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服の寿命が伸びる!?洋服ブラシでの手入れ方法を徹底解説!

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毎日着る洋服はブラシで手入れするのが効果的です。ニットやセーター、スーツなどなかなか水洗いができないものになると手入れの仕方が難しいですよね。

洋服ブラシは、簡単に毎日手入れすることができ、手入れをするだけで洋服の寿命が伸びます。1シーズンしか着れなかったセーターが2シーズンや3シーズン着れるようになります。

今回は、簡単に手入れができる洋服ブラシでの手入れ方法について紹介するので、ぜひ最後まで読んでみてください。

アイキャッチ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/3925547#)

洋服ブラシの役割

出典:https://jp.freepik.com/free-photo/wooden-brushes-in-jar-arrangement_14351745.htm#page=1&query=ブラシ&position=45&from_view=search

洋服ブラシには「洋服の繊維を整え、寿命を伸ばす」という役割があります。以下では、洋服ブラシの役割について、4つお伝えします。

洋服ブラシの役割
  • 花粉などの細かいほこりやゴミを落とせる
  • 繊維のほつれを治して毛玉を防止する
  • 毛玉が取れる
  • クリーニングの回数を減らせる

花粉などの細かいほこりやゴミを落とせる

1日着ただけでも、洋服には思いのほか汚れがついています。セーターやニットなどの衣類はほこりが付着したまま放置すると、繊維の隙間汚れが蓄積され、落ちにくくなります。

これを防ぐために、着たその日のうちにブラッシングすることが必要になります。毎日着た後にブラッシングを行い、清潔な状態を保つことで虫食いやカビを予防できるのです。

繊維のほつれを治して毛玉を防止する

衣類の繊維には目(流れの方向)があります。洋服はどんなに気をつけていても、着るたびに摩擦を受けるものです。

重ね着した衣類との摩擦、手に持っているバッグとの摩擦などです。この摩擦が原因で、繊維の方向が本来の方向では流れない状態になります。

こうなる前にブラッシングを行うことで、繊維を本来の方向に流して、毛玉を防止することができます。

毛玉が取れる

ブラッシングの目的は毛玉を防止することのほかに、毛玉を取り除く効果もあります。毛玉にブラシを引っ掛けて軽くひねれば、簡単にとることができます。

また、毛玉とり用のブラシを使用することで、簡単に毛玉を取ることもできますので、のちほどご紹介する毛玉とり用のブラシを確認してみてください。

クリーニングの回数を減らせる

日々ブラシでお手入れをしていれば、クリーニングに持って行く回数を減らすことができます。クリーニングは衣服をきれいにする効果もありますが、やりすぎると逆に衣服の繊維を傷つけてしまうこともあります。

一方ブラッシングでは衣服へのダメージも少なく、ケアができるので、結果的にクリーニングの回数を減らし、洋服が長持ちします。

スーツやニットの手入れにこそ洋服ブラシが効果的

水洗いができないスーツやニットこそ洋服ブラシで手入れするのが効果的です。ブラッシングは基本的にどんな繊維にも効果的です。

最近ではウォッシャブル素材などが登場し、洗濯できるものも増えていますが、まだ高価なもので素材にこだわっているものほど、洗濯できない場合もおおいので、ブラッシングが有効です。

また、特に毛玉ができやすいアクリル・ポリエステル混紡などの化学繊維、毛(ウール)やカシミヤなどの天然繊維は手入れに気を遣いますが、ブラッシングであれば、どの繊維にも効果的です。

洋服ブラシを選ぶ際のポイント

出典:https://pixabay.com/ja/photos/洋服ブラシ-みがきます-服-16280/#content

洋服ブラシには様々な特徴があります。ブラシの毛が比較的固いものにはコートなどの素材に適していますし、柔らかいものはニット生地に最適です。

素材やサイズによってどの洋服に使用すべきか、それぞれに長所や短所がありますので本章ではそれぞれの特徴についてお伝えします。

洋服によって素材の違うブラシを使い分けよう

ブラシの素材には馬毛と豚毛が主なものとして挙げられますが、それぞれの特徴は以下のとおりです。

馬毛

馬毛は日常使いに非常に効果的です。基本的にはどの繊維にでも使用できます。また、馬毛のような天然毛は適度な油分と水分を含んでいるため、静電気を抑制できます。

また、馬毛は毛質がしなやかできめが細かいので、カシミヤ、アルパカなどのデリケートな素材にも使用できます。

豚毛

豚毛は馬毛に比べても、ハリやコシがあるため、コートやスーツなどの折り目が細かく詰まった素材に向いています。その中でも白豚毛は黒豚毛よりも柔らかく、カシミアなどのデリケートな素材にも使用できます。

