生後3ヵ月、そろそろしつけをしてトイレや犬小屋も覚えさせたい…。ただいつからやればよくわからない、どうしよう…。なんて悩み、ありませんか?
自分も犬を飼い始めた時に同じ悩みを持ってました。その時に自分が欲しかった情報をまとめたのでしつけのやり方ややタイミングがわかるようになります。
自分はしつけを行わずに後悔してしまったので飼い始めた方や後悔してしまった方は読んで頂けると幸いです。
出典:https://pixabay.com/ja/photos/空電-犬-サイズ比較-犬の品
犬のしつけはいつから?
犬のしつけはいつからしたらいいの?というのをよく聞きますが、基本的には生後3ヵ月あたりを目安に行って大丈夫です。
犬のしつけは幼い頃から始めるのが理想的とされています。ただ幼ければいいというわけではないです、そこはご理解を。
具体的には生後何ヵ月がいいのか
目安は3ヵ月ですが詳細な時期は種類や性格、その他諸々の要因で決まるため生後3か月を過ぎるまではしっかりと愛情を注いであげましょう。
しつけは本当に必要なのか
子犬にしつけをは可哀想だ!と思う方もいらっしゃるかもしれません。ですが、しつけを行わないと愛犬と飼い主の信頼関係が築けないという事態が起きてしまいます。
せっかく過程に迎え入れたのに信頼関係が築けないなんて悲しい事を避けるためにもしつけを行う事は重要なのです、心を鬼石射正しいしつけを行っていきましょう。
犬のしつけを行う際の注意点
犬のしつけを行う際、むやみに叱ればいいというわけにはいきません。必ずいかの4点は気を付けて行ってください。
- 愛犬に対して愛情を持って接する
- しつけは時間をかけずにすぐ終わらせる
- 名前を読んですぐのタイミング、トイレの最中は怒らない
- 指示語は統一する(例:ハウス・お家などは×)
愛犬に対して愛情をもって接する
しつけは厳しくしないと身につかないと考える方もいらっしゃるかもしれませんが厳しすぎるのもあまりよくないです。
主従関係を築くなら恐怖が必要だ!という方もいますが、愛犬にとってストレスになってしまうかもしれません。
恐怖を与えず、しつけする際も愛情を持って接しましょう。呼びかける際にはきちんとアイコンタクトを取る、しつけができたらほめてあげるなどすると愛犬にとってもいい行動となるでしょう。
しつけは時間をかけずにすぐ終わらせる
トレーナー資格などがなく、専門家以外が行う場合は愛犬にとってあまりいいとは言えません。ストレスの原因となってしまいます。
根気強く、何回も回数を重ねてわかってもらうんだ!という意識で少しやって終わらせましょう。
名前を読んですぐのタイミング、トイレの最中は怒らない
名前を読んだ後やトイレをしている最中に叱ってしまうと、やってはいけない事なんだと愛犬が感じてしまいます。
叱る場合は一言で短く「こらっ!」「ダメ!」などで済ませてしまうのがよいでしょう。
指示語は統一する(例:ハウス・お家などは×)
名前や指示語は統一してあげましょう。呼び名がいくつもあると愛犬は迷ってしまいます。
ゲージに入る事を促す場合も一言短く「ハウス!」など覚えやすく言ってあげましょう。
いつから犬を叱ってもいいのか
基本的にしつけを始めてからで大丈夫です。それまではしっかり愛情を持って接してあげましょう。
もし叱り方を間違えてしまった場合
誰だって間違いはあります。ただ、あまりに繰り返し間違えてしまうと以下のような事が起きてしまうので注意が必要です。
- トラウマとして記憶してしまう
- 叱った相手をあまりよく思わなくなってしまう
- 同じ事を繰り返してしまう
トラウマとして記憶してしまう
しつけをあまりに厳しくしてしまった場合は学習を通り越して嫌な記憶だけ残り、トラウマとなってしまいます。
叱り方を間違えてしまった場合、なぜ叱られたか理解できずトラウマになるので細心の注意を払いましょう。
飼い主さんにおびえたり不信感をいだいたりするようになる
愛犬との信頼関係を崩してしまう事も現実的な話となってしまいます。
されたくないから言う事を聞いてるという状態になってしまい、懐いてくれなくなってしまうのは悲しいです。
同じ事を繰り返してしまう
犬はあまりに強い刺激を受けてしまうと学習を通り越してしまいます。
学習を通り越してしまい、だめな事だと学んでない場合同じ事を繰り返してしまうので気を付けましょう。
正しい叱り方
ダメな叱り方をしてしまわない為には正しい叱り方を勉強しなくてはなりません。基本的には犬の動向などを見ながら強弱を意識していきましょう。
もっと詳しく知りたい方は下記の記事を参考にしてみてください!
