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【格安SIMとは】何か怪しい?安い理由と仕組みを解説!

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本記事では、毎月のスマホ代を安く抑えられる「格安SIM」とは何かについて解説します。

毎月のスマホ代、高いと感じていませんか?高いと感じていても、「必要なものだからしょうがない」と諦めていませんか?そんな方にはぜひ「格安SIM」の検討をおすすめします!

「何で安くなるの?」「安い分、何か裏があるんじゃないの?」「普通のSIMとは何が違うの?」「そもそもSIMってなに?」

このような不安を感じている方に向けて、格安SIMの仕組みや安い理由、メリットデメリットについてご紹介いたします。毎月のスマホ代を少しでも抑えたいと思われている方、必見です!

(アイキャッチ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/1730934?title=%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%9B%E3%81%A8%E3%81%8A%E9%87%91&searchId=4033351883)

そもそも「SIM」とは?

「SIM(SIMカード)」とは、「Subscriber Identity Module (Card)」の略称です。
日本語では「加入者識別モジュール(カード)」という意味になります。

SIMカードは携帯電話(スマートフォン)に挿入する小型のICカードのことで、所有者の電話番号などといった個人情報が紐づいております。

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/4957234?title=SIM%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89&searchId=2221019302#

もしあなたがスマートフォンを所有しており、電話やインターネットを利用できているなら、そのスマートフォンにもSIMカードが必ず入っています。

このSIMカードをスマートフォンに挿すことで、電話やインターネットといったサービスが利用できるようになります。

では、格安SIMとは?

格安SIMは、毎月の携帯電話の利用料金が安く抑えられるSIM(SIMカード)のことです。

文字通り、大手キャリア(docomo、au、SoftBankなど)の料金プランに比べて格安の料金で通話やインターネットを利用できます。

しかも格安だからといって、携帯電話の機能に制限があるわけではありません!電話、メール、LINE、インターネット、音楽、動画視聴、読書、ショッピング…
格安SIMでも、スマホでできることは大手キャリアのSIMと変わりありません。

格安SIMの通信料金が安い理由とは

では、なぜ格安SIMは大手キャリアと比べて低価格を実現できるのでしょうか。ただ「安い」とだけ聞くと、逆に不安に感じられるかもしれませんね。

「セキュリティとか大丈夫?」「オプションとかたくさんつけられて、結局高い料金になるんじゃないの?」「大手キャリアの方が安心だから何となく変えたくない…」

ご安心ください。格安SIMは品質が悪いわけではありません。格安SIMが低価格を実現できているのには明確な理由があります。

大手キャリアの回線や設備を借りているから

格安SIMは、自社でインターネットや通話の回線を保有しておりません。大手キャリアから回線を借りることでサービスを提供しています。

大手キャリアは自社で回線を所有しており、回線や基地局といった設備の投資や維持費といったコストが多くかかってしまいます。

しかし格安SIMは自社で回線を持たず借りることで設備投資・維持費といったコストをカットし、低価格でのサービスを実現することができます。

実店舗数がすくないから

格安SIMは、大手キャリアと違って実店舗数が少ない(または無い)ことも特徴です。

街を歩いていると、ドコモショップといった大手キャリアの実店舗は至るところで見かけるかと思います。ですが格安SIMの店舗ってあまり見かけないですよね。
格安SIMは店舗数が少ない分、店舗の維持費や店で働くスタッフの人件費を削減することが可能です。

このように、格安SIMは低品質だから安いのではなく、様々なコストカットにより通信料金を安く抑えることが実現できているのです。

格安SIMを利用するメリット

格安SIMを利用することで得られるメリットを、具体的に3つご紹介します。

安いだけじゃない!格安SIMのメリット
  • とにかく毎月の料金が安い!
  • 料金プラン(データ容量)が豊富
  • 今使っているスマートフォンがそのまま使える

とにかく毎月の料金が安い!

先述の通り、大手キャリアに比べて毎月の利用料金が大幅に安くなります!

例として、大手キャリアのドコモと格安SIM事業者の「BIGLOBE」と比較してみましょう。

ドコモとBIGLOBEの料金比較
  • ドコモ:4,565円
  • BIGLOBE:1,320円

※基本データ容量 3GB/月、通話料22円/30秒のプランによる比較

毎月約3,300円、年間で約4万円も安くなります!(2021年10月13日現在)

料金プラン(データ容量)が豊富

格安SIMは大手キャリアと比べて、毎月のデータ使用量に応じて選べる料金プランが豊富であることも大きなメリットです。

例えばドコモでは、大きく分けて二通りの料金プランしか設定がありません。

ドコモの主な料金プラン
  • 低容量プラン(1〜7GB 3,465円/月〜6,765円/月)
  • 大容量プラン(60GB 7,205円/月)

良く言えばシンプルな料金設定かもしれません。しかし、「7GB以上使うことはあっても60GBも使わない」という人にとっては無駄の多いプランと言わざるを得ません。
7.1GBしか使わない人も、60GB近く使う人も、同じ7,205円となります。

