「仕事がうまくいかない」、「職場の人間関係がよくない」と悩んでいませんか?
仕事に悩みを抱えていると、日々の生活にも悪い影響を与えますよね。
仕事がうまくいかないときには必ず原因があります。まずはその原因をはっきりさせましょう。原因がわかれば、自分が行うべき解決策も見つかります。
この記事では、仕事がうまくいかない原因と対処法を紹介します。さらに、対処法を試しても改善されないときに考えたい選択肢についてもお伝えします。ぜひ、あなたに合う解決策を見つけてください!
出典:https://pixabay.com/ja/photos/%e8%b5%b7%e5%8b%95-%e3%83%9b%e3%83%af%e3%82%a4%e3%83%88%e3%83%9c%e3%83%bc%e3%83%89-%e9%83%a8%e5%b1%8b-3267505/
なぜ?仕事がうまくいかない5つの原因
まず、仕事がうまくいかない原因を考えていきましょう。ここではよくある原因を5つ紹介します。
- 実力・経験不足
- 小さなミスの見逃し
- 優先順位を考えていない
- 人間関係が悪い
- 身体の不調
実力や経験が不足している
仕事は始めてまだ日が浅い人に原因として多いのが実力と経験不足です。
初めてやることや慣れていないことを最初から完璧にこなすことはできないですよね。他人が簡単そうにやっていることも初めての人には難しいというの当然のこと。
仕事がうまく進まず、周りに迷惑をかけてしまい悩むこともあるかもしれませんが、誰もが通る道です。
気を付けよう!小さなミスの見逃し
仕事がうまくいかないとき、小さなミスが原因となっていることがあります。
仕事では小さなミスが次第に大きなミスになり、仕事の進行を妨げることになってしまうことはよくありますよね。
ミスが原因で上司に注意されると自信を失い、さらに状況が悪化することもあるので注意が必要な原因の一つと言えるでしょう。
できてる?優先順位を考えていない
仕事に優先順位をつけていないことが、仕事がうまくいかない状況を作り出します。
優先順位を考えず、ただ目の前のことから手をつけていくと、期限が近いものが間に合わずに迷惑をかけたり、残業等で生活のゆとりがなくなったりします。
いつも仕事がギリギリになってしまう方は、優先順位の有無が原因になっているかもしれません。
人間関係が悪い
仕事内容よりも人間関係で悩む方は多くいるのではないでしょうか?人間関係が悪いと、そもそも職場に行くこと自体が嫌になってしまいますよね。
コミュニケーションが不足していることで仕事がうまく進まず、仕事を人に振れずに溜め込んだ結果、精神的にも身体的にも苦しくなるでしょう。
職場内の上司、同僚、部下とのコミュニケーションは円滑かどうか一度考えてみてください。
身体の健康面に問題がある
仕事がうまくいかない原因として健康が絡んでいることも多くあります。
健康の問題といっても、病気のような大きな問題だけではなく、肩や首の凝り・腰の痛みなども含めた問題です。
座り仕事の方は特に、凝りや痛みがあると集中力を保つのが難しいですよね。そうした原因が、仕事が捗らない状況を生んでいるかもしれません。
仕事がうまくいかない人の特徴
ここからは、仕事がうまくいかない人が持つ特徴を4つ紹介します。
- 他人と比較している
- コミュニケーション不足
- ネガティブ思考
- オンとオフの切替が苦手
先ほど紹介した、仕事がうまくいかない原因に繋がるものもあります。それでは一つずつ説明していきます。
必要以上に他人と比較している
周りの人と自分を比較することは、仕事がうまくいかない人の特徴になります。
「他の人はできているのに、どうして自分はできないのか」と後ろ向きに考えることで仕事が思うように進められないでしょう。
人それぞれスキルは異なります。ただの経験不足が原因であっても、そこに気づけなくなってしまいます。
コミュニケーションが不足している
コミュニケーションが少ない人は、仕事がうまくいかない傾向があります。
