗パターンを把握し、それに対する準備を事前にしっかりと行うことで、失敗する確率を下げることは出来ます。
是非今回内容を定期的に見直して、トランクルーム投資を成功させましょう!