「仕事を辞めたいけど、どうしたら良いか分からない」「周りの人はどんな行動したの?」と感じていませんか?仕事を辞めたくても簡単には決断できないですし、いい方法があれば…と思いますよね。
今回は、仕事を辞めたい原因と、解決策を紹介しています。転職した方がいいのか悪いのかも判断できるので、ぜひ参考にしてください。
(画像出典:https://www.pakutaso.com/photo/31787.html)
仕事を辞めたい理由ランキング
仕事を辞めたい理由はそれぞれあると思うのですが、「どんなときに会社を辞めたいと思うか」を調べた結果を、表にまとめたのでご紹介します。
順位 | 仕事を辞めたい理由 |
1位 | 職場の人間関係 |
2位 | 理不尽な叱責や扱いを受けた |
3位 | 残業が多い/休めない |
4位 | 給料が安い/ボーナスがない |
5位 | 上司と合わない |
1位は「職場の人間関係が悪い」でしたね。人間関係は一度崩れると修復が難しく、居心地が悪くなってしまいます。それと同様で2位の「理不尽な扱いや叱責を受けた」も人間関係に当てはまります。
仕事を辞めたい人の多くは人間関係に悩んでいると言えるでしょう。
仕事を辞めたいときにまず行ってほしいこと
仕事を辞めたいとおもったらまず行ってほしい作業が3つあります。この作業を行うことで自分の気持ちと向き合うことができ、「辞めるべき」か「辞めないべき」かが見えてきますよ。
- なぜ辞めたいのかを書き出す。
- 解決できるものとできないものに仕分けする。
- どちらが多いかを確認する。
1.なぜ辞めたいのかを書き出す
まず紙とペンを用意します。辞めたい理由を思いつく限り書いていきましょう。辞めたい理由を書く事で、頭の中が整理され、なぜ辞めたいと感じているのかが目で見て分かるようになります。
2.解決できるものとできないものに仕分けする
次に自分で解決できるものと、自分では解決できないものに仕分けをします。例えば「ボーナスがでない」は自分では解決できませんよね。例のように、辞めたい理由を1つ1つ仕訳けてみてください。
3.どちらが多いかを確認する
仕訳けた2つを比較してどちらが多いか確認してみましょう。自分で解決できそうですか?
自分で解決できるなら今の仕事を辞めるべきではありません。しかし、解決できない悩みが多い場合、続けたところで何も改善されませんよね。その場合は、新しい仕事を探した方が良いでしょう。
仕事を辞めたいときに試してほしい対処法4選
さきほど、解決できるものとできないものに仕分けをしましたが、自分で解決できる内容であっても、対処法がなければ頑張れませんよね。
ここからは、仕事を辞めたい時に試してほしい対処法を4つ紹介します。対処せずに辞めてしまうのはもったいないので以下の方法を試してみましょう。
- スキルアップする
- 部署移動をお願いする
- 信頼のおける友人や家族に相談する
- 考え方を変える
スキルアップする
能力が足りなくて辞めたいとおもっているならスキルアップを目指しましょう。今の世の中では、無料の動画がたくさんあるので便利です。
スキルを身に着けていて損はありません。転職する際にも役に立つので、隙間時間を利用して勉強してみましょう。
部署移動をお願いする
「自分に合っていない」「人間関係がつらい」と思ったとき、もし違う部署があるならば上司に相談してみましょう。環境を変えることでつらい気持ちが晴れ、仕事が楽しくなることもありますよ。
信頼のおける友人や家族に相談する
仕事がつらいと思ったときには、信頼のおける友人や家族に相談しましょう。あなたのことを良く知っている人ならば、親身に話を聞いてくれ、良いアドバイスがもらえるでしょう。
ただし、相談相手を間違えると、余計につらい回答が返ってくる可能性があります。友人や家族の性格を考えてから相談した方が無難です。
考え方を変える
ゲームのタスクをこなしていくように仕事をしてみるのも1つの手です。「案件が1つ終わったからご褒美としてアイスを買う」のような感じです。
「案件が終わった!!〇〇のレベルが1上がった」のように、自分をゲームの主人公に例えてレベル上げをするやり方でも良いですね。
考え方を少し変えるだけで、仕事をこなせるようになり、辞めたいと思わなくなることもあるんですよ。
仕事を辞めたときのリスクは?