使用シーンに合わせたサイズ選びも重要

できるだけ短時間で手入れを済ませたい場合は、ブラシの部分が大きいもの、外出先でも使用したい場合や女性の方には、コンパクトなものがマッチします。

また、持ち手がないブラシは、ブラシ自体をつかんで使用するため、力加減がしやすく、持ち手があるタイプは、ハンガーにかけたままでも、使用しやすいという特徴があります。

自分の使用シーンい合わせて洋服ブラシを最適な洋服ブラシを選び、洋服を清潔な状態に保ちましょう。

洋服ブラシの使い方とコツ

それでは洋服ブラシの具体的な使用方法についてお伝えしますので、以下の点に気をつけて洋服の手入れを行ってみてください。

ブラッシングをしたい衣服をハンガーにかける

コートやジャケットなどの、型崩れ防止が重要なものは厚みのあるハンガーにかけてください。ハンガーとコートの肩幅が合うことや、着用した時に近いシルエットでかけることができるハンガーがおすすめです。

繊維と逆方向にブラッシングして汚れを浮かせる

まずは、繊維と逆方向にブラッシングしていきましょう。逆方向にブラッシングすることで、まずは汚れを浮かせることができます。ポイントは軽く優しく行うことです。

繊維と逆方向でブラッシングをするため力を入れすぎてしまうと繊維が傷ついてしまいます。優しい力でブラッシングし、しっかりと繊維の絡まりをほぐしてあげましょう。

繊維の目に沿ってブラッシング

繊維と逆方向にブラッシングをして、汚れを浮かせることができたら、次は繊維の目に沿ってブラッシングをしていきます。ここで大事なのは、払うようにブラッシングをすることです。

表面に浮き出たほこりをすくい取るようなイメージです。押し付けて払うようにしてしまうとせっかくほどいた繊維がまた絡まってしまいます。

汚れが取れたら服全体をブラッシング

最後に繊維に合わせて全体をブラッシングしていきましょう。空気を含ませるようにブラッシングをすることで、素材本来の風合いや光沢を取り戻すことができます。

スーツの手入れ方法

前章の内容を踏まえ本章以降では洋服ごとの手入れ方法をお伝えしていきます。まずはスーツの手入れ手順とコツについてそれぞれお伝えします。

手入れ手順

スーツの手入れは、下から上に埃を浮かせるように全体をブラッシングし、その後上から下に繊維の方向に沿ってブラッシングをかけていきます。

手入れ時のコツ

ブラッシングの動作は大きく、生地の流れに沿って一定のリズムでテンポ良く行いましょう。また、汚れやすくほこりがたまりやすい肩や襟は、縫い目に沿って、かき出すように行ってください。

襟や襟裏もブラッシングしていきましょう。なお、ポケットは、内側を引き出し行うと効果的です。

ニットの手入れ方法

続いて、ニットの手入れ手順についてです。冬になると着る機会も多いニットですが、手入れがなかなかわからず、1シーズンでだめになってしまうことも多いのではないでしょうか。

本章の手入れ方法を実践すれば、2シーズンは持つようになりますので、確実に実践しましょう。

手入れ手順

ニットはスーツよりも優しくブラッシングしていきましょう。全体的な手順としては、スーツ同様、下から上にブラッシングを行い、次に上から下にブラッシングを行います。

あまり何度も同じところをブラッシングしてしまうと、毛羽だってしまうので、基本的には同じ箇所は1回のみのブラッシングにしましょう。

手入れ時のコツ

ニットはデリケートな素材なので、ニット生地の種類によってブラシを使い分けるのがベストです。

基本的には馬毛のブラシと毛玉とり用のブラシを使用し、まずは馬毛ブラシを使用して汚れを取り、その後毛玉とり用のブラシで毛玉をとっていきましょう。

コートの手入れ方法

最後にコートの手入れについて、ご紹介します。コートは素材の種類が多いですが、基本的なブラッシング方法は同じです。

手入れ手順

まずはスーツ・ニットと同様に下から上にブラッシングをし、その後上から下にブラッシングをしていきましょう。最後にコートは袖口にも毛玉がつきやすいので、そこも丹念にブラッシングしていきましょう。

