格安SIMという言葉を聞いたことがあるが、そもそも格安SIMとは何か分からない、大手キャリアに比べたら安いかもしれないが、通信サービスの質が悪そうというイメージを持っていませんか?
また、ケータイの月額料金が高くて悩んでいませんか?大手キャリアで毎月1万円以上支払っている人は、格安SIMに乗り換えることで年間5万円以上の節約が出来る可能性があります。
今回は格安SIMがよく分からないといった初心者に向けて分かりやすく、格安SIMのメリット・デメリットに加えて、おすすめの格安SIMを徹底解説しますので是非最後までお読みください。
出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/22075519
今更聞けない!格安SIMってなに?
格安SIMとは、docomoやau、ソフトバンクといった大手キャリアに比べて、月々の通信料金が安い金額で利用できるケータイ会社のことです。
そもそもSIMとは、個人の情報や、電話番号、固有のIDが記録されたICチップのことです。
そのSIMをスマートフォンに入れることで初めて電話をしたり、データ通信を行うことでインターネットを利用する事ができます。
スマートフォンの基本的な機能を使えるようにするSIMを大手キャリアよりも比較的に安く利用できるケータイ会社を格安SIMと呼びます。
なぜ安い?格安SIMの仕組みと安さの秘密とは
大手キャリアでの利用料金に比べて、格安SIMに乗り換えた時の料金が安すぎるあまり「怪しい」と思う人もいるでしょう。なぜ大手キャリアよりも安い料金で提供することができるのでしょうか。
格安SIMが低価格で提供できるのは、大手キャリアの通信サービスの一部を借りて提供しているからです。
大手キャリアの場合、通信アンテナや基地局の設置、通信設備の管理などに莫大な費用が掛かっています。その費用を利用者の料金に上乗せしているため、利用料金が高くなってしまいます。
それに比べて格安SIMは大手キャリアの通信サービスの一部を借りているため、設備や管理費用が掛からず、利用者に対する料金を安く提供できるのです。
格安SIMは繋がりにくい?大手キャリアとの違いとは
格安SIMは安い分「繋がりにくそう」と考える人も多いと思います。
結論から言うと、仕組み的に大手キャリアの通信サービスと同じ回線を使用しているので、繋がりやすさは変わりません。
例えば、docomoの回線を利用している格安SIMを利用した場合の繋がりやすさはdocomoと変わりませんので安心してもらって大丈夫です。
大手キャリアごとにも繋がりやすさは違うため、繋がりやすい回線を利用している格安SIMを選ぶことをおすすめします。
とってもお得!格安SIM2つのメリットとは
大手キャリアから格安SIMに乗り換えた際のメリットを2つ紹介します。
1、月々の利用料金が安い
2、料金プランがシンプル
月々の利用料金が安い
人にもよりますが、大手キャリアから格安SIMに乗り換えた際に月々の利用料金が半額以下になる人も少なくありません。
大手キャリアを利用していて支払金額が月額1万円を超えている人多いと思います。
各会社によって価格の違いはありますが、格安SIMに乗り換えたら月額3000円までは誰でも利用料金を抑えることが出来ます。
例えば大手キャリアで月額1万円だった人が月額3000円の格安SIMに乗り換えた場合、毎月7000円お得になります。年間で考えた場合、84,000円の節約になります。
料金プランがシンプル
格安SIMは大手キャリアと比べて料金プランがシンプルな傾向にあるため、無駄なオプションをスタッフから勧められる心配がありません。
また、月々のデータ通信量の変化によって支払金額が自動で安くなるプランもあるので無駄に払い過ぎる心配もありません。
知らないと困る!格安SIM3つのデメリットとは
大手キャリアから格安SIMに乗り換えた際のデメリットを3つ紹介します。
1、時間帯によって速度が遅い時がある
2、キャリアメールが使えない
3、店舗でのサポートが受けづらい
時間帯によって速度が遅い時がある
格安SIMのほとんどが大手キャリアの通信回線を借りて提供しているので、借りている回線の量によっては通信速度が遅くなることがあります。
その理由として利用者数が関係しており、回線の量が限られているため、多くの利用者が同時に回線を利用する時間帯などはどうしても回線の速度が遅くなってしまいます。
ですが、メールやLINEといった連絡手段は問題なく利用できると思います。画像を読み込んだり動画を視聴するなどの作業はWi-Fiの環境下で行うことをおすすめします。
キャリアメールが使えない
大手キャリアで使用していた(@docomo.ne.jp / @softbank.ne.jp / @ezweb.ne.jp)などのメールアドレスが使えなくなることが多いです。