職場でコミュニケーションが取れていないと人間関係も構築されていきませんし、職場の居心地も悪くなっていきます。
ネガティブに捉えすぎてしまう
仕事の中で反省をすることは大切ですが、何でもネガティブに捉えすぎることは仕事でのパフォーマンスを下げます。
仕事がうまくいかない時、マイナス方向ばかりに考えると、自身を失い、さらに状況が悪化するという負のスパイラルに陥ってしまいます。
オンとオフの切替が苦手
仕事とプライベートの切替が苦手な人は、仕事がうまくいかない可能性が高いです。
休日も仕事のことが頭から離れず、しっかり休むことができない人は仕事の時に集中力がもたないでしょう。またオフのときに疲れを取ったり、ストレスを発散できないと健康の問題にも繋がります。
仕事がうまくいかない時にしてほしい5つの行動
ここでは、「仕事がうまくいかないな」と思ったときに試してほしい5つの行動を紹介します。すぐ取り入れられることばかりですので、ぜひ一度試してみましょう。
- 原因を書き出す
- できたこと、できなかったことの整理
- 悩みを相談する
- 生活に運動を取り入れる
- 休みはしっかり休む
思い当たる原因をすべて書き出す
まず、仕事がうまくいかない原因で思い当たるものをすべて書き出してみましょう。
原因がわかるだけで気持ちが軽くなりますし、自分が何をしたら良いのか知ることができます。
どんな問題でも原因がわからないと対処することができないですよね。まずは、現在の自分の状況を把握しましょう。
できたこと、できなかったことを整理する
自分ができたこと、できなかったことを整理すると状況が変わるかもしれません。
自分にできなかったことを把握することによって、仕事がうまくいかない原因である「小さなミス」に注意することができます。また自分の能力を知ることで優先順位も考えやすくなりますよ。
できなかったことだけでなく、できたこともしっかり自己評価しましょう。自分で自分を褒めることも社会人として大切です。
悩んでいることを相談する
悩みがある時は、一人で抱え込まずに周囲の人に相談しましょう。人に話すことで気持ちが楽になり、仕事が進んでいくことも多いです。
家族や職場以外の友人に相談するのもいいですが、職場で相談できる人がいる場合は同じ職場の人への相談をおすすめします。それは、人に相談する中で人間関係が構築されていくからです。
新人時代はわからないことが多く、一人で悩みがちですが、周囲に打ち明けることによってコミュニケーションも自然と増えていきます。会話が苦手な方は質問することから始めてみてください。
生活に運動を取り入れる
普段、運動していますか?軽い運動を日常的に行うだけで身体的・精神的に健康になります。
30分自宅の周りを歩いてみたり、YouTubeでストレッチの動画を見ながらやってみたりなど何でも構いません。体が軽くなると集中力もあがり、仕事でのパフォーマンス向上が期待できます。
休日はしっかり休む
休むべき時に休んでいないことで、仕事のモチベーションや判断力の低下を引き起こします。
休むといっても人それぞれ休日の過ごし方は違いますよね。自分の好きなことをして気持ちをリセットさせることが大切です。
【NG】行き詰ったときにしてはいけないこと
続いて、仕事がうまくいかないときに避けた方がいい行動について3つ紹介します。気持ちが落ち込んでいるときは自暴自棄になりやすいので、これから伝える行動について注意が必要です。
- 仕事のことをずっと考えること
- 荒れた食生活を送ること
- 真っ先に退職を考えること
仕事のことをずっと考えること
勤務時間外に仕事のことを考えるのはやめましょう。うまくいっていないことを考え続けることで、マイナスな方向へ引っ張られていきます。
落ち込んでいるときに更に負の感情で追い打ちをかけることは、精神面からみても危険です。プライベートの時間に仕事で悩む必要はないですよ。
荒れた食生活を送ること
