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携帯料金を下げれる格安SIMとは?安さの秘密教えます。

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携帯の利用料金が大手の通信会社の半額以下と言われている格安SIMとはどんなものか知っていますか?

安いと聞いたことあるはあるけれど、電波が繋がりにくいのではないか、サービスが悪いのではないか。そんなネガティブイメージを持たれている方も多くいるでしょう。

メリットが安いだけで、使い勝手の悪いのもなんじゃないか、そう疑ってしまいますよね。

この記事では格安SIMの安さの理由やメリット・デメリット、どこを選べばよいかご紹介します。現在の携帯料金に不満を持つ方、下げたい方はぜひ最後まで読んでいってくださいね。

出典:https://pixabay.com/ja/photos/%e7%94%b7-%e9%bb%92%e4%ba%ba-%e6%90%ba%e5%b8%af%e9%9b%bb%e8%a9%b1-%e4%ba%ba-1868730/

そもそもSIM(シム)とは?

SIMとは「Subscriber Identity Module」の頭文字を取って略したもので、SIMカードの事を差します。

携帯電話やスマートフォンを使用する際に必要なICカードの事です。

SIMカードの中には固有のID番号が登録されており、端末に装着することでその端末が誰のものかわかるようになっています。

中には契約者情報が記録されており、その記録によって契約者を特定し、電話番号と結びつける事で通話・通信が出来るようになっています。

SIMカードってどんなもの?種類は?

契約者を特定するものなので、携帯会社との契約に必要になります。

SIMカードには主に「標準SIM」「microSIM」「nanoSIM」の3種類あり、自分の携帯電話にどのSIMカードが入っているか、携帯会社を乗り換える際には確認する必要があります。

大手通信会社の場合は契約時に店舗で確認、交換してくれるので心配ありませんが、格安SIMの会社ですと自分で交換することがほとんどなので注意が必要です。

格安SIMとはどういう意味?

月々の携帯電話の利用料金が「格安」の通信会社ということです。

大手通信会社(キャリアとも呼びます)のau、Softbank、NTTドコモ以外より安い携帯会社の事で、基本料金が大手の半額以下というところも多くあります。

なので、例えば自分1人で利用したとして2年で携帯料金を合計4万円以上も安くすませることが可能です。

大手キャリア以外のものすべてを格安SIMと呼ぶという認識でよいでしょう。

どうして安くできるの?

格安SIMの通信会社は、通信に必要な設備(基地局)を大手通信会社から借りています。

独自に設備を作ったり管理することよりも、借りた方がコストが抑えられるので、その分利用料金が下げることが出来る仕組みになっています。

また、実店舗を持たない会社も多くあるので、管理費等が必要ないので安くすることが出来ています。(全ての格安SIMが実店舗を持たないわけではありません)

SIMカードはどうやったら使えるの?

SIMカードは格安の通信会社に変える時に使います。ほとんどのキャリア端末にはSIMがロック(利用制限)がされており、解除しなければ他の携帯会社と契約できなくなっています

SIMロックを解除することにより、他の格安SIMに乗り換えられるようになります。
以前は端末の不正転売などを防止するためにSIMロックを解除することはできませんでしたが、2015年以降SIMロック解除を法律で義務化するガイドラインが出てからは解除できるようになりました。

店舗に持っていけばSIMロック解除してもらえますが、購入してから一定期間必要だったり、解除の出来ない端末も一部あり、解除手数料がかかるなど注意が必要なのでキャリアに一度相談することをおススメします。

格安SIMを使うとお得な3つのメリット

これまで格安SIMがどんなものか、どうやって使っていくのかご紹介してきました。

では格安SIMを使う事でどうお得なのかいまいちわかりませんよね。

そんな方のために、ここではお得なメリットを3つご紹介します。

毎月の月額料金が安い!

メリットは何といっても月額の料金が安い事です。通信会社によっては1000円以下に設定しているところもあるので、家族で利用すればかなり携帯料金を抑えることができます。

料金プランがシンプルでわかりやすい

一般的に上限データ通信量の容量ごとに「データプラン」などと呼ばれるプランがあり、決められた通信量を超えなければ、追加料金が発生しない仕組みになっています。

通話料金は別になっていますが、そちらもプランが存在し、自分の利用状況によって自由に組み合わせられるようになっています。

2年縛りのような契約期間を気にせず利用できる

大手キャリアですと契約期間の間に解約すると違約金が発生し、決められた期間内に申し出がなければ自動契約となり、また契約期間に縛られてしまいます。

格安SIMですと違約金が発生しなかったり、最低利用期間さえ過ぎれば違約金を払わなくてもよかったりします。

注意すべきデメリットとは?

