今回こちらの記事では、Wi-Fiルーターの機能や選び方、おすすめのWi-Fiルーターをタイプ別に紹介しています。
オンライン会議やテレワーク、動画の視聴やSNSでのやりとりなど、今まで以上にインターネットが身近なものになり、どこのご家庭や職場でも当たり前にネットが出来ます。
テレワークや引っ越しに伴い、新しくWi-Fiルーターを導入することもあると思いますが、製品によって性能や値段は様々で、どれを買えばいいか分からないですよね。
この記事を読めば、難しく感じてたWi-Fiルーター選びのポイントがおさえられ、自分に合うものが選びやすくなります。是非最後まで読んでくださいね。
出典:https://pixabay.com/ja/vectors/wi-fi-繋がり-1989627/
そもそもWi-Fiルーターってなに?
Wi-Fiルーターは「無線LANルーター」ともいい、パソコンやテレビなどに配線をしなくてもインターネットに接続できる、便利なアイテムになります。
配線をひかなくていいので、リビングやキッチン・トイレやお風呂場など、場所を選ばずインターネットに接続出来るのが大きなメリットです。
また有線接続並みの高速通信も可能になり、スマートフォンのデータ通信料を気にせず利用出来るのも魅力のひとつですね。
近頃はリモートワークやオンライン授業などで家族とネット環境を共有することも多くなり、Wi-Fiは生活において今や必須であるともいえます。
知っておくと選択の幅が拡がる!Wi-Fiルーターの特徴
Wi-Fiルーターがどんなものかは知ってはいても、モデルによって特徴があるのはご存じですか?特徴を知れば、製品を選ぶときに見るべきポイントになります。
- 通信規格がある
- 2種類の周波数帯がある
- 同時に接続できる台数に上限がある
通信規格がある
Wi-Fiルーターには、「IEEE802.11○○」で表される通信規格があり、○○にはアルファベットが入ります。
1997年に第1世代である末尾にアルファベットの無い「11」が誕生し、国際的に標準化されました。
2013年には第5世代の「11ac」現在は「11ax」が第6世代になり、世代が進むほど通信速度など性能が向上しています。
なお、「IEEE802.11○○」ではなく最近では「Wi-Fi 5」や「Wi-Fi 6」といった名称で呼ばれることも増えてきました。
2種類の周波数帯がある
Wi-Fiには2.4GHzと5GHzという2種類の周波数があります。
2.4GHzは壁などの障害物を迂回し、遠くまで届きやすく対応機種が多い特徴があります。
5GHzは障害物による影響は受けるが、他の機器の電波との干渉が少なく、安定かつ高速通信ができるのが特徴です。
両方とも対応しているモデルと、片方しか対応していないモデルがあるのでよくチェックをしましょう。
同時に接続できる台数に上限がある
Wi-Fiルーターには、同時に接続できる台数に上限があります。
モデルによりますが、1~3台というものから100台を超えるものまで様々です。パソコンとスマホだけではなく、テレビやゲーム機など1人でも複数の機器を使用することも珍しくありません。
接続する機器の台数を確認しておくと、どの製品にするかの一つの目安となります。
また、最大接続数よりも実際に接続している数が少ない方が、Wi-Fiルーターの性能を最大限発揮できるのも覚えておいてください。
これで完璧!自分に合うWi-Fiルーターの見つけ方
Wi-Fiの基本的なことを解説しましたが、それでもたくさんの製品があり違いもあります。そこで、自分に合ったWi-Fiルーターを選ぶときに注意するべきポイントを紹介します。
以下の7つを抑えておくと、自分に合ったWi-Fiルーターを見つけることができますよ!
