- 今の仕事がつらいけど、辞めても良いのか判断できない
- 仕事を辞めたいけど、何をすれば良いかわからない
- 本当に仕事を辞めても良いのか不安
- どうのように転職活動を進めれば良いかイメージできない
- 転職しても、さらに環境が悪くなるのは避けたい
今の仕事に何かしらの不満を感じている方は、このように思い悩む方が多いと思います。仕事を辞めたいと思っても、実際に何かしらの行動へ移すのは勇気が要りますよね。
人生において仕事とは長い付き合いになります。定年まで働く方だと、40年以上ものあいだ仕事と向き合います。その仕事において、我慢を続けてストレスを溜めると肉体的・身体的に大きな負担がかかってしまいます。
本記事では過去に転職したことで仕事への不満が(今の所)一切なくなった筆者が、仕事を辞めるべきか判断するポイントや、仕事を辞めるまでの具体的な行動について解説します!
- 仕事を辞めたい時にすべき行動
- 仕事を辞めて良いか判断するポイント
- 転職するための具体的なステップ
- 円満に退職する方法
転職する道を選んでも、現職に残ることに決めても、あなたにとって新たな一歩を歩めるチャンスとなります。良い選択ができるよう、本記事を参考にしてみてください。
アイキャッチ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/22363432
仕事を辞めたいと思う理由とは
仕事を辞めたいと思う理由は人それぞれです。しかし「仕事を辞めたいと思った理由」ランキングを見ると、辞めたいと悩む多くの方に当てはまる理由が上位に並んでいます。
みなさんが感じている「仕事を辞めたい理由」も、このランキング上位5位内に該当するものがあるのではないでしょうか。
順位 | 仕事を辞めたい(転職したい)と思った理由 |
---|---|
1位 | 給与が低かった |
2位 | 職場の人間関係が悪かった |
3位 | 会社倒産やリストラ・ハラスメント等の非自発的理由があった |
4位 | 仕事内容に不満があった |
5位 | 会社の将来性、安定性に不安があった |
参考URL:https://dugf25wejf35p.cloudfront.net/wp-content/uploads/2021/03/%E8%BB%A2%E8%81%B7%E5%8B%95%E5%90%91%E8%AA%BF%E6%9F%BB%EF%BC%882021%E5%B9%B4%E7%89%88%EF%BC%89-.pdf
様々な理由がありますが、人間関係やハラスメント・会社の将来性などは自力で解決できることではないため、仕事を辞めたいと感じる方は多いようです。
仕事を辞めたいと思ったらすべきこと
仕事を辞めたいと思っても、本当に辞めても良いのか簡単には決められないものです。特に気持ちが沈んでいる時や仕事で嫌なことがあった時は、冷静な判断ができない場合が多いです。
まずは、仕事を辞めたいと思った時に「自分は仕事を辞めるべきなのか」客観的に判断するための方法を解説します。
- 辞めたい理由を紙に書き出す
- 書いた理由の分類分け・嫌な順にランク付け
- 「自力で解決できる」ものか判断する
辞めたい理由を紙に書き出す
まずは、仕事を辞めたい理由や仕事への不安を紙に書き出しましょう。やめたい理由を可視化し、冷静な判断をすることが目的です。あまり時間をかけすぎずに一気に書き出すのがおすすめです。
また、紙に書き出すことは、仕事を辞めるかどうか判断する以外にもさまざまなメリットがあります。
- 悩みや課題を整理できる
- ストレス低減効果がある
- 不安やモヤモヤを解消しスッキリできる
- 今の状況を客観視できる
- 新たな解決策や気づきが見つかる
スマートフォンやPCによるメモでも良いですが、個人的には紙に書き出すことをおすすめします。自分の手で書くことで、書いた内容が頭に強く印象を与え、思考の整理がしやすいからです。
書いた理由の分類分け・嫌な順にランク付け
続いて、書き出した理由を分類分けします。仕事を辞めたい理由は、大きく以下の通り分類分けすることができ、今の自分は何に不満を抱いているのか傾向を掴むことができます。
- 会社の方針や経営に関するもの
- 自分の仕事内容に関するもの
