「格安SIMってどうやって乗り換えればいいのだろう?」このような疑問をお持ちではありませんか?
格安SIMは大手キャリアでは扱ってないので、乗り換え方法がいまいち分からないですよね。
私も格安SIMに乗り換えた時に、どうやって乗り換えればいいか分かりませんでした。実際に格安SIMに乗り換えた人にやり方を教えてもらったほどです。
そこで、私の体験談も踏まえて、大手キャリアから格安SIMへの乗り換え方法をご紹介しています。簡単に乗り換えられるのでぜひ参考にしてください。
出典:https://www.pakutaso.com/20160350074sim-2.html
格安SIMを扱っているところは?
格安SIMや、格安スマホを提供している会社をMVNOと言います。MVNOは、自社で携帯基地局を持っておらず、キャリアの回線の一部を貸してもらって運用しています。
そのMVNOはどのようなところがあるのでしょうか?有名なのは、ソフトバンク系のYモバイル、au系のUQモバイルなどです。この辺はCM等で聞いたことがあるかと思います。
その他にも、イオンモバイル、LINEモバイル、マイネオなど数多くあります。たくさんあるとどこと契約すればいいか迷いますよね。下記では、2つの特徴に絞って選ぶポイントを解説していきます。
格安SIMを選ぶものさしとは?
上述したように、格安SIMを提供するMVNOは多数存在します。そこで、格安SIMを選ぶさいのポイントを2つだしてみました。
- 携帯と同じ回線を使っているMVNOと契約する
- 店舗があるMVNOと契約する
私は店舗があるMVNOで格安SIMを契約しました。私にとって初めての格安SIMだったため、人と直に話しながら納得のプランを選びたいと思ったからです。
初めての格安SIMなら気楽に相談できる方が心強いと思います。各社ごとに特徴がことなりますので、事前に調べておきましょう。
格安SIMに乗り換え時に確認しておくこと
格安SIMに乗り換える前に確認しておくべきことがあります。スムーズな乗り換えのためにも、事前にチェックしておきましょう。
- 今持っている携帯の更新月
- 格安SIMには2種類ある
今持っている携帯の更新月
今持っている携帯の更新月を事前に確認しておきましょう。大手のキャリアは基本2年ごとの契約で、その後に自動更新されます。
更新月以外に契約を解除しようとすると、違約金が発生してしまいます。2019年10月以降契約している人は、法律が改正されて違約金が1,000円になっています。
しかし、それ以前の契約であれば9,500円もかかりますので事前に把握して、更新月が近ければその月で解約するようにしましょう。
ちなみに私の場合、2年の更新を過ぎたあとだったので、違約金を払って契約を解除しました格安SIMに乗り換える人は、まず更新月を確認することをオススメします。
格安SIMには2種類あること
格安SIMには、音声通話SIMと、データ通信SIMの2つがあります。両者の決定的な違いは、音声通話ができるかどうかです。
データ通信SIMは、webブラウザやアプリ、メールを送ることはできますが音声通話ができません。無料の通話アプリが出ているとはいえ、090、080で始まる番号が使えないのは不便になります。
そういう理由で、キャリア携帯から乗り換える場合は音声通話SIMを選びましょう。
格安SIMに乗り換える時に必要になる3つのもの
- MNP予約番号
- 支払可能なクレジットカード
- 本人確認書類
MNP予約番号
携帯番号を変えずに格安SIMに乗り換えるためには、MNP予約番号というものが必要になります。この番号は今契約している携帯会社に発行してもらう必要があります。
MNP予約番号は発行から15日を超えると乗り換えの手続きが取れなくなりますので、時間に余裕を持って番号を取るようにしましょう。MNP予約番号の取得はお近くの携帯ショップや電話でも受け付けています。
私は、auからYモバイルに乗り換えましたが、同じショッピングモール内で乗り換え作業を行いました。同じ館内にお店があると乗り換え作業がスムーズです。
支払可能なクレジットカード
格安SIM会社の多くが口座引き落としに対応していないため、クレジットカードは必須になります。
本人確認書類
本人確認書類も契約上必要になります。運転免許証やマイナンバーであれば1つの提示ですみますが、健康保険証やパスポートは補助として公共料金の領収書や住民票が必要になります。
携帯を変えず格安SIMに乗り換えたい方へ
今の携帯のまま格安SIMだけを使いたい人は、まずSIMロック解除を行う必要があるか確認しておきましょう。
現在持っている携帯と同じ回線を使う場合は不要ですが、他社の回線を使う格安SIMと契約するなら、SIMロック解除が必要になります
SIMロックとはキャリアが他社の回線を使えないようSIMにロックをかけることです。解除の方法は、今お持ちのキャリアの店舗、電話、WEBで行うことができます。
さらに、端末によっては格安SIMに対応していないものもあります。事前に申し込む格安SIM会社の「動作確認済み端末一覧」を確認するようにしましょう。
機種を新しく格安SIMに乗り換えたい方へ
機種ごと新しく格安SIMに乗り換えたい方は、まず機種選びから始めましょう。店舗があるなら実際に目で見て機種を選べるので便利です。ただし、選べる機種は限られているので最新機種が欲しい人は注意が必要です
私も本体の色や機能を店舗で確認して機種を決めました。やはり、長く使う物だからこそ自分の目で見て決めたいですよね。
さらに、格安SIMと一緒に購入すればSIMロック解除の手続きをしなくてよいため、面倒な手間をかけずにすみます。手間を軽減したい人は携帯本体も一緒に買い替えましょう。
格安SIMに乗り換える最適な料金プランは?
