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実は悪いことじゃなかった!?犬が甘噛みをする理由とは?

愛犬の甘噛みに頭を悩ませていませんか。犬が甘噛みをするのにはちゃんとした理由があります。

子犬の甘噛みは自然な行為なので悪いことであるとは言えませんが、それを直さずに成長しても噛み癖が残ったままであると手がつけられなくなり、トラブルになる恐れが大きくなります。

甘噛みが悪い癖になってしまって直すことが難しくなるその前に、理由を理解して早めに対応できるようにしていきましょう。

(アイキャッチ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/3987390)

甘噛みは犬にとっての喜び?

犬の甘噛みは人やモノに対してじゃれるように噛みつくことです。甘噛みは本気ではなく力を加減して噛むので、噛まれても痛みを感じることはありません。

しかし、遊びからエスカレートしていくうちに、力加減が分からなくなっていってしまうことも少なくありません。ケガやトラブルとなる前に子犬のうちに甘噛みはやめさせるべきだといえます。

とはいっても、噛むことは犬にとって必要なことであり、喜びであり楽しみでもあったりもします。

甘噛みは犬にとって、特に子犬にとってはとても自然な行為であるということをまずは理解しましょう。

犬が甘噛みをする理由① 習性としての噛みつき

犬が甘噛みをする理由はいくつか考えられます。犬にとって噛むことは自然な行為であり、そもそも噛むことは犬にとって備えつけられた習性であるともいえます。

犬は狩りをしていたオオカミを祖先にもち、本能として噛みつく習性が備わっています。

そうした習性を持っているので特に子犬は噛む欲求が強く、犬同士でじゃれてお互いに噛みつくような遊びの一環として噛み合いをすることがあります。

このお互いへの甘噛みを通して、相手が痛がる反応や噛まれたことで痛みを感じる経験をして噛むことに関しての加減を子犬は覚えていくのです。

犬が甘噛みをする理由② 歯の生え変わりの時期

犬の噛む欲求はもともと持っている犬の習性に基づくものですが、歯の生え始めや生え変わりの時期にも噛む行動が増えます。

これは遊びとは違って、乳歯から永久歯への生え変わりで口の中がムズムズしたりするのが理由です。

口の中に違和感があるためにそれを解消しようとして、人の手や家具など手近なものに甘噛みしてしまうのです。

犬の乳歯の生え変わり時期は犬の種類や成長具合にもよりますが、基本的に生後4~6ヶ月頃から始まり、すべて永久歯に生え変わるのは生後7~12ヶ月頃になります。

犬が甘噛みをする理由③ 遊びたい欲求の表れ

(画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/4260705)

飼い主さんに遊んで欲しい構って欲しい、もしくは甘えたいという欲求の表現として甘噛みをしている場合もよくあります。

人の手や洋服の裾などひらひらと動くモノは犬にとって魅力的に映り、つい遊びたくなって噛みついてしまうのです。

また、遊んでほしいという欲求に加えて、散歩や運動の時間が足りていなかったり、犬が何かしらのストレスを抱えている場合でも甘噛みをしやすくなることは考えられます。

犬が甘噛みをする理由④ 好奇心

子犬は好奇心が旺盛で、なんでも舐めたり口に入れたりしてしまうことがあります。

これは人間の赤ちゃんとも同じで、赤ちゃんもはじめて見るものに手で触れようとしたり、口に入れようとしてしまうことがよくあります。

子犬は気になったものを何でも口に入れてそれを噛むことで、それが何かを確認して学習しているのです。

犬同士のお互いへの甘噛みもそうですが、子犬は噛むことを通して学習をしているのであり、甘噛みは子犬にとって必要なことなのです。

犬の甘噛みをやめさせたほうがいい理由

犬の甘噛みはここまでご紹介したように、口の中に違和感があったり、甘えの表現であったりして攻撃の意図はなく何かを噛む行為はごく自然なものです。

ですので、ときどき甘噛みをするぐらいでしたらそれほど問題ではありません。しかし、頻繁に甘噛みをしてくる場合や噛み癖がついてしまったり、徐々に甘噛みではなく本気噛みとなっているようでしたら問題です。

子犬の甘噛みは成犬になればある程度は自然となくなっていきますが、噛み癖がついてしまうと良くありませんし、直すことも難しくなります。

噛みぐせが直せなければ、ケガをしてしまったり、物を壊してしまうなど事故やトラブルにつながることになってしまいます。子犬のときにきちんとしつけをして甘噛みをやめさせることができるようにしていきましょう。

犬の甘噛みをやめさせるために大事なこと

(画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/2634283)