さきほどお得なメリットをご紹介してきましたが、「メリットがあるならデメリットもあるんでしょう?」と思う方のために、ここではデメリットを3つご紹介します。

キャリアメールやキャリア独自の機能が使えない

大手通信会社(キャリア)では契約するともらえる「@docomo.ne.jp」「@Softbank.ne.jp」「ezweb.ne.jp」などのメールアドレスが使えません。
またキャリア独自のサービスも利用することが出来なくなります。

しかし今は「Gmail」など無料メールアドレスもあるので、そちらを使えばキャリアのメールアドレスが必ずしも必要とは限りません。

LINEのID検索がつかえない

LINEでは「友たち」をIDで検索することが出来ますが、このID検索は大手キャリアの年齢認証システムによって「18歳以上」と認証されたユーザーのみが使えます。

ですので格安SIMの通信会社では年齢認証が出来ず、ID検索が出来なくなっています。

しかし「友だち」を追加する機能が他に「QRコード」「招待メール」とあるので、ID検索がなくとも問題はないでしょう。

店舗数が少ない

全ての通信会社が店舗を持っていないわけではありませんが、やはり大手と比べると店舗数は少なくなってしまいます。全く店舗を持っていない会社も中にはあります。

どうしても実店舗で相談がしたい場合は、大手キャリアのショップに併設されていることが多い会社を選ぶとよいでしょう。

どこで格安SIMは買えるの?

格安SIMは、通信会社の通販サイトや家電量販店、店舗がある場合は店舗で取り扱っています。「SIMカードのみ」の販売、または端末と格安SIMの「セット販売」があり、各業者によって内容は異なってきます。

お申し込みには、「クレジットカード」「受信可能なメールアドレス」が必要です。「本人確認書類」が必要な場合もあります。

電話番号変えたくない場合は、SIMカードのみを購入することになります。

その場合は他社から引き継ぎするためには音声通話対応のMNP(モバイルナンバーポータビリティ)に申し込む必要があります。その際にはMNP予約番号も必要となります。

格安SIMは何種類くらいあるの?

大手キャリア以外すべてを格安SIMと呼べますが、数多くあります。実店舗を持つ店舗はまだまだ少ないです。ここでは実店舗があるところをご紹介します。

SIM名
Y!mobile 新規契約、機種変更、契約内容の変更、修理受付、解約、支払い、下取り(一部店舗のみ)
U-mobile 新規契約、MNP
楽天モバイル 新規契約や機種変更、NMPによる乗り換え、契約した端末の即日受け取り
mineo 新規契約、機種変更、初期設定サポート
イオンモバイル 新規契約、MNP、SIMカード・端末即日渡し、プラン変更や故障修理受付等のアフターサービス
UQモバイル 新規契約、機種変更、UQ WiMAXの新規契約、機種変更※UQコミュニケーションズでの契約者の
IIJmio 新規契約、MNP、即日渡し
LINEモバイル 新規契約、MNP、即日渡し
nuroモバイル 新規契約、ネットワーク設定・メール設定など
OCNモバイルONE 音声対応SIMカードの即日の受渡し、MNP転入、容量シェアの申し込み

店舗と言っても2種類あり、自社の看板を掲げた独立型の店舗と家電量販店などにカウンターを持つ店舗とあります。

比べたい場合は家電量販店などのカウンター、契約したい会社が決まっていて、しっかりと説明を聞きたい場合は独立型の店舗を選ぶとよいでしょう。

どうして格安SIMがおすすめなのか、まとめ

格安SIMは大手通信会社よりも月額料金がかなり安いので、一時的に違約金が2万近くが発生したとしても、その後継続して利用しすればかなりお得です。

通信施設も大手の会社の施設を借りて使っているので、他のキャリアとほとんど変わらず使えます。格安SIMはキャリア独自の機能は使えませんが、他で代用することが出来るので普段には問題はありません。

携帯番号や携帯自体を変えたくない方はSIMカードを交換することで、アプリ等も消さずに使えます。

SIMロック解除などの手続きが面倒な方は、現在の契約しているキャリアと同じ回線の格安SIMをご検討ください。