格安SIMに乗り換えた時に選ぶ料金プランは、自分が今使っている携帯の通信費をカバーできるものにしましょう。
各社はそれぞれ、データ通信料ごとに料金プランを設定しています。現在使っている携帯のデータ通信料を確認して、そのデータ以上の容量を使えるプランにしておいた方が無難です。
安さを求めるあまり、データ通信料が少ないプランにすると、携帯が快適に使えなくなってしまいます。これから毎日使っていくものだからこそ、自分の使うデータ通信量に合ったプランにしましょう。
格安SIMに乗り換えるときの注意点
ここでは、格安SIMに乗り換えるときの注意点をご紹介します。事前に把握しておけば、トラブルなく乗り換えが可能になります。
設定や手続きなどを基本的に自分で行う
格安SIMの設定や手続きは基本的に自分で行うことになります。キャリアは各地に店舗があるので困ったことがあれば店舗に行けば解決します。
しかし、格安SIMは店舗があっても少数か全くないところまであるため、困ったことがあっても直接聞くことができず、ネットで情報を集めながら設定を行う必要があるということです。
その手間を軽減したいなら、近所に店舗があるところと契約しましょう。やはり相談できるお店があるのは、乗り換え時には安心できます。
キャリアメールが使えない
格安SIMに乗り換えると、キャリアメールは使えなくなります。そのときは、Gmailやyahooメールなどのフリーメールを代用していきましょう。
その際に、キャリアメールを登録してある情報をすべて書き換える手間が発生します。
格安SIMに乗り換えると、キャリアメールが使えなくなることは覚えておいてください、
格安SIMに乗り換ええた時の最大のメリット
格安SIM最大のメリットは料金が安いことです。以下の表は、キャリア携帯と格安SIMの料金比較です。
A社 B社 メインブランド 7480円(50GB)
国内通話5分/回かけ放題(800円)7650円(上限なし)
国内通話5分/回かけ放題(800円)5980円(2GB)
国内通話5分/回かけ放題(800円)4650円(4GB)
国内通話5分/回かけ放題(800円)サブブランド 3680円(10GB)
国内通話10分/回まで無料2980円(10GB)
国内通話10分/回かけ放題(700円)2680円(10GB)
国内通話10分/回まで無料1980円(3GB)
国内通話10分/回かけ放題(700円)(出典:https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/information/information_003/assets/consumer_policy_cms102_201223_01.pdf)
キャリア携帯ととMVNOでは、これだけの料金差があります。あなたは、毎月の明細を見るたびに、「携帯料金高いな」と感じていませんか?それが、格安SIMを導入するだけで約半分まで抑えられるのです。
このように、格安SIM最大のメリットは、固定費を安くできることです。このメリットを知ったら格安SIMにしない理由が見つかりません。
まとめ 格安SIMに乗り換えてよかった
ここまで格安SIMに乗り換える方法をお伝えしてきました。事前に準備するものも少なく、思ったより簡単だったのではないでしょうか?
格安SIMを導入する最大のメリットは、月額の携帯料金を抑えられることです。毎月の固定費を数千円削減できたら、年間では数万円ものお金を節約することができます。
このメリットを分かっていながら、乗り換え方法が分からず立ち止まるのはもったいないですよね。
ぜひ、この記事を参考にして格安SIMへの乗り換えをスムーズに行ってください。