「仕事がうまくいかない」「人間関係がうまくいかない」「仕事にやる気が出ない」などの悩みはありませんか?
こうした悩みを持つと、仕事に対しもプライベートでもどんどんネガティブになってしまって辛いですよね。
今回は、仕事がうまくいかない人の特徴や原因、対処法についてご紹介します。仕事がうまくいかない現状を確認し、自分自身に合った今後の行動を考えていきましょう。
(アイキャッチ出典元:https://www.pakutaso.com/photo/72675.html)
なぜ仕事がうまくいかないのか?
仕事がうまくいかず悩んでいる人は、なぜうまくいかないのか原因を知ることが大切です。ここでは仕事がうまくいかない人について、3つの原因を考えてみます。
- 人間関係がうまくいかない
- 経験が不足している
- 小さなミスを繰り返してしまっている
仕事がうまくいかないと考えてしまう人は、自分の特徴を理解しきれていないケースが多いです。どれに当てはまるか一度考えてみましょう。
人間関係がうまくいかない
人間関係が築けていないと、自分で仕事がうまくいかないと感じてしまうことがあります。
たとえばミスをしてしまったときに上司に報告しづらく、結果として大きなトラブルに発展することもあります。
周囲に溶け込めないと頼りにされず、「仕事ができない人」といった印象を周囲へ与えてしまうこともあるでしょう。
経験が不足している
例えば、電話対応のような初歩的な事務でも、初めからミスなく完璧に対応できるという人は少ないのではないでしょうか。
特に臨機応変な対応が求められる職場であれば、慣れていてもミスをしてしまうことだってあります。
このミスの回数は経験を積めば積むほど必ず減っていくものです。周囲と比べて自分の経験を一度振り返ってみてください。
小さなミスを繰り返してしまっている
自分がミスしたことに焦ってしまい、立て続けに別のミスをしてしまうといった悪循環を経験したことは誰もがあると思います。
ミスを頻繁に起こしてしまい、「なんでこんなにミスしてしまうのだろう」と自分に自信がなくなり、「仕事がうまくいかない」と考え始めてしまうのです。
仕事がうまくいかない人の特徴
次に仕事がうまくいかない人の特徴についてお話ししたいと思います。この特徴に当てはまる人ほど、仕事がうまくいかない可能性が高いです。
- 上司や周囲とコミュニケーションをとれていない
- 自分一人で抱え込んでしまう
- 他人とよく比較してしまう
上司や周囲とコミュニケーションをとれていない
周囲の人々、特に上司は自分自身の近くでサポートしてくれる存在です。しかし上司との関係性が良くないと、必要なときにサポートを受けづらく、思うように業務が進められなくなってしまいます。
また、上司とコミュニケーションがとれていないと褒められることも少なく、ミスをしたときに指摘されるだけの関係となり、自身をなくす機会が多くなるでしょう。
自分一人で抱え込んでしまう
仕事がうまくいかない人のなかには、考えていることを誰にも打ち明けず、自分一人で深く考え込む人がいます。
ベストな行動は自分で考えても分からないにも関わらず、考え過ぎてしまい行動を起こせず、周囲と比べて遅れてしまいます。
すると先に仕事を終えた人と自分を比べ、能力が劣っていないに「仕事がうまくいかない」と思ってしまうことが多いのです。
他人とよく比較してしまう
他人と比較してしまうことも、仕事がうまくいかない人の特徴です。
たとえば「周囲と比べて自分はダメ…」と落ち込み、前向きに仕事に取り組めなくなってしまいます。結果として周囲ばかり気にするようになり、仕事が手につかなくなってしまうといった悪循環に陥ってしまうのです。
他人と比べない人は正直言ってほとんどいないでしょう。しかし、自分にはない能力や才能で悩むことは解決につながらず、悪影響を与えてしまいます。
仕事がうまくいかない時の対処法
次に仕事がうまくいかない時の対処法を3つをご紹介します。「仕事がうまくいかない」と感じている方は是非参考にしてみてください。
- うまくいかないと思った原因を書き出す
- 上司や同僚に相談する
- 完璧主義をやめて、常に80%を心がける
うまくいかないと思った原因を書きだす
他に見られないよう、紙に思い切って原因を書き出してみることも、仕事がうまくいかないときの行動としておすすめです。頭の中ではなく、しっかりと紙に書くことが重要です。
自分でしっかりと理解できていれば、仕事上での具体的な対策を思いつくかもしれませんし、不安や焦りもスッキリするでしょう。
書いてみたら「意外と大した話ではなかったな」と思う可能性だってありますよ!