ですが、GmailやYahooメールなど無料で利用できるフリーメールアドレスを利用すれば問題無く連絡を取ることが出来ます。
店舗でのサポートが受けづらい
格安SIMは人件費を抑えるために大手キャリアとは違って店舗を多く設けていないため、基本的に対人サービスを受けることが出来ません。
オンラインでのサポートを主流としているため、ホームページに記載されている手順で手続きや問い合わせをする必要があります。
インターネットの情報だけで問題を解決できる人や、数少ない店舗に自宅が近い人などはそこまでデメリットに感じないでしょう。
全員違う!把握しておくべき格安SIMを選びの注目ポイント
一概に格安SIMと言っても様々な会社があるためどの格安SIMを選べば良いかわからない人も多いでしょう。格安SIMを選ぶ際に注目するべきポイントは3つ。
1、利用するデータ通信量
2、どの大手キャリアの回線を借りているか
3、自身のスマホの機種に対応しているか
利用するデータ通信量
格安SIMは大手キャリアと比べて利用するデータ通信量ごとに料金プランが細かく設定されている場合が多いです。
自分の毎月利用するデータ通信量に合わせたプランに入ることで無駄な料金を払わずに済みます。
そのため毎月利用するデータ通信量をアプリや問い合わせて確認するなどしてしっかり把握してから格安SIMに乗り換えるようにしましょう。
どの大手キャリアの回線を借りているか
元々利用していた大手キャリアと同じ通信回線を利用している格安SIMに乗り換える場合は、スマートフォンに挿入されているSIMをそのまま利用できます。
そのため格安スマホに乗り換える際のSIMの入れ替え作業を省くことができ、スムーズに乗り換えることが出来ます。
しかし、格安SIMに乗り換えるタイミングで新しいスマートフォンに機種変更する場合は、新しいSIMを挿入するだけなので気にしなくても大丈夫です。
自身のスマホの機種に対応しているか
格安SIMの会社によっては現在使用しているスマートフォンの機種に対応していない場合があります。
格安SIM会社ごとのホームページで現在使用している機種がそのまま使用できるのか確認出来ますので、しっかり確認してから申し込むようにしましょう。
こちらも上記と同じで、格安SIMに乗り換える際に対応している機種に変更する場合は気にしなくて大丈夫です。
これ一択!最強おすすめ格安SIMを紹介
個人的におすすめする格安SIMは「楽天モバイル」です。楽天モバイルをおすすめする理由は3つあります。
1、月間データ使用量0〜1GBまで無料
2、月ごとのデータ通信量に合わせて料金が自動で変動
3、5Gデータ通信量無制限
月間データ使用量0〜1GBまで無料
スマートフォンではインターネットや動画配信サービスなどを利用しないため毎月のデータ通信量が1GBも利用していないにも関わらず、毎月高い金額を支払っている人が多くいます。
楽天モバイルではデータ通信量0〜1GBまではなんと無料で利用することが出来ます。そのため、月間1GBも利用しない人はとてもおすすめします。
月ごとのデータ通信量に合わせて料金が自動で変動
毎月のデータ使用量が大きく変動するため、データ通信量が多い月は速度制限がかかり、少ない月は無駄な料金を支払うことになる人も多いでしょう。
楽天モバイルはプランが1つしかなく、月間のデータ通信量によって料金が自動で変動する形式となっています。
そのため、速度制限を気にすることなく好きな分だけ利用すれば良いだけなので料金プランを見直す手間と無駄な支払をする必要がありません。
5Gデータ通信量無制限
楽天モバイルでは税抜2980円(税込3278円)で4G回線はもちろん、5G回線までもデータ通信量無制限で利用することが出来ます。
他の会社でもデータ通信量無制限のプランに加入するには月額4000円以上はかかってしまうため、屋外で動画を頻繁に使用する人やWi-Fiを契約していない人にもおすすめ出来ます。
人生が変わる⁉︎格安SIMまとめ
格安SIMとは大手キャリアと比べて低価格で利用できるケータイ会社のことで、大手キャリアの回線の一部を借りて利用者に提供しているため、設備や人件費が抑えることができるため、月額料金を安く提供できます。
価格が安いといったメリットの裏には、時間帯によっては通信速度が遅かったり、キャリアメールが使用できないといったデメリットもあります。
しかし、長期間で考えた場合、格安SIMに乗り換えることで大きな節約効果を発揮することができ、浮いたお金で今後の人生を変えることも夢ではありません!
そのため月間のデータ通信量や、スマートフォンの機種が対応しているのかなどよく確認して、自分に合った格安SIMを選択して是非乗り換えてみてください。