- 自宅の間取りや住んでいる人数などの使用環境で選ぶ
- 通信速度で選ぶ
- 接続可能台数で選ぶ
- アンテナの性能で選ぶ
- 価格で選ぶ
- 初期設定のしやすさや接続の方法で選ぶ
- メーカーで選ぶ
自宅の間取りや住んでいる人数などの使用環境で選ぶ
戸建てに家族と住んでいるのと、アパートに一人暮らしをしているのでも変わりますし、戸建ての間取りによっても求める性能や機能が変わってきます。
例えば戸建ての場合、二階や壁を隔てた部屋など、広い範囲に電波を飛ばす必要がありますし、接続数も気にしなければなりません。
それに対して、アパートだったらそれほど広い範囲に電波は飛ばさなくてもいいので、その代わりに他の性能を重要視できたりします。
まずは自分の環境を再度確認することが、製品選びに大きく関わってくるでしょう。
通信速度で選ぶ
通信速度はWi-Fiルーターの通信規格で変わってきます。現在主流とされている規格は3つあり、それら3つの違いは以下の表になります。
通信規格による速度の違い | ||
規格名 | 周波数帯 | 最大通信速度 |
11ax (Wi-Fi 6) | 2.4GHz
5GHz |
9.6Gbps |
11ac (Wi-Fi 5) | 5GHz | 6.9Gbps |
11n (Wi-Fi 4) | 2.4GHz
5GHz |
600Mbps |
下から上にいくほど新しい通信規格となっており、最大通信速度の違いも一目で分かりますよね。このように、新しい規格ほど高速通信が可能になると思ってください。
2つの周波数帯を合わせて「デュアルバンド」と呼び、5GHz帯が別でもう一つある「トライバンド」というものがありますが、その説明はまた後程に。
接続可能台数で選ぶ
Wi-Fiルーターの特徴の部分でも書きましたが、接続可能な台数も製品によって違います。
多くの製品に、利用できる人数や接続可能台数の目安が書かれているので、そちらも参考にしてみてください。
必要な台数ギリギリの製品を選ぶのではなく、数台分以上の余裕をもつといいですね。
アンテナの性能で選ぶ
電波の広がり方や繋がりやすさはアンテナの形や数によって変わり、アンテナには「内蔵タイプ」と「外付けタイプ」の2種類があります。アンテナの数=外から見えるアンテナの本数ではないので注意してください。
内蔵タイプはアンテナが無いのでコンパクトな大きさで、縦にも横にも置けるものが多く、設置場所に困らないのが魅力です。
外付けタイプはアンテナが出ている分、製品本体が大きくなりがちで設置場所も限られてしまいます。ですがアンテナを動かして狙った方向に電波を飛ばすことが出来ます。
電波は円状に広がるので、家の中心に置くなら内蔵タイプ。設置場所から遠くまで電波を飛ばすなら外付け。と考えるのもいいですね。
価格で選ぶ
Wi-Fiルーターを選ぶ際に気になるのは、製品の性能だけでなく値段も気になりますよね。
どうせ買うなら、性能がよくて機能が充実している方が良いに決まっていますが、そのぶん値段も比例して高くなっていくことがほとんどです。
どれぐらいの通信速度で、何台ぐらいの接続数が必要なのかをあらかじめ知っておけば、必要ないほど高性能だったり、安いだけの低性能で失敗した!なんてことが防げます。
いくつかのWi-Fiルーターを比較し検討すれば、不要な機能などに気付くことができ、自分に合った製品を見つけられ、結果として無駄な出費を抑えられます。
初期設定のしやすさで選ぶ
Wi-Fiルーターを購入して、まず最初にやることが初期設定です。一般的には「SSID」と呼ばれる電波の名称を端末側で選択し、パスワードとなる「暗号化キー」を入力して完了。といった流れです。
簡単に聞こえますが、初めてやってみると意外と時間がかかります。不規則なアルファベットや数字の羅列である場合が多く、入力がとても手間に感じるかもしれません。
そこで「ワンタッチ接続」という機能が備わったWi-Fiルーターなら、ややこしい操作や初心者の方にはとてもおすすめです。文字通りボタン一つで接続が出来るので、上記の手間が省けて便利な機能の1つです。
パソコンやスマートフォン、ゲーム機やプリンターなどWi-Fiに接続する台数が多いほど時間や手間がかかります。それを省略してくれるWi-Fiルーターを選んでみてもいいですね。
メーカーで選ぶ
Wi-Fiルーターを販売している会社は、主に7社あります。家電量販店に行かれる方なら一度は見たことがあると思いますが、そのメーカーから選んでいくのもいいかもしれません。
国内メーカーは「BUFFALO」「IO DATA」「ELECOM」「NEC」の4社。
