格安スマホに乗り換えたいが、スマホの番号そのままで乗り換える方法が分からないと困っていませんか?
番号が変わってしまうと、家族や友達、役所や銀行・職場など様々な所へ手続きを行わなければならず大変ですよね。
この記事では、大手スマホキャリア(docomo・au・softbank)から格安スマホに番号を変えずに乗り換える方法について解説しています。
この記事を読むことで、簡単に番号はそのまま格安スマホに乗り換えることができます。また、乗り換えるときに知っておくべき注意点についても解説していきます。ぜひ最後まで読んでみてください。
(アイキャッチ出典画像:https://unsplash.com/photos/vJ24hBps1qY)
番号そのままで格安スマホに乗り換えるには?
格安スマホに乗り換えるとき、番号をそのまま引き継ぐには「MNP(Mobile Number Portability)」を発行する必要があります。
MNPとは、現在の電話番号はそのままで他のスマホ会社に乗り換えることができるサービスです。
最近は、スマホ会社がたくさん設立されたので、自由に選べるようMNPの発行が無料でできるようになりました。
大手3キャリアのMNPの取得方法について、次の項目で詳しく解説していきます。
大手3キャリア別!番号そのままにできるMNP取得方法!
それでは、この章は大手3キャリア(docomo・au・softbank)のMNP取得方法について詳しく解説していきます。
docomoのMNP取得方法は?
docomoのMNP番号取得する方法は、以下の3つがあります。それぞれの方法について詳しく解説していきます。
- オンライン手続き
- 電話手続き
- ドコモショップで店頭手続き
オンライン手続き
オンラインでMNPの取得する場合は、スマホではできません。そのため、パソコンで行いましょう。
また、受付時間も決まっており「9時~21時30分」と限定されているので発行には余裕をもって行いましょう。
パソコンで行う場合は、以下のボタンからMy docomoのホームページへ移動して行いましょう。
電話手続き
電話の場合は、ドコモインフォメーションセンター(ドコモの携帯から「151」、一般電話から「0120-800-000」)に連絡をすることで発行することができます。
電話の場合、簡単に手続きが行えます。しかし、電話が繋がりにくいことが難点です。
また、引き止めに合うことも多いです。私の場合、電話をかけてからMNP番号をもらうのに30~40分ほどかかりました。
電話口の人は顔が見えない分、強引に引き止めをしてくることがあるので強い心をもってMNPを取得したいことを伝えていきましょう。
ドコモショップで店頭手続き
ドコモショップの店頭で手続きを行う場合は、以下のものが必要になります。
- 免許証やパスポートなどの本人確認書類
- ネットワーク暗証番号
- 本人以外が手続きする場合は「委任状」
店頭で行うと、現在の契約内容の確認や解約後の流れ、わからないことを質問することができます。
しかし、混んでいる場合は2~3時間ほど待ち時間が発生してしまいます。現在は、予約制を導入しているため事前に予約をしてからいきましょう。
auのMNP取得方法は?
auのMNP番号取得する方法は、以下の3つがあります。それぞれの方法について詳しく解説していきます。
- オンライン手続き
- 電話手続き
- auショップで店頭手続き
オンライン手続き
auの場合、オンライン手続きできるのはガラケーのみです。そのため、スマホを現在使っている人はオンラインでできないので注意しましょう。
auガラケーを使っている方は「EZwebボタン」を押し、「auお客様サポート」を選択します。その後、「申し込む/変更する」を選択し、「au携帯電話番号ポータビリティ(MNP)」を選択しましょう。
上記の手続きを行うことで、簡単にMNPの発行ができます。オンラインの方が簡単なのでガラケーの方は積極的にオンラインで行いましょう。
電話手続き
電話の場合は、au予約受付窓口(au携帯・一般電話共通「0077-75470」)へ連絡します。
音声ガイダンスに従い、操作を行いオペレーターとやり取りを行います。契約者の名前、生年月日、電話番号、暗証番号など本人確認が行われます。
ネットワーク暗証番号は忘れていても大丈夫なので安心してください。オペレーターの質問に答えていけば問題ありません。
電話でのMNP取得は、電話がかかるまでに時間がかかったり、引き止めに合う可能性があるのでしっかりと自分の意見を通すようにしましょう。
auショップで店頭手続き
auショップの手続きを行うときは、以下の3つのものが必要になるので、確認しておきましょう。
- 免許証やパスポートなどの本人確認書類
- ネットワーク暗証番号
- 本人以外が手続きする場合は「委任状」
店頭で行うメリットは、店員さんに直接相談できることですが、待ち時間が長く、引き止めに合うので直接顔を合わせると断りづらくなってしまうのが難点です。
待ち時間を短くするには、事前に来店予約をしておくことで解決することができます。auショップの事前来店予約の方法は以下のボタンより確認ができます。
softbankのMNP取得方法は?
