【危険】Wi-Fiが無料で使える！？利便性の裏に潜む罠とは

公共の飲食店や駅などで「フリーWi-Fi（ワイファイ）」を使える機会が増えているのをご存知ですか？

「Wi-Fiが無料で使えるのってラッキー♪」と浮かれているあなた、危険な場合があるので注意しましょう。

フリーWi-Fiを使ったインターネット接続はたしかに便利です。しかし、利便性の裏にある危険性も知った上で使うことをおすすめします。

この記事では、フリーWi-Fiの利便性とその裏にどんな危険性があるのかについて解説します。しっかりと理解した上で、フリーWi-Fiを使うかどうか選択できるようになりましょう。

出典：https://unsplash.com/photos/X0EtNWqMnq8

無料で使える！？フリーWi-Fiって一体なに？

フリーWi-Fiとは、簡単に言うと誰でも無料で利用できるWi-Fiスポットのこと。

駅や新幹線などの公共の場所や施設、コンビニやカフェなどの店内にあり、多くの人に利用されています。

フリーWi-Fiという呼び方以外でも呼ばれることがあり、公衆無線LAN、無料Wi-Fiスポットなどと言われるケースもありますね。

東京メトロなら「Metro_Free_Wi-Fi」、McDonaldなら「00_MCD-FREE-WIFI」といった名前でWi-Fiが表示されるので、無料で繋いで使えます。

フリーWi-Fiのメリットは無料で使えること

フリーWi-Fiのメリットは、やはりWi-Fiを無料で使えること。

外出先でYou Tubeを観たりネットに繋いだりしたいとき、Wi-Fiがないと動画が止まったりそもそも見れなかったりして困りますよね。

そんなとき、自分の通信容量を気にすることなくインターネットを利用できるというのがフリーWi-Fiを利用するメリットです。

フリーWi-Fiの中には、事前にパスワード取得が必要だったりソフトバンクユーザーだけが使えるWi-Fiがあったりしますが、多くのフリーWi-Fiは誰でも自由に使うことができますよ。

Wi-Fi無料の裏にある危険性①：覗き見

メリットはたしかにありますが、その裏には危険性もあります。危険性の1つ目は、覗き見をされてしまうリスクがあること。

同じWi-Fiに接続している第三者から、自分が閲覧しているWebサイトのURLやメールの内容などを簡単に見られてしまう可能性があります。

覗き見されるだけならまだしも、偽のWi-Fiを間違って使ってしまった際、最悪の場合パスワード情報などを抜き取られてしまうこともあるので注意が必要です。

Wi-Fi無料の裏にある危険性②：なりすまし

危険性の2つ目は、自分のSNSアカウントなどのなりすましをされてしまうこと。

Wi-Fiに接続している機器を覗き見できて侵入できるため、乗っ取られて遠隔操作される可能性もあります。

LINEやTwitterなどのSNSアカウントを乗っ取られ、本人になりすまして友人などにプリペイドカードを買わせようとするなどの悪質な迷惑行為をされてしまうことも。

「ちょっと買い物頼んでいい？」これは実際に私の友人になりすました詐欺のLINEです。プリペイドカードを数万円分買うように言われることもありますが、買わないようにしましょう。

Wi-Fi無料の裏にある危険性③：位置情報の不正取得

危険性の3つ目は、位置情報を不正に取得されてしまうことですね。

暗号化されていないフリーWi-Fiを利用することで、Wi-Fiに接続している機器に侵入されてGPS機能を使って位置情報を知られてしまう可能性もあります。

「位置情報なんて知ってどうするの？」と思われるかもしれませんが、知らない人に位置を知られるのも怖いし、犯罪に巻き込まれてしまう可能性もありますよね。

特に若い女性の場合はより注意が必要で、行動を監視されたり、悪質なケースだとストーカー被害にあってしまったりする場合もあります。

無料でフリーWi-Fiに繋ぐときに絶対にやってはいけないこと

フリーWi-Fiは無料で利用できるというメリットはありますが、上記のようにデメリットも多くあります。

危険から回避しつつ安全にフリーWi-Fiを利用することが、一番コスパの良い方法ですよ。

知らないうちに犯罪に巻き込まれていた！ということがないように、少なくともこれから解説する以下の3点はしっかりと覚えて安全にフリーWi-Fiを使いましょう。

無料でフリーWi-Fiに繋ぐときに絶対にやってはいけないことの3点は以下の通りです。

上記3点について、どういう意味なのか具体的に解説していきますね。

無料Wi-Fi利用時の禁止事項①：知らないWi-Fiを使う

無料Wi-Fiに繋ぐときに絶対にやってはいけないことの1つ目は、知らないWi-Fiを使うこと。

Starbucks CoffeeやMcDonaldなどのWi-Fiの提供元がはっきりわかる場合は良いですが、中にはよく知らないWi-Fiがフリーで提供されていることがあります。

正体不明のWi-Fiには、偽のWi-Fiに繋がせて情報を抜き取るような悪質なものもあります。

最悪の場合は犯罪に巻き込まれてしまうこともあるので、フリーWi-Fiを利用する際には十分注意しましょう。

無料Wi-Fi利用時の禁止事項②：鍵なしWi-Fiの利用

暗号化されていないWi-FiやHTTPS化されていないURLを利用すると、情報が丸見えになってしまうこともあります。

URLには先頭に「https://」と書かれているものと「http://」と書かれているものがあります。”s”があるかどうかで安全性は大きく変わるので、しっかり確認しましょう。

簡単な見分け方のポイントは、Wi-FiやURLに鍵マークがついているかどうか。鍵マークがついていれば、暗号化がしっかりとされています。

SNSの乗っ取り被害に遭ってしまう原因にもなるので、Wi-Fiは暗号化されているか・URLはHTTPS化されているかを確認してから使うようにしましょう。

無料Wi-Fi利用時の禁止事項③：個人情報を入力する

無料Wi-Fiを利用しているときに個人情報を入力すると、ハッキングされてしまう可能性があります。

注文していない商品を買わされたり、SNSを乗っ取られたりといった被害も実際に起こっているので他人事ではありません。

ネットバンキングの利用時や通販などの注文時、WEBブラウザを使って買い物する場合なども気をつけた方がいいですね。

こうしたログイン情報や個人情報を入力するような場面に遭遇した際は、使っているWi-Fiの提供元がはっきりしているかどうかを必ず確認するようにしましょう。

Wi-Fiが無料で使える！？利便性の裏に潜む罠のまとめ

今回の記事では、無料Wi-Fiのメリットと、その裏に潜む危険性についてご紹介しました。

最近ではテレワークやフリーランスといった働き方が広まりつるあることもあり、無料のフリーWi-Fiスポットを利用する機会は今までよりも増えています。

フリーWi-Fiは、外出時に通信量を気にせず自由に使えるため利便性としてはかなり高くて助かる存在です。

しかし、利用する際には危険性もしっかり認識した上で使うことが大切です。メリットとデメリットをしっかり把握した上で利用するのがおすすめです。