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犬のしつけはいつから?適切なタイミングとポイント4選!

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犬を飼うときにはしつけなければいけないことがたくさんあります。「たくさんありすぎていつから何を教えればいいのかわからない」という方も多いことでしょう。

「知り合いから子犬をもらった」「家族で相談して犬を飼うことになった」など、犬と暮らし始めるきっかけは色々ありますよね。もちろん初めて犬を飼う人もたくさんいます。

この記事では、初めて犬を飼う人向けに、いつから何を教えていけばのかを紹介します。ぜひ最後まで読んで、愛犬との楽しい日々を過ごしましょう!

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子犬はいつからしつければいいの?

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初めて犬を家族に迎え入れるとき、「いつからしつければいいの?」という疑問が出てきますよね。ズバリ答えは、生後2~3か月の幼いころとされています。

生後2~3か月は「社会化期」といわれ、脳が発達しきっていないこともあり、しつけ始めるのに最適とされています。もちろん犬種や個体によって差はありますが、基本的にはこの時期から始めるのがいいでしょう。

2~3か月が経つまでは環境に慣れてもらう意味も込めて、しっかりと愛情をこめてお世話をしてあげましょう。

しつけの順番は?いつから何を教える?

犬のしつけには目安としての順番があります。成長の段階に合わせて教えていかないと混乱してしまうので、しかるべき時にしかるべきしつけをしましょう。

おおまかには以下のような段階でしつけのレベルを上げていきます。犬によってペースは変わってくるので、焦らず確実に教えていきましょう。

犬のしつけの順番
  1. 家族に迎えてすぐ
  2. 家の環境に慣れたら
  3. 散歩デビュー前
  4. 触れ合えるようになったら

家族に迎えてすぐ

犬を家族に迎えてすぐにでも教えたいものは、「名前を覚えさせること」と「アイコンタクト」と「トイレトレーニング」の3つです。

名前を覚えさせるには同じ名前で呼び続けてあげることが大事です。名前の一部をとった呼び名やあだ名などで呼んでしまうと、自分の名前を正しく覚えられずに混乱してしまいます。

名前に反応するようになったら今度はアイコンタクトを教えましょう。こちらに注目してもらうことは何をするにも必要なことです。

トイレについても早いうちに覚えさせましょう。2~3か月が経っていなければ多少は仕方ありませんが、正しくトイレができないと人間側も困ってしまいますよね。

家の環境に慣れたら

ある程度の期間が経って家の環境に慣れたら、今度は「おすわり」や「ふせ」などの落ち着かせるしつけや、スキンシップをとれるようなしつけをしていきましょう。この頃からが本格的なしつけのスタートです。

お座りや伏せなどは、知らない人に吠えたりどこかへ走り去ってしまったりといったことを防ぐために必要です。このタイミングで家庭内独自のルールも教えていきましょう。

スキンシップについては、体に触れられることに慣れさせる意味があります。ブラッシングや爪切り、定期検査などで病院に行ったときなど直接触れ合う機会が増えてくるので、そのためにも慣れさせておきましょう。

散歩デビュー前

散歩に行くようになったら、「まて」「おいで」などの危機回避の意味を持つしつけをしていきましょう。慣れていない間の散歩は危険が多く、特に注意が必要です。

また、散歩に出かけると足の裏が汚れてしまいます。このタイミングで、足の裏の掃除もさせてもらえるようにしておきましょう。

触れ合えるようになったら

触れ合えるようになったら、歯磨きやブラッシング、シャンプー等の健康を守るためのしつけをしていきましょう。

歯磨きができないと歯周病や虫歯になってしまいご飯を食べられなくなってしまったり、ブラッシングやシャンプーができないとカビがはえたり炎症を起こしてしまうこともあります。

散歩に行くのはいつから?

