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【5分でわかる】これで安心!雇用保険の受け取り方まとめ

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皆さんは、雇用保険って結局何なの?どうやって受け取るのか分からない…と悩んでいませんか?

普段使う言葉ではないから、意味も知らないし受け取り方も分からなくて当然ですよね。

今回は、雇用保険の意味や受け取り方を紹介したのでぜひ最後までご覧ください。
(アイキャッチ出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/5122789)

誰でも分かる!雇用保険って何なの?

(出典:https://www.photo-ac.com/main/search?q=仕事&qt=&qid=&creator=&ngcreator=&nq=&srt=dlrank&orientation=1&sizesec=all&color=all&model_count=-1&age=all&mdlrlrsec=all&sl=ja&pp=70&p=2)

そもそも雇用保険とは、失業した労働者に対して生活や雇用の安定、再就職の援助を目的とした制度です。原則として、会社が従業員全員に掛ける義務がある保険です。

雇用保険にはたくさんの種類がありますが、その中でも一般的に失業保険と呼ばれる基本手当が主になります。

基本手当は、失業した場合に新たな就職先を探している期間中の収入を保証したり、再就職を促進するためにあるものです。

こんな人は安心!雇用保険を受け取れる人

(出典:https://www.pexels.com/photo/man-in-black-formal-suit-jacket-653429/)

雇用保険を受け取れる人は、一般の離職者、特定理由離職者、特定受給資格者のいずれかに該当する必要があるのでそれぞれの意味を解説します。

雇用保険を受け取れる人3種類
  • 一般の離職者
  • 特定理由離職者
  • 特定受給資格者

一般の離職者

一般の離職者とは自己都合による退職のことで、退職前の2年間で被保険者期間が12カ月以上あることが条件となります。

特定理由離職者

自己都合による退職の中でも、親の介護など家庭の事情でやむを得ず離職するなど、自分の意思に反する正当な理由がある場合には特定理由離職者と認定されます。

条件は、退職前の1年間で被保険者期間が6カ月以上あることです。

特定受給資格者

企業の倒産や解雇によって再就職の準備をする余裕が無いまま離職した場合は、特定受給資格者に認定されます。

条件は特定理由離職者と同じで、退職前の1年間で被保険者期間が6カ月以上あることです。

貰えないの?雇用保険を受け取れない人

(出典:https://www.pakutaso.com/2019122136035.html)

上記の一般の離職者、特定理由離職者、特定受給資格者のいずれかに該当しない場合以外にも、退職後に休養する場合やすぐに働ける状態にある場合は雇用保険を受け取ることはできません。

そもそも雇用保険は働きたくても働けない人のためにあるものなので、退職後に働く気がない人やすぐに次の就職先がある人は対象外になります。

また、出産や育児、病気なども今すぐ働けるとは限らないため対象外となります。しかし、これらの理由で退職した場合は最大3年間受給期間を延ばすことができる制度もあります。

受給期間の延長に関する詳しい制度の内容は、厚生労働省のサイトで紹介されているので以下をご覧下さい。

いつ貰えるの?雇用保険を受け取れる期間

雇用保険の申請日から7日間は、待期期間と呼ばれどんな理由であっても給付金を受け取ることはできません。7日後から給付金の支給が始まりますが、実際に自分の口座に振り込まれるのは1ヶ月後になります。

注意点は、自己都合退職の場合は7日間の待機期間に加えてさらに2カ月間の給付制限期間があることです。

雇用保険の加入期間が10年未満であれば最大90日、10年以上20年未満なら最大120日、20年以上なら最大150日まで受け取ることができます。

また、加入期間が5年以上10年未満で30歳未満なら最大で120日、30~44歳で退職した場合は最大で180日、45~59歳なら最大で240日、60~64歳なら最大180日受け取ることができます。

どうやって貰うの?雇用保険を受け取る方法

雇用保険はハローワークで手続きをして受け取ることになります。

手続きのための書類は、離職票、雇用保険被保険者証、身分証明書が必要になります。また、証明写真、印鑑、預金通帳も必要になります。

受け取るまでの流れとしては、書類を用意してハローワークに行き、担当者から雇用保険説明会に参加するように言われます。その後、もう一度ハローワークに行き失業の認定を受けたら受給開始となります。

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意外に貰える!?雇用保険の給付金額

(出典:https://pixabay.com/ja/photos/ユーロ-思われる-お金-870757/)

雇用保険の給付金額は会社で働いていた時の給料で決まります。計算式で表すと「1日の支給額=退職前6カ月間の給料の合計÷180」で求めることができます。注意点は、ボーナスは計算に含まれないことです。

例えば給料が月20万の人の場合は、1日の支給額は20万円×6ヶ月÷180=約6600円となります。

ただし給付金には上限があり、29歳までの人は6395円、30~44歳までは7100円、45~59歳までは7810円までと決まっているので注意が必要です。

ここが良い!雇用保険のメリット

雇用保険のメリットは失業した際に失業給付金が貰えることです。これにより次の就職先が見つかるまで一定の金額を貰うことができます。

また、失業した時以外でもキャリアアップや育児、介護などで会社を休業、休職した場合でも貰うことができます。

キャリアアップの場合は、離職しなくても厚生労働省に指定された教育講座を自己負担で支払った場合に一部が支給されます。

育児や介護の場合は、会社を休業、休職した時に給付金を貰うことができます。

これは微妙…雇用保険のデメリット

雇用保険のデメリットは一度給付金を受け取ると加入期間がゼロにリセットされてしまうことです。

雇用保険は加入期間が長ければ長いほど多く受け取ることができるので、一度加入期間がリセットされてしまうと次に退職した場合少ししか貰えなくなってしまいます。

しかし、給付金を貰わずに退職日の翌日から1年経っても加入期間がゼロにリセットされてしまいます。それに、手続きが遅れると全て貰いきれなくなってしまう可能性もあるので早めに手続きすることが望ましいです。

やっちゃダメ!雇用保険の注意点

(出典:https://pixabay.com/ja/vectors/記号-注意-警告-危険-304093/)

やってはいけない雇用保険の注意点は、不正受給です。不正受給をしてしまうと金額の返還を求められたり、それとは別に2倍に相当する額以下の納付を求められてしまいます。

具体的には、受給中にアルバイトをするなど働ける環境にあるのに嘘をついて給付金を貰うことです。

不正受給をしてしまうと、罰金や給付が受けられなくなるなど重いペナルティが課せられるので絶対にやらないように気を付けましょう。

申請してみよう!雇用保険まとめ

(出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/22995171)

雇用保険の意味や受け取り方を紹介しましたが納得できましたか?受け取れる人や受け取れる金額など、人によって条件は様々なのでしっかりと確認が必要です。

雇用保険を受け取ることで、生活だけでなく精神面でも安心できるので必ず受け取るようにしましょう。

雇用保険の手続きは難しそうだしめんどくさそうに見えますが、思っているより簡単に申請できるのでこれを機にぜひ申請しましょう。