これから愛犬と共に暮らしていくにあたって甘噛みを問題行動とさせないために、また噛み癖をつけさせないために「人や物を噛んではいけない」ということをきちんと教えていく必要があります。

甘噛みは犬にとって自然な行為なわけですが、甘噛みをされた飼い主さんの反応によっては甘噛みをやめさせたくても逆効果になってしまうこともあり得ます。

甘噛みをされたときに飼い主さんが痛くないからといって遊んであげていたり、逆に痛がって手を引っ込めてしまったり、または「痛い」と言って怒ったりする反応は犬にとって喜ばしい反応となってしまいます。

これらの反応は犬が「遊んでくれている」「噛めば構ってくれる」と勘違いをしてしまうことになります。こういう場合は感情的にならずに「いけないこと」だと一言叱ってきちんとしつけていきましょう。

犬の甘噛みをやめさせるには?具体的な対策

犬が甘噛みをする理由は理解していただけましたでしょうか。でも理由がわかったとしてもそのままにしていて噛み癖がついてしまってはいけません。

犬の甘噛みをやめさせるためにやるべき対策としつけについてお話していきます。

犬の甘噛みをやめさせるためにすること
  • 噛めない環境をつくる
  • グッズやおもちゃを活用する
  • 犬が甘噛みをする前に止める

噛めない環境をつくる

まずひとつ目の対策は噛みたくても噛めないような環境をつくってしまうことです。

ハンドタオルや靴下など犬がつい噛みたくなってしまいそうなものや、すでによく噛まれているものは遠ざけておき、犬が届くところに置かないようにしましょう。

また、愛犬がいつも噛みついてしまうお気に入りのスリッパやクッションなどは、他のものに変えることで噛まなくなることがあります。

噛みつき防止スプレーを利用するという方法もあります。手の甲やスリッパ、家具などに噛みつき防止スプレーを吹きつけます。スプレーに苦い成分が含まれているため、味を嫌がって噛まなくなるようになります。

グッズやおもちゃを活用する

犬の噛みたいという欲求を犬が遊べるグッズやおもちゃを利用して発散させてあげましょう。

犬が自分だけで遊べるおもちゃと、飼い主さんと一緒に遊べるおもちゃのどちらもあるといいでしょう。

飼い主さんと一緒に遊ぶおもちゃは、人の手に犬の歯が当たらないように、ロープなど噛む部分と持つ部分が離れているおもちゃを使って引っ張りっこする遊びがおすすめです。

犬にとって、人の手や衣服などよりも魅力的なおもちゃがあることで、興味の対象がそちらに移っておもちゃで遊んでくれるようになっていきます。

犬が甘噛みをする前に止める

環境づくりも大事ですが、人や物を噛んではいけないということをしっかりとしつけをして教えていきましょう。

「噛んでいいもの」と「噛んでいけないもの」を分けて、「噛んでいけないもの」を噛んだときにははっきりと叱り、噛んではいけないものだとわからせていきましょう。

愛犬が興奮してきて、甘噛みをしそうだなと感じたら、「フセ」や「オスワリ」などできることをさせて落ち着かせるようにしましょう。

また、飼い主さんが手や衣服を噛まれそうになったら手を引っ込めたり離れるなどして、できるだけ噛ませないように対応することも意識していきましょう。

犬の甘噛みをやめさせるために注意すべきポイント

犬に甘噛みをやめさせるためにしつけをするときにポイントとなることは噛むことを楽しさや喜びを覚えさせないようにしていくことです。

飼い主さんは痛くて引っ込めたつもりでも、犬は遊んでもらっていると勘違いしたり、ダメだと言っても伝わらないと喜んでくれてると勘違いをしてしまいます。

「人や物を噛んではいけないこと」を伝えさせるために大事になるのは飼い主さんの反応になります。もしうまく叱れない、あるいは言うことを聞いてくれないという場合には無視をするようにしてもいいでしょう。

噛んでもいいものは「楽しみ」を感じさせるようにしてあげて、噛んでいけないものは「つまらない」と感じるようにさせていきましょう。

まとめ 犬が甘噛みをする理由とその対策

この記事でご紹介してきた犬が甘噛みをする理由としては「もともと噛みつく習性を持っている」「歯の生え変わり時期」「遊びたい欲求の表れ」「好奇心」によるものであることをお話してきました。

そして、甘噛みをやめさせるために行う対策は「噛めない環境づくりをすること」「噛んでもいいグッズやおもちゃを用意してあげること」「甘噛みをさせないようにしつける」の3つになります。

甘噛みは犬にとって自然な行為であり、決して悪いことであるとは言えませんが、甘噛みが行き過ぎた問題行動とならないようにしっかりと対処できるようにしていきましょう。