「初心者でも簡単で手軽に飼うことのできる熱帯魚が知りたい!」
今回は初心者でも簡単に飼うことができる熱帯魚のネオンテトラの生態や飼い方、初心者向けな理由を解説いたします。
これから魚を飼ってみたいという人に特におすすめの魚なので、ぜひ最後までご覧下さい。
アイキャッチ出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/3800946?title=水草と熱帯魚水槽02&searchId=1398637792
小さくても魅力たっぷり!ネオンテトラの特徴は?
まず初めにネオンテトラの特徴について詳しく見ていきましょう。
名前 | ネオンテトラ |
種類 | カラシン目カラシン科 |
体長 | 3~4cm |
体の色 | 上半身青色、下半身赤色 |
適温 | 約20度~ |
主な生息地 | アマゾン川流域 |
ネオンテトラは熱帯魚の中でもかなり人気のある種類の魚で、最大の特徴は体の上半分が青色で体の下半分が赤色の鮮やかな体をしている熱帯魚で、小さくても魅力がたくさんある魚です。
そのうえ、ほかの熱帯魚と比較すると、水質の悪化や、環境の変化に強いという特徴がありますので、水温や水質の細かい管理や手入れが要らないという特徴もあります。
ネオンテトラはとても優しい性格
ネオンテトラの外見の特徴を解説いたしましたので、次は内面の性格について見ていきましょう。
ネオンテトラの性格はとても温厚で、基本的に他の魚を攻撃することはありません。
また集団になって泳ぐ性質があり、水槽に入れた時にネオンテトラの鮮やかな色がより見栄えするのでとても綺麗です。
このような性格のおかげで、他の熱帯魚と混泳することが出来ますので、次はネオンテトラの混泳について見ていきましょう。
初心者必見!ネオンテトラと混泳できる魚は?
先程解説したように、とても温厚な性格であることから、ほかの熱帯魚と混泳することができます。
ネオンテトラと相性の良い魚をまとめると下記のようになります。
- グッピー
- メダカ
- カラシン
- エビ
- オトシン
- ローチ
この中でもグッピーやメダカは初心者向けで、飼いやすい魚なので、ネオンテトラと合わせて色んな種類の魚を飼いたいという人におすすめです。
数種類の魚が1つの水槽で泳ぐと、より鮮やかになり、魅力的な水槽になります。
ネオンテトラの寿命は?何年生きることができる?
他の魚との混泳について解説いたしましたが、実際に飼おうと考えたときにどのくらい生きることができるのか気になりますよね。
ネオンテトラは熱帯魚の中では比較的寿命が短い魚で、平均寿命は2~3年の寿命です。
ただし個体差があるため、1年前後で死んでしまうこともあれば、中には5年以上生きることもあるので、できるだけ長く生かすためにも、病気にならないように、細心の注意を払って育てていきましょう。
ネオンテトラの値段は激安?!相場はいくら?
寿命について解説しましたが、ネオンテトラは寿命が短く、複数匹飼うことが多いため、値段は気になりますよね。
ネオンテトラは他の熱帯魚と比べると、値段が安く、初心者でも手軽に購入することができます。
販売先によってある程度の値段の差はありますが、1匹あたりの値段はおおむね70円から100円ぐらいの価格です。
他の魚の値段と比較したものをまとめると、下記の表のとおりです。
魚の種類 | 1匹あたりの値段 |
ネオンテトラ | 70円~100円前後 |
グッピー | 700円前後(日本産)/150円前後(外国産) |
エンゼルフィッシュ | 700円前後 |
ネオンテトラが初心者向けな2つの理由
値段について解説しましたが、飼ったときの具体的なイメージが湧き、実際に飼ってみたいと考えたときに、初心者が飼いやすいかどうか気になりますよね。
そこで次はネオンテトラが初心者向けな理由を大きく2つに分けて解説致します。
- 値段が安い
- メンテナンスが簡単
ネオンテトラが初心者向けな理由を紹介していきますので、熱帯魚選びを失敗しないためにも必ず覚えておきましょう。
値段が安い
ネオンテトラの初心者向けな理由の1つ目は値段が安いということです。
値段については先程説明いたしましたが、ほかの熱帯魚と比べて、かなりお手ごろな値段で初心者でも手軽に楽しめるため、非常におすすめできます。
メンテナンスが簡単
ネオンテトラが初心者向けな理由の2つ目は、メンテナンスの手間がかからないということです。
多少の水質、水温の変化に強いため、水槽内の環境をずっと注視する必要がなく、他の魚と比べると管理が簡単です。
餌の量は?水の入れ替えは?お世話するときの注意事項
初心者向けの魚ということが分かりましたが、具体的にネオンテトラはどのように飼っていけばいいのか気になりますよね。
そこで次は、ネオンテトラを飼うときの注意事項を大きく2つに分けて解説いたします。
- 餌をあげるときの注意事項
- 水の入れ替えやお世話するときの注意事項
特にこれから飼いたいと考えている方は、知らないとすぐに死なせてしまったり、弱らせてしまう可能性があるので、必ずお読みください。
餌をあげるときの注意事項は?