- 人間関係に関するもの
- 自分への評価、待遇に関するもの
- その他の環境や要因(勤務地など)
分類分けができたら、書き出した理由を嫌なもの順にランク付けしてみましょう。仕事において自分が本当に嫌だと感じていることが明確になっていきます。
「自力で解決できる」ものか判断する
最後に、書き出したものは「自力で解決できる」ものか判断していきます。
嫌だと感じる理由の上位が「会社の方針・経営」や「人間関係」などである場合、自身の力で解決できないことが多いため、転職を検討することが選択肢に入ってきます。
「ミスが多くてよく怒られる」「面倒な仕事が多い」等が理由の場合、努力すれば自力で解決できることがあります。仕事の進め方を工夫したり、スキルを習得したりすることで現状を変えられないか考えてみましょう。
今の仕事を辞めても良い退職理由
仕事を辞めても良いと判断できる、主な退職理由を紹介します。基本的には「自力だけでは解決することができない」ような理由になっています。
当てはまるものがあったら、転職を視野に入れたほうが良い場合である可能性が高いです。ご自身の書き出した理由で当てはまっているものがあるかぜひ確認してください。
- 会社の方針や風土に不安・不満がある
- 仕事内容が自分に合っていない
- 人間関係で悩んでいる
- 長時間労働
会社の方針や風土に不安・不満がある
仕事に対する思い・やりがいと、会社の方針や風土との間にギャップを感じると、仕事のモチベーションが失われていきます。
会社の方針・風土への不満に関して、代表的なものをご紹介します。
- 経営目標を掲げているが達成しようとする気概が社内にない
- 目先の利益ばかり追求し顧客満足度を蔑ろにしている
- 売上重視で商品の開発力や技術力が軽視される
会社の方針と自分の考えが完全にマッチすることは稀なので、少しの食い違いで辞めるのは避けるべきです。
しかし自分と会社の考え方の違いが大きく、仕事が苦痛に感じる場合は、退職し別のやりがいを感じられそうな会社を探してみることが賢明です。
仕事内容が自分に合っていない
仕事内容が自分の苦手分野や好きでない分野であり、ある程度経験をつんでも仕事に慣れない・苦痛を感じるなら、転職を検討しても良いでしょう。
- 研究や分析が得意だが飛び込み営業ばかりしている
- 体力がないのに肉体労働や深夜勤務が多い
- 新たな価値を創造する仕事をしたいのにルーティンワークばかり
いきなり仕事を辞めようとする前に、まずは異動願いを出すなど、上司に相談して今の会社で改善できないか試してみることをおすすめします。
それでも解決しなさそうであれば、転職を視野に入れて考えてみましょう。
人間関係で悩んでいる
仕事に限らず、人間関係には悩みがつきもの。職場に合わない人がいるのは仕方がないことです。しかし、それにも限度があります。
- 相談できる人、悩みを話せる人がいない(聞いてくれない)
- 誰も仕事のフォローやサポート、指導をしてくれない
- 上司からの評価が公平でない、誰かを贔屓している
- いじめや陰口が根付いている
- パワハラやセクハラが横行している
このような人間関係が原因で、明らかにストレスが溜まるような環境であれば、退職し転職を考えるのは賢明です。
長時間労働
仕事である以上、残業しなければならないこともあります。しかし仕事量に対して明らかに人員が不足していたり、連日遅くまで残業せざるを得ない状況が続いているなら、辞める選択も視野に入ってきます。
残業が原因で睡眠時間が削られたり、プライベートの時間が確保できないことで心身の健康を害してしまうと、最悪働けない状況に陥ってしまう恐れがあります。
何事も体が資本です。追い込まれて必要以上に頑張りすぎないようにしましょう。
今の仕事をすぐに辞めてはダメな退職理由
今度は反対に、会社を辞めないほうが良い退職理由を紹介します。これに該当する方は、辞める前にまず自分の努力で解決できないか試行錯誤してみてください。
- 仕事のミスが多く怒られる
- 給与が低い
- 精神的に疲れた・働きたくない
これらの理由で仕事を辞めてしまうと、転職した後に後悔したり、転職しても同じ理由でまた仕事を辞めてしまいたくなるリスクがあります。
仕事のミスが多く怒られる
