クリーミーラインジャンガリアンを徹底解説！必要な物とは？

「クリーミーラインジャンガリアンについて知りたい！」「ハムスターを飼うために必要な物って？費用はいくらなの？」と、気になってはいませんか？

ハムスターは小さくて、ふわふわとした毛が可愛らしいですよね。今回は、ハムスターの中で人気を集めている「クリーミーラインジャンガリアン」について解説します。

この記事を読むことで、あなたは早速ペットショップへ問い合わせることでしょう。そして、クリーミーラインとの幸せな生活が始まります。

特徴や性格をはじめ、初めてのペットに対する不安を取り除くような内容が満載です。ぜひ最後までご覧ください。

アイキャッチ画像出典：https://pixabay.com/ja/photos/%E3%83%8F%E3%83%A0%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC-%E3%83%9A%E3%83%83%E3%83%88-%E5%93%BA%E4%B9%B3%E9%A1%9E-5115246/

クリーミーラインジャンガリアンはどんな色？特徴は？

クリーミーラインジャンガリアンは、ジャンガリアンハムスターの一種です。平均寿命は、2〜2年半とされています。

「パールホワイト」と「プディング（イエロー）」を交配して誕生しました。比較的新しい品種のため、ペットショップではあまり見かけません。

全体がクリームのように白く、背中に薄黄色・薄茶色の一本線が入っています。淡く優しい毛色が綺麗で、女性から多くの支持を得ていますよ。

クリーミーラインジャンガリアンの性格とは？

クリーミーラインジャンガリアンのおもな性格は、以下の通りです。

このことから、ペット初心者で不安な方でも安心して楽しめる動物だとわかりますね。

ただ、性格はそれぞれで、臆病な子もいます。クリーミーラインは繊細ですから、慣れてくるまではそっとしておいてあげましょう。

基本的には1週間ほど経つと慣れ、声をかけると反応したり、手に乗ったりしてくれます。言葉が通じなくても、ゆっくり愛情を注ぐことでコミュニケーションを図れますよ。

スマホと500円玉？体重・体長について知ろう！

クリーミーラインジャンガリアンの平均的な体重と体長は、以下の通りです。

	体重	体長
オス	35〜45g	7〜12cm
メス	30〜40g	6〜11cm

あまりに小柄で、想像しづらいですか？では、あなたの身の回りの物で例えてみましょう。

サイズはiPhone12の横幅（7cm）、重さは500円玉5枚分（35g）です。これだけ小さなハムスターが”ちょこちょこ”と動き回る姿を考えただけで、頬が上がってしまいますね。

レア度★★★｜クリーミーラインジャンガリアン

「珍しいクリーミーラインジャンガリアンは、高いのでは？」と思いますよね。クリーミーラインジャンガリアンの相場は、2,000円前後とされています。

参考までに、他の毛色のジャンガリアンハムスターはいくらなのか、比較表をご覧ください。

毛色	相場
ノーマル パール（パールホワイト） ブルーサファイア スノーホワイト	1,000円前後
プディング（イエロー）	1,500円前後
クリーミーライン クリーミーサファイア シルバーパール	2,000円前後
パイド	2,000円以上

このことから、クリーミーラインジャンガリアンは少々高価であることがわかります。

飼うために必要な7つの道具をチェック！

クリーミーラインジャンガリアンを飼うにあたって、必要最低限の道具を揃えましょう。基本的には、以下7つの道具が必要です。

選び方のコツや注意点を踏まえて、1つひとつ解説していきます。これらのポイントを押さえることで、初めてのペットとの暮らしを成功させることができますよ。

ケージ

クリーミーラインは小柄なので、大きなケージを選ぶ必要はありません。「ドワーフ（小型）用ケージ」と記載されているもので、幅45cm × 奥行き30cmくらいがおすすめです。

以下に、ケージのおもな3種類と各特徴についてまとめたので、ご覧ください。

種類	特徴
金網タイプ	定番 通気性◎ 安価
プラスチックタイプ	軽い 保温性◎ デザインが豊富
水槽タイプ	安全性◎

ちなみに、避けたほうが良いケージは以下3つです。ぜひ、参考にしてくださいね。

デザイン重視、2階以上の高さがあるケージは予期せぬ怪我のもと。また金網タイプのケージは、歯の噛み合わせが悪くなりかねません。

床材

床材があることで、ハムスターは巣を作ることができ、暖を取ることもできます。またクッション効果があるため、怪我の防止につながりますよ。

床材のおもな3種類と各特徴についてまとめたので、1度目を通してみてください。

種類	特徴
ペーパーチップ	体調を管理しやすい クッション性が高い 保温性・通気性◎ やや高い 低アレルゲン
ウッドチップ	吸湿性が高い 保温性◎ 比較的安価 購入しやすい
コーンチップ	安全性◎ 汚れにくい 高価