仕事を辞めたときのリスクは以下の3つが挙げられます。このリスクを考えないまま転職すると後悔する可能性があるので注意しましょう。
- 収入がなくなる
- 次の就職が難しくなる場合もある
- 転職先の環境がいいとは限らない
収入がなくなる
まず1つ目は収入がなくなることです。自己退職の場合、失業保険を申請しても2~3ヵ月は、無給状態に陥ります。貯金がある人は良いですが、貯金をしないまま仕事を辞めてしまうと大変です。
次の就職が難しくなる場合もある
辞めたからといって、すぐに次の仕事が見つかるとは限りません。すぐに決まるだろうと思って辞めたけど、実際は3ヵ月も4カ月も仕事が決まらない…なんてこともあります。
転職先の環境がいいとは限らない
うまく転職できたけど「今よりも人間関係が悪い」、「給料が前の方がよかった」「契約の条件が違う」…ということも起こりえます。
せっかく転職をしたのに前よりも悪い環境だと意味がないですよね。転職する際は転職エージェントを利用すると相談に乗ってもらうことができますよ。
【それでも仕事を辞めたい】まずは転職エージェントに登録
仕事を辞める準備として、まずは転職エージェントに登録しましょう。「リクルート」や「マイナビ転職」など大手企業もありますが、看護師専門、医師専門など分野特化型の転職エージェントも存在します。
転職エージェントに登録したら、履歴書や職務経歴書を埋める作業があるのですが、簡単に記入しておくと、応募する時に便利です。
現在、転職サイトは約17,000存在します。自分に合うサイトを見つけて求人を探してみましょう。
【それでも仕事を辞めたい】転職したい企業に応募
転職したい企業が見つかったら応募してみましょう。まずは、履歴書や職務経歴書を詳しく埋めていきます。履歴書の添削を行ってくれる転職エージェントも存在するので、うまく活用してください。
応募すると、まず書類選考があります。書類選考が合格したら面接です。面接日の調整は、転職エージェントと企業で行ってくれるため安心です。
面接後、採用の連絡があったら入社日や説明会の日程を調整して、入社です。
転職先が決まったらするべきこと3選
転職先が決まったらするべきことをお伝えします。現在の会社の人に、いつ会っても気持ちよくあいさつができるように、円満退社を目指しましょう。
退職時に会社に迷惑をかけたことが、なにかの拍子で転職先の耳に入ったら…印象がよくありませんよね。そうならないためにも3つのポイントを覚えておいてくださいね。
- 1~2カ月前には退職の意向を伝える
- 有給消化する
- 引継ぎをおこなう
1~2カ月前には退職の意向を伝える
まずは会社を辞める意向を直属の上司に伝える必要があります。何カ月前に伝えるべきかは、就労規則に書いてあると思いますので確認してください。
繁忙期や任されている仕事があるときは避け、退職の1~2カ月前には意向を伝えると、引継ぎなどがスムーズにできますよ。
有給消化する
長く勤めている方は有給が残っていることでしょう。早めに退職の意向を示すことで、有給消化もしやすくなります。
事前に保有日数を確認し、上司と相談してから有給消化をしましょう。いくら有給消化が権利だとしても、会社に迷惑をかけてまで休むのは印象がよくありません。
引継ぎのスケジュールなども含めて逆算して考えると良いですよ。
引継ぎをおこなう
有給消化を含めた日数で引継ぎを考えましょう。引継ぎの途中で有給に入ってしまうと、会社の上司・同僚などに迷惑がかかってしまいます。
取引先がいる方は、取引先にも連絡を入れておくと印象が良いです。
仕事を辞めたい…ボーナスまで待つべき?
仕事を辞める際には、ボーナス月に辞める方が良い場合があります。まずは、職場規定の「ボーナス支給規定」を読みましょう。
ボーナス算出期間・ボーナスの支給時期を確認します。支給日在籍条項が定められている場合は、算出期間内に働いていても、ボーナス支給日に在籍していなければ支給されません。
例)12月のボーナス算出期間:1~6月 支給日12/10(支給日在籍条項 有)
→12/10まで在籍でボーナスGET!!
ボーナスを貰ってから退職を申し出ると、角が立たず円満に退社できるでしょう。
ブラック企業ならすぐにでも転職を!!
円満退社のために辞めるタイミングを考えましょう…と説明してきましたが、ブラック企業に勤めている場合は、すぐにでも辞めてよいでしょう。
残業代がでない・ペナルティがある・パワハラ、モラハラ、セクハラが当たり前などの企業の場合、精神的にも肉体的にもつらくなってしまいますよね。
このような方は、時期を待たずにすぐにでも辞めてしまう方がよいです。自分の心身が一番大事ですよ!!
まとめ:仕事を辞めたい時の対処法とアドバイス
仕事を辞めたいと思っている人は、まず紙に辞めたい理由を書き出してからゆっくり自分と向き合ってみるのがよいでしょう。
転職エージェントのスタッフと一度電話やメールで話してみるのも、決断するきっかけになります。一人で悩まずに誰かに相談することで気持ちが楽になり、客観的に判断してもらえるのも嬉しいポイントです。
ブラック企業で働いている感覚がなくても、他人に話したらブラックだったということもあり得るので、信頼できる人に話すとよいですね。