「仕事、辞めたい。」そんな気持ちは社会人であれば誰でも一度は抱いたことがあるのではないでしょうか?入社した時は夢と希望に溢れていたのに今はその面影もなく、ただただ毎日が辛いですよね。
実際、私もそんな日々を過ごしていたことがあります。「なんのために生きているんだろう?」「この仕事をすることで何になるんだ?」なんて四六時中、頭の中で鳴り響いていました。
そこで、やっと退職の決意が固まり動き出した私の経験をもとに今回は『仕事を辞めたい人が見直すべき2つの悪習慣と為すべき3つの行動』についてお話しさせていただこうと思います。
本記事を読めば、きっとあなたも仕事を辞めるために今から何をすれば良いかわかるようになるので、ぜひ最後までご覧ください!
- 仕事を辞めたい理由を整理する重要性
- 仕事を辞めたいと思う人が見直すべき2つの悪習慣
- 仕事を辞めたいと思う人が為すべき3つの行動
(アイキャッチ画像:出典;HTTPS://WWW.PAKUTASO.COM/PHOTO/40092.HTML)
なぜ仕事を辞めたいのか整理して考えよう
あなたはなぜ仕事を辞めたいと思っているのか考えたことはありますか?「安月給」、「ストレス」、「人間関係」、「長い拘束時間」などなど。
理由は人によって様々あると思いますが、「なんとなく」と感覚的にやめたいと思っている方は仕事を辞める前になぜ自分は仕事を辞めたいのかをはっきりさせましょう。
仕事を辞めたいと思っている理由が「なんとなく」であれば、転職したとしても転職先でもまた、なんとなく仕事を辞めたいと思ってしまうかもしれません。その、なんとなくには必ず根本の原因があるはずです。
もしも、なんとなく仕事をやめたい、その根本的な理由が改善可能なものだとしたら、今の仕事を辞める必要がないかもしれません。今の仕事で改善が不可能なことであっても、転職活動の際の参考にすることはできます。
仕事を辞めたい人が見直すべき2つの悪習慣
では、仕事を辞めたいと思う根本的な理由がわかったら、次に仕事を辞めるための準備のフェーズへと移りましょう。
それが、ズバリ「仕事を辞めたい人が見直すべき悪習慣」です。現在、仕事をやめたいと思っていても、これらを直さないと退職までに余計に時間がかかってしまうかもしれません。見直すべきは以下の3つとなります。
- 仕事にサンクコストをかけること
- ストレス解消のための浪費
それでは、それぞれ詳しく解説していきますので、ぜひ覚えて実践していきましょう!
見直すべき悪習慣 ①『サンクコスト効果の呪縛に囚われる』
あなたは「サンクコスト効果」という言葉を聞いたことはありませんか?
サンクコスト効果とは簡単に解説すると、過去にその対象に投資している状態でこれからの投資は損失を出すことにつながるにもかかわらず、投資を継続をしようとする心理状態のことを指します。
そう、現状として仕事を辞めることができない理由は 仕事へのマイナス感情を持っているにもかかわらず、これまで割いたリソースに対してリターンが得られていないことにサンクコスト効果が働いているためなのです。
ですので、仕事に対して必要以上のコストをかけることはやめましょう。無駄な残業、飲み会、人間関係などなど、削るべき箇所は様々あるでしょう。
見直すべき悪習慣 ②『ストレス解消のための無駄な浪費』
辞めたいと思う仕事をすることは大きなストレスがかかることだと思います。では、あなたのストレス解消法は何でしょうか? スポーツ、動画鑑賞、食事、なんでもいいのですが、無駄な浪費だけは辞めておきましょう。
贅沢をすることで心が豊かになって明日の活力になることは素晴らしいことですが、ストレス解消のためとはいえ、買い物それ自体が目的になってしまってはそれはただの浪費です。
後述しますが、仕事を辞めるためには金銭的な備えも必要になってきます。できるだけ無駄な浪費による支出は抑え、ストレスは別の方法で解消できるようにしましょう。
仕事を辞めたい人がこれから為すべき3つの行動
これまでは仕事を辞めるために見直すべき悪習慣についてわかりました。では、これからは仕事を辞めるために新しく取り組むべき3つの為すべき行動について見ていきましょう。以下の枠内をご覧ください。
- 仕事をいつでも辞められるだけの蓄財
- 辞めたいと思う原因に対する改善の試み
- 仕事を辞めた後の計画を立よう
それでは、見直すべき悪習慣と同じように、それぞれ解説していきますので覚えていきましょう!