上司や同僚に相談する
第三者からの予期せぬ助言がヒントになり、仕事がうまくいくことは多くあります。
答えが返ってこないと決めつけず、しっかりと第三者へ相談すれば、仕事のノウハウやコツを習得するのも早くなるかもしれません。
何より、悩みを打ち明けることで、職場の人間関係を築くきっかけになるはずです。
完璧主義をやめて、常に80%を心がける
気分が落ち込んでいるときは、「こんな日もある」と思うようにしましょう。悩みを引きずったまま仕事をすると、目の前の仕事に集中できません。
また、仕事に100%なんて存在しませんし、100%を追い求めてはいつまで経っても自分の仕事は終わりません。
100%でミスするのと80%でミスするのはどちらも同じミスですが、使っている時間を考えてみると、80%の方が効率がいいです。
心も行動もこれまでより頑張りすぎず、常に80%を目指していきましょう!
仕事がうまくいかないときにやってはいけないこと
仕事がうまくいかないときにやってしまうと、良くないこともあります。特に以下の2点は気を付けてください。
- プライベートでも仕事のことを考える
- 勢いに任せて仕事を辞める
プライベートでも仕事のことを考える
職場以外で仕事のことを考えるのはやめましょう。仕事のことをプライベートに持ち込んでも解決にはなりません。
プライベートと仕事をしっかりと切り離して、リフレッシュに専念しましょう。
どうしても考えてしまう人は、先ほど紹介したように紙に書き出してみると、脳が「忘れてもいいよ」と判断するため、考えなくなるかもしれません。
勢いに任せて仕事を辞める
仕事がうまくいかないときに、仕事を辞めたいと思う人もいるでしょう。
たしかに、環境を変えることで仕事がうまくいくことはあります。
しかし、職場環境は運の要素が強く、新しい職場の人間関係などで悩み、仕事が手につかなくなる可能性もありえます。
そのため勢いで、環境を変えるために仕事を辞めるのではなく、「そもそも仕事を辞める必要があるのか、なぜ辞めるのか?」と一度冷静に考えてみましょう。
何をやっても仕事がうまくいかない場合
ここまで読んでいただいても仕事がうまくいきそうにないと感じた場合は、下記3点のような行動を考えてみてください。
- 長期休暇を取ってみる
- 部署移動する
- 転職する
長期休暇を取ってみる
「忙しい」と焦っている時は、どうしても休息を後回しになってしまいます。しかし、自分自身の考えや思いをリセットし、しっかり自分と向き合うことは「仕事がうまくいかない」状態を抜け出す近道になります。
仕事を一度忘れ、自分のやりたいことをやるという時間を「意図的」に作ることが大切なのです。
部署移動する
もしかすると今行っている職場環境が合っていない、自分の希望の仕事が出来ていないという事もあるでしょう。
もし、可能なのであれば、部署の異動を検討してみましょう。仕事の内容や環境が変わり仕事がやりやすくなることは十分に考えられます。
ポイントは「周囲に迷惑がかかる」など考えないことです。最終的に上司が判断することなので、自分で考えるのは無駄になってしまうことが多いので、気を付けましょう。
転職する
先ほども述べましたが、仕事がうまくいかない原因は、職場の環境が少し変わるだけで改善されることも多いです。
しかし、原因が「周囲とコミュニケーションがとれない」などの性格的なものなのであれば、転職をしても同じ状況になってしまう事も考えられます。転職は最終手段と考えておきましょう。
仕事を辞めるメリットとデメリット
仕事を辞めるメリットは、「今の状況から解放」されることです。
仕事を辞めるきっかけは「今の状況から解放されたい」でも良いですが、プラスして「こんなことがやりたい」や「こんな職場で働きたい」などのビジョンも持つことが重要になってきます。
反対にデメリットとしては、次でも同じ挫折を味わう可能性が高いことです。
そうならないためには、上記のように「今の状況から解放されたい」という目標だけでなく、自分の将来を見据えた目標を立てることです。
仕事がうまくいかない!まとめ
「仕事がうまくいかない」のはいろいろな原因が考えられます。「自分だけ、なぜ?」と思う悩みは誰だってあるでしょう。
まずは原因をしっかりと洗い出して、まずは自分自身で見つめ直し、改善していきましょう!自分で限界を感じれば、周囲に相談したり、アドバイスをもらったりしましょう。
悩んで体調を崩す前に、自分にあった環境を探してみましょう。部署移動を申し出たり、仕事をやめることは決して逃げではなく、新しい自分探しです。
一つ一つ困難を乗り越えようとすることで、きっとあなたの経験や実力、自信に結びついてくるはずです。あなたは一人じゃないということを忘れないでください。