この記事では、Wi-Fiルーターの機能や選び方、おすすめのWi-Fiルーターを紹介しています。
Wi-Fiルーターによりパソコンやテレビなどを配線しなくても無線でインターネットを利用でき、ゲーム機やスマホでの高速通信も実現できます。
しかしWi-Fiルーターは、種類も価格もさまざまで、初めてでは何を買えば良いのか分からないですよね。
この記事を読めば、自分に合ったWi-Fiルーターが選べるようになるので、ぜひ最後までご覧ください。
(アイキャッチ画像出典:https://unsplash.com/photos/sOdVYQQo4UU)
Wi-Fiルーターとは
Wi-Fiルーターは無線でインターネットを利用できる便利なアイテムです。パソコンやテレビなど無線でインターネットを利用でき、ゲーム機やスマホでの高速通信も実現できます。
Wi-Fiルーターは日々進化しており、スマホと同じように最新モデルが次々と出てきています。わからずに購入してしまうと、思ったより速度出なかったり、容量に過不足が出ていまったりするかもしれません。
したがって、今のWi-Fiルーターの最新型については基礎知識として、必要最低限知っておきましょう。
Wi-Fiルーター選びのポイント
機器によって多くの違いがあるWi-Fiルーターですが、選ぶときに注意すべきポイントは大きく以下の3つです。
- 居住環境
- 接続可能台数
- 通信速度
居住環境
使用する部屋の隅々まで無線LANの電波を届けるためには、居住環境を考慮した商品を選ぶことが大切です。
メーカーが公開しているサイズは、家の中心に無線LANルーターを設置した例なので、実際に家の隅に設置した場合には、遠い部屋は電波が届きにくくなります。
「1LDKに住んでいるのであれば、2LDK向けの製品を選ぶ」というように、少し余裕のある製品を選ぶようにしましょう。
接続可能台数
Wi-Fiルーターは製品ごとに、「同時に接続可能な台数の上限」が設定されています。
そのため、Wi-Fiルーターを選ぶ際には、スマホやタブレット端末、パソコンなど、事前に何台の機器を同時にWi-Fi接続したいのかを検討しましょう。
なお、接続可能機器の数に余裕がある方が通信速度は遅くなりにくいため、実際に希望する接続台数よりも多くの台数に対応した製品を選ぶとよいでしょう。
通信速度
Wi-Fiの通信速度は「bps」の単位で表され、値が大きいほど通信速度は速くなります。動画視聴やオンラインゲーム、パソコンをよく使う方は、通信速度の速いWi-Fiルーターを選ぶとよいでしょう。
現在出ているWi-Fiルーターは、11ax (Wi-Fi 6)、11ac (Wi-Fi 5)、11n (Wi-Fi 4)であり、速度はそれぞれ9.6Gbps、6.9Gbps、0.6Gbpsです。
順に新しい規格となっており、最大通信速度も早いのがわかります。
あると便利な機能
次は、より便利な機能についてご紹介します。人によってあると良い機能がことなるので、この機会に自分はどんな機能がほしいのか検討してみましょう。
- MU-MIMO
- バンドステアリング
- ビームフォーミング
MU-MIMO
「MU-MIMO(マルチユーザー・マイモ)」は、MIMOをさらに発展させた技術で、1つの送信機から複数の端末へ同時にデータを送信できます。
これまでは端末1台1台ごとに順番に切りかえながら通信する方式でしたが、複数の端末と接続しても、このMU-MIMOにより通信速度が遅くならなくなりました。
端末を複数台接続する予定のある方は、この機能が搭載されているか確認しておきましょう。
バンドステアリング
バンドステアリングとは通信を安定させる機能のことです。簡単に言うと、通信が混雑していない周波数に自動で切り替えてくれるものになります。
たとえば、5Ghzの周波数帯が混んでいるときには、2.4Ghzの周波数帯に切りかえることにより、スムーズな通信をサポートしてくれます。
周波数を切り替えることなく、安定した通信速度で利用したい場合は、バンドステアリング機能が付いているWi-Fiルーターを選びましょう。
ビームフォーミング
ビームフォーミングは、Wi-Fiに接続している端末に向けて重点的に電波を飛ばす機能のことです。
通常のWi-Fiの電波はアンテナから360°全ての方向へ飛んでいきますが、ビームフォーミングによりWi-Fiルーターから離れた場所でも電波が届きやすく、通信速度を維持しやすいくなります。
電波が届きにくい場所でも接続の安定性が高まるので、家のどこでも通信速度を安定させたい場合はオススメの機能です。
【一人暮らし】おすすめWi-Fiルーター①