為すべき行動 ①『仕事をいつでも辞められるだけの蓄財』
転職先が決まっていれば、今の仕事を辞めることに抵抗は少ないと思いますが、転職先が決まっていない状態で仕事辞めるにはなかなか勇気がいるでしょう。
しかし、どうしても嫌であるのに今の仕事を続けていたら、いずれ精神病を発症してしまうかもしれません。そうならないためにも場合によってはキッパリと退職を決意する必要があります。
そこで気になるのが、退職後の金銭面。収入が途絶えても生活ができるように半年〜1年分の生活費に当てられるだけの貯蓄はあった方が良いでしょう。
もし、仕事のストレス解消のために浪費ばかりしているとお金はたまりません。貯蓄が今ゼロならば、今からでもいつでも仕事を辞められるように貯蓄を開始しましょう。
為すべき行動 ②『辞めたいと思う原因に対する改善の試み』
今の仕事を辞める決断をする前に、辞めたいと思う原因に対して何かしらのアプローチをしてみましょう。
人間関係、給与、ライフワークバランスなどの仕事への不満に対するアプローチをした結果、それらが現状より改善したならば、もしかすると仕事を辞める必要などなくなるかもしれません。
サンクコスト効果というわけではありませんが、今の仕事で積み上げてきた実績や信頼を失うのは勿体無いことでもあります。ですので、やめないに越したことはありません。
為すべき行動 ③『仕事を辞めた後の計画を立よう』
仕事が嫌すぎるが故の感情的で無計画な退職はやめましょう。まずは、自分の貯蓄状況を把握し、転職をするまでに無職期間を挟んでも大丈夫な経済状況か、それとも在職中の転職活動が必要なのかを見極めましょう。
また、退職後の選択肢は転職だけではありません。起業や個人事業主になるケースや資本家として不労収入で生きていく場合やフリーターとして生きていくなど幅広い選択肢が存在ます。
自分が次に何をしたいのかしっかりと見極め、それに必要な準備やスキルの習得はできるだけ在職中に行いましょう。
「仕事を辞めたい」と上手に伝えるために
退職意思を伝える機会は退職をするためには必ず必要になってきます。しかし、やはり面と向かって「仕事、辞めます!」というのは勇気がいりますよね。
ですので、おすすめしたい伝え方として有効なのが、普段から職場で「いつかは辞めようと思ってる」ということを周りの同僚に言っておくことです。
そうする方が、辞めたい気持ちを心の内に秘めているよりも、退職に関してハードルが低くなり退職意思を伝えやすくなります。
また、いきなりの退職決意という印象も与えないので職場の方々の驚きも少ないことでしょう。ぜひ実践してみてください!
まとめ:『仕事を辞めたいのなら今動き出そう!』
それでは、最後に本記事をまとめていきたいと思います。下記のボックスを見て復習しましょう!
- 見直すべき悪習慣は以下の2点
- 「仕事にサンクコストをかけること」
- 「ストレス解消のための浪費」
- 悪習慣を改善した後に、やるべきことは以下の3点
- 「仕事をいつでも辞められるだけの蓄財をする」
- 「辞めたいと思う原因に対する改善の試みる」
- 「仕事を辞めた後の計画を立てる」
仕事を辞めたいと思ったならば、まずはなぜ自分が仕事を辞めたいのか考えてみましょう。具体的な理由が見えてきたら、それを改善または転職の参考にしてください。
また、仕事を辞めるためにも上記の悪習慣の見直しや為すべきことを着実に実施して転職に備えてることも大切です。本記事を参考に行動すれば、退職までの近道となりますので是非活用して頑張っていきましょう!