求職活動をサポートしてくれるサービスの中に「ワークポート」という転職エージェントがありますが、なぜか悪い評判ばかりが目立っています。
IT・web系への転職を希望するなら登録は必須というほどの転職エージェントでありながら、評判が悪いなんて聞くと不安になりませんか?利用したいと考えていてもちょっと躊躇してしまうはずです。
この記事ではワークポートの評判から導き出したメリット、デメリットのほかどんな人が利用するべきかをまとめています。ワークポートのサービスを100%満足に受けるためにもぜひ最後まで読んでみてくださいね。アイキャチ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/2302547?title=%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%A8%E3%83%87%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%AE%E6%AF%94%E8%BC%83&searchId=2943269493
転職エージェントワークポートとは
ワークポートはIT業界特化型と言われる転職エージェントです。「みんスク」と呼ばれる20代限定無料エンジニアスクールを運営するなど、未経験者への手厚いサポートも充実しています。
近年ではエンジニアやゲーム業界だけでなく、営業職や製造職なども紹介してくれる総合型へと移行している勢いのある転職エージェントです。
さらにリクナビNEXTの2020年下半期ランキングでは転職決定人数第1位を受賞しています。
ワークポートの悪い評判ってどんなもの?
悪い評価がありながら、多くの人に利用されているのは不思議ですね。まずは不安の元となっているワークポートの悪い評判がどんなものか見ていきます。googleの口コミでは以下のようなものがあります。
- コンシェルジュ(担当者)と連絡がつかない
- 紹介してくれる求人が不満
- スカウトや営業メールが頻繁
Twitterを調べてもやはり担当者に対しての不満が多数です。
サービスそのものへの不満は少なく、担当してくれるコンシェルジュに不満があるパターンが多数存在します。
ワークポートのよい評判ってあるの?
それではワークポートのよい評判についても、同じようにgoogleの口コミを見ていきます。
- 書類選考の通過率が高い
- メンタル面のサポートもあり
- 結果に満足
Twitterではどのような意見があるのでしょうか?調べると次のような感想が見つかりました。
https://twitter.com/chocochoi0918/status/1385185034668105728
書類通過率の高さに関しては信頼できるのが伺えます。気になるのは担当者がよくしてくれて結果に満足しているという口コミもあることです。
ワークポートの評判が分かれる理由
ここまで見てきたようにワークポートの評判が分かれる理由は、担当してくれるコンシェルジュによるところだとわかります。
すべての人が不満を漏らしているのではなく、サービス全体で満足している人も少なからずいるのです。
現実的に未経験者への公開求人数はほかの大手転職エージェントよりも多く、みんスクも含めて今までと違った職種に転職を希望する方にとって十分選択肢に入るサービスと言えます。
評判からわかるワークポートのメリット
ワークポートの評判を調べたことで、新たなメリットも判明しました。最初から言われていたメリットも含めてポイントをまとめます。
- IT・web案件に強い
- 対応が早い
- 初回登録が楽
IT・web案件に強い
ワークポートは2003年の創業時から「IT×人材」を掲げ、15年間IT専門として転職者のバックアップをしてきました。
そのため業界とのパイプは太く、ほかの転職エージェントには見られない求人があることも珍しくありません。当然大手の求人も網羅しており、ワークポートがIT・web案件に強いことは事実なのです。
対応が早い
悪い評判では担当者に放置されるといったものがありましたが、初回面談から求人紹介までの時間がとても早いです。初回面談時で面接に応募するといった流れも普通にあります。
良い悪いは別にして必要な情報を得たらすぐ行動に移すコンシェルジュが多い傾向です。書類通過率が高いので最初の面接までのスピードはとても早く感じます。
初回登録が楽
