愛犬のお風呂嫌いが中々治らないと理由が分からず困ってしまいますよね。
実は、犬がお風呂を嫌ってしまうのには過去の経験からくる明確な理由があるんです。
本記事では嫌いになる3つの理由と克服するための4つの方法を紹介していますので、是非参考にしてみて下さいね!
(アイキャッチ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%e3%81%8a%e9%a2%a8%e5%91%82%e3%81%ae%e6%99%82%e9%96%93-%e5%ad%90%e7%8a%ac-%e7%8a%ac-%e6%b5%b4-1111748/)
犬が風呂を嫌いな3つの理由
犬は下記の3つの理由が原因としてお風呂を嫌いになってしまいます。
- シャワーが怖い
- お風呂のシャンプーが嫌い
- お風呂で濡れることが嫌い
いずれにしても、過去のお風呂で嫌なことがあったからお風呂に入ることを避けるようになるのです。
この理由を正しく把握すればお風呂嫌いを克服することは可能です。
まずは3つの理由について詳しく解説してまいりますので、過去の経験などから発端となる出来事があったかどうか確認してみましょう。
①シャワーが怖い
犬にとってはまずシャワーに対する恐怖がお風呂を嫌う理由の一つとして挙げられます。
なぜなら、犬はシャワーの音や水圧に対して怖さを覚えてしまうからです。
日常的に生活していてシャワーの音は聞きなれない音ですし、いきなりシャワーをかけられると経験したことのない水の勢いにびっくりしてしまいます。
私たちにとっては気にしない部分であっても、嫌な記憶となりトラウマになってしまいますので注意しましょう。
②お風呂のシャンプーが犬は嫌い
シャンプーに対して良い記憶がないことで、お風呂が嫌いになってしまうこともあります。
例えば、シャンプーをする時に無理やり押さえつけられたりすることで嫌な思いをしたことが考えられます。
また、シャンプーの匂いそのものが好きではない場合もお風呂に行くことが嫌なイメージに結びついてしまうのです。
シャンプーが目や鼻に入って嫌いになることも可能性としてありますので、多方面から考えてみましょう。
③犬はお風呂で濡れることが嫌い
濡れるということが嫌いで、結果としてお風呂を避けるようになってしまう場合もあります。
そもそもの話となってしまいますが、犬は本能的に水に濡れることを好まない傾向にあるのです。
濡れてしまうと毛が皮膚にべったりとくっついてしまって犬は不快に感じてしまい、嫌な記憶に繋がることになります。
自分の飼っている犬だけが特殊なのではなく、一般的に犬は濡れることが嫌いと正しく理解していることが必要です。
お風呂が嫌いな犬には4つのコツで克服しよう!
このようなお風呂を嫌う理由に対して、飼い主は4つのコツを使って克服させてあげましょう。
- 犬が嫌いなお風呂を短時間で終わらせる
- シャンプーを変える
- 丁寧に顔を洗う
- シャワーをいきなりかけない
原因は複数ある可能性もありますので、一つがダメだったとしても他のものも試してみましょう。
また、お風呂嫌いをすぐに克服するのは難しいので、今後の生活のためにも根気よく続けてあげることが重要です。
①犬が嫌いなお風呂を短時間で終わらせる
お風呂が長くなってしまうとそれだけストレスが溜まってしまいますので、短時間で終わらせてあげましょう。
コツとしてはシャンプーをする前にブラッシングをしてあげることが挙げられます。
なぜかというと、抜け毛が残っている状態でシャンプーをしてしまうと、毛が絡まってしまって余計な時間がかかってしまうからです。
また、すすぎが一回で済むリンスインシャンプーやタオル、ドライヤーを事前に準備するのがおすすめです。
②シャンプーを変える
シャンプーを変えるのも、風呂嫌いを克服してもらうための選択の一つです。
お風呂自体が嫌いなことに目が行きがちですが、そこで使うシャンプーの匂いが嫌だという場合があります。
匂い付きのシャンプーの場合、人間にとっては良い匂いでも、嗅覚が敏感な犬にとっては過激すぎる可能性があるのです。
犬にとって不快な匂いにならないように、無香料のシャンプーを使うことも考えてみましょう。
③丁寧に顔を洗う
丁寧に顔を洗うことで、目や鼻に水が入ってしまうことを避けるのも非常に大事です。
犬は人間と違って嫌に感じていることを伝えることが出来ないため、飼い主が配慮してあげなければなりません。
また、鼻に水が入ってしまうと呼吸することが難しくなってしまうため、特に注意が必要です。
耳を塞いでシャワーをしてあげたり、一気に洗うのではなく部分部分洗ってあげたり、色々工夫してみましょう。
④シャワーをいきなりかけない
水圧がトラウマなってお風呂嫌いを助長しないためにも、シャワーをいきなりかけないことが重要です。
水圧を弱めにして、足の部分から水しぶきが上がらない様、徐々に顔にシャワーを近づけてあげましょう。
こうしてあげることで、水圧やシャワーの音に対する怖さや不快感を和らげることが出来ます。
もしシャワーが難しい場合は、お湯をためて足から少しづつお湯をかけてあげることも効果的ですので試してみることをお勧めします。
お風呂が嫌いな犬の克服を手伝ってあげよう!
このように「うちの犬はなぜお風呂が嫌いなんだろう」と悩む必要はなく、一般的に犬はお風呂が苦手です。
また、嫌いなのは明確な理由があり、それを取り除けば少しづつ慣れていってくれます。
犬のお風呂嫌いを放っておいてしまうと、今後何十回とするお風呂が犬にとっても飼い主にとっても苦労する時間になってしまいます。
今後のためにも4つの方法を根気よく行って、お風呂嫌いの克服を手伝ってあげましょう!