床材の量は、ハムスターが歩きにくそうなときは減らしたり、潜るのが好きであれば増やしたりと好みに合わせてあげましょう。

おすすめの床材は、怪我のリスクが低い「ペーパーチップ」です。「ウッドチップ」や「コーンチップ」には鋭利なものもあり、怪我をする恐れがありますよ。

給水器

ハムスターにも、水分補給は大切です。給水器を選ぶポイントを3つにまとめたので、参考にしてくださいね。

給水器には、ケージに引っ掛けるタイプと吸盤タイプがあります。飼育環境に合うものを選びましょう。

また、飲み口部分にボールがあるかどうかもポイントです。ボールがある場合は水漏れを防止できますよ。給水器が初めての子には、ボールなしがおすすめ。

そして、高さを調節できるかどうかも確認してくださいね。ハムスターにとって、立ち飲みできる高さがベストです。

かじり木

ハムスターの歯は生涯伸び続けるため、かじり木は必須アイテムといえます。選ぶ際は、種類ごとの特徴と安全面を考えましょう。

一般的に販売されている4種類のかじり木と、その特徴についてまとめました。

種類	特徴
小枝タイプ	種類が豊富 入手しやすい
取り付けタイプ	かじり癖を防止できる ケージのスペースを有効活用できる
兼用タイプ	遊び場や隠れ場所として活用できる 壊れにくい 長く利用できる
おやつタイプ	通常のかじり木を好まない場合に有効 美味しく楽しくかじれる

安全面に関しては、無農薬で製造されている、無添加・無着色のかじり木を選ぶようにしましょう。かじり木は口の中に直接入るものですので、安全性の高いかじり木がおすすめですよ。

巣箱

ハムスターにとって巣箱は、ベッドのような場所です。安心して過ごしてもらうためにも、特徴を把握し、ピッタリの巣箱を選んであげましょう。

以下、巣箱のおもな素材と特徴についてまとめたので、参考にしてください。

素材	特徴
木製	通気性◎ やや高価 劣化が早い
陶器製	通気性◎ 位置がずれにくい
プラスチック製	コスパ◎ 劣化が早い

さまざまな巣箱が販売されていますが、見た目よりも機能性を優先して選ぶのがポイントです。毎日の掃除が手間にならない巣箱を見つけましょうね。

バスハウス（砂浴び容器）

バスハウスは、砂浴び容器ともいわれています。ハムスターは砂を浴びることで体を綺麗にしているのです。ストレス発散や体温調節の目的で利用することもありますよ。

バスハウスは素材に注目して選びましょう。以下は、素材と特徴についてまとめた表です。

素材	特徴
ガラス製	匂いがつきにくい 熱湯消毒できるタイプもある 清潔に保てる
プラスチック製	軽い 洗いやすい 匂いがつきやすい

そして、サイズを確認することも重要です。サイズが大きければ、ハムスターは思う存分、砂を浴びることができますよ。

回し車

回し車には、ストレスと運動不足を解消させる効果があります。小柄なクリーミーラインには、直径15cm前後の回し車が最適ですよ。

また、回し車には2つの種類があります。それぞれのタイプと特徴をまとめたので、参考にしてくださいね。

種類	特徴
取り付けタイプ	ケージのスペースを有効活用できる 倒れにくい 安定感◎
スタンドタイプ	単体で自立する お皿のような形状の場合は倒れにくい

5秒でわかる！初期費用と継続費

クリーミーラインを飼うとなると、気になってくるのが費用面ですよね。可愛いハムスターを含め、必要最低限の道具などを揃えた場合、初期費用は約1万円です。

以下、初期費用の内訳をざっくりとまとめてみました。道具にはさまざまな種類があり価格もピンキリです。抑えられそうな費用は抑えるなど、あなたのお財布と相談しましょう。

購入品	価格
クリーミーラインジャンガリアン	2,500円
ケージ	4,000円
床材	1,000円
給水器	1,000円
かじり木	1,000円
巣箱	1,000円
バスハウス（砂浴び容器）	1,000円
回し車	1,000円

すべて合わせて、初期費用は12,500円となりました。なお、維持費としてかかるトイレやごはんは、月々1,000円くらいが目安ですよ。

クリーミーラインジャンガリアンの育て方

おとなしく人懐っこいことから、飼いやすいとされているクリーミージャンガリアン。ただ、平均寿命は2〜2年半と短命です。

「もっとちゃんとお世話してあげればよかった」と後悔しないよう、たっぷりの愛情を注いであげてくださいね。もちろん、綺麗な環境と美味しいごはんも欠かせませんよ。

ここからは、以下3つの飼育方法について詳しく解説していきます。

与えてはいけない食べ物やトイレのしつけ方、掃除、スキンシップの図り方など併せて確認してくださいね。

ごはん

主食は、木の実やタネを粉末状にして固めた「ペレット」です。巣箱にごはんを隠している場合もあるため、体重の5〜10％を目安に、食べ切ることができる量だけ与えてください。

