トランクルーム経営で人気なフランチャイズ契約ですが、開業するために必要な費用など知っていますか。
どれぐらいの利益がでて、どんなメリットやデメリットがあるか知りたいですよね。
そこで今回は、トランクルームのフランチャイズ契約するための費用や特徴など事前に知っておきたい情報をまとめました。
最後には、おすすめのフランチャイズ情報も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/22066670?title=%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%81%A7%E3%81%8A%E3%81%86%E3%81%A1%E3%81%AE%E5%8F%8E%E7%B4%8D%E4%B8%8D%E8%B6%B3%E3%82%92%E8%A7%A3%E6%B1%BA&searchId=539282011#
トランクルームのフランチャイズ契約とは
そもそも、フランチャイズと聞くとコンビニ経営を思い浮かべるのではないでしょうか。
フランチャイズとは、加盟した人がフランチャイズにロイヤリティと呼ばれる対価を払うことで、フランチャイズの名前を利用して経営することができます。
フランチャイズ契約することで、経営手法やネームバリューを譲り受けられます。
一から自分で始める必要がなく、短期間で商売を軌道に乗せることができ、フランチャイズは加盟店舗数を増やし、知名度をアップできます。
トランクルームのフランチャイズ契約特徴は
トランクルームフランチャイズの特徴としてあげられるサービス内容は以下の通りです。
- 荷物の管理・保管
- 契約管理
- 手続き
- 清掃
- 売上管理
- 販促活動
- 設備修繕
トランクルームビジネスの主なサービス内容は、荷物の管理や保管ですが、上記のようなサービスもあります。
契約するフランチャイズによっては、サポート内容に含まれているものや、別途業者に依頼するケースがあります。
契約したいフランチャイズが、どのような対応をしているか、事前に確認しておきましょう。
トランクルームをフランチャイズ契約するメリット
トランクルームをフランチャイズ契約するメリットを3つ紹介します。
メリット①低資金でも高利回りが期待できる
フランチャイズのネームバリューを利用し、経営をすることができるうえ、低資金で始めても高利回りが期待できることが最大のメリットです。
アパートなどの不動産経営と比べて設備投資がかからないので、低資金でも開業することが可能です。
ランニングコストも最低限で済むので、不動産業の利回り8%と比べても平均20%と高めです。
融資提供や高利回りの実績を持つフランチャイズもあるので、加盟することでより低資金・高利回りが実現することができます。
メリット②長期的で安定的な収益につながりやすい
トランクルームの顧客は、一度に大量の荷物や大きな荷物を保管することが見込まれます。
そのため、1年以上契約につながることが多く、長期的に安定した利益を得ることが可能です。
フランチャイズ契約で開業することで運営ノウハウなどを活用できるので、経営をより安定させやすくなります。
メリット③フランチャイズからサポートを受けられる
トランクルームをフランチャイズ契約することで、サポートをいろいろ受けることができます。
問い合わせ対応や事務作業、定期巡回の代行、顧客管理システムなどの業務サポートがあり、あなたの経営負担の軽減につなげることができます。
副業として、トランクルームの経営を検討している場合、このようなサポートが充実していフランチャイズを検討してみてください。
トランクルームをフランチャイズ契約するデメリット
トランクルームをフランチャイズ契約するデメリットを2つ紹介します。
デメリット①トランクルーム経営を始める人が多い
家族の核家族化に伴い、住宅自体が小さくなり、収納スペースの確保が難しい世帯が増え、トランクルームの需要が拡大傾向にあります。
また、古い物件や土地の有効活用を目的に、トランクルームビジネスに新規参入するオーナーが多いです。
しかし、フランチャイズを利用すれば、ノウハウやサポートを受けることができ、競合対策もとられていることが多いので、安心して経営に専念できます。
デメリット②毎月契約料(ロイヤリティ)を払わなければならない
フランチャイズ契約する場合、ほぼ、毎月ロイヤリティを支払う必要があります。
規模にもよりますが、トランクルームの賃料は数千円~数万円程度ですので、トランクルームの稼働状況によってはロイヤリティの支払いが負担になります。
運営資金に余裕がない場合、ロイヤリティが0円のフランチャイズを探してみましょう。
