「格安SIMに変えたいが、失敗したくない・・・」「格安SIMのデメリットが知りたい」「使い勝手など知りたい!」このような理由で格安SIMに乗り換えるか迷っている方も多いと思います。
格安SIMは名前の通り、大手3キャリアから乗り換えるだけで毎月の料金を大きくコストカットすることができるのが魅力です。
しかし、今まで大手3キャリアで携帯電話を使ってきた方なら、格安SIMに乗り換えることで不便になってしまわないか心配になりますよね。
そこでこの記事では、格安SIMに乗り換えることで起こりうるデメリットを7つご紹介します。格安SIMに乗り換えを検討している方は参考にしてくださいね。
アイキャッチ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E6%90%BA%E5%B8%AF%E9%9B%BB%E8%A9%B1-%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%88-%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3-1917737/
こんな人にはおすすめしない?格安SIMの特徴とは!
格安SIMは大きくコストカットできる反面、あまりおすすめできない人もいます。
それが、データ通信をたくさん使用する人です。格安SIMは大手3キャリアの電波を借りて電波を契約者に届けています。
そのため、データ通信量プランが多くても30GBくらいのことが多いです。
そのため、30GB以上の通信を行う人で、普段からWi-Fiを使用できる環境下にない人には、あまりおすすめできません。
デメリット①格安SIMは通信速度が遅い!
ここからは、格安SIMのデメリットについて解説していきます。まずデメリットの1つ目が、通信速度が遅いということです。
格安SIMの料金が安い理由は大手3キャリアから電波を借りているためです。なので、大手3キャリアで契約している人が優先で電波を使用し、格安SIMで契約している人の電波の優先度が低くなりがちです。
そのため、どうしても通信速度にこだわりたいという方には格安SIMはあまり向いていません。
デメリット②クレジット払いのみのキャリアが多い!
格安SIMでは料金の支払いがクレジットカードのみの場合が多いです。クレジットカードを持っていない方や口座引き落としを希望している人は使用できないことがあるので事前に調べておくと良いです。
クレジット決済以外の決済ができる格安SIMキャリアを2つご紹介すると、楽天モバイル(今は大手4キャリアになりました)とLINEモバイルです。
楽天モバイルの場合は、事前に楽天銀行のデビットカード付きのキャッシュカードを発行すればデビットカード決済ができます。
LINEモバイルでは事前にLINEペイのプリペイドカードを発行し、チャージ先を銀行口座にすることでLINEペイプリペイドカード払いができます。
デメリット③テザリングができない端末がある!
格安SIMに乗り換える場合、テザリングが使えない端末があることに注意してください。
そもそも「テザリングってなに?」って方のために説明すると、テザリングとはスマホを媒体にして他の端末にWi-Fi接続ができる機能のことです。
無料Wi-Fiが飛んでいないカフェなどで、パソコンをネット環境で使用する機会が多い方は、テザリングができるスマホを調べておくようにしてください。
デメリット④データ通信量無制限ができる格安SIMが少ない!
データ通信量無制限のプランがある格安SIMは基本的にありません。そのため、大量のデータ通信をおこなう方は格安SIMに向かないでしょう。
また、格安SIMだと大容量で30GBほどのデータプランになるため、スマホの通信量だけで月に30GB以上使用する方には向きません。
その場合は、持ち運びできるモバイルWiFiのようなものを別途契約するか、無料Wi-Fiがあるところ以外ではあまりデータ通信を使用しないなどの工夫が必要です。
デメリット⑤格安SIMでは使えない端末もある!
格安SIMに乗り換える際に注意しなくてはいけないのが、格安SIMでは使用できない端末があるということです。
特にiPhoneの古い機種を使っている方は、格安SIMに対応していないことがあるので注意が必要です。検討している格安SIMのホームページで、使用できる端末かチェックするようにしてください。
もし対応していない場合は、新しくスマホを購入することになるのですが、おすすめとしてはSIMフリー端末を自分で用意すると良いです。
キャリアで端末を購入すると、機種変更の時にSIMロック解除をする手間や、乗り換え先で使えない端末のリスクを軽減できます。
デメリット⑥かけ放題が選べる格安SIMが少ない!
キャリアによって呼び方が違うかもしれませんが、電話を24時間365日かけ放題というプランがない格安SIMキャリアが多いです。
そのため、仕事で電話を頻繁に使う方の場合、かけ放題がないため、インターネットのデータプランは安くなっても電話代が高くなるなんてことになりかねません。
格安SIMの通話代金は30秒ごとに20円ほどかかりますので、1分で40円、10分で400円かかるということになります。
ただ、格安SIMキャリアが提供している通話専用のアプリで、通話料金が安くなるプランなどもありますので、状況に応じて検討してみてください。
デメリット⑦格安SIMではキャリアメールが使えない!
大手3キャリアでは独自のメールアドレスを提供していますが、格安SIMではキャリアメールが使えないことが多いです。そのため、基本的にはフリーメールアドレスを使用することになります。
フリーメールアドレスとは、YahooやGoogleなどが提供しているサービスで、各社でアカウントを作成すれば誰でもメールアドレスを作成することができます。
また、たまにフリーメールアドレス以外のメールアドレスが必要になる時がありますが、iPhoneを使っている方でしたら、iCloudのメールアドレスを作ることもできますよ。
そもそも本当に格安SIMに乗り換えるべきなのか?
最後に、そもそも本当に格安SIMに乗り換える必要があるのかについてお話しします。
なぜ、このようなお話しをするのかというと、大手3キャリアで格安プランが発表されたからです。簡単に表でまとめましたので下記を参考にしてください。
キャリア名 | GB数 | 音声通話 | 料金 |
docomo(ahamo) | 20GB | 5分以内無料 | 2,980円 |
au(povo) | 20GB | 5分以内 500円 | 2,480円 |
SoftBank(SoftBank on LINE) | 20GB | 5分以内無料 | 2,980円 |
格安SIMキャリア(L社) | 12GB | 10分電話かけ放題 880円 | 3,200円 |
格安SIMの最大のメリットは料金価格です。格安SIM L社なら通話SIM(通話ができるタイプ)12GBで3,200円ですが、ドコモのahamo(アハモ)なら5分通話し放題20GBで2,980円です。
このように、大手3キャリアで格安プランが発表されて2021年3月下旬から使用できるようになります。大手3キャリの新料金プランも検討してみてはいかがでしょうか。
格安SIMのデメリット:まとめ
この記事では、格安SIMのデメリットを7つご紹介してきました。
格安SIMを使用することで、高い人だと今まで毎月1万円ほどかかっていた携帯料金を大幅に下げることができます。
その反面、大手3キャリアにはないデメリットも多く存在しています。格安SIMに向いている方と、やめておいたほうが良い方もいるのでしっかりとデメリットも把握しておくことが重要です。
デメリットが許容できる範囲であれば大きくコストカットできるので、今回お伝えしたデメリットも含めて検討してみてくださいね。