その他、キャベツやニンジンなどの野菜も好みます。ご褒美として与えても、楽しいですね。

ただ、与えてはいけない食べ物もあります。以下にまとめたので、きちんと把握しておきましょう。

食べ物	症状
レタス・トマト・キュウリ	下痢になりやすい
ネギ・ニラ・玉ねぎ	中毒性が高い（最悪の場合は死に至る）
アボカド	けいれんを引き起こす
桃	中毒性が高い（最悪の場合は死に至る）
トウガラシ	腹痛・下痢を引き起こす
チョコレート	けいれんや下痢・嘔吐の可能性

トイレ・掃除

ハムスターは一度決めた場所におしっこをします。なぜなら、あちこちにおしっこをすると、敵に見つかるリスクが高まるからです。

習性上、隅っこでおしっこをするため、角にトイレを設置しておけば簡単に覚えてくれますよ。

ただ、クリーミーラインは少し臆病な性格なので、巣箱の中でおしっこをしてしまうことも。トイレに慣れるまでは干渉せず、部屋を暗くして安心できる環境にしてあげてください。

ちなみに、ハムスターのうんちには匂いがありません。そのため、しつけることは難しいといわれています。ケージ全体を週に1回掃除することで清潔感を保ちましょう。

触れ合い

あなたは「部屋んぽ」という言葉をご存知ですか？これは「部屋」＋「散歩」の造語で、部屋の中の散歩を意味します。

縄張り意識があるハムスターは、部屋んぽをすることで身の回りの安全を確認し、安心感を得ているのです。

部屋んぽ中は、たくさんのスキンシップを図れるので、幸せを感じられること間違いなし！ただ、中には部屋んぽを好まない性格の子もいるため、無理強いは禁物ですよ。

そして、一度「部屋んぽ」した場所は、ハムスターにとってテリトリー化します。散歩のおねだりを無視するとストレスを抱えてしまうので、ほどほどにしましょうね。

見落としがち！飼う際に注意したいポイント2つ

ここまで、愛らしいクリーミーラインジャンガリアンの魅力や、飼うために必要な道具・費用などを解説してきました。

「今すぐペットショップに問い合わせよう！」というあなたへ、黄色信号です。

愛するペットと末長く過ごすためにも、以下2つの注意点について理解しておいてください。

命に関わることですので、飼い主としての責任を持って心に留めましょう。

温度・湿度

クリーミーラインにとって最適な温度は20〜26度、湿度は40〜60％です。ちなみにジャンガリアンハムスターは、秋に毛が生え変わるため、寒さに強いといわれています。

しかし暑さにはめっぽう弱いので、夏場は特に注意しましょう。30度を超える暑さでは、熱中症や脱水症状を引き起こしかねません。

大理石やアルミプレートなどのひんやりグッズを取り入れ、快適な室温にしてくださいね。

湿度においては、高すぎるとダニや有害な菌が繁殖しやすくなり、病気にかかるリスクが高まります。また、おしっこの匂いもキツくなるので、40〜60％を意識しましょう。

かじり対策

ハムスターは、なんでもかじってしまいます。身の回りにある大事な資料や、コレクショングッズなど、かじられたくないものは事前に整理しておきましょう。

特に気をつけたい物が、電気のコードです。ハムスターが誤ってかじってしまったら、感電する恐れがあります。

市販の「配線コード」などで保護し、対策しておくのがおすすめですよ。

クリーミーラインジャンガリアン｜病気のサイン5つ

ハムスターは病気を隠す、気の弱い動物です。普段からよく観察して、少しの変化にも気づいてあげることが肝心ですよ。

ハムスターの病気のサイン5つは、おもに以下の通りです。病気の早期発見に努め、ずっと元気でいられるようサポートしてあげてください。

詳しく解説している動画を用意しました。こちらも併せて、参考にしてくださいね。

クリーミーラインジャンガリアンを迎えに行こう！

毛色が珍しく、小柄で可愛らしいクリーミーラインと暮らしてみませんか？

クリーミーラインジャンガリアンは、ほんのり優しいクリーム色の体が特徴です。懐きやすくおとなしい性格から、女性を中心に人気を集めています。

この記事で解説したクリーミーラインの特徴や性格、またハムスターを飼うために必要な道具・費用などをぜひ参考にしてください。

ペットショップでは、つぶらな瞳をした愛らしいクリーミーラインがあなたを待っています。早速、近くの店舗へ問い合わせてみてくださいね。