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【種類別 トカゲの飼い方】餌の種類・頻度・量を徹底解説

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トカゲを飼おうと思ってるけど、餌は何をあげればいいの」と困っていませんか?初めてだとトカゲの飼い方ってイマイチよく分かりませんよね。

この記事ではトカゲの食性別に与えるべき餌と与える際の注意点を紹介しているので、あなたがペットに何をあげればいいのか分かりますよ。

またトカゲの飼育に必須のサプリメントや餌を食べてくれない時の解決法も紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。

アイキャッチ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/トカゲ-色とりどり-頭-見る-4763351/

トカゲの飼い方は「餌」によって4つに分類できる

トカゲは種類によって食性が異なり、餌の種類によって以下の4つに分類することができます。

トカゲの餌による分類
  • 昆虫食・・・主に小型〜中型のトカゲ
  • 肉食・・・主に大型のトカゲ
  • 植物食・・・イグアナ系に多い
  • 雑食・・・主に中型のトカゲ

昆虫食はコオロギが主流ですが、ミルワームやハニーワームなどの幼虫も与えたりします。肉食はピンクマウス、植物食は様々な野菜を与えることが多いです。

雑食に関しては、昆虫も野菜も餌として与えることができます。次の項目からは食性別に餌の種類や与え方を紹介していきます。

「昆虫食」のトカゲの飼い方

https://pixabay.com/ja/photos/爬虫類-自然-動物-野生動物-3110174/

昆虫食のトカゲは小型〜中型のトカゲに多く、ニホントカゲ、ニホンカナヘビ、ヒョウモントカゲモドキなどが該当します。

昆虫食の主流は生きたコオロギです。コオロギは顎の力が強く、トカゲの口内を噛む危険があるので頭を潰してからピンセットなどでつまんで与えてください。

またミルワームハニーワームなどの幼虫も餌として与えることが可能ですが、高カロリーで肥満の原因となるので単食には向いていません。他の餌と組み合わせて与えましょう。

「肉食」のトカゲの飼い方

https://pixabay.com/ja/photos/トカゲ-爬虫類-森竜-2427248/

肉食のトカゲは大型のトカゲに多く、サバンナモニターやサルバトールモニターなどが該当します。

肉食のトカゲの餌はピンクマウスがよく用いられます。冷凍のピンクマウスが市販されているので餌の保存が容易です。また肉食でも昆虫を餌とすることが可能です。

ピンクマウスはハニーワーム同様、高カロリーで肥満のリスクが高いので基本はコオロギなどの昆虫を与え、たまにピンクマウスを与えてあげるようにしてください。

「植物食」のトカゲの飼い方

https://pixabay.com/ja/photos/イグアナ-爬虫類-トカゲ-動物-1851145/

植物食のトカゲはイグアナ系で、飼育用として最も出回っている種類ではグリーンイグアナが該当します。

ほうれん草、タンポポの葉、大根の葉などを与えることが多いです。イグアナの餌として野菜を選ぶ基準はタンパク質、カルシウムが豊富に含まれているかどうかです。

多少値段は高いですが、チンゲンサイモロヘイヤ小松菜などは必要な栄養素が豊富なのでオススメです。栄養が偏らないように色々な野菜をバランスよく与えてあげましょう。

「雑食」のトカゲの飼い方

https://pixabay.com/ja/photos/トカゲ-爬虫類-ドラゴン-結石-1522253/

雑食のトカゲは中型のトカゲに多く、フトアゴヒゲトカゲやアオジタトカゲなどが該当します。

雑食のトカゲは昆虫と野菜のどちらを与えることもできます。昆虫ばかり与えると肥満の原因となるので、植物食のトカゲに与えるような野菜も組み合わせながら与えてください。

ベビーの間は栄養価の高い昆虫食を多めに、大人になったら肥満になりにくい植物食を多めに与えると健康に育ってくれるでしょう。

ペット用の人工餌は与えていいの?

昆虫食のトカゲを飼いたいけど、コオロギや幼虫に抵抗がある」という方もいるかもしれません。最近では多くの種類の人工餌が販売されており、人工餌を与えて飼育することも不可能ではありません。

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しかし人工餌は自然のものではないため個体によっては全く食べないトカゲもいます。そのような場合以下のような乾燥コオロギなどを試してみましょう。

やはり乾燥コオロギと比べると生きたコオロギなどの活き餌の方が栄養豊富なので、可能な限り活き餌を与えてあげてください。

【餌と同じくらい重要!】水とサプリの与え方

人間と同様にトカゲにも水は必須となります。ケージの中に水を入れる容器を準備して、常に水を切らさないようにたっぷり入れておきましょう。

またサプリメントを与える必要もあります。「トカゲにサプリメント与えるの?」と思うかもしれませんが、飼育下のトカゲはカルシウムやビタミンが不足しがちなのでサプリで補う必要があります。

パウダー状のペット用サプリが市販されているので、週一くらいのペースで餌にまぶして与えてください。

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餌の量と頻度はどのくらい?

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まず与える餌の量ですが、個体によって異なるので一概には言えません。初めのうちは食べ残すくらいの量を与え、残した量をみて徐々に減らして丁度いい量を見つけてあげてください。

また餌の頻度ですが、ベビーや植物食のトカゲは1回の食事で得られるエネルギーが少ないため、1日1回くらいのペースが適切でしょう。

一方で昆虫食や肉食のトカゲは1回の食事で得るエネルギーが多いため、2〜3日に1回くらいのペースで大丈夫です。

餌を与える際の注意点

最近では長期保存がしやすいように冷凍できるトカゲの餌が多く販売されています。冷凍の餌は便利ですが、しっかり解凍されていないまま与えると吐き戻し下痢などの体調不良につながるので注意してください。

また飼育環境に慣れていないうちは餌を与えるピンセットに怖がったり、人間が見ていることによって餌を食べない場合があります。

そのような時はお皿に餌を置いてケージの中に置いて、ケージから離れてあげることでトカゲも安心して餌を食べてくれます。

【餌別】トカゲの飼い方まとめ

https://pixabay.com/ja/photos/爬虫類-トカゲ-野生動物-種族-6911355/

一言にトカゲと言っても食性は様々で、餌の種類によって大きく以下の4つに分類されました。

トカゲの餌による分類
  • 昆虫食・・・主に小型〜中型のトカゲ
  • 肉食・・・主に大型のトカゲ
  • 植物食・・・イグアナ系に多い
  • 雑食・・・主に中型のトカゲ

現在では長期保存ができる餌も市販されているので餌の確保は比較的容易です。一方で栄養価の高い餌を与えすぎると、肥満になってしまうので餌の量・バランスに気をつえましょう。

また飼育下のトカゲはカルシウム・ビタミンが不足しやすいのでパウダーのサプリを餌にまぶして与えてください。

適切な種類、量、バランスの餌を与えてペットのトカゲと健康で楽しい生活を送ってくださいね。

ABOUT ME
イタイ
大学で航空宇宙工学を学ぶ大学生です。