トランクルームを開業するための費用
開業に必要な資金の目安は、開業資金と運営資金3ヵ月分を合算すると約860万円です。
トランクルームをフランチャイズ契約するには、初期費用として加盟金や店舗関連費、資格取得費など以下の費用が挙げられます。
費用 | 目安の金額 |
---|---|
加盟金 | 70万円 |
物件取得費・内装工事費・設備費など | 700万円 |
資格取得費 | 9万円 |
合計 | 779万円 |
ランニングコストとしてかかる費用などを3か月分用意した場合の費用は以下の通りです。
ランニングコスト | 費用の目安 |
---|---|
地代・賃貸料 | 48万円 |
水道光熱費 | 4万円 |
セキュリティ対策費 | 6万円 |
ロイヤリティ | 24万円 |
合計 | 82万円 |
上記は、目安であり中には、加盟金などがかからないフランチャイズもありますので、あなたに合ったものを選びましょう。
トランクルームをフランチャイズ契約すると得られる収益
今回は、1ヵ月あたりの売上高が約40万円の店舗でロイヤリティを1万円として算出しています。
総粗利益高は40万円(売上高)ー1万円(ロイヤリティ)=39万円でここから地代などを引くと店利益は29万程度になります。
低資金で開業でき、利回りの高いトランクルームにおいて、サポートも受けられるのが、フランチャイズです。
複数のフランチャイズを比較し、最適な条件をしっかり見極め契約しましょう。
トランクルームのフランチャイズ先を選ぶポイント
トランクルームのフランチャイズ選びには、3つの重要なポイントが挙げられます。
- フランチャイズの知名度はどうか
- サポート体制が充実しているか
- 法令や法規制を遵守しているか
フランチャイズ経営は効率的な集客が必要で知名度があるフランチャイズならば、集客に苦労をせずに済みます。
また、トランクルームの経営にはさまざまな準備・業務が発生するのでサポート体制が整っているほうがより安心です。
そして、何より法令や法規制を遵守しているが最も重要なポイントで選ぶ際には、必ず確認しましょう。
次の項目では、今回の重要なポイントを踏まえた上で、あなたにおすすめしたいフランチャイズ会社を紹介していきますので参考にしてみてください。
おすすめのフランチャイズ契約できる3社
今回は、契約する上でおすすめのフランチャイズ3社を紹介していきたいと思います。
おすすめ1社目:トランクルーム「スペースプラス」
トランクルーム「スペースプラス」は、土地活用事業やセルフストレージ事業を手掛ける「株式会社ランドピア」のフランチャイズブランドです。
全国に450拠点以上展開しており、屋内・屋外型ともに取り扱いがあります。
管理・運営を委託することができ、経営する上での負担を減らすことができます。
おすすめ2社目:ハローストレージ
賃貸型のトランクルームをメインに提供するフランチャイズです。
首都圏などを中心に約15,000室展開しており、賃貸型トランクルームとしては日本最大級の規模を誇ります。
セキュリティ対策として、セコムやALSOKなどの2重ロックを採用してますので、安全性にも期待できます。
おすすめ3社目:押入れ産業
創業1987年で、全国41の都道府県に屋内型トランクルームを展開しているフランチャイズです。
低価格で利用できるうえ、防塵性・防カビ性の高い収納専用のコンテナを利用しているので多くの人気を集めています。
また、トランクルームを経営しているだけでなくレンタルスペースや法人向けの文書保管サービスの取り扱いもあるのが特徴です。
番外編トランクルームとレンタルルームの違い
そもそも、トランクルームとレンタルルームの違いって知っていますか。
同じものだととらえられがちですが、実は、厳密に言うと違いがあります。
トランクルームは、保管業務にあたりますので、もし中に保管したものが汚れたり、破損してしまった場合、運営者は補償しなければありません。
しかし、レンタルルームはスペースを貸すだけですので、ルールさえ守ればその中で何をしていても問題ないという違いがあります。
トランクルームをフランチャイズ契約するためのまとめ
近年、トランクルームはアパート経営などに比べて比較的安く開業できることで人気を集めています。
トランクルームは、長期的に安定てして収益を得ることができるビジネスです。
中でも、フランチャイズ契約することで自己で経営するよりも、比較的簡単に運営できます。
フランチャイズにより、サポート内容やロイヤリティの違いがありますので、ぜひ、契約す際はいろいろなフランチャイズを見比べてから契約しましょう。