海外メーカーは「TP-Link」「ASUS」「NETGEAR」の3社。
国内メーカーは、メーカのサポートの手厚さや説明書の見やすさなど、トラブルや困ったことに対処がしやすく、初めてWi-Fiルーターを購入される方や初心者の方でも安心です。
一方の海外メーカーは、デザインが特徴的であったりゲーミングモデルが多かったりと、用途ごとに特化した製品が販売されており、スペックにこだわる中級者以上の方向けが多いのが特徴です。
あると便利!おすすめするWi-Fiルーター機能
次に、通信をより快適・便利に利用できる機能が搭載されたWi-Fiルーターもあります。以下の4つの機能について紹介します。
- ビームフォーミング機能
- メッシュWi-Fi
- MU-MIMO
- トライバンド
ビームフォーミング機能
Wi-Fiの電波は円状360°に広がるため、離れた場所や障害物多い場所だと電波が届きにくい!なんて事もあるでしょう。
「ビームフォーミング機能」は、電波自体を特定の方向や端末へ向けて飛ばしてくれます。そのためWi-Fiルーターから離れていて電波が届きにくい場所でも、通信速度を維持しやすくなるのでとても魅力です。
またWi-Fiルーターと端末の位置を検出して、Wi-Fiを利用するのに最適な電波を送信する機能も備えているのもポイントになります。
メッシュWi-Fi
自宅が広くてWi-Fiが届かない場所があったり、複数の人数で利用するから通信速度が遅くなる…そんな方には「メッシュWi-Fi」機能が有効です。
対応してるWi-Fiルーターを数台組み合わせて使用することで、Wi-Fiのエリアを文字通りメッシュ(網の目)のように広げることが出来ます。
こうすることで、家のどこでもWi-Fiが快適かつ安定して使える環境になるのがメッシュWi-Fi最大のメリットです。
MU-MIMO
複数の機器を同時に使用すると、通信速度が低下してしまいます。これはWi-Fiルーターが各機器と一台ずつ通信をしている為で、順番待ちによる速度低下によるものです。
それを解決してくれるのが「MU-MIMO」です。こちらは複数の機器に同時に通信をしてくれるもので、速度低下を抑えより安定した通信を行えるようにしてくれます。
先程の「ビームフォーミング機能」も搭載されているので、2つの機能を合わせることで複数の機器で快適な通信が出来るようになるのが最大のメリットです。
接続される機器にもMU-MIMOが対応していないと利用出来ないので、そこは注意しましょう。
トライバンド
機能とは違いますが、Wi-Fiの周波数には、障害物に強く電波の途切れにくい2.4GHz帯と、障害物に弱いが通信速度が速い5GHz帯があると説明しました。この2つを「デュアルバンド」といいます。
最近では、5GHz帯が2つある「トライバンド」というものがあり、2.4GHz帯とあわせて3つの周波数帯が使え、通信の渋滞を起きにくくすることが出来ます。
例えば、片方の5GHz帯をゲーム機専用にしてしまう使い方があり、オンラインゲームをするうえで、遅延やラグはストレスですよね。
トライバンドで専用の周波数帯を割り当ててしまう事で、それら通信トラブルを限りなく少なくしてくれるでしょう。
一人暮らしなら!おすすめWi-Fiルーター
ここからは、それぞれのタイプ別におすすめのWi-Fiルーターを紹介していきます。もちろんこれ以外にもいろんな製品がありますので、参考までに。
まずは一人暮らしの方向けのWi-Fiルーターを2つ紹介します。
- BUFFALO AirStation WSR-1166DHPL2
- BUFFALO AirStation WSR-3200AX4S
機能もコスパも◎! WSR-1166DHPL2
ルーター名 | BUFFALO AirStation WSR-1166DHPL2 | |
通信規格 | Wi-Fi 5(11ac) | |
最大転送速度 |
|
|
周波数帯 | デュアルバンド | |
アンテナの種類 | 内蔵アンテナ | |
価格 | ¥3,480-(Amazon) | |
搭載機能 | ビームフォーミング機能 | ○ |
メッシュWi-Fi | × | |
MU-MIMO | ○ |
1つ目は、値段もリーズナブルでサイズもコンパクトな、BUFFALOの「AirStation WSR-1166DHPL2」です。
Wi-Fi5に対応していて、大容量な同期作業などを短時間で転送することが出来ます。
機能も充実しているので、初めてのWi-Fiルーターとしてはとてもおすすめです。
高速通信で4K動画もサクサク WSR-3200AX4S
