犬のしつけをいつから始めるかで、社会に滲みやすくなるかどうかが大きく変わってきます。とは言え犬を飼った経験がないと、分からないことばかりですよね。
犬のしつけを始めるのには最適な期間があり、同時に社会に出ても恥じないためのしつけは覚えておくべきです。
この記事を読めば、犬をしつけ始めるタイミングと社会に一歩踏み出すためのしつけ方が分かります。
(アイキャッチ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%e3%83%96%e3%83%ab%e3%83%89%e3%83%83%e3%82%b0-%e7%8a%ac-%e5%ad%90%e7%8a%ac-%e3%83%9a%e3%83%83%e3%83%88-1047518/)
犬をしつける時期はいつから?
人間と同じで、子供のころからしつけをするのが重要です。犬の場合は、子犬の時期からしつけを始めましょう。
具体的な時期は、生後4~13週齢の「社会化期」と呼ばれる、子犬が社会に慣れるまでの期間です。
社会化期に、しつけを始めることで教えたことを素直に覚えてくれます。逆に社会化期を過ぎてしまうと、恐怖心や自我が強くなるためしつけをするのが難しくなります。
私たち人間も、大人になると自分で考えるようになるのでそれと同じですね。
子犬をしつける準備はいつからできてる?
子犬をしつける前に、環境を整えてあげましょう。部屋にあるすべてのものは子犬にとっては、初めてみるものばかりです。
子犬にとって危険なものは、見える場所に置かないようにしましょう。飲食物や電化製品など危険なものはすぐにでも、移動させましょう。
最初の内は、あまりゲートから出さないようにもするべきです。間違って高低差のある場所や階段から落ちる危険性があります。
ゲートから出す時は、常に目を離さないようにすると安心ですね。
子犬のしつけ~最低限、覚えさせたいこと
まずはこれから育てていく上で最低限、困らないためのことを覚えてもらいましょう。
基礎がしっかりしていけば、この後のしつけもスムーズに進みます。最初はゆっくりでもいいので焦らずにしつけをしていきましょう。
- 自分の名前が分かる
- トイレの場所が分かる
自分の名前が分かる
名前の呼び方は、必ず統一しましょう。「ポチ」という名前1つだったとしても、「ポチ」と「ポチー」では若干違います。
違う呼び方にならないように気を付けて、反応した時はご褒美をあげましょう。
トイレの場所が分かる
トイレの場所を教えてあげないと、部屋のあちこちで排泄することになるので処理が大変です。
1度排泄した場所には、ものを置いて排泄できないような状況にしたり、トイレの場所に匂いの強いものを置いたりして覚えてもらいましょう。
子犬のしつけ~さらにできるといいこと
最低限のしつけを覚えたら、次は環境に慣れさせていくことが重要です。社会に出るためには、環境に慣れることがとても重要です。
- おすわり、ふせができる
- 体を触らせてくれる
おすわり、ふせができる
子犬はいろんなことに興味津々で、何をするか予測ができません。興奮した時でも、行動をコントロールできるようになってもらいましょう。
最初の内は、なかなか言うことを聞いてもらえないこともあると思います。慣れるまでは、根気よく付き合ってあげてください。
体を触らせてくれる
飼い主が触らせてもらえない状態では、信頼関係がそこまで築けていません。
今後、歯磨きやブラッシングをするようになるので、少しずつでも触れる機会を増やしましょう。
子犬のしつけ~外に連れていいのはいつから?
外に連れていくために、他の人に迷惑をかけないようになってもらいましょう。「まて、おいで」ができるようになることが条件です。
まずは散歩で、外の世界に慣れさせてあげることから始めましょう。今後、病院にも行く機会が出てくるのでその練習だと思ってください。
徐々に人が多い場所に慣れさせてあげて、「まて、おいで」ができるようにしましょう。これができると移動できる範囲が格段に広がります。
子犬に接する時の注意するべきポイント
子犬に対する接し方で、いくつか注意するべきポイントがあります。しかし、知らず知らずの内にしている人もいるでしょう。
あなたは大丈夫ですか?心当たりがあったら、すぐにでも行動を見直すことをおすすめします。
- アイコンタクトで接する
- 間違っている時は、離れる
アイコンタクトで接する
子犬に対して、押さえつけたり首輪を引っ張たりして主従的な関係にならないように注意してください。
対等な関係でないと、言うことを聞いてくれない時がでてきます。子犬に対して、アイコンタクトで接することを意識しましょう。
間違っている時は、離れる
子犬が甘嚙みや言うことを聞いてくれない時は、怒らないように注意しましょう。
子犬からしたら人間の感情は分からないので、離れて構わないようにしてください。この方法なら、子犬も間違っていると理解しやすいです。
子犬のしつけが上手くいかない時は?
子犬のしつけが上手くいかない時は、飼い主の方に問題がある場合がほとんどです。
接し方を間違えていたり、構ってあげられていなかったりと原因はいくつか考えられます。こうなると、関係を修復するのにも時間がかかります。
子犬と接する時間を増やし、初めて会った時の気持ちを思い出して対等な関係を築いていけるようにしましょう。
根気よく接することが、しつけが上手くいくために重要なことです。
【まとめ】いつから子犬をしつけたかでほぼ決まる
今回は子犬をいつから、しつけたらいいかとしつける方法を紹介しました。この記事の内容を振り返ってみましょう。
- 子犬をしつける時期は、生後4~13週齢の「社会化期」
- 子犬を外に連れていけるように、なるまでは時間がかかる
- 子犬と接する時は、対等な関係でいられるように意識する
- しつけが上手くいかないのは、飼い主に原因がある
犬はしつける時期で、上手くしつけられるかどうかがほとんど決まってしまいます。子犬の「社会化期」の間にしつけを始めないと、犬のためにもなりません。
犬も同じ生き物なので、責任をもって最後までしつけられるようにしていきましょう。