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犬のお世話で忘れてはいけないのが散歩です。健康のためにも毎日散歩に連れて行きます。散歩デビューの時期は、一般的には最後のワクチンを打ってから2週間後とされています。

ワクチンを打ってすぐだと免疫が弱くなっているので、2週間程度の期間を置くことが大切です。この期間に最低限のしつけをしておきましょう。

ただ、あまり遅くなりすぎるのも良くないので、生後3ヶ月以内には散歩デビューさせましょう。それを意向だと社会化期を過ぎてしまい、初めてのことに慣れにくくなってしまいます。

散歩デビューしてすぐの間は抱っこしながら始めて、少しずつ慣れさせていきましょう。散歩もしつけの一環なので、しっかりと教えてあげることが大切です。

しつけのポイント①【環境を整えよう】

生まれたばかりの子犬にとっては、周りの者すべてが新鮮で未知なものです。危険なものもわからないので、興味本位の行動が事故につながってしまうこともあり得ます。

こうしたことを未然に防ぐためにも、行動範囲を制限できるように柵を用意したり、飲み込んでしまう恐れのあるものを片付けたりと、犬にも人間にも暮らしやすい環境を整えるようにしましょう。

また、ものを嚙んだり散らかしたり、飼い主にとって困ることをさせないためにも、環境を作ることは大切です。こうした癖がついてしまったまま大人になると、改善するのが難しくなってしまいます。

しつけのポイント②【よく褒めよう】

子犬を家族に迎えてすぐの時期は、何よりも信頼関係を築くことが大切です。早いうちにしつけをしておく必要があるとは言いますが、厳しくしすぎてしまっては逆効果です。

できたことは素直に褒めて、できなくても優しく接してあげましょう。そうすることによって信頼関係が築け、よくしつけられて生涯仲良く暮らせることになります。

だからといって全く厳しくしなくていいというわけではありません。しかるべき時にはしかるべき態度をとることも大切です。厳しくすることによってやっていいことと悪いことを区別できるようになります。

しっかりと愛情をもって、基本的には褒めて伸ばしてあげて叱るときは叱る。このスタンスで接してあげることで、将来的にもいい暮らしになりますね。

しつけのポイント③【人と暮らすという意識で】

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トイレトレーニングや体に触れさせること、散歩の練習など、人と暮らすことを念頭に置いたしつけをするようにしましょう。

トイレについては言わずもがな、体に触れさせることは病院での検査や体調管理、首輪やハーネスをつけるときに抵抗をなくしてもらうために必要です。

散歩は基本的に毎日複数回行くものなので、他の犬やその飼い主の人に会うことも増えてきます。そうしたときに無駄に吠えたりするようなことがないようにトレーニングすることが大切です。

しつけのポイント④【愛犬との関係】

何よりこれを一番念頭に置いてもらいたいと思います。犬は家族であり主従関係にはありません。上下関係を感じさせるようなしつけは、飼い主との関係が崩れたり問題行動が増えることにつながってしまいます。

体罰なんてものはもっての外、服従させるようなしつけもしてはいけません。愛犬との関係は主従関係ではなくあくまで対等なので、同じ目線で接するようにしましょう。

最近では飼い主と愛犬の関係は親子関係に近いという考え方も増えているので、愛犬が安心して暮らすことのできるような、信頼できる飼い主を目指してみてください。

犬のお世話あるある

では最後に犬のしつけあるあるをいくつか紹介します。まだ犬を飼ったことがない方も、これを参考にして楽しくしつけていきましょう!

特定の言葉によく反応する

「ご飯」「散歩」など、日常の何気ない会話の中に出てきた言葉に反応して、駆け寄ってきたり尻尾を振ったりといった反応をすることがありますね。

無意識な言葉に反応する姿はとてもかわいいですよね。これらもしっかりと言葉を教えたり等のしつけができている証拠です。

謎の行動

長い間愛犬と暮らしていると、よくわからない謎の行動をとっていることに気付くようになります。

例えば穴を掘るような行動や、そこにおもちゃやご飯を持って行ったりすることがあります。これは本能的なもので、寝床や食料を保管する穴を掘るというものが由来といわれています。

ものを集めて一か所に持って行ったりもしますよね。これも獲物を捉えて住処に持ち帰るという本能に由来しています。家の環境にも慣れてることの表れでしょう。

【まとめ】子犬のしつけはいつから?

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ここまでしつけのタイミングやポイントを紹介してきました。生後2~3か月の間の「社会化期」にしつけをはじめ、そこから早いうちにどんどん新しいしつけをしていくのが良しとされていますね。

愛犬にどのように接してどのようにしつけていけばいいのかが掴めたことと思います。犬種や個体によって接し方は変わるので、自分の家の子がどんな子なのかを理解してあげることも大切です。

愛犬と幸せに暮らしていくにはしつけが必要不可欠です。しっかりと愛情を持ったしつけをして、毎日楽しく過ごせるようにしていきましょう!