「仕事を辞めたい」「会社に行きたくない」と思っても何をすれば良いのかわからないし、大事なことなので簡単には決断できないですよね。
今回の記事は仕事を辞めたい原因を理解して、辞めてもいい判断のポイントや準備すべきことを解説してるのでこの記事を読んで今の悩みの助けになれば幸いです。
出典元:https://www.pexels.com/ja-jp/photo/842554/
仕事を辞めたい、行きたくない理由
仕事を辞めたい、行きたくないのには理由があります。まずは現状を把握してみましょう。
- 給料が安い
- 休みがない、残業が多い
- 人間関係が上手くいかない
- 会社、取引先と方針が合わない
- 会社、チームの雰囲気が合わない
- 会社の業績が悪い、倒産の可能性がある
給料が安い
給料が安いは仕事を辞めたい理由でもっとも多いのではないでしょうか。やっぱり給料はモチベーション、やりがいに繋がります。
給料が安いと感じたら退職、転職を決意される方も多いので仕事を辞めたい理由の上位となってます。
休みがない、残業が多い
休みがない、残業が多いと体力面と精神面に負担がかかってしまうので「辞めたい」「行きたくない」の原因になります。
休む時間がないと帰って寝るだけの生活になり疲れも取れません。またプライベートの時間も取れず精神的にも追い込まれてしまいます。
もしこの状況でしたら、早めに退職を考えましょう。自分の身体が一番なので。
人間関係が上手くいかない
人間関係も仕事の悩みで常に付きまといます。いくらやりがいがあって給料が良くても、人間関係が悪いと仕事を続けるのも難しくなりますね。
上司、同僚からのイジメ、高圧的、感情的に指摘されるなど、こういった人がいる職場は非常にストレスが溜まり辞めたくなる原因になります。
会社、取引先と方針が合わない
自分と考え方が違う会社や取引先と働くのはなにかと辛いものです。
例えば営業職で上司に「Aの商品を売りなさい」と言われたが、お客さんの事を考えると「Bの商品を売るべき」と分かっていても組織に属していると「Aの商品」を売らなければなりません。
自分の考え方と合わないと思ったら転職を考えてみても良いでしょう。
会社、チームの雰囲気が合わない
会社、部署、チームの雰囲気合わないと、何か居づらくなりますよね。「またあの居づらい空間に行かなきゃいけないのか」と、どんどん会社に行くのが億劫になります。
この問題は誰が悪いわけでもないので、深く悩まず自分に合った職場探しをしましょう。
会社の業績が悪い、倒産の可能性がある
会社の業績が悪い、倒産の可能性がある場合は退職、転職を検討しましょう。
というのも会社の業績が悪いと給料が上がることはまずありません。逆に減る可能性が高いでしょう。
そのまま倒産のリスクもあるので、よほど会社に思い入れがない限り、退職、転職を検討して準備はしておいて損はありません。
仕事を辞めたい、行きたくないと思ったらやること2ステップ
「仕事を辞めたい」「仕事に行きたくない」と思ってもまず何をしていいか分からないと思います。現状を把握するために以下の2ステップをやってみてください。
- なんで辞めたい、行きたくないかを紙に書くなどして把握する
- 自分で解決できるものと、解決できないものに分ける
頭の中だけで考えるには限界があるので、この2ステップで現状の把握が出来たと思うので次の何をすべきかを落ち着いて考えていきましょう。
辞めるか続けるか判断に迷ったら?辞めた方がいい判断材料
辞めるか続けるかの判断は難しいですよね。なので判断の基準になるポイントを書いたので判断材料にしてください。
- 自分の能力、努力ではどうしようもない場合
- 心身に影響が出てる場合
自分の能力、努力などではどうしようもない場合
「人間関係」ひとつ取っても、ある程度の歩み寄りも必要ですが、そもそも相手に歩み寄る気持ちがなければ、何も好転しません。
他にも「会社の経営が悪い」「方針、理念が違う」「労働時間が長い」などはよほどの事がないと変えられないので辞める判断材料になります。
心身に影響が出てる場合
会社が原因で心身に影響が出てる場合はすぐに、退職、休職、転職の行動を取ってください。体を壊してまで会社に貢献する必要は全くないので、自分の身体を一番に考えてあげましょう。
辞めるか続けるか判断に迷ったら?辞めない方がいい場合
会社を辞めない方がいいケースもあるので確認していきましょう。
- 結婚を機に
- 介護のため
- なんとなく
結婚を機に
結婚を機に退職は全然ありなんですが、「キャリアが途絶える」「収入がなくなる」などのデメリットもあるのでパートナーとの話し合いをきちんとした上で判断しましょう。
介護のため
大事な人、ペットの為に少しでも長くお世話したいですよね。しかし介護の段階にもよりますが、精神、時間、お金がどんどん消耗していきます。
介護には多くのお金がかかるケースがあるので、収入がなくなるのは厳しくなります。なので会社に相談して時間の融通を利かせてもらう、ヘルパーさんやシッターさん、行政の補助などを上手く使ってみましょう。
なんとなく
原因がわからなく、「なんとなく」辞めるのは一旦立ち止まりましょう。
理由がわかれば対策も立てられますし、仮に辞めても次にプラスになるのでこの記事を参考にするなどして原因を見つけましょう。
辞める前に近しい人に相談しよう
もしあなたが退職についてひとりで考えてたら一度信頼できる人に相談してみましょう。
というのも家族、パートナー、友人などの意見により今までと全く違う考え方を聞いて、違った答えになる可能性があるからです。
他の意見を聞いてなお決断に揺らぎがなければ、後悔することはなくなりますので一度相談してみましょう。
また相談するだけで心が軽くなる事もあるのでヒトに頼ることも大切です。
円満に仕事を辞めたい人は3つのポイントを押さえましょう
今の会社の人とこの先どこかで繋がる可能性があったり、お世話になった人たちに迷惑をかけたくないと思ったら以下の円満に退社するためのポイントを参考にしてみてください。
- 退職する日を決める(忙しい時期は避ける)
- 1〜3ヶ月前には上司に伝える(この時に退職日を決めても良い)
- お世話になった人に挨拶回り(お世話になってなくてもしといて損はない)
円満に退職するなら上記のポイントは押さえて、気持ち良く退社したいですね。
退職の手順
退職は人生で何度もあるものではないので戸惑うこともあるのでしょう。下記の表を参考にして退職の準備を進めてみてください。
内容 | ポイント |
1.転職先、失業保険などのリサーチ | 3ヶ月〜半年前(早くても問題なし) |
2.退職日を決め予定を立てる 転職活動を始める | 退職日は繁忙期を避ける |
3.上司に退職の意思を伝え段取りなど相談 | 忙しい時を避ける |
4.退職届を提出する | |
5.引き継ぎ、挨拶回り、有休消化 | 有休消化は前もって進めても良い |
仕事を辞めたいけど辞めずらい、辞められない時は?
仕事を辞めづらい辞められない時は、「退職代行サービス」を検討してみましょう。簡単に説明すると会社に行かなくても代行業者さんが退職の手続きなどをしてくれるサービスです。
会社に行きづらい、退職の意思を切り出せない、上司の顔も見たくないなどそんな悩みに対応したサービスになっています。
値段も25,000円〜50,000円と頑張れば出せない金額ではないので選択肢に入れても良いでしょう。
仕事を辞めたいと思う人に向けて今の時代の転職について
転職にネガティブな印象を持つ人も少なくないです。しかし今はキャリアアップのための手段であったり、いろんなキャリアを積みたいなど、前向きに考える社会になってきてます。
会社が人を選ぶ時代から、人が会社を選ぶ時代になってるので、もしあなたも転職にネガティブな印象をもっていたら、これを機に前向きに転職活動してみてはいかがでしょう。
また副業の考え方も変わってきてるので1つの仕事に捉われない働き方も良いですね。
「仕事を辞めたい」と思った時の判断と行動を解説のまとめ
私たちにとって仕事は人生において大きなウエイトを占めます。まして仕事を辞める決断はとても難しいことです。
悩んでる時間が長ければ長いほど辛くストレスが溜まり身体に影響が出てしまいます。
今回の記事を読んで仕事を辞めたいと思う原因、まず何をすべきかを理解できたと思います。辞めることにネガティブにならずポジティブになって新たスタートのお手伝いができていたら幸いです。