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【初心者必見】子犬のしつけはいつから?種類と方法を解説

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「子犬のしつけはいつからすればいいの?」「しつけは何をどうやって教えればいいの?」といった悩みや疑問があると思います。

子犬を飼った経験がないと「いつから」「なにを」「どうやって」しつけをするのか分かりませんよね。

また、しつけが上手くいかないと周囲の人に迷惑をかけたり、あなたと愛犬がうまく共生が出来ないので毎日がしんどいですよね。

この記事では、しつけの種類やポイント、しつけのタイミングなどを紹介しているので、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。

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子犬のしつけはいつからがベスト?

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「子犬のしつけはいつからがベスト?」「社会化期にしつけをすることがなぜ重要なの?」と言った悩みや疑問をあなたは感じていると思います。

子犬のしつけは、「社会化期」である生後1ヶ月~3ヵ月の期間で行うのがベストです。社会化期とは、犬社会と人間社会のあらゆる物事に対して対応力を身に付けたり、慣れるのに適した時期のことを指します。

生後1ヶ月までは脳が未発達の為、しつけをしても理解することができません。また、社会化期に学ぶべきことを成犬になってから教えようと思うとかなり大変なので、必ず社会化期にしつけを行うようにしましょう。

子犬をしつける前に準備すること

愛犬を迎える前やしつける前に、愛犬の名前、ハウスやおすわりなどの指示語などのルールを統一するように家族内で話しましょう。

ルールを統一することで、愛犬はしつけを覚えやすくなりますし、信頼関係も早く築けるようになります。

例えば、愛犬の名前を〇〇と呼ぼうと決めていたのに、家族の1人が〇〇ちゃんや略称で呼ぶなどすると、愛犬は混乱してしつけの習得が遅れる原因になります。

子犬のしつけはいつから-すぐに始めたいこと5選

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しつけをするのは、愛犬を迎えた日からさっそく始めましょう。ここでは、すぐに始めたいしつけを5選紹介します。

すぐに始めたいしつけ5選
  • 名前
  • アイコンタクト
  • トイレトレーニング
  • 吠える
  • 甘噛み

名前

愛犬に名前を覚えてもらうと、名前を呼ぶだけで目を合わせられますし、危険な行動を辞めさせるといった様々な点で役に立ちます

愛犬の名前を呼ぶことで反応してくれたり、近寄って来てくれたら、おやつなどのご褒美をあげましょう。ご褒美をもらうことで愛犬は、「名前を呼ばれる=嬉しい事が起こる」と認識するので、繰り返し行いましょう。

ただ、反応されないこともあるので、怒ったり暴力を振るっては絶対にいけません。怒ったり暴力を振るうことで、「名前を呼ばれる=嫌な事が起こる」と解釈されます。

また、家族全員が愛犬の呼び方を統一することも大切です。呼び方がバラバラだと、名前を呼ばれていると思わないので気を付けてください。

アイコンタクト

アイコンタクトはしつけの基礎なので、習得することで全てのしつけを教えやすくなります。また、道路への飛び出しなどの危険な行動を呼び止めたりして、愛犬を守ることが出来ます。

アイコンタクトとは、愛犬と飼い主が目を合わせるということではなく、「飼い主に注目させる」ことを意味します。ちなみに、「名前を読んだら反応する」状態が出来てから、アイコンタクトを教えましょう。

アイコンタクトの練習方法
  1. 愛犬の名前を呼ぶ
  2. 目があったら褒める
  3. おやつなどのご褒美をあげる
  4. ※愛犬が反応しない場合は、何回も呼ばない※

トイレトレーニング

トイレのしつけでは失敗をさせないようにする「環境作り」が大切になってくるので、ケージの中にトイレを作る必要があります。また、愛犬から目を離すときはケージの中に戻して排泄の失敗を防いでください。

飼い主がどれだけトイレの時間を予測して対策ができるかが、トイレのしつけで重要になります。愛犬の排泄しやすいタイミングは決まっているので、タイミング事にトイレに連れて行き排泄させるようにしてください。

排泄するタイミング
  • ご飯や水を飲んだ後
  • 運動(興奮)後
  • 寝て起きた後
  • 決まった行動(地面のニオイを頻繁に嗅ぐ、ソワソワと落ち着きがなくなる)

排泄場所を失敗しても愛犬を叱ってはいけません。叱ることで、排泄自体を我慢するようになったり、飼い主に見つかりにくい場所でしたりとまた失敗するからです。

仮に排泄を失敗したとしても気にせずに冷静に片付けてください。出来たときは必ず褒めるようにしましょう。

吠える

「愛犬がうるさい」と悩んでいる人も多いと思います。しかし、愛犬にとって「吠える」という行為は、飼い主とコミュニケーションを図る方法の1つであるので、「吠える=悪い事」という認識はしないで下さい。

愛犬の吠えは、「要求吠え」「威嚇吠え」「恐怖吠え」の3パターンあります。3種類の吠えの原因としつけ方法を理解して実施することで解決できるので安心してくださいね。

例えば「威嚇吠え」の場合、原因は、自分自身に危険を感じた時や相手を威嚇する時などに見られます。具体的に「ハウス」などの指示をしてあげ、落ち着いたら褒めたり、ご褒美をあげるといったしつけ方法があります。

