格安SIMとは何?よく耳にするけど、具体的にどういうものなのかは分からない。
安いイメージがある格安SIMですが、節約になりそうで気になるけどその分通信速度が遅くなったり電波がとぎれたり、使うの不便なんじゃない?とも思いますよね。
今回は格安SIMとは何か、実際に私も使っている格安SIMについて安さの理由、メリットやデメリット、向いている人なども含めて6つお伝えします。
私使い始めてから年間5万円の節約に成功することができたので、この記事で格安SIMの魅力に気づき、少しでも興味を持ってくださる方が増えれば嬉しいです。
(アイキャッチ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/sim%e3%82%ab%e3%83%bc%e3%83%89-%e3%82%ab%e3%83%bc%e3%83%89-%e3%83%a1%e3%83%a2%e3%83%aa%e3%83%bc-4475642/
格安SIMとは?
格安SIMとは、大手キャリアで有名なドコモ・au・ソフトバンクから回線を借りて、安い料金で利用できる通信サービスのことです。
格安SIMを提供している会社のことをMVNOといいます。そのMVNOと契約することで格安SIMを利用することが出来ます。
また、スマホの中入っているSIMカードの中には、電話番号や加入者の情報などが入っています。新しい機種にSIMカードを挿し替えるだけで使用できるので簡単です。
何か裏がある?格安SIMが安いワケとは
格安SIMには安いイメージがありますが、安いからには何か品質とかサポート面が弱いんじゃないか、などと安さには何か理由があるんじゃないかと思いますよね。
格安SIMの安さの理由について、以下の3つをご紹介したいと思います。
- 大手キャリアから回線を借りているから
- 人件費やテナント料がいらない
- 必要なサービス・オプションが選べる
大手キャリアから回線を借りているから
回線を借りているため、本来ならかかる費用の基地局、収容局の維持、新規技術開発、メンテナンス代、回線の維持費、土地代や設備代などがかかりません。
自前で設置・管理していないため、コストが大幅に抑えられます。
人権費・テナント料がいらない
格安SIMを提供している会社は実店舗を設けていない所が多く、ネットを中心に販売・契約をすることができます。
そのため、販売員などの人件費や店舗をもたないためテナント料がかかりません。
必要なサービス・オプションを選べる
自分に必要なサービス・オプションだけを選ことが出来るので、余計なお金がかかりません。
格安SIMは多くのサービスが有料になっているので、したいサービスを自分で選べます。
その点、大手キャリアは使わないサービスも最初からついていることが多いです。
年間5万円の節約!?格安SIMの嬉しいメリットとは
ここからは特に大手キャリアをお使いの方へ、格安SIMにするだけで得られる以下の3つのメリットをご紹介します。
格安SIMに乗り換えようか迷っている、または具体的にどんなメリットがあるのかを知りたい方は参考にされてください。
- 最大のメリット!料金が安い
- 分かりやすい料金プラン
- 2年契約など契約期間の縛りがない
最大のメリット!料金が安い
格安SIMの一番の魅力は、大手キャリアの半額以下で済むくらい料金が安いことです。
私は以前ドコモの5Gで5,665円のプランで年間67,980円の支出でして、今はUQモバイルに乗り換え3G1,628円で年間19,536になり、その差額で年間約5万円も節約することができました。
5万円があれば友達との飲み会代や旅行代、普段なら高くて行けないようなお店でランチやディナーもできますし、今まで欲しくても高くて買えなかったものや、今までしたいけど我慢していたことができます。
分かりやすい料金プラン
大手キャリアは様々なセット割りや〇〇オプションなど、組み合わせによって安くなるなど、ややこしい料金設定になっていることが多いです。
それに比べ格安SIMは1Gで何円、3Gで何円などシンプルなプランが多いので分かりやすいです。
2年契約など契約期間の縛りがない
大手キャリアでは2年縛りというものがあり、契約更新される月に解約をするか、他社に乗り換えないと違約金を払わなければいけません。
その点格安SIMは、最初から違約金事態がないものや、ある一定期間を過ぎれば違約金は発生しなかったりします。
2年縛りや違約金の事を気にせずに使い続けれるのがいいですよね。
知っておくべきデメリット3選
知っておくべきデメリットとしては主に以下の3つがあげられます。
- キャリアメールが使えない
- ID検索・電話番号検索ができない
- 通信速度が遅いときがある
キャリアメールが使えない
サービスの提供会社が変わるので、大手キャリアが提供しているキャリアメールが使えなくなります。
その替わりにyahoo!メールやGmailでもメールはできますので、メールが出来なくなるという心配は解消できると思います。
iPhoneを利用していて「@icloud.com」や「@me.com」などのメールアドレスをお持ちの方はそれでメールすることもできます。
キャリアメールとは、大手キャリアのドコモ・au・ソフトバンクが提供しているサービスの「@docomo.ne.jp」「@ezweb.ne.jp」「@softbank.ne.jp」のアドレスのことです。
ID検索・電話番号検索ができない
不特定多数のアクセスを防ぐため、LINEの友達追加の機能であるID検索・電話番号検索が利用できません。
QRコード検索やふるふるでも友達追加はできるので、支障はないでしょう。
どうしてもID検索をしたい方は、以下の事業者で格安SIMを申し込んでみてくださいね。
通信速度が遅いときがある
大手キャリアの回線を借りているので、都市部などの回線が混雑する場所や、お昼や夜間などのアクセスが集中している時間帯などは通信速度が遅くなることもあります。
「携帯料金が安いのは魅力的だけど安さよりサクサク動く方が重要」、という方向けに格安SIMの中でも比較的速度が速い格安SIMをご紹介します。
格安SIMとはどんな人に向いているの?
格安SIMに向いている人は主に以下の3つの特徴をお持ちの方です。
- スマホをあま使わない人
- 長電話をせずに通話はLINEでする人
- スマホの利用料を安くしたい人
スマホをあま使わない人
スマホを使用するのが、自宅や会社やWi-Fi環境が整った場所であればデータをあまり消費しないため、少ないデータ容量のプランを選べて月額の料金を抑えられます。
長電話をせずに通話はLINEでする人
また、普段ほとんど通話しない・LINE通話で済ませている方にも向いています。
格安SIMは大手キャリアに比べて通話料が高いのですが、そもそも通話しなかったりLINEの無料電話を利用する人には何の問題もありません。
スマホの利用料を安くしたい人
特に、スマホの利用料金をとにかく安くしたい人にも向いています。
大手キャリアは1Gまで3500円くらいかかりますが、楽天モバイルだと1Gまでは0円なので、スマホをあまり使わない人にとっては一番の節約になります。
まとめ:正しく理解して頑張らずに節約しよう!
格安SIMは大手キャリアと比べて料金が半額以下で利用できる通信サービスのことで、大手キャリアから回線を借りていて土地代や設備費が抑えられ、また店舗をもたないため人権費もかからず安い料金で提供できます。
SIMカードという、電話番号や加入者の情報などが入っているものを新しい端末に差し替えるだけで格安SIMの利用ができるのでとても簡単です。
速度が遅い時もありますが格安SIMの中でも比較的速い会社もありますし、ID検索や電話番号の検索はできない代わりにふるふるやQRコードを使えるので問題はありません。
このようにデメリットには解決法があり、大手キャリアとほぼ同じレベルの状態での利用が出来ながら年間5万円も節約できますので、是非この機会にお得な格安SIMへの乗り換えをご検討くださいね。