近年注目を集めている格安simですが、「種類が多いから値段比較がしたい」ということも多いんじゃないでしょうか。約5人に1人は格安SIMを使っているので、それだけ人気なものということですね。
格安simはその名の通り格安で使えるスマートフォンのプランです。安くて便利なものはそれだけで魅力的なのでどれくらい安いのか、どれくらい便利なのか知りたくなりますよね。
この記事では格安SIMについて、値段を中心に機能なども比較して紹介していきます。この記事を読めば自分に合ったプランを選べるようになるはずです。ぜひ参考にしてみてください。
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格安simの相場って?
格安simは名前の通り格安で携帯電話を使うことができるもので、値段の相場は大体1000円以下~5000円程度と、大手キャリアと比べてもかなりコストを抑えることができます。
実は格安SIMはauやdocomo、Softbankの国内大手キャリアの回線を使っているものがほどんどで、どの回線にするかを選ぶこともできるものもあるので通信の品質も安心できます。
基本的にどの回線を選んでも大きく値段が変わることはありませんが、プランごとに値段は変わるので、それぞれ詳しく見ていきたいと思います。
値段比較①【繰り越しが魅力! UQモバイル】
まず初めに紹介する格安SIMはUQモバイルです。UQモバイルはauの子会社なので回線はauのものを使用していて、主に以下の3つのプランを軸に展開しています。
- くりこしプランS:¥1,628(3GB/月)
- くりこしプランM:\2,728(15GB/月)
- くりこしプランL:\3,828(25GB/月)
基本的なプランはこの3つで、4G、5G回線に対応しています。+550円でそれぞれ5GB、20GB、30GBに増量することもでき、基本通話料は\22/30秒となっています。
通話オプションには「550円で月に60分かけ放題」「770円で10分以内の通話をかけ放題」「1,870円で国内通話無制限かけ放題」があります。
値段比較②【お試し利用もできる? mineo】
mineoは3大キャリアの回線をすべてそろえていて、どの回線を選んでも値段は変わりません。プランは大きく分けて以下の4つがあり、音声通話が使えるかどうかで値段が変わります。
- 1GB:880円(音声通話あり1,298円)
- 5GB:1,265円(音声通話あり1,518円)
- 10GB:1,705円(音声通話あり1,958円)
- 20GB:1,925円(音声通話あり2,178円)
オプションで1GBのプランでは+385円、10GB以上なら無料で「最大1.5Mbpsで通信し放題」や、+935円で「10分以内の通話かけ放題」、+550円で端末保証サービスがつきます。
またmienoは「mineoプチ体験」として、330円(音声通話あり1,100円)で200Ⅿのプランを利用することができるので、実際の通信速度などの使用感を確かめられる点も魅力的です。
値段比較③【LINEをたくさん使うなら LINEモバイル】
LINEモバイルも3大キャリアの回線を使うことができ、基本料金や一部のオプション料金には差はありませんが、音声通話の有無で料金が変わります。基本料は以下のようになっています。
- 2GB:音声通話sim1,100円、データ通信sim600円
- 5GB:音声通話sim1,480円、データ通信sim980円
- 10GB:音声通話sim2,200円、データ通信sim1,700円
- 30GB:音声通話sim3,200円、データ通信sim2,700円
オプションとして、無料でLINE利用時のデータ使用量が0になるものや280円でSNS利用時のデータ通信量が0に、480円でSNSと音楽アプリ利用時のデータ通信量が0になるものがあります。
またソフトバンク回線を利用すると留守番電話やグループ通話の有無など音声通話の機能の面で他2社の回線利用よりも使い方の幅が広がるので、この点ではソフトバンク回線の方がメリットが大きいでしょう。
値段比較④【実は格安simじゃない? Y!mobile】
実はY!mobileは厳密には格安simではなく、自社回線とソフトバンクの回線を利用している「低価格な携帯プラン」といったところです。Y!mobileの料金プランは以下のようになっています。
- S:3GB、1,980円(900円)
- M:15GB、2,980円(1,900円)
- L:25GB、3,780円(2,700円)
Y!mobileは3つのプランを展開していて料金は上記の通りですが、家族で利用するとそれぞれのプランで900円、1,900円、2,700円と安く抑えることができます。