ネオンテトラの餌についてですが、熱帯魚用の人工飼料を与えましょう。
餌を与えるタイミングとしては、1日1回で、一気に餌をあげずに、全てのネオンテトラが食べれるようにバランスよく少量を複数回に分けて与えます。
また万が一餌がたくさん残ってしまうと、水質の悪化や水槽の汚れに繋がるので、必ず余った餌は取り除いておきましょう。
水の入れ替えやお世話するときの注意事項は?
ネオンテトラに必要なお世話について、詳しく見ていきましょう。
ネオンテトラは水質の変化に強い性質がありますが、水槽内の水の入れ替えは必要です。
頻度としては水槽全体の三分の一を週1回以上入れ替える必要があります。
また過ごしやすい環境を作るために、水槽にライトを設置して、室内でも昼夜の変化を作りましょう。
覚えておくべきネオンテトラの水槽の設置の仕方
お世話の仕方について解説しましたが、実際に飼うときには水槽が必要になるので、次はネオンテトラを含めた水槽の設置の仕方について解説します。
まずは水槽を設置する場所を決めて、水平に設置されているかを確認しましょう。
その後水槽の底にひく砂や、岩、流木、水草などの環境づくりを行い、ろ過機やライトなどの必要な機器を設置します。
設置し終わったら、カルキを抜いた水を入れて、1週間ほど放置し水質が安定したら、ネオンテトラを水槽に入れましょう。
ネオンテトラの気を付けるべき2つの病気
水槽の設置の仕方について解説しましたので、次はお世話するときに不安なネオンテトラの病気について解説します。
- ネオン病
- 尾ぐされ病
病気への対処法を抑えておかないと、死んでしまう可能性もあるので、必ず覚えておきましょう。
ネオン病
ネオンテトラは他の熱帯魚と比べて、病気になりにくいのですが、油断してお世話をさぼってしまうとネオン病という、カラムナリスという細菌が、筋肉に感染することで発症する病気にかかってしまう可能性があります。
ネオン病は体が白化してしまう病気で、致死率も高く、対処が遅れるとほかの魚にも感染してしまいます。
対処法としては、別の水槽に隔離して専用の薬で薬浴することで、治療をすることができます。
早期に対処できるようにするためにも、日ごろから水槽の様子を観察して、ネオンテトラが病気にならないように気を付けましょう。
尾ぐされ病
尾ぐされ病は尾ひれが溶けたようになってしまう病気で、悪化すると尾ひれが無くなってしまう危険性があります。
ネオン病の原因と同じ細菌であるカラムナリスと呼ばれる細菌が尾ひれに感染することで尾ぐされ病を発症します。
もしかかってしまったら、ネオン病と同じように別の水槽に隔離して専用の薬で薬浴することで対処することができます。
まとめ:初心者はネオンテトラを飼うべき!
今回は初心者でも飼いやすいネオンテトラの特徴や飼い方、初心者向けな理由について解説いたしました。
ネオンテトラは小さいながらも体は色鮮やかでとても魅力的な熱帯魚です。
また温厚な性格なうえ、管理がしやすく、値段も安いので、ほかの魚と比べると初心者でも簡単で手軽に飼うことができます。
これから初めて熱帯魚を飼ってみたいと考えている人に非常におすすめなので、是非ネオンテトラを検討してください。