【体験談あり】格安SIMとは？メリットデメリットも解説！

最近よくニュースでも目にする格安SIM。興味はあるけど、そもそも格安SIMとは？どんな仕組みで安くなるの？実際どれくらい安くなるの？といった疑問を持っている人も多いですよね。

ぼくも自分で格安SIMに移行するまでは半信半疑でした。この記事ではそんなあなたのために、格安で使えるからくり、移行する際のメリット、デメリットや、選ぶためのポイントなどを、体験談も含めて解説します。

少しでも携帯料金を安くすることに興味がある人はぜひ最後まで読んでみてくださいね！

(アイキャッチ画像出典: https://www.photo-ac.com/main/detail/22781981)

格安SIM(シム)とは

格安SIMとは、docomoやsoftbank、auの３大通信業者(キャリア)と比べて、格安でSIMを利用できるキャリアのことです。

UQモバイルや楽天モバイル、LINEMOなどがこの格安SIMと呼ばれるキャリアです。CMも連日流れているので、聞いたことがある人も多いと思います。

使える基本的な機能は格安SIMでも大手キャリアと同じで価格が割安なので、大手キャリアから格安SIMに契約を切り替える人が増えています。

そもそもSIMとは？

そもそもSIMとは、携帯電話やスマートフォンに入っているICカードのことです。

この小さなカードには契約者の情報や電話番号の情報が入っており、このカードをセットしないと携帯電話での通信や通話ができない仕組みになっています。

電話番号などのデータは携帯本体ではなく、SIMカードに入っているんですね。

これまで大手キャリアの携帯しか契約したことがないという人は設定も含めて全てキャリアの店舗で行なってくれるので、実際に目にしたことがないという人もいるかもしれませんが、あなたの携帯にも必ず入っています。

格安SIMはどうして格安なの？ / 格安で使える仕組みとは？

SIMがなんなのかは何となくわかったけど、じゃあどうして同じ機能が使えるのに格安SIMは割安なの？と思う人が多いと思います。

それはズバリ、格安SIMが使っている回線は大手キャリアの回線だからです。

大手キャリアから回線を借りることで、通信に必要となる基地局やアンテナなどの設備投資を抑えることができるので、利用者に格安の価格で提供できるのです。

また、大手キャリアのように実店舗数が多くないため、店舗費用や人件費を削減できることも格安で提供できる理由です。

格安SIMに移行する4つのメリット

では実際に格安SIMに移行することでどんなメリットがあるのでしょうか。

月々の支払いを大幅カットできる

なんと言っても１番のメリットはこれです！まだ半信半疑の人もいるかもしれませんが、本当に大幅に支払いを削減できます。毎月の料金支払いが半額以下になるのは普通のことです。

契約期間や解約金などの縛りが緩い

大手キャリアでの契約の場合、多くの場合は契約してから2年以内の解約は解約金を請求されます。また更新月であることをうっかり見逃してしまい、契約が自動更新されていた、という人もいるのではないでしょうか。

しかし、格安SIMの場合、最低契約期間が設けられていない、あっても半年程度と短いため、契約の解除や他の格安SIMへの移行が簡単にできます。

データ容量の選択肢が多く、契約途中でのプラン変更も簡単

大手キャリアで契約している人の中には、購入時に店頭の販売員にオススメされた通りに多くのオプションを契約したものの、結局ほとんど使ったことがないという人も多いと思います。

格安SIMの場合、大手キャリアの料金プランと比較して、多くのプランが用意されています。あなたの利用スタイルに合わせて契約をカスタマイズすることで無駄なオプションや出費を抑えることができます。

また、余った通信量を翌月に繰り越すことができる格安SIMもあり、前月の通信量がかなり余ってしまったという場合には翌月のプランを小さなものに変更するといった変更もアプリで簡単にできます。

今の携帯番号をそのまま使い続けられる

格安SIMだけのメリットではないですが、MNPという仕組みを使うことで今の携帯番号を変えることなく、そのまま格安SIMへ移行することができます。

格安SIMに移行する3つのデメリット

では、格安SIMに移行することでどんなデメリットがあるのでしょうか。格安SIMに移行したけど、使ってみたら思っていなかった問題が起きないよう、ぜひデメリットも考慮した上で移行を検討してみてください。