甘噛み

あなたは犬が甘噛みをする理由を知っていますか?理由は、「歯が生まれ変わるときにかゆい」や、「遊び心」、「ストレス」などが挙げられます。

子犬の時は、甘噛みをされても痛くないですが、成犬になると噛む力が強くなるので痛いですし、毎日されると飼い主もストレスになります。なので、子犬の時から甘噛みをしないようにしつけをする必要があります。

愛犬と遊び中に指などを噛まれたら、遊びを中断して愛犬を無視してください。数分後に遊びを再開して、再び指を噛まれたら遊びを中断することを繰返すことで、「噛む=遊んでくれない」と認識するようになります。

子犬のしつけはいつから-環境に慣れた頃から始めたいこと3選

次に、環境に慣れた頃から始めたいしつけを3選紹介していきます。

環境に慣れた頃から始めたいしつけ3選
  • ハウス(クレート)トレーニング
  • ボディコントロール
  • 指示(おすわり、おいで、待て)

ハウス(クレート)トレーニング

ハウスを愛犬の寝床と教えるしつけの事を「ハウス(クレート)トレーニング」と言います。クレートとは、持ち運び可能な箱型のハウスの事を指します。

ケージやクレートの中は、愛犬にとって安心出来る場所として認識させてあげることが大切です。安心できる場所があると「吠える」や「物を噛む」といった問題行動の予防になるので、人と犬が共生がしやすくなります。

また、お留守番やお出かけ、災害時での避難をする際も冷静に待機させることができるので、愛犬が子犬の時からケージやクレートに慣れさせましょう。実践出来るようにハウストレーニングの方法を紹介します。

ハウストレーニングの方法
  1. ハウス(ケージやクレート)を常に部屋に出しておき、ハウスのドアを開いておく
  2. ハウス内におやつやおもちゃを入れて誘導する
  3. ハウス内に入ったら「ハウス」と声かけをする
  4. ゆっくりとハウスのドアを閉める

ボディコントロール

ボディコントロールとは、飼い主や飼い主以外に体中を触られても愛犬が反抗せずにじっとしている状態の事を指します。

愛犬が生活をしていく中で、健康管理やお手入れ、動物病院での触診などをする必要があるので体を触る機会が増えてきます。なので、愛犬が子犬の時から、飼い主や飼い主以外の人にたくさん触れられましょう

愛犬が「反抗する場所」「反抗しない場所」があるのでしっかり理解して接っしてあげることが大切になってきます。

愛犬が反抗する場所
  • 足の先
  • 耳の先端
  • 鼻先
  • しっぽ
  • 口周り

指示(おすわり、おいで、待て)

おすわりや待てなどの指示は、愛犬の動きをコントロールするために必要なしつけになります。

例えば、「待て」の指示は愛犬の興奮を抑えたり、散歩時に道路に飛び出すなどの危険な行動を辞めさせることが出来るので、散歩デビュー前に習得させましょう。

子犬のしつけはいつから-成長に合わせて始めたいこと3選

ここでは、成長に合わせて始めたいしつけを3選紹介していきます。

成長に合わせて始めたいしつけ3選
  • 散歩
  • 歯磨き、ブラッシング
  • 社会化教育

散歩

愛犬にとって散歩とは、楽しいもので毎日したい好きな事です。なので、飼い主は可能であれば、毎日やってあげてください

散歩は、3回目のワクチン接種が終えたタイミングから可能になります。ワクチン接種前に散歩したい場合は、飼い主が愛犬を抱っこしたり、犬用カートを使用して散歩をするようにしましょう。

いきなり、外で散歩をさせると車道に飛び出したり、人に飛び掛かる危険性があるので、まずは室内で練習しましょう。室内練習後は、人通りや車の交通が少ない舗装された道で練習して少しずつ慣らしていきましょう。

歯磨き、ブラッシング

歯磨きを疎かにすると、虫歯や歯周病を発生しやすくなります。なので、1日1回は口の中のケアをしてあげましょう。

まずは、愛犬の口周りを触れられることを慣れさせましょう。慣れたら口の中に指や歯ブラシを入れるなどして、少しずつステップアップしていきましょう。

ブラッシングは、健康な毛や地肌を保つ為に欠かせないしつけです。手で撫でると同時に少しだけブラシを当ててみて、愛犬が慣れたらブラシを当てる範囲を広げてみましょう。

成犬になってから、歯磨きやブラッシングのしつけをしても嫌がることが多いため、道具への警戒心が低い子犬の時からしてあげましょう。

社会化教育

社会化教育は、様々な刺激や場所に慣れるのに適した社会化期に行いましょう。教育を経験せずに成犬になると、警戒心や恐怖心が強くなり個性が出てきたりするので、飼い主にとって都合が悪い行動が多く見られます。

飼い主さんが将来的に愛犬とどのような生活を送って行きたいかをイメージすることは社会化教育を考える上で、かなり大切になります。イメージしやすいように、経験しておきたい社会化教育を4選紹介していきますね。

〈経験しておきたい社会化教育〉

  • 関りをもつ可能性がある人(獣医師、看護師、トリマー