ルーター名 | BUFFALO AirStation WSR-3200AX4S | |
通信規格 | Wi-Fi 6(11ax) | |
最大転送速度 |
|
|
周波数帯 | デュアルバンド | |
アンテナの種類 | 内蔵アンテナ | |
価格 | ¥10,612-(Amazon) | |
搭載機能 | ビームフォーミング機能 | ○ |
メッシュWi-Fi | × | |
MU-MIMO | ○ |
2つ目は、最新の通信規格であるWi-Fi6に対応している、BUFFALOの「AirStation WSR-3200AX4S」です。
従来の通信規格に比べ約1.4倍の通信速度があり、大きなデータを扱う動画配信サービスなども快適に楽しめます。
またハイパワーアンテナを内蔵しており、離れた場所にもムラなく電波が届くようになっていて、上記の製品よりも値は張りますが、とても魅力的な製品です。
家族で使うなら!おすすめWi-Fiルーター
次に、戸建てや家族で使う方向けのWi-Fiルーターを2つ紹介します。
- NEC Aterm PA-WG2600HM4
- ELECOM WRC-2533GST2
多機能と快適さを両立するなら PA-WG2600HM4
ルーター名 | NEC Aterm PA-WG2600HM4 | |
通信規格 | Wi-Fi 5(11ac) | |
最大転送速度 |
|
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周波数帯 | デュアルバンド | |
アンテナの種類 | 内蔵アンテナ | |
価格 | ¥9,980-(Amazon) | |
搭載機能 | ビームフォーミング機能 | ○ |
メッシュWi-Fi | ○ | |
MU-MIMO | ○ |
1つ目は、メッシュ中継機能とバンドステアリング&オートチャネルセレクトを搭載したNECの「Aterm PA-WG2600HM4」です。
家中にWi-Fiを張り巡らせる「メッシュ中継機能」で電波環境の向上とWi-Fiエリアの拡大が出来ます。
更に混雑していない周波数帯に自動で振り分ける「バンドステアリング」と、電波状況の良いチャネルに自動で切り替える「オートチャネルセレクト」にも対応しています。
安定かつ快適な通信環境を求めるなら、とてもおすすめな製品です。
「引っ越し機能」で設定も楽々 WRC-2533GST2
ルーター名 | ELECOM WRC-2533GST2 | |
通信規格 | Wi-Fi 5(11ac) | |
最大転送速度 |
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周波数帯 | デュアルバンド | |
アンテナの種類 | 内蔵アンテナ | |
価格 | ¥6,595-(Amazon) | |
搭載機能 | ビームフォーミング機能 | ○ |
メッシュWi-Fi | × | |
MU-MIMO | ○ |
2つ目は、2つの周波数帯で高速通信が可能な、ELECOMの「WRC-2533GST2」です。
アンテナが電波を飛ばしやすい向きや配置が計算されており、効率的で安定した高速通信を可能にしています。
「らくらく引っ越し機能」も搭載しており、スマートフォンやパソコンなどを面倒な設定することなく使えるのも魅力です。
設置場所や向き等を気にせず、手軽に快適なWi-Fiを接続して楽しめます。
オンラインゲームやるなら!おすすめWi-Fiルーター
最後に、オンラインゲームをする方向けのWi-Fiルーターを2つ紹介します。
- ASUS RT-AX82U GUNDAM EDITION
- TP-Link Archer AX11000」
連邦の白い悪魔!RT-AX82U GUNDAMEDITION
ルーター名 | ASUS RT-AX82U GUNDAM EDITION | |
通信規格 | Wi-Fi 6(11ax) | |
最大転送速度 |
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周波数帯 | デュアルバンド | |
アンテナの種類 | 外付けアンテナ | |
価格 | ¥26,312-(Amazon) | |
搭載機能 | ビームフォーミング機能 | ○ |
メッシュWi-Fi | ○ | |
MU-MIMO | ○ |
1つ目はこちら、機動戦士ガンダムをモチーフにした、ASUSの「RT-AX82U GUNDAM EDITION」です。