ワークポートの初回登録に必要な情報は1ページ分の入力で済みます。正確な住所さえも必要ないので、ほかの転職エージェントと比べても登録の気軽さが段違いです。
評判からわかるワークポートのデメリット
対してワークポートの評判からわかるデメリットとはどういったものでしょうか?まとめると次のようになります。
- 質より量
- 事務的な対応
- IT業界以外は弱い
質より量
ワークポートは対応が早いと言いましたが、紹介してくれる求人の数が初回からかなり多いです。なので自分でしっかり内容を吟味する必要が出てきます。
担当してくれるコンシェルジュによっては、希望する条件と少し離れたところまで持ってくる場合もあります。とにかく数をこなせという印象が強いです。
あまりにも自分の希望と離れすぎた求人を持ってこられたと不満を表明すれば、この時点で担当者の交代が行われる場合もあります。
事務的な対応
必要なことだけをこなして次にいく段取りに、事務的と感じてしまう人が多いようです。特に面談の電話予約に関して、そういった意見が見られます。
また初回ヒアリング時の対応も人によっては不満だったという感想があるので、ここでも担当コンシェルジュの差が出てしまうようです。
IT業界以外は弱い
ワークポートは総合型に移行して間もないため、IT業界以外の求人はどうしても弱くなってしまいます。紹介してもらえる求人の数は多いですが、希望に合った条件に出会えるまでは時間を要する場合も。
あくまでワークポートの得意とするIT業界と比較しての話ですので、これから先はこういった弱みはなくなっていくことが考えられます。
ワークポートを使ってほしいのはこんな人
今まで見てきた評判やメリットから、ぜひワークポートを使ってほしい人のポイントをまとめてみました。
- 未経験者でIT業界に転職したい
- 早く転職したい
まったくの未経験でIT・web系に転職しようと考える人にとって、無料で勉強できるみんスクは心強い味方です。基本的な内容までとはいえ誰かに相談できる環境は簡単に得られるものではありません。
ただし基礎的な内容のみのため転職先でも勉強を続けていくことになります。知識ゼロだけど、とにかくIT業界に飛び込みたいという人は利用するべきでしょう。
また最初の面談から面接までのスピードがずば抜けているワークポートはIT・web系にこだわらず、なるべく早く転職したい人にとってもおすすめの転職エージェントとなります。
ワークポートをおすすめしないのはこんな人
逆に評判やデメリットから推察できる、ワークポートをおすすめしない人のポイントは次のとおりです。
- IT・web系経験者
- じっくり転職活動をやりたい
未経験者の求人が多い、無料スクールがある、これらはIT・web経験者にとってあまりメリットはありません。「レバテックキャリア」や「DYM就職×IT」といったIT系転職エージェントがおすすめとなります。
またワークポートでは最初から大量の求人を紹介されることが多いです。自分で内容を見て選別しなければならないのですが、スピードを大切にする担当コンシェルジュだと催促が頻繁になることもあります。
じっくり転職活動を勧めたいのならワークポートは利用しづらいサービスと言えるでしょう。
ほかの転職エージェントも併用しよう
ワークポートで面談を行うと、転職エージェントの併用はなるべく避けてほしいと言われる人がいるようです。ですがアンテナは広く張っておくことに越したことはありません。
転職エージェントを複数利用して効率よく転職活動を進めましょう。おすすめは求職数No.1を誇る「リクルートエージェント」、信頼できる大手の転職エージェントです。
IT・web業界なら先ほど紹介したレバテックキャリアやDYM就職×ITも登録しておくとよいでしょう。DYM就職×ITは経験者、未経験者でサイトが分かれているので注意しておいてください。
【まとめ】ワークポートの評判からわかったこと
ワークポートは総合型の転職エージェントとして2018年代から実績を積んでいる段階です。そのため希望から少し離れた求人を紹介したり、早めの面接を勧めたりといった行為が見られます。
担当コンシェルジュに対して少しでも不満を感じたら、すぐ交代を願い出てください。
総じてワークポートの評判からわかることは、希望がIT・web系でなくともなるべく早く就職したい人にとっては優先して登録すべき転職エージェントだということです。
悪い評判の上辺だけにとらわれず、自分に必要だと感じたなら利用してみてください。