手入れ時のコツ

コートは硬い素材のものが多いので、ある程度力を入れてブラッシングをしても問題ないです。そのため、ブラシの素材は馬毛よりもかための豚毛を使用するのがより効果的です。

洋服ブラシの手入れ方法

出典:https://pixabay.com/ja/photos/洋服ブラシ-みがきます-服-16283/#content

洋服ブラシは衣服の手入れを行うものですが、ブラシ自体の手入れもしておかないと、効果が薄れてしまいます。本章では洋服ブラシの手入れ方法をお伝えしますので、ぜひ実践してみてください。

汚れを落とす

洋服ブラシは使い続けるうちにブラシ自体にも汚れが付いてしまいます。そのため、串を使ってほこりを浮かせたり、水を含んだタオルを硬く絞って、ブラシを拭いてください。

こうすることで、ブラシ本来の効果を維持できます。ただし、ブラシの水洗いはしてはいけません。天然毛を使用したブラシには、水に弱いものもおおいので、水洗いは避けましょう。

ほこりがつかないように保管する

洋服ブラシの毛先を上に向けて置いていくと、その上に埃が積もってしまいます。使わない時は毛先を内側にして、フックにかけたり、毛先に埃がつかないように、ブラシ面を下にむけるなどの工夫をしてください。

おすすめの洋服ブラシ

それでは最後におすすめの洋服ブラシをご紹介します。今回は馬毛、豚毛、毛玉とり用の三種類の中から1つずつご紹介します。

素材・用途別おすすめの洋服ブラシ
  • 馬毛
  • 豚毛
  • 毛玉とり用

馬毛

created by Rinker
池本刷子工業(Ikemoto Brush)
¥4,472
(2024/04/19 09:54:48時点 Amazon調べ-詳細)

池本刷子工業の「グランドイケモト 洋服ブラシ」 はしなやかさとコシを両立させる白馬毛を使用している静電気除去機能つきの洋服ブラシです。

やわらかい馬毛のおかげで、生地が痛まず、繊維の乱れも抑えられます。また毛質がやわらかいからといって汚れがとれないわけではなく、力を入れずともサッと汚れを取ることができます。

豚毛

created by Rinker
マーナ(MARNA)
¥1,480
(2024/04/19 09:54:49時点 Amazon調べ-詳細)

天然豚毛100%のマーナの「洋服ブラシ」は、プラスチックの柄で水洗いができる商品です。繊維の乱れがほとんどおこらず、生地が痛むことはありません。

ブラシ全体が軽いのに加えて、持ち手が細く手首に負担をかけずにブラッシングできる点も嬉しいですね。汚れの取りやすさにおいても9割以上の汚れをキャッチすることができます。

毛玉とり用

浅草アートブラシ社 かんたん毛玉取りブラシ・ブラシクリーナー付き 正規品 毛玉取りクリーナー
GT

繊維の方向に沿って軽くなでるだけで毛玉が取れる毛玉取りブラシです。ミリ単位の段差がついているので、取りにくい毛玉も逃さず除去できます。

力を入れずにブラッシングができる形状なので、過剰なブラッシングも防ぐことができます。

洋服ブラシの手入れで衣服の寿命を伸ばそう!

洋服ブラシは、洋服の寿命を伸ばすための一番手軽な方法です。これをするかしないかで、物によりますが、1年以上も寿命に差が出ることがあります。

また、ニットやスーツに限らず、シャツやTシャツなどの素材にも洋服ブラシは効果的です。着用した服はその日のうちにブラッシングをして、タンスやクローゼットにしまいましょう。

そうすることで、洗濯をする回数も減らすことができますので、寿命が伸びることにもつながります。

 

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モキ
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