最新の通信規格のWi-Fi6に対応したゲーミングルーターで、ラグと遅延を解消し快適なオンライン環境を謳った「ゲーミングモード」を搭載しています。
外付けアンテナとビームフォーミング機能で近場は快適な高速通信が、離れた場所にもムラなく電波を飛ばすことが可能です。
余談ですが、赤い彗星をモチーフにした「ZAKU II EDITION」もあります。
トライバンドで快適オンライン!Archer AX11000
ルーター名 | TP-Link Archer AX11000 | |
通信規格 | Wi-Fi 6(11ax) | |
最大転送速度 |
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周波数帯 | トライバンド | |
アンテナの種類 | 外付けアンテナ | |
価格 | ¥35,000-(Amazon) | |
搭載機能 | ビームフォーミング機能 | ○ |
メッシュWi-Fi | × | |
MU-MIMO | ○ |
2つ目は、トライバンド対応が魅力な、TP-Linkの「Archer AX11000」です。
こちらも最新の通信規格であるWi-Fi6に対応したゲーミングルーターで、8本もある外付けアンテナがとてもインパクトを受ける製品です。
高速通信はもちろんですが、3つの周波数帯を利用できる「トライバンド」に対応しているのが最大の魅力。1つの周波数帯をゲーム専用に割り当てて使用すれば、遅延やラグといった通信トラブルの解消が期待できます。
Wi-Fiルーターの良くあるQ&A
最後に、ここではWi-Fiルーターを導入するときに、良くある質問を回答していきます。Wi-Fiルーターを選ぶ際の参考にしてみて下さい。
- 設置場所はどこがいいの?
- 安いWi-Fiルーターでもいいんでしょ?
- マンションの場合はどんなWi-Fiルーターがおすすめ?
- Wi-Fiルーターに寿命はあるの?
設置場所はどこがいいの?
Wi-Fiルーターからでる電波は、直線ではなく円状に広がって飛んでいくものです。なのでいくら性能の良い製品でも、設置場所によっては十分な性能を発揮できません。
おすすめなのは、なるべく部屋の中央付近で高さ2メートル前後の場所が最適です。逆に設置場所としてNGなのが以下の5箇所になります。
- 床に直接設置する
- 部屋の隅や壁の近く
- 棚の中などの遮蔽物に囲まれた場所
- 水槽やウォーターサーバーなど水の近く
- 電子レンジなどの電波を発する家電の近く
埃を気にして布などををかけるのも電波を弱める原因になります。これらに注意して快適なWi-Fi環境を作りましょう。
安いWi-Fiルーターでもいいんでしょ?
もちろん安いWi-Fiルーターもあり、2000円以下で購入できる製品もあります。が…
「安かろう悪かろう」という言葉のとおり、あまりにも安い製品だと通信規格が古く通信速度が遅かったり、接続可能台数も少なかったりと使用してストレスに感じる可能性が高いです。
中にはちゃんとした製品もあるかもしれませんが、快適な通信環境を求めるなら値段だけを見るのでなく、製品の仕様をチェックして購入する事をおすすめします。
マンションの場合はどんなWi-Fiルーターがおすすめ?
マンションでは複数の世帯が暮らしているので、戸建てより電波の干渉を受けやすく、鉄筋やコンクリートで囲まれているため、電波が届きにくいです。
そのため、マンションにお住まいの方は戸建てよりも良いスペックの製品を購入する事をおすすめします。
機能重視の製品にすることで値段は少し高くなりますが、そのぶん安定した快適な通信が出来るようになりますよ。
Wi-Fiルーターに寿命はあるの?
もちろん機械ですので、いつかは壊れたりしてWi-Fiルーターとしての寿命をむかえるでしょう。
Wi-Fiルーター自体は耐久性が高く10年近く使用できるのですが、長く使っていると少しずつ劣化してきて、通信速度が下がるなどのいろいろな不具合が出てきます。
なので、Wi-Fiルーターとしての寿命を迎える前に5年前後で新しく買い替え、より快適な通信環境を保つことが良いと思います。
まとめ 自分に合うおすすめのWi-Fiルーターは?
いかがだったでしょうか?どんなWi-Fiルーターがいいのかイメージ出来たでしょうか?
住んでいる場所や人数、接続する端末数は人によって全く違います。まずは自分の住んでる環境や間取りを見直し、そこから製品を比較して自分にピッタリなものを探してみて下さい。
見るべきポイントは多いですが、決して難しいことではありません。自分に合ったWi-Fiルーターで快適な通信ライフを楽しみましょう。