まず初めにご紹介するのは、一人暮らしにおすすめルーターです。一つ目は、BUFFALO(バッファロー) AirStation WSR-1800AX4です。
回線の混雑状況にかかわらず、快適にネットを利用したい方におすすめのモデルとなっております。
とてもコンパクトで一人暮らしの部屋でも場所も取らず、比較的安価なためお手軽で手が出しやすい商品です。
最大通信速度 | 573+1201Mbps |
サイズ(幅×高さ×奥行) | 3.7×16×16 cm |
Wi-Fi規格 | Wi-Fi6 |
MU-MIMO | ○ |
【一人暮らし】おすすめWi-Fiルーター②
そして一人暮らしにおすすめのルーター二つ目は、NEC(エヌイーシー)「Aterm(エーターム)」PA-WG1200HS4です。
「ハイパワーシステム」を搭載しており、電波が届きにくかった部屋の通信環境改善が可能となっております。
身の回りの電化製品が出す電波と干渉されにくく、一人暮らしの部屋でも通信が途絶えることが少ない点で秀でています。
最大通信速度 | 11ac:最大867Mbps |
サイズ(幅×高さ×奥行) | 3.3×9.7×14.6 cm |
Wi-Fi規格 | Wi-Fi5 |
MU-MIMO | ○ |
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【戸建て】おすすめWi-Fiルーター①
次に戸建てに住んでいる方におすすめルーターを紹介していきます。まず一つ目は、バッファロー「AirStation」WSR-5400AX6Sです。
自宅のネットワーク環境を気軽に高速化することが可能であり、コスパに優れたWi-Fiです。
たくさんの台数の端末と接続する際にも、これまで待機時間が発生していましたが、みんなが待つ事なく楽しめるようになっています。
最大通信速度 | 4803+573Mbps |
サイズ(幅×高さ×奥行) | 8.0×17.5×18.6 cm |
Wi-Fi規格 | Wi-Fi6 |
MU-MIMO | ○ |
【戸建て】おすすめWi-Fiルーター②
戸建てに住んでいる方におすすめルーター二つ目は、NEC(エヌイーシー)「Aterm(エーターム)」PA-WX6000HPです。
多くの機器を接続したい方におすすめ。コンパクトであり、壁掛けにも対応しているため、設置場所に困りません。
離れた場所でも接続が安定しているので、部屋数が多い家でも快適に使用することが可能です。
最大通信速度 | 11ax:最大4804Mbps |
サイズ(幅×高さ×奥行) | 8.0×17.5×18.6 cm |
Wi-Fi規格 | Wi-Fi6 |
MU-MIMO | ○ |
【マンション】おすすめWi-Fiルーター①
最後にマンションに住んでいる方におすすめのルーターを紹介します。まず一つ目は、バッファロー「AirStation」WSR-2533DHP3です。
基本性能が充実しており、はじめてWi-Fiルーターを購入する方におすすめのモデルとなっております。
MU-MIMOやビームフォーミング機能を備えているため、多くの部屋で快適にネットを利用できます。
最大通信速度 | 11ac:最大1733Mbps |
サイズ(幅×高さ×奥行) | 3.75×16×16cm |
Wi-Fi規格 | Wi-Fi6 |
MU-MIMO | ○ |
【マンション】おすすめWi-Fiルーター②
そしてマンションに住んでいる方におすすめのルーター二つ目は、TP-Link(ティーピーリンク)「Archer AX20」です。
コスパに優れており、かつWi-Fi 6対応機を探している方におすすめのモデルとなっております。
ビームフォーミング機能と相まって、ルーターから離れたデバイスまでピンポイントで電波を送信できるのが特徴となっております。
最大通信速度 | 1201 Mbps (802.11ax) |
サイズ(幅×高さ×奥行) | 3.86×26×13.5cm |
Wi-Fi規格 | Wi-Fi6 |
MU-MIMO | ○ |
おすすめWi-Fiルーターまとめ
今回紹介したように、Wi-Fiルーターは様々ですが、自分が欲しい機能や自宅の環境を整理し、どんなWi-Fiルーターが自分に合っているのか、調べる事が重要になります。
もちろん、今回紹介したWi-Fiルーターは、家庭の利用環境よっては安さ重視のWi-Fiルーターでちょうど良い場合もあります。
在宅での活動が多くなった現代では、Wi-Fiルーターの重要性が上がりました。購入した後に後悔のないよう、しっかりと自分に合ったルーターを選びましょう。