しつけまでの理想的な順番とタイミング
愛犬のしつけは生後3ヵ月経ったら無条件で始めていいものではありません。主に4ステップの段階を踏みながら行うのがよいでしょう。
- 犬を迎えてすぐ
- 犬が環境に慣れたら
- お散歩デビュー前に
- からだを自由に触らせてくれるようになったら
犬を迎えてすぐから行うしつけ
愛犬を迎えたら、まずは信頼関係の構築から始めます。その第一歩が、飼い主や飼い主の家族、ワンちゃん自身の名前を覚えてもらうことです。
名前を呼ぶ際は必ず呼び方を統一しましょう。呼び方がバラバラな場合、混乱してしまい覚えるまでに時間がかかってしまいます。
犬が環境に慣れてから行うしつけ
愛犬が現状の環境に慣れてきたら「おすわり」や「ふせ」など、興奮を抑える合図を教えましょう。それと並行しながら体に障られる事を慣らしていきます。ここから本格的なしつけがスタートです。
愛犬とのスキンシップは大事です。体のケア、病院の検査など体を触られる機会は増えていくので早めに慣らしていきましょう。ボディコンタクトをしながら
「はなせ」「ちょうだい」などの合図も覚えさせるとよりしつけしやすくなります。
生後3ヵ月を過ぎると好奇心旺盛になり、さまざまな事を身に付けようと頑張ってくれます。最初はなかなか習得してもらえませんが、長い目で愛犬のしつけを頑張りましょう。自分の為にも、愛犬の為にも。
お散歩デビュー前に行うしつけ
外へ散歩する前に「まて」「おいで」などの危険回避のための合図を教えておきましょう。首輪などが落ちてしまったときにこれらの合図は非常に重要となります。
お散歩のあとは足の裏が汚れるので足拭きに慣らす事も忘れずに行いましょう。慣れないうちは出来たら褒めてあげて覚えさせるのもありです。
触らせてくれるようになったら行うしつけ
徐々に体を触らせてくれるようになったら歯磨きに挑戦しましょう。子犬のうちに歯のケアをしていく事で、成犬になった時に歯周病などに悩まされる心配がなくなります。
まずは1日1回、口を触って少しずつ慣れさせていきましょう。その際になるべくリラックスさせた状態で行い、だんだんとやる事を増やしていくのがいいでしょう。
しつけは飼い主のペースで行うものではありません。愛犬のペースで行うものです。それを意識しながらしつけを行っていきましょう。
愛犬に覚えさせたいしつけ一覧
愛犬に何を覚えさせたらいいかわかんないから必要最低限だけしつけしたい!って方は
- (名前を覚えさせる)
- (トイレ)
- セルフコントロール(例:おすわり、ふせ)
- はなせ、ちょうだい
- ボディコントロール(例:犬が体を触らせる)
- ハウス
- 呼び戻し(例:待て、おいで)
- 歯磨き
- キッチンに入らないなどの家庭内のルール
を覚えさせてあげてください。それらをしつけ終えた後に自分が覚えさせたい事を覚えさせましょう、最初からいくつもやってしまうとかなりぬ負担になってしまいます。
子供がいる場合いつから犬を飼っていいのか
「犬を飼いたいけど子供がまだ小さいからタイミングはどうしよう…」
って悩み、ありませんか?実際子供が小さいと犬を飼った時に面倒見れるかわからない事もありますよね。
出来れば5歳以降に飼われるのがベストです。その際に子供に対してはいかの3点は常に気を付けましょう。
- 子供と一緒にペットを飼育する
- ペットも生き物だと教える
- 逃げ場を作ってあげる
子供と一緒にペットを飼育する
ペットのしつけなどは基本的に親が主導で行うのが理想です。子供はペットの飼育に詳しくないですし場合によっては間違えたしつけを行い大けがに繋がってしまう事もあります。
飼育する際は親が主導となって行いましょう。何かあっても子供を守れるのは自分だけです。
ペットも生き物だと教える
小さいお子さんの場合はペットに対して何をしてもいいと思う節があります。
なので乱暴に触ってしまい、ペットが起こってしまう場合もあるので大切にするよう教えてあげましょう。
逃げ場を作ってあげる
小さいお子さんの場合、ワンちゃんが好きで追っかけてしまう場合があります。
その時に逃げ場があると犬は安心します、もし何かあったら逃げれる場所は確保してあげましょう。
いつから犬と散歩に行けばいいか
犬の散歩はしつけが終わってからにしましょう。いきなり走り出して事故になってしまうなんて事もあります。
外から帰ってきたときに足を拭かなくてはならないのに慣れていないと大変です。必ずしつけを終えてから散歩を行いましょう。
いかの4つの段階を踏まえてから行うのがおすすめです。しつけを開始するタイミングは生後3ヵ月を目安に行いましょう。
- 「まて」「おいで」などの危険回避のコマンド
- 足ふきに慣らす慣らす
- 飛びつかせない・吠えさせない
- マーキングをさせない
犬のしつけ まとめ
しつけってかなり奥が深いですよね。最初から全てをこなそうとすると困惑する気がします。
最初は基本を覚えていくだけでも愛犬との信頼関係は築けると思います。
- 犬のしつけは生後3ヵ月から
- しつけはただ叱るだけではダメ
- 名前を呼んだ後やトイレ中は叱らない
- 指示語は統一する
- しつけは長時間行わない
- 愛情をもって接する
もし愛犬と暮らしたい!と思った際にお子さんがいる家庭は絶対にこれらの事は意識しましょう。何かあってからでは遅いですが対策はできます。
- 愛犬と子供だけにしない
- 部屋は綺麗にする
- ペットも生き物だと子どもに教える
- 愛犬の逃げ場を作ってあげる