犬がわがままばかりで困ってしまうことは飼い主にとって尽きない悩みですよね。
元々の性格だから仕方ないと思っていると、わがままが加速して他人に被害を与えてしまう可能性もあります。
この記事では犬がわがままになる原因とその対処法を3つずつ紹介しており、内容を実践すると愛犬のわがままな性格を直すことができますので是非参考にしてください!
(アイキャッチ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%e5%ae%b6%e6%97%8f-%e6%ad%a9%e3%81%8f-%e6%a3%ae-%e7%a7%8b-2366129/)
わがままな犬が起こす行動
犬が飼い主の指示に従わなかったり、無視したりする場合、わがままな状態にあると言えます。
例えば、散歩しても飼い主についていかなかったり、他の人に対して吠えたり唸ったりすることが挙げられます。
また、体調不良の場合も考えられますが、ご飯を拒否して食べないのもわがままな行動の一つです。
こういった状態だと、叱られても犬は「なんでダメなんだ」と反抗的な態度を取ったりします。
犬がわがままになってしまう3つの原因
犬がわがままになってしまうのは下記の3つの原因が考えられます。
- 飼い主が甘やかしてしまうから
- 飼い主が信頼されていないから
- 家庭のルールを知らないから
厳しいことを言ってしまうかもしれませんが、わがままになる原因は飼い主にあることがほとんどです。
飼い主は「自由奔放な性格だから」と思うのではなく、自分に原因があると考えて行動を見直してみましょう。
次から犬がわがままになってしまう3つの原因について詳しく解説していきます。
①飼い主が甘やかしてしまうから
まず初めに原因として考えられるのが、飼い主が犬を甘やかしてしまっていることです。
例えば、上記したようなわがままな行動をとっていたとしても、許してしまっている状態ですね。
「私は叱っている」と思っても、軽く叱ってしまっていると犬に感情がうまく伝わらないので、犬は叱られていることを理解できません。
問題行動を起こした際は、表情や口調などを用いて毅然とした態度で犬を叱りましょう。
②飼い主が信頼されていないから
飼い主が信頼されていない場合、犬は人を下に見てわがままな行動をしてもよいと思ってしまいます。
犬が食べたいと思う時にご飯を出し、行きたい時に散歩に連れて行っていたら要注意です。
この状態は犬に主導権があり人が従っている状態ですので、犬がわがままになる原因を作り出してしまいます。
飼い主に最も権力があるとわからせるためにも、むやみやたらに犬の要望に応えないように気を付けましょう。
③家庭のルールを知らないから
3つ目に考えられる原因はそもそも犬が家族のルールを教えられていないということです。
実際に犬がトイレの位置や食事の量、散歩の時間など家庭のルールを知らなければ守ることはできません。
この場合、結果的にわがままな犬に見えてしまいますが、原因は教えなかった飼い主にあります。
犬に対して、家庭のルールをすべて伝えられているかどうか過去を遡って必ず見直すようにしましょう。
犬のわがままを直す3つの方法
わがままな犬をしつけ直すためには下記の3つの方法を取りましょう。
- 上下関係を正しく認識させる
- わがままな犬を甘やかさずに叱る
- 犬がわがままな行動をしたら無視する
これらの行動は犬が大好きでいつもかわいがっている人ほど難しいかもしれません。
しかしながら厳しい態度を取ったしても愛情を持って接していれば、犬から嫌われることはなく、愛情は伝わります。
今後、周囲の人に悪影響を及ぼさないためにも、これらの方法を行ってみましょう。
①上下関係を正しく認識させる
まずは飼い主が上で犬が下、という上下関係を正しく認識させることに努めましょう。
犬が飼い主のことを自分より下だと考えてしまっていると一向にわがままな性格は治りません。
例えば、ご飯の際に飼い主が「良し」というまでエサを与えなかったり、散歩で必ず飼い主が前を歩くことが挙げられます。
これらの行動を取ることによって決定権が飼い主にあることを犬が正しく認識できるようになり、上下関係が出来ていきます。
②わがままな犬を甘やかさずに叱る
一般的な方法にはなりますが、甘やかさずに叱ることもわがままを直すには必須の方法です。
この際には先ほど書いた様に、軽く叱るのではなく毅然とした態度で叱ることを意識してみましょう。
家庭でのルールをわかっていない場合もありますし、ダメなことであると理解してもらえるよう根気よく行うことが重要です。
飼い主は心を鬼にしなければなりませんが、愛犬の今後のためを思って行いましょう。
③犬がわがままな行動をしたら無視する
犬がわがままな行動を繰り返してしまうようでしたら、逆に無視することも方法の一つです。
なぜなら犬は無視されることを好まないため、それを悪いことと認識して避けようと行動するからです。
この方法は悪いことをすると罰があるという認識を犬に持たせることができ、わがままを直すことに一歩近づきます。
甘やかさずに叱ることも非常に重要ですが、なかなか治らない場合は「無視する」という選択を取ってみると良いでしょう。
わがままな犬を正しくしつけよう!
残念ながら犬がわがままになってしまうのは飼い主に原因があるのがほとんどです。
- 飼い主が甘やかしてしまうから
- 飼い主が信頼されていないから
- 家庭のルールを知らないから
犬に対して家庭のルールを伝えず甘やかしてしまったり、上下関係を認識させられていないと起きてしまいます。
心苦しいとは思いますが、犬と飼い主の今後の生活のためにも、3つの方法を取って根気よくしつけを続けていきましょう。
- 上下関係を正しく認識させる
- わがままな犬を甘やかさずに叱る
- 犬がわがままな行動をしたら無視する
愛犬のわがままな性格が少しでも改善することを願っております。