コンビニでの買い物やランチのお会計など、今やあらゆる場所で「おサイフケータイ」が使えます。
では人気の格安SIMのスマホの場合、おサイフケータイは使えるのでしょうか？
本記事では、格安SIMでもおサイフケータイは使えるのかを徹底解説します！おサイフケータイのデータ移行方法を知りたい方も必見です。
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そもそも格安SIMとは？
SIMとはスマホの中に入っているICカード（SIMカード）のことです。
契約した携帯電話会社（キャリア）から発行され、電話番号や加入者の情報など、そのスマホを「電話機」として使うために必要な情報が記録されています。
特に格安SIMの特徴はNTTドコモ、au、ソフトバンクの大手3社の携帯電話会社の料金に比べて毎月の利用料金が格安だということです。
格安SIMを提供している会社は「MVNO」と呼ばれます。MVNOは携帯電話サービスを提供するのに必要な設備を持たず、大手の携帯電話会社の設備を借りているので、安くサービスを提供することが可能です。
おサイフケータイとは？
おサイフケータイとは、その名の通りお財布に入っているカードやお金を携帯に入れることができる決済サービスです。
- お金をチャージして電子マネーとして使える
- 飛行機や電車の切符やチケットとして使える
- 会員証やポイントカード、クーポンとして使える
使いたいサービスを選び、その初期設定をすると、実際に使いたい時に機械に携帯をかざすだけで簡単に使うことが出来ます。
携帯１つさえあればお財布を持ち歩くことなく、様々な場面で使うことができるのでとても便利です。
おサイフケータイとApple Payの違い
iPhoneで使う決済サービスを「Apple Pay」とも言います。
では「おサイフケータイ」と「Apple Pay」は何が違うのでしょうか？
先ほど記した通り、おサイフケータイは決済サービスの総称です。そのため、Apple Payはおサイフケータイのうちの1つということになります。
特に、Androidの決済サービスを「おサイフケータイ」、iPhoneの決済サービスを「Apple Pay」と呼ぶことが多いようです。
格安SIMでおサイフケータイは使える？
出典：https://pixabay.com/ja/photos/%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%88-%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3-%E6%8A%80%E8%A1%93-%E9%80%9A%E4%BF%A1-1284501/結論からいうと、格安SIMでもおサイフケータイは使えます。おサイフケータイはFelicaというICチップを搭載しているスマホで使える機能です。
そのためFelica搭載端末であれば、大手キャリアでも格安SIMでも使えます。iPhoneならiPhone 7以降、AndroidはFelica搭載の記載があれば利用可能です。
しかし、格安SIMでの使用にあたって、注意点もいくつかあるので詳しく解説します。
格安SIMでおサイフケータイ使用の注意点：Felica搭載
大手キャリアでも格安SIMでもおサイフケータイは使えます。ですが、Felica搭載端末であることが大前提です。
格安SIMであっても、Felicaが搭載されてなければおサイフケータイを使用することは出来ません。
「FeliCa」とはソニーの非接触ICカード技術方式です。非接触なので、かざすだけで高速データ送受信できるという特色があります。
格安SIMでおサイフケータイを使いたい場合は、事前にFelica搭載端末であるか確認しておく必要があります。
格安SIMでおサイフケータイ使用の注意点：IDが使えるか
「おサイフケータイには対応しているけれど、iDが利用できない」という状況が生まれてしまう可能性もあります。
おサイフケータイの1つである「iD」に対応しているかどうかは、端末によって異なるからです。
iDは、モバイルSuicaなどとは異なるポストペイ方式のアプリで、クレジットカードと紐付けを行うことによって、端末上での決済を可能にするシステムです。
iDも使用したい場合、自分の持っている端末がiDに対応しているのかを確認する必要があります。
格安SIMでおサイフケータイ使用の注意点：SIMロック解除
SIMロックを解除するしないにかかわらず、使用するスマホや携帯が対応していればおサイフケータイは利用することできます。
また、スマホや携帯電話がSIMロックされた状態から解除しても、端末が対応しているおサイフケータイのサービスを引き続き利用することができます。
ただし、キャリアのスマホや携帯電話をSIMロック解除して利用する場合、スムーズに動作できないなどの不具合があってもキャリアは保証してくれませんので注意してください。
乗り換え時のおサイフケータイ移行方法
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- A：旧機種のデータをサーバーに預け、新端末でデータを受け取る
- B：旧端末のデータを削除し、新端末で再設定する
モバイルSuica、QUICPay、iDといったほとんどのおサイフケータイサービスはAのやり方で引き継ぐことが出来ます。Bのやり方でデータ引き継ぎする場合は、モバイル版のポイントカードに多いです。
Aの場合、データをサーバーに預ける方法は、各サービズのサイトにアクセスし、
(1) 登録した会員情報チャージ残高などのデータを一旦サービス事業者のサーバーに預ける
(2) 後にIDやパスワードでログインしてデータをサーバから受け取る。という流れです。
おサイフケータイ対応のおすすめ機種
おサイフケータイが使える、オススメの格安SIM端末をご紹介します。
- iPhone 7
- Galaxy S10
- OPPO A5 2020
- AQUOS Sense3
- Xperia Ace
格安SIMでもiPhoneを使いたいと思っている人は少なくないはずです。そんな方にはiPhone7がおすすめです。2021年現在、格安SIMブランドで最新のiPhoneはiPhone7です。
Galaxy S10やOPPO A5 2020、Xperia Aceはカメラのスペックが高く人気の機種です。
AQUOS Sense3は電池の持ちよくて使いやすく、高音質なのが特徴です。
格安SIMでおサイフケータイを使おう！
格安SIMは月々の利用料金も安く、とても人気になっています。
さらにおサイフケータイを使えるとなると、これからどんどん需要が高まっていくことになるでしょう。
ただし、格安SIMでおサイフケータイを使う際は、きちんと上記の注意点に気をつけてください。また、自分できちんと調べたり、キャリア会社の人に相談してみるのも良いでしょう。
格安SIMの購入、おサイフケータイの利用を考えている方の参考になれば幸いです。