仕事でミスが続き怒られると、自信をなくして仕事から逃げ出したくなりますよね。しかし、怒られることを理由に仕事を辞めることは避けましょう。
多くの場合仕事に慣れていないだけだったり、仕事への取り組み方の改善で解決できることだったりします。ミスを理由に辞めてしまうと、転職先でもミスした時にまた辞めたくなってしまい、逃げ癖がついてしまいます。
怒られることは辛く苦しいですが、まずは経験を積みスキルを向上させる等の努力を積むことが重要です。
給与が低い
冒頭で紹介した「仕事を辞めたい理由ランキング」でも第一位となっている、「給与の低さ」。しかし、これを理由とした退職も一度慎重になって考えたほうが良いです。理由は以下の通り。
- 転職しても、給与があまり変わらないこともある
- 今の仕事を続ければ昇給する可能性がある
- 給与が高い仕事を見つけても、やりがいを見いだせないかもしれない
- 給与の高い仕事は、激務・繁忙である場合がある
自分の会社の給与水準が同業他社に比べて明らかに低い場合とわかっている場合は、転職を考えても良いでしょう。ですが、その場合でも給与だけを理由に転職を考えるのは注意が必要です。
精神的に疲れた・働きたくない
特に理由もなく、仕事に疲れた・なんとなく働きたくないという理由で仕事を辞めてはいけません。
今後の目標や次の仕事のアテもなく辞めてしまうと、収入が途絶えるだけでなく、再就職しても前の企業より良い環境で働けなくなる可能性が高いです。
まずはゆっくり休んだり、出かけて気分を変えるなどしてリフレッシュしてみましょう。
仕事を辞めたいと思いやすい人の特徴と対策
仕事を辞めたい・仕事が苦痛だと思いやすい人には、共通点があります。
以下に当てはまる人は、仕事を辞める前に仕事への取り組み方を変えることで現状を変えられる可能性があります。それぞれの特徴と対策を解説します。
- 責任感が強い人
- コミュニケーションが苦手な人
責任感が強い人
真面目で責任感が強く、完璧思考な人は、他の方より仕事で失敗した際に落ち込みやすい傾向があります。
また、自分の掲げる理想が高く、理想と今の自分とのギャップを感じてしまいモチベーションが下がってしまう方も多いようです。
仕事に失敗はつきものです。失敗してしまうことで悩むより、失敗をした原因は何か・どうすれば再発防止を図れるかを考える癖をつけるよう心がけてみましょう。
また、大きな理想や目標ばかりを掲げるのではなく、小さな目標を設定して成功体験を積み、自己肯定感をあげることを意識してみることもおすすめです。
コミュニケーションが苦手な人
先述した「仕事を辞めたい理由ランキング」第二位になっている通り、職場の人間関係は仕事のモチベーションに大きく関係します。
コミュニケーションに苦手意識を持っている方は、他の人に比べて仕事を辞めたい・辛いと感じてしまう方が多いです。
職場には苦手な人や合わない人もいるかと思います。しかし企業に属している以上、他者と協力しチームで成果を出すことが社会人には求められます。
苦手な人に対しても、日々コミュニケーションを取るよう意識してみましょう。人間関係が円滑になるコミュニケーションを取るコツを紹介するので、ぜひ参考にして実践してください。
- 自分と異なる考えを持っていてもまずは話を聞く
- 相手がどんな考えを持っているのか理解に徹する
- 相手の話をすぐ否定せず、まず肯定から始める
- 些細なことでも、相手に感謝の姿勢を見せる
仕事を辞めたい方が行うべき具体的な行動
仕事への不安・不満を整理し、それでもやっぱり仕事を辞めたいという結論になったのであれば、転職活動へ踏み切ってみましょう。
余程の事情がない限り、転職活動は今の仕事を続けながら行うべきです。いきなり仕事を辞めてしまうと収入が途絶え、転職活動が長期化した時に焦り・不安を感じてしまい、納得のいく転職ができない場合があります。
こちらでは、今の仕事を辞めて転職活動に踏み出したい方への具体的な行動をご紹介いたします。
- 退職までのスケジュールを組む
- 転職で実現したいことを明確にする
- 転職サイトに登録し求人を探す
- 転職エージェントに登録する
退職までのスケジュールを組む