キャリアメールが使えない

大手キャリアの「@docomo.co.jp」や「@exweb.co.jp」、「@softbank.co.jp」といったキャリアメールは格安SIMでは使えません。

GmailやYahooメール、iPhoneの方は「@icloud.com」といった他のメールサービスで代用できるので、特に困ることはありません。

大手キャリアに比べて通信速度が遅い場合が多い

時間帯や場所によって大きく左右されるので、一概には言えませんが、格安SIMの場合は大手キャリアに比べて通信速度が遅い場合が多いです。

どれだけの回線を大手キャリアから借りていて、その回線をどれだけの利用者で使っているかによって通信速度は変わってきます。逆に時間帯や場所によっては大手キャリアよりも速い場合もあります。

また、Wi-Fiを使える場所も増えてきているので、自宅や会社ではWi-Fiを使っているという人にとっては大したデメリットにはなりません。

店舗数が少ないので、対面でのサポートが受けにくい

先程紹介したように、格安SIMはその仕組み上、実店舗数が大手キャリアに比べて少ないです。そのため、店舗での直接サポートを受けるのは大手キャリアよりも難しいです。

しかし、今はネット上に多くの解決方法も紹介されていますし、遠隔操作でのサポートに対応している格安SIMもあるので、それほど大きなデメリットではありません。

格安SIMに変えたらどれくらい安くなるの？-体験談

格安SIMを使うことで携帯料金が安くなるというのはわかったけど、実際どれくらい安くなるのかを知りたい方に、ぼくが契約を変えたことで節約できた金額をご紹介します。

実際ぼくも大手キャリアから格安SIMに変えることで、月々の支払いが7,000円程度から2,000円程度になり、毎月5,000円支払いが抑えられました！

また、ぼくが契約しているキャリアはカードのポイントを使った支払いも可能なので、ネットショッピングで溜まったポイントを使うことで、実質支払いは0円という月も多くあります。

契約を切り替えてもう3年以上なので、少なくとも20万円以上節約できました。結構贅沢な旅行ができるくらいの金額です。1人でもこれだけ節約できるので、一家で一斉に乗り換えるともっと夢が膨らみますね！

格安SIMの選び方

格安SIMは多くのキャリアが多くのプランを提供しています。多すぎて全てを紹介することはできないので、格安SIMを選ぶ際のポイントを3つ紹介します。

身近に格安SIMを使っている人があれば、その人に使い勝手や実際にどれくらい料金を抑えられたかなどを聞いてみてもいいですね！

利用するデータ量

先ほど述べたように、格安SIMには多彩なプランが用意されています。自分が使っているデータ量を確認してみましょう。

例えば、平均して月に7GB程度使っている人の場合には、7GBのプランや8GB、少し余裕を見て10GBにするといった選び方ができます。

自分の利用スタイルを把握する

自分が何に携帯を使っているかを把握しましょう。通話がメインという人はかけ放題サービスもしくは専用アプリで無料通話ができるというサービスを提供しているキャリアを選べます。

SNSの使用がメインという人は、カウントフリーという特定のSNSを使用する際に、データ量を使わないという機能のついたサービスを提供しているキャリアもあります。

通信速度、サービス提供エリア

先述したように、格安SIMは一般的に大手キャリアに比べて通信速度が遅い場合が多いので、Wi-Fiがない環境での利用が多いという人は通信速度も確認しましょう。

また、最近はほとんどのエリアが通信圏内ですが、契約したいキャリアが借りている大手キャリアの回線によってはご自宅が通信圏外という可能性もありますので、サービス提供エリアも念のため確認しておきましょう。

 格安SIMとは？安さの仕組みとメリット・デメリット まとめ

格安SIMとは何か、どんな仕組みで安く提供しているのかや、契約を切り替える際のメリットデメリットについて解説してきました。

格安SIMはdocomoやsoftbankといった大手キャリアの回線を借りることで、格安のプランを提供しています。使える機能がほとんど同じなら安いに越したことはないですよね！

格安SIMに移行することで料金を節約して、日々の生活を少し贅沢なものにしてみたり、家族で旅行に出掛けたりしてみてはいかがでしょうか。