またUQモバイルと同様に余った分を翌月に繰り越すことができ、550円でそれぞれ5GB、20GB、30GBに増量することもできます。
その他オプションで、通話が770円で10分通話かけ放題、1,870円で無制限かけ放題になり、契約形態に応じた端末保証サービスも展開されています。
値段比較⑤【格安simの新星? 楽天モバイル】
楽天モバイルには自社回線とパートナー回線があり、自社回線が整備されていないエリアではauの回線を利用しています。なので実は厳密には楽天モバイルも格安simではありません。
厳密には格安simではないとはいえ料金の安さではトップレベルなので、非常に人気でユーザーも多くなっています。そんな楽天モバイルの料金を見ていきましょう。
- 1GBまで:無料
- 3GBまで:980円
- 20GBまで:1,980円
- 無制限:2,980円
オプションでは1,100円で10分以内通話かけ放題、Rakuten Linkというアプリを利用することで通話かけ放題にすることもできます。他にも保証サービスなどのオプションも多く展開されています。
さらに楽天は携帯電話だけではなく幅広い事業を展開しているので、他のサービスと組み合わせることでメリットを大いに生かすことができます。
値段比較⑥【格安simなの? au】
auは大手キャリアの一角ですが、povoというサブブランドを展開しています。基本料金は0円で通話は30秒22円、SMSは1通3.3円というものがベースになっています。
これにデータ通信や通話プラン、保証サービスなどをトッピングしてカスタマイズできる仕組みです。データ通信のトッピングは以下のものがあります。
- データ使い放題/24時間:330円
- 1GB/7日間:390円
- 3GB/30日間:990円
- 20GB/30日間:2,700円
- 60GB/90日間:6,490円
- 150GB/180日間:12,980円
これらに加えて「550円で5分以内の通話がかけ放題」、「1,650円で無制限のかけ放題」といった通話トッピングや830円でスマホ故障サポートのトッピングなどがあります。
自分の毎月のデータ使用量や通話時間に合わせたトッピングに加えて、DAZNなどの有料チャンネルもトッピングできるのでよりコスパのいい使い方ができますね。
値段比較⑦【格安simといえば? docomo】
docomoはahamoというサブブランドを展開しています。プランは20GB2,970円の1種類のみです。この中に5分以内の通話かけ放題も含まれていて、550円で1GBを追加できます。
他のオプションとして、1,100円で通話かけ放題や550~1,100円でケータイ保証サービスなどがあり、ⅾカードでの支払いで追加のGBをもらえます。
月20GB、5分通話というラインは、ほとんどの人にとっていつも通り使っていればちょうどいいラインで、回線もdocomoのものを使っているので多くの人が安心して利用しています。
値段比較⑧【自由にプラン変更! Softbank】
Softbankも他の大手キャリアと同じようにLINEMOという格安プランを展開しています。プランはミニプランとスマホプランの2種類のみとなっていて、選びやすいのが特徴です。
それぞれの大かな違いは以下のようになっていて、ミニプランからスマホプラン、スマホプランからミニプランへの変更も自由にできます。
- ミニプラン:3GB/990円/月
- スマホプラン:20GB/2,728円/月、LINEスタンプ・paypayボーナス対象
両者共通して5G通信に対応していて、追加データを1GBあたり550円で購入できます。通話オプションも550円で5分通話かけ放題、1,650円で1ヵ月かけ放題があります。
格安simの値段比較【まとめ】
ここまで携帯電話の格安プランについて紹介してきましたが、使い方によって選ぶべきプランは変わってきます。最後に自分に合った選び方を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
- 容量、値段で選ぶ
- 機能で選ぶ
- 生活スタイルで選ぶ
まず言わずもがなですが、ひと月に使うギガの容量と月額料金で選ぶのが一番簡単です。とは言っても同じようなプランがあっていまいち決め手に欠けますよね。そこで機能や生活スタイルに注目してみましょう。
まず各プランによって独自の機能や特典があります。例えばLINEモバイルならLINE利用の際に、Y!mobileなら家族での利用で割引があります。
その他にも生活スタイルに合わせて選ぶこともできます。例えばUQモバイルは光回線や電力もUQにすることで割引などの特典があり、楽天経済圏を利用していれば楽天モバイルのメリットを活かせます。
一口に格安simと言ってもそれぞれの特徴があるので、それらをうまく生かせるように自分に合ったものを選んで充実した生活にしていきましょう!