転職活動を始める際は、必ず最初に退職までの大まかなスケジュールを立てましょう。スケジュールを立てることでいつまでに何をすべきかが明確になり、効率よく活動を進めることができます。
スケジュールを立てないと、行動を先延ばしにして次第に転職意欲を無くしたり、繁忙期に仕事を辞めざるを得ない状況に陥ってしまったりします。しっかりスケジュールを立てて、転職活動中のリスクを減らしましょう。
後述しますが、今の会社に退職の意志を伝えてから退職日を迎えるまで2ヶ月ほどかかります。転職活動開始〜退職までであれば、まず3ヶ月後を目安に退職希望日を設定し、逆算して計画を組んでみましょう。
当初の思惑通りに進まなくても、途中で計画を練り直せばOK。退職までの行動を具体化するためにも、まず大まかな計画は立てることが重要です。
転職で実現したいことを明確にする
仕事を辞めたい理由を書き出した際のメモなどを参考に、転職で実現したいことを明確にしましょう。今の仕事で不満なこと・我慢できないことを書き出し、それらを改善できるような企業を探しましょう。
ここを明確にしないと、せっかく転職してもまた仕事に不満を募らせてしまうことになりかねません。転職活動を進める上での軸になりますので、時間をかけて丁寧に行いましょう。
また、不満なことだけではなく「今の会社の良いところ」を探すこともおすすめです。「同業他社に比べて開発力が高い」が良いところなら、次の会社も開発力が高いところを探すと良いでしょう。
今の会社の良いところを探し、それを企業選びの軸にして次の会社を探すことで、面接などにおける「志望理由」につなげやすくなります。
転職サイトに登録し求人を探す
スケジュールを組み、転職で実現したいことや企業選びの軸が定まったら、いよいよ求人を探すステップに入ります。まずは転職サイトに登録することから始めましょう。
転職サイトは、各企業が求人情報を掲載しているWebサービスのことで、「リクナビNEXT」や「doda」などが有名です。
業界や職種で求人を検索できるだけではなく、自分が興味を持ちそうな求人を自動で紹介してくれたり、企業から直接オファーをもらえることもあります。
職務経歴書などの応募書類を添削してくれるサービスや、面接対策といったサポートが充実している転職サイトも多数ありますので、積極的に活用していきましょう。
転職エージェントに登録する
転職が初めての方や、周りに転職経験のある人がいない方は、どのように転職活動を進めればいいかイメージできない場合が多いはず。
そんな方はぜひ転職エージェントの利用をおすすめします。上記で説明したスケジュール作成・転職で実現したいことの明確化・求人への応募といったステップを徹底的にフォローしてもらえます。
次項で解説しますが、本当に転職するかまだ悩んでいる方・仕事を辞めたい理由や転職で実現したいことがまだ明確でない方にも、転職エージェントはおすすめです。
仕事を辞めたい明確な理由がなくても転職エージェントはおすすめ
本当に仕事を辞めるべきか悩んでいる方も、以下の理由から転職エージェントにまず登録してみることがおすすめです。
- 最近の転職動向を教えてくれる
- 自分は「転職すべきかどうか」を客観的に判断してくれる
- 転職活動開始〜退職までのスケジュールも組んでくれる
- 1人で活動するより目標や行動が明確になる
- 転職サイトには公開されていない「非公開求人」を紹介してもらえる
最終的に転職エージェントで紹介された求人ではない会社を選んだとしても問題ありません。転職活動を円滑に進めるためにも有効活用しましょう。
転職エージェントの多くは無料で登録できます。転職するか悩んでいる方・どのように転職活動を進めれば良いかわからない人はぜひ登録してみてください。
仕事を辞めたいと今の職場に言いたくない方へ
仕事を辞めることを今の職場に言いたくないという理由で、転職活動を先延ばしにしてしまう人は多いです。私自身、転職活動中の面接よりも、上司へ報告する時の方が緊張しました。
職場への退職報告は勇気が必要です。しかし、たった一言言うだけで、本当に肩の力が抜けて楽になります。
直接伝えるのは怖い・メールの報告で終わらせたいという気持ち、わかります。ですがお世話になった方には誠意を見せる意味でも直接辞任の意思を伝えましょう。新たな人生を歩むための第一歩です、頑張ってください!