使いもしないデータ料金を支払うことは、住んでもいない家に家賃を払い続けるようなもの。勿体無いですよね。

一方、格安SIM事業者の「BIGLOBE」をみてみましょう。

BIGLOBEの主な料金プラン
  • 1GB 1,078円/月
  • 3GB 1,320円/月
  • 6GB 1,870円/月
  • 12GB 3,740円/月
  • 20GB 5,720円/月
  • 30GB 8,195円/月

このように、データ使用量によって料金が大手キャリアより細分化されています。
毎月のデータ使用量が7〜20GBくらいの方にとっては、格安SIMの方が毎月の料金を大幅に下げることができます。

今使っているスマートフォンがそのまま使える

格安SIMに乗り換えても、今使っているスマートフォンをそのまま使うことができます!「毎月の料金は下げたいけど、新しい端末をわざわざ買いたくない…」そんな方もご安心ください。

手元に届いたSIMカードを端末に差し替え、APN設定(端末でデータ通信を行うための初期設定)を行うだけで利用することができます。APN設定は簡単ですぐ完了します。

また、大手キャリアで購入した端末を継続して使う場合は、SIMロック解除を行う必要がある場合もあります。SIMロックとは、利用中のキャリアのSIM以外使えないように制限がかかっている状態のことです。

SIMロック解除は各キャリアのサイトから手続きできます。店舗でもできますが、手数料(約3,000円)がかかります。Web上での手続きだと手数料が無料で、時間もかからないのでおすすめです。

格安SIMのデメリット

続いては、格安SIMの主なデメリットをご紹介します。上記のメリットがある分、大手キャリアと比べて劣る部分も存在するので、事前に把握しておきましょう。

要確認!格安SIMのデメリット
  • ネットに繋がりにくい時間帯がある
  • 店舗で気軽にサポートを受けられない
  • 大手キャリアのメールアドレスが使えない

ネットに繋がりにくい時間帯がある

格安SIMは、大手キャリアと比べて通信速度が不安定であることが多いです。例えば、多くの人がスマートフォンを利用する時間帯(通勤・通学時間、夜間など)はインターネットにつながりにくくなる場合があります。

つながりにくい時間は格安SIM事業社によって異なります。普段スマートフォンをよく利用する時間帯で速度が安定している格安SIMを事前に調べてみましょう。(「格安SIM 時間帯 速度」などで検索)

また、ご自宅にWi-Fi環境がある場合は、家にいる時間帯は積極的にWi-Fiを利用しましょう。通信速度が遅くなりやすい夜などはWi-Fiと併用することでデメリットをカバーできます。

家にWi-Fi環境がなく、一日中安定した通信速度で利用したい方は、大手キャリアを利用する方がよいかもしれません。ですがLINEやメール程度であれば、速度が不安定でも困ることはほぼ無いかと思います。

店舗で気軽にサポートを受けられない

格安SIMが安い理由の一つとして、実店舗数が少ない(または無い)ことを挙げました。

つまり、大手キャリアのようにショップへ足を運び直接サポートを受けることが基本的にできません。料金プランの選び方や、携帯電話内のデータ引っ越し方法なども自力で調べて解決する必要があります。

店員さんに直接サポートを受けることが多い方には、格安SIMは不便を感じるかもしれません。(最近は大手キャリアショップも事前予約必須の店舗が多く、気軽にサポートを受けられない場合も多いですが…)

格安SIM各社のサイトを見ると、端末の使い方から設定・操作方法について解説されているページがたくさんあります。自分で調べられる方や、身近に相談できる人がいる方には大きな問題にはならないでしょう。

大手キャリアのメールアドレスが使えない

格安SIMでは、大手キャリアで使えた独自のメールアドレスが使用できません。ドコモだったら「〜@docomo.ne.jp」、ソフトバンクだったら「〜@softbank.ne.jp」といったアドレスです。

代わりに、GmailやYahooメール、Outlookメールなどを自分で設定して使う形となります。

大手キャリアのメールアドレスをメインで使っていた方にとっては戸惑いが大きいかもしれません。
しかしメール機能そのものが使えなくなるわけではないですし、最近はLINEなどのメッセージアプリを使う方も多いので、致命的なデメリットとなることは少ないかと思います。

まとめ:こんな人に格安SIMはおすすめ!

いかがでしたでしょうか。格安SIMは低品質だから安いのではなく、大手キャリアの回線を借りたり店舗数を減らしたりしてコストを削減することで低価格を実現できているのです。

通信速度の安定性やサポートは大手キャリアの方に分があります。
しかし格安SIM最大の魅力は、「自分に一番最適なプラン(通信容量)を選べて、低価格で利用できる」ことです。

すぐにでも格安SIMの検討がおすすめな方
  • とにかく携帯料金を安く抑えたい人
  • 20GB以上の大容量を使わない人
  • 大手キャリアのメールやサービスをあまり使わない人
  • 最適な料金プランや初期設定方法を自分で調べられる人
  • 自宅にWi-Fi環境がある人

毎月の携帯料金は数千円程度でも1年になるとかなりの額になり、おそらく今後もずっと払い続けるものかと思います。自分に合った最適なプランを見直して、月々の出費をうまく減らしてみましょう!

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たくろう
副業ライター・ディレクターです。 価値ある情報発信ができるように、クライアント・ライター・読者へ貢献します。