ストレス発散に暴飲暴食をするというのはよくある話。しかし、食は体を作るうえで非常に重要なものですから絶対にオススメしません。
決してジャンキーなものやカロリーが高いものを食べてはいけないということではありません。バランスの良い食事を心がけましょう。
おいしい食事でストレスを発散させることはいいことですが、体が資本です。健康を失ったら元も子もないですよね。やけくそになって過剰に食べるのは避けてください。
真っ先に退職を考えること
仕事がうまくいかないとき、「退職して違う仕事をすればいい」と考えるのはやめたほうがいいでしょう。
先で、「仕事がうまくいかないときには原因を考えるべき」と伝えたように、原因は様々です。原因がわかっていないと、環境を変えても問題が解決しない可能性が高いです。
職場が変わっても同じ原因で躓き、仕事を辞めることを繰り返せば、社会的な信用を失います。ですから、仕事を辞めるという選択肢は最終手段と考えるのが無難です。
それでも仕事がうまくいかない方への3つの提案
これまで紹介したことを一通り試したけど、それでも仕事がうまくいかないと感じている方に3つの提案をします。
- 長期休暇の取得
- 部署異動を申し出る
- 転職を考える
長期休暇を取ろう
有給が残っている方はぜひ連休を作ってみましょう。やはり休息が大切です。
半日や一日だけの休みではできることが限られてしまいますよね。ゆっくりしたり、自分の考えをまとめたりするためにも思い切って長めの休みを取ってみましょう。
休む前は周囲に気を遣うこともあるかと思いますが、休むことは皆さんの権利ですから、気負いせずにゆっくり休んでください。休暇中に新しい気づきが生まれるかもしれませんよ。
環境を少し変えよう!異動を希望してみる
部署異動を希望できる会社でしたら、異動を相談してみるのがいいでしょう。
同じ会社でも、部署や上司によって忙しさや雰囲気が大きく違うということはよくあります。今の部署は居づらい、やりにくいと感じている方には効果的な手段です。
転職を視野に入れる
自分が変わっても何も変わらない、自分の力でもどうにもならない場合には転職を考えてもよいでしょう。
転職をすることは決して悪いことではありません。しかし良くも悪くも全ての環境が変わるため、落ちついて考えてみてください。
転職のメリットとは
では実際に転職をするとどのようなメリットがあるのかお伝えします。主に以下の2つが考えられるメリットです。
- 新しいキャリアを始められる
- 環境を変え、リスタートできる
年齢にもよりますが、若い方は未経験でも採用される可能性があります。そのため新しい職種でキャリアをスタートできるというのはメリットの一つと言えるでしょう。
2つ目のメリットについてです。転職すると人間関係などすべてがゼロからのスタートになります。人間関係や労働環境に問題がある場合には、やり直すことが可能になります。
気を付けよう。転職のデメリットとは
仕事がうまくいかないことから転職をした場合はデメリットの方が多いと考えた方がいいでしょう。
転職理由によっては、次の会社でも解決しないと判断されたら採用に繋がりませんし、人間関係や労働環境についても入社してみないとわからない部分が多いです。
短期間で転職を繰り返せば、評価が悪くなる一方です。そうならないために、自身の中で改善したい点と我慢できるラインを認識しておく必要があるでしょう。
仕事がうまくいかない原因と対処法まとめ
仕事がうまくいかない時の原因は人それぞれ異なります。なぜうまくいかないのか、原因をよく考えてみましょう。
状況を改善するために特別なことは必要なく、日々の生活で対処できるものが多いです。自分で考えた原因に効果的な対処法を試してみましょう。
それでも仕事がうまくいかない方は、転職など、環境を変える必要があります。しかし転職にはリスクも多いので、よく考えてから行動してください。
どんな選択をしても、仕事がうまくいかない原因を考えることが一番重要です。その原因を1つずつ潰していくことがあなたの成長に繋がっていくでしょう。