ですがパワハラで悩んでいる方や、精神的・肉体的に危険を感じる場合は、この限りではありません。最近は退職代行サービスなどもありますので、必要に応じて活用を検討してみてください。
今の仕事を円満に辞めるための4つのポイント
転職活動も大変ではありますが、実は今の会社を辞めることも多くの時間とエネルギーを必要とします。
今の会社の上司や同僚、そして自分にとっても負担が少なく円満に今の仕事を辞めるためのポイントを紹介します。
- 退職日の2ヶ月前には上司に報告する
- 退職理由は前向きな理由を伝える
- 繁忙期に退職することは避ける
- 業務の引き継ぎを丁寧に行う
退職日の2ヶ月前には上司に報告する
民法第627条第1項によると、正社員などで雇用の期間が特に定められていない場合、退職日の2週間前までに申し出をすれば良いことになっています。
しかし、実際には「退職日の1ヶ月前には退職の意思を伝えること」と就業規則に定めている会社が多いです。
また、社内承認を得る期間や人事課などへの手続き期間、業務引き継ぎや有給休暇の消化を考えると、かなりの時間を要します。目安として、2ヶ月前には上司へ報告するようにしましょう。
転職活動中の企業との面接で「いつごろから当社で働けますか」と聞かれたら、内定が決まってから2ヶ月後とちゃんと伝えるようにしましょう。
前向きな退職理由を伝える
自分にとっての主な退職理由が「人間関係」や「会社の方針が自分に合わない」などネガティブなものだとしても、それをそのまま伝えることは避けるべきです。
「新たにやりたいことがみつかったから」「キャリアアップのため」など、前向きな理由を伝えましょう。ネガティブな退職理由を伝えると、他の人に知られてトラブルにつながるリスクがあります。
最悪、退職されるのを引き止めるために、「不満を改善させてほしい」「仕事が楽しくなくても、これから楽しくなるよ」と諭されてしまう場合もあります。
これまでお世話になったことに対する感謝の気持ちを述べるとともに、前向きな退職理由を伝えることで、お互い悔いのない形に落ち着かせることができます。
繁忙期の退職を避ける
会社が忙しい時期に退職することは、会社や同僚に迷惑がかかるだけではありません。
繁忙期に退職の意志を伝えても、忙しさを理由にまともに取り合ってもらえなかったり、最悪の場合退職日を調整するよう要求される可能性もあります。
退職日の調整を要求されても対応しなければいけないわけではありませんが、退職にかかる時間とエネルギーがより必要になってしまいます。
スムーズな退職を行うためにも、退職日が繁忙期に重ならないようなるべく配慮しましょう。
業務の引き継ぎ資料を作成する
業務の引き継ぎを丁寧に行うことで、職場にも自分にもメリットがあります。
引き継ぎが十分に行われないと、新しい職場で働き始めた後も、仕事に関する問い合わせの電話が前の会社からかかってくる場合があります。
以下のポイントを抑えた上で、丁寧な引き継ぎを心がけましょう。
- 担当業務に関するマニュアルの作成
- プロジェクトの今後のスケジュールを作成
- 過去対応した業務の注意事項、申し送り事項のまとめ
- 業務に必要な書類・データの所在を明確にする
まとめ:仕事を辞めたいと思うことは「甘え」ではない
どんな理由であろうと、現状に不満を感じ、自分の人生をよりよくしたいと思うことは素晴らしいことです。その手段として仕事を辞めると決断することは、逃げでも甘えでもありません。
自分はなぜ仕事を辞めたいのか・転職することで現状の不満を解決することができるのかをまずは整理することから始めてみましょう。
今の仕事を辞めて転職したいと決意しても、行動する勇気がなかなか出ないかもしれません。特に転職が初めての方・周りに転職経験者がいない方は、転職エージェントなどをぜひ利用してみてください。
現状を打破し、あなたがあなたらしくいられる仕事を見つけ、素敵な人生を送るためにもぜひアクションを起こしてみてください!