犬はペットとして人気が高いですが、しつけをどうするかやいつからするのかということが重要になってきます。それでもやっぱり飼いたいですよね。
私も幼い頃に親戚のお家にお邪魔した際に、そちらで飼われているわんちゃんを見て、とても羨ましくなったものです。
しかし、実際にこれから犬をペットとして飼うとなれば、きちんとした飼育環境を整えると共にしつけも行わなければなりません。
初心者の方にとってはしつけって何をすれば良いのやらと困ってしまうこともあるかもしれません。そこで、今回はそんな方に正しいの犬のしつけの仕方をご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください!
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犬のしつけの目的とは?
ペットにしつけを行うことは、ペットに対し社会性を身につけさせることが1番の目的です。つまりマナーを覚えさせるということですね。
例えば、人間でも子供のうちは学校に通ったり、親からの教育を受けたりする中で徐々に社会性というものを身につけていくものですよね。ペットでも同じことが言えるのです。
もしも、ペットがマナーを身につけられずに人間社会の中で生きていくとなると、どうなるでしょう?どこでも構わずに吠えてしまったり、トイレの場所を覚えなかったりと、問題ばかり起こすペットになりますよね。
そうなると、飼い主も大変です。しつけが行き届かずに他人に迷惑をかけてしまっても全部飼い主の責任になるためです。ですので、自分が快適なペットライフを送るためにもしつけはきっちり行いましょう!
犬のしつけはいつからするべきなのか?
一般的に言われているのが、生後2〜3ヶ月経ってからしつけを始めるべきであるという意見です。
これは、生後2〜3ヶ月は「社会化期」と言われる脳が未発達の時期であるため、しつけをしてもそれを理解することができません。
そのため、しつけをするのは生後3ヶ月を待ってからにしましょう。それまでは、愛犬に無限大の愛情を注いであげてください!きっとその思いはペットにも伝わると思いますよ。
また、ブリーダーから迎え入れる場合はブリーダーがしつけを行っていることが多いため、心配しなくても大丈夫です。
犬のしつけ ①自分の名前を覚えさせよう!
まず初めに行いたいしつけは、自分の名前を覚えさせることです!ですので、ペットとして迎え入れる前にあらかじめ名前は決めておきましょう。
ここでポイントなのですが、「〇〇ちゃん」や「〇〇くん」、などの略称で呼んでも良いのですけども、迎え入れる家族全員で統一した呼び方をしてあげましょう。
そうした方が、その名前が自分のことだと認識するのに時間がかからないため、おすすめです。
犬のしつけ ②いつからトイレは覚えるの?
子犬を迎え入れた初日からトイレの場所は教えるようにしましょう!もしも、違う場所でおしっこをしてしまうと、その場所に残ったニオイでまた同じ場所でおしっこをしてしまう可能性があるからです。
おしっこをするタイミングやしぐさがあれば、トイレに連れていくことを繰り返してみましょう。おしっこをしそうなタイミングやしぐさは以下の通りです。
- 寝起き
- 遊んだあと
- ご飯あと
- 床のにおいを嗅いでいる
- 落ちつきがなくなり、そわそわする
- しゃがんだり、ぐるぐるまわったりする
また、おしっこができたら、褒めてあげましょう!もし、おしっこを失敗したとしても決して叱ってはいけません。叱ってしまうとおしっこを我慢したり、隠れておしっこをしてしまうことにつながるためです。
犬のしつけ ③いつからアイコンタクトはできるようにする?
子犬に名自分の名前を覚えさせることができ、名前を呼ぶことで反応するようになったら、続いて、アイコンタクトができるようにトレーニングしましょう!
アイコンタクトはしつけの基礎中の基礎と言っても過言ではありません。必要な時に飼い主に注目をさせることが目的であるため、できれば早めに覚えてもらいたいものです。
アイコンタクトを教える方法はいたってシンプルです!以下の枠内をご覧ください!
- 子犬の方を向き、名前を一度だけはっきりと呼ぶ。
- こちらを見たり、寄ってきたりなどをしたら、褒めてあげる。
これの繰り返しでアイコンタクトができるようになれば成功です!
しつけをする上で注意することとは?
しつけとはあくまでも、コミュニケーションの一環です。ですので、飼い主とペットの信頼関係の上で成り立つものなのです。
もしも、しつけがうまくいかない時やペットがいうことを聞いてくれない場合などでも決して、怒鳴ったり、叩いたりするようなことはしないようにしましょう!
このようなことをしてしまうと、ペットとの信頼関係は築けずに怯えさせることになり、しつけはさらにうまくいかなくなるでしょう。
いつからは関係ない!愛情を持って接しよう!
前述したように、しつけは生後2〜3ヶ月が経ってからした方が良いのですが、愛情を迎え入れた瞬間から注ぎましょう。
しつけをする上で最も大事なことは飼い主との信頼関係です。まずは家族として愛情を注ぎ信頼関係を築いていきましょう!何事も土台作りです。愛犬を安心させ、喜ばせてあげましょう。
しかし、決して甘やかしすぎるということではありません。そこは勘違いしないようにしましょう。甘やかしすぎてしまうと、しつけがうまくいかない原因となったりします。
まとめ:「犬のしつけはいつから?」
これから愛犬とともに豊かな生活を送るためにも「しつけ」をきちんとするようにしましょう。しつけは人間社会とペットが共存するためのマナーなのです!
愛犬を家族として迎え入れた瞬間からしつけは始まっています!もしも、子犬が生後2〜3ヶ月経っていない場合は本格的なしつけを開始する必要はありませんが、その代わり無限大の愛情を注いであげましょう!
しつけとは飼い主との信頼関係の上で成り立つものなのです。まずは家族としての信頼関係を築くことを大事にしましょう。
皆さんもペットと共に豊かな人生を歩んでいきましょう!応援しています!