- オンライン手続き
- 電話手続き
- ソフトバンクショップで店頭手続き
オンライン手続き
ソフトバンクでオンライン手続きできるのはガラケーのみです。そのため、スマホを現在使っている人はオンラインでできないので注意しましょう。
ソフトバンクガラケーを使っている方は「My Softbank」にログインします。「設定・申込」から「契約者情報の変更」を選択します。その後、「番号ポータビリティ(MNP)予約関連手続き」押します。
そのあと、「番号ポータビリティ(MNP)予約」を選択すると、即時MNP予約番号が発行されます。
上記の手続きを行うことで、簡単にMNPの発行ができます。オンラインの方が簡単なのでガラケーの方は積極的にオンラインで行いましょう。
電話手続き
電話の場合は、MNP予約受付センター(ソフトバンクの携帯から「*5533」、一般電話から「0800-100-5533」)に連絡をすることで発行することができます。
電話がつながった後は、音声ガイダンスに従い操作を行います。暗証番号を求められますが、わからない場合はオペレーターに接続することが可能です。
朝9時~20時までが受付時間になっています。MNP発行手続きと説明があるので、時間に余裕をもって電話しましょう。
ソフトバンクショップで店頭手続き
ソフトバンクショップの手続きを行うときは、以下の3つのものが必要になるので、確認しておきましょう。
- 免許証やパスポートなどの本人確認書類
- ネットワーク暗証番号
- 本人以外が手続きする場合は「委任状」
ショップに行くと店員が対応してくれるため、操作に不安のある方やちゃんと乗り換えれるか不安がある方は便利です。
しかし、引き止められたり他のプランを提案されて別の契約を迫られたりするので、断りずらい場合は電話やネットを活用しましょう。
ショップに行く場合は、待ち時間を減らすためにも事前に予約をしていきましょう。以下のボタンから予約することができます。
番号そのまま格安スマホに乗り換えるための3つのステップ
MNP番号を取得した後は、他社に乗り換えるだけです。しかし、MNP取得後の手続きの流れがイメージできていないとスムーズに移行することができませんよね。
そこで、MNP取得後の他社への乗り換えは以下の簡単な3ステップで行うことができます。事前に確認をしておきましょう。
- 自分が今契約しているスマホ会社からMNP番号を発行する
- MNP番号をどこかにメモしておく
- これから契約するスマホ会社の店員にMNP番号を提示する
上記の流れで格安スマホに移行することができます。ネットで行う場合は、最後の手順は自分で入力する必要があります。
しかし、ネットの場合は注意点が一つあります。即日MNP発行ができないスマホ会社だと、古いSIMカードから新しいSIMカードへ切り替わるときに、スマホが使用できない期間が生じてしまいます。
ちゃんと乗り換えができるのか不安な方は、ショップに出向いて店員さんに相談をしながら行うのが良いでしょう。
番号そのまま格安スマホに即日乗り換えるには?
即日MNPが行えない会社に乗り換えると、スマホが使えない期間ができてしまうのですが、使えない期間をなくすためには店舗契約がオススメです。
店舗契約であれば、店員さんに確認することができるため間違えずに乗り換えをすることができます。
また、SIMカードをその場で入手することができるため、即日乗り換えが可能になり、スマホの使えない期間がなくなります。
しかし、格安スマホはコスト削減のため店舗が少ないです。そのため、どこが良いのか分からない人に向けて、オススメの格安SIM会社をのちほど紹介していきます。
格安スマホに乗り換えるときに知っておくべき3つの注意点
上記の流れで行うことで、格安スマホへ移行することができます。しかし、移行するときに注意しなければならないことが他にもあります。
ここでは、格安スマホに乗り換えるときに知っておくべき3つの注意点について解説していきます。
- MNP番号は取得してから15日間有効
- 解約違約金や端末残金が発生する
- 現在のスマホが使えない場合がある
MNP番号は取得してから15日間有効
MNP番号は、発行してから15日経つと使用できなくなります。そのため、再発行が必要になります。
15日以内に他社のスマホ会社へ移行すればよいのですが、会社によっては「有効期限が10日以上残っている場合」と指定されていることがあります。
そのため、発行手続きを行ったらその日のうちに、乗り換え先のスマホ会社へ申し込みを行いましょう。
解約違約金や端末残金が発生する
現在、MNP取得にかかる手数料は無料になりました。しかし、解約違約金や端末残金が発生するので、追加費用に注意しましょう。
- 契約解除料(2019年9月までに契約したなら、10,450円、10月以降なら最大1,100円)
- スマホ本体の残債(分割購入をしている場合)
MNP番号取得時に、これらの料金がどのくらい発生するのか確認をしておきましょう。思わぬ費用がかかることがあるので注意しましょう。
現在のスマホが使えない場合がある
現在使用している回線と乗り換え先で使用している回線が異なると、現在使用している端末が使用できなくなります。
そのため、乗り換え前にSIMロック解除をしておきましょう。SIMロックの解除手続きは、それぞれの会社のマイページから行うことができます。
ただし、スマホ端末によっては乗り換え先の格安SIMに対応していないものもあるため、SIMロック解除でも使用できない場合は買い替えが必要になります。
格安スマホに必要なSIMロック解除とは?
格安スマホに乗り換えるときの注意点に、「SIMロック解除」という言葉が出てきましたが、ここは少しややこしいので補足しておきます。
格安スマホは、大手3社から回線を借りて運営しています。簡単に表にまとめたので以下の表をご覧ください。
大手3社 | 格安スマホ会社 |
ドコモ回線 |
|
au回線 |
|
ソフトバンク回線 |
|
例えば、今までドコモを使っていた人が、ドコモ回線の「mineo」に乗り換える場合は元の回線は同じなのでSIMロック解除は必要ありません。
しかし、au回線の「UQモバイル」に乗り換える場合は、回線が違うためSIMロック解除が必要になります。
また、格安スマホ会社によっては最新機種だと回線が対応していないこともあり、SIMロック解除をしても使用できないことがあります。その場合は、買い替える必要があるので、注しましょう。
実店舗で番号そのまま契約できるオススメ格安スマホ会社を紹介!
それでは、実店舗で即日番号そのままで契約できるおすすめのスマホ会社を紹介していきます。
実店舗でオススメの格安スマホ会社は以下の通りです。気になる会社はホームページを確認してみてください。
上記3つがオススメの理由は、実店舗が多く存在しているからです。他の格安スマホ会社と比較してよく見かけると思います。
実店舗が多いほど、その日のうちに来店しやすく契約もすぐに行うことができます。また、何かあった時にすぐに相談にいけるのでとても便利です。
番号そのまま格安スマホへ移行後の対応は?
番号そのまま格安スマホへ移行できた後は、データの転送を行いましょう。よくある勘違いとして、番号だけでなくスマホデータまで移行できると思っている方がいます。
今回の手続きで行えるのは、電話番号のみで写真や動画、ゲーム情報など様々なデータは移行されません。
もともとのスマホを乗り換え先で使う人は問題ありません。しかし、スマホ内のデータを新しく買い替えたスマホに移行したいときは、自分で行う必要があります。
このような時でも、実店舗に行くと対応してもらえるため、わからないことを相談しながら行うことができます。
電話番号を使わずに通話ができるサービス3選
「電話番号は引き継ぎたいけど、手間がかかるしめんどくさい」と考えている人がいるかもしれません。
そういった方には、携帯番号を利用せずに通話ができる以下のようなサービスを検討してみても良いかもしれません。
- LINEなどのSNS内にある通話機能
- 通話アプリ
- IP電話
ただし、上記のサービスの場合、固定電話に掛けられなかったりデータ通信量が多くなってしまったり、警察や救急への緊急連絡ができない恐れがあります。
また、携帯電話を利用して会員登録するサイトもあるため、携帯番号がないと不便に感じることが多いかもしれません。
番号そのまま格安スマホに乗り換える方法まとめ
ここまでの記事をまとめていきます。番号そのまま格安スマホに乗り換えるには、MNP番号を取得する必要があります。
MNP番号取得後は、実店舗で手続きを行いましょう。自分でやることもできますが、手続きが大変なので、慣れていない人は実店舗で行いましょう。即日乗り換えることができます。
ここまで読んでいただきありがとうございました。この記事の内容通りに進めれば簡単に番号そのまま格安スマホに移行できるのでやってみてください!