あなたは愛犬にごはんを与える際、なんとなく良さそうなものを選んでいませんか?
この記事では、あなたの愛犬にあったペットフードの選び方のコツを紹介しています。
愛犬のため、ぜひ最後まで記事を読んで健康管理の参考にしてみてください。
(出典:https://pixabay.com/ja/photos/英語コッカ-スパニエル-犬-子犬-5937760/)
ペットフードを選んだ方が良い理由
食事は、私たち人間のみならず犬や猫、そのほかの動物にとって健康を維持するために重要となります。
しかし、店頭には山ほどフードの種類があって頭を悩ませている愛犬家は多いです。
何も考えずにドッグフードを購入し、与えてしまうことで愛犬の健康を害したり信頼関係が損なわれてしまう恐れがあります。
そのため、ドッグフードは愛犬にあったものを探り、与えていく必要があります。以下でドッグフードの選び方について紹介しますね。
ペットフードの種類
ドッグフードには大きく分けてドライフードとウェットフードの2つ種類があります。
ドライフード
ドライフードは、カリカリした食感のドッグフードです。栄養が豊富であり、保存期間の長いため使い勝手が良いです。
保存が効きコスパが良いため、普段あげるご飯として人気が高いです。
ウェットフード
ウェットフードは缶詰やパウチに入ったもので、水分量が多く嗜好性が高いです。食が細い犬やシニア犬にも食べやすいです。
ドライフードに比べると高価なため、トッピングに使用したり食欲が落ちているときに使用されることが多いです。
愛犬にあったペットフードの選び方①年齢にあわせる
ドッグフードは、年齢に合わせて商品が作られています。子犬・成犬・老犬といった年齢に合わせて適切なフードを与えましょう。
子犬
子犬には、栄養バランスと消化の良さを重視した「パピー用」を選びましょう。成長期の子犬にはタンパク質・カルシウムが多く必要になります。
子犬用のフードはその2つの栄養素が豊富です。また、消化器官が未発達なので、消化・吸収しやすい素材が使われています。
成犬
成犬は、健康維持を目的とした「アダルト・成犬用」を選びましょう。病気中といった特殊な環境を除き、健康維持に必要な成分が含まれています。
また、成犬用は種類が豊富です。運動量の多い犬、室内で生活する犬などライフスタイルに合わせたフードが出回っています。そのため、成犬用は「生活にあった」商品がおすすめになります。
老犬
老犬にはカロリーが低く、栄養価の高い「シニア犬用」を選びましょう。運動量の少なさや健康が気になる高齢の犬に最適です。
噛む力が弱くなっている場合は、柔らかくて食べやすいウェットタイプや半生タイプがおすすめです。
愛犬にあったペットフードの選び方②目的に応じて使い分ける
ドッグフードには、犬の体調の維持を目的とした「総合栄養食」と健康が気になる犬のために配合された「食事療法食」の二種類があります。目的に応じて使い分けましょう。
総合栄養食は、体調に問題のない犬に、毎日のご飯として与えます。肥満傾向の犬にはカロリーの低いものを選べるなど、種類も豊富で適切な商品を選べます。
食事療法食は、体調のサポートをしたい際に与えます。原則として動物病院での購入となります。相談なく与えてしまうと効果がなかったり、症状が悪化する場合があるので注意しましょう。
愛犬にあったペットフードの選び方③体格に合わせる
犬は、犬種によって体の大きさが異なります。そのため、体格にあった粒のサイズや分量を選びましょう。
小型犬には小粒、大型犬には大粒がおすすめです。また、大粒のドッグフードはたくさん食べても栄養過多にならないように低カロリーで作られているので安心して与えられます。
分量について、ドッグフードはパッケージを開けた瞬間から酸化が始まります。体重や運動量などをチェックして1ヶ月以内に1つの袋を開けられるように与えましょう。
鮮度と美味しさを保つためにも、まとめ買いではなく、少量ずつ購入して提供することをおすすめします。
愛犬にあったペットフードの選び方④原材料を確認する
犬に安全なごはんを提供するためには、原材料の確認は怠らないようにしましょう。
アレルギーのある食材を避ける
ドッグフードを与える際、アレルギーを持つ食材が使われていないかどうか確認する必要なあります。
鶏肉を使ったドッグフードは定番ですが、チキンアレルギーを持った犬は多いそうです。また、牛やラムもアレルギーを発症しやすい食材です。
穀物アレルギーのある犬にはグレインフリーがおすすめです。グレインフリーは穀物を一切使用していないので、安心して提供できますよ。
添加物は無理に避ける必要はなし
ドッグフードが市場に出回る際は、一定の基準をクリアする必要があります。
そのため、お店で販売されている商品には「危険度の高いドッグフード」というのは置かれていません。
保存料や酸化防止剤など、常温で保存する上では必要になる場合もあるので、過度に気にせず購入しましょう。
愛犬にあったペットフードの選び方⑤食い付きの良いものを選ぶ
年齢や体調、材料に配慮した次は、愛犬の好みを考えましょう。栄養不足予防のためにも、食いつきの良いものを選びましょう。
犬は何かを食べる時、匂いで判断します。そのため、犬が好む匂い、腐敗臭のような強い匂いがする商品を選んでみましょう。素材の良さよりも匂いで判断する犬も多いようです。
また、匂いで食いついてもおいしくなければ次第に食べられなくなるでしょう。美味しさの元はタンパク質と言われているので、タンパク質の種類が多いフードを選んでみてください。
愛犬にあったペットフードの選び方⑥商品説明を確認する
原材料が確認できたら、パッケージや商品説明がどのように表記されているかについて確認しましょう。
パッケージ表記ではその会社独自のこだわりがわかります。例えば「栄養を逃さない製法で作りました」などです。こういったこだわりを見て飼い主が気になった商品を買うのも良いです。
また、細かに記載されているパッケージも良いでしょう。例えば、「肉類」ではなく「鶏肉」のように表記されている、原材料の含有量が表記されているなどです。
愛犬にあったペットフードの選び方⑦価格帯で選ぶ
最後に、価格も見極めた上で選びましょう。ドッグフードは毎日与えるものなので、支払いやすい価格帯であることも大切です。
2kgで700円程度のものから、500gで5,000円のもまで様々です。犬の体重から1日で必要な分量を逆算し、どの程度コストがかかるか計算してみましょう。
ドッグフードは欠かさず取らなければ、栄養が不足してしまいます。コロコロとドッグフードを変えることがないように、無理せず継続して与えられる価格帯のものを選びましょう。
愛犬に合わない時の症状や対処法
ドッグフードが愛犬に合わない時、様々な症状が現れますが、一般的には頻繁な下痢や嘔吐を繰り返したりします。
皮膚のかゆみなど犬によって様々な症状が現れる場合があります。原因の一つとして、アレルギーが考えられます。
しかし、それらの症状は食べ物以外の要因でも現れるので、何か別の病気がないか病院で診てもらってください。
また、ドッグフードを急に変えるのではなく、徐々に変えていくようにして愛犬の様子を観察しながら変えていくように心がけましょう。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。今回の記事では、愛犬のペットフードの選び方について紹介しました。
今回の記事で特に、犬の個性にあったものを選ぶ、安全に食べられるものを選ぶ、継続して与えられるような価格のものを選ぶといったことを知っていただけたら幸いです。
また、不調がみられたらドッグフードを変えるだけではなく病院を受診するなど安全に配慮していただければと思います。
愛犬のより良い食事のお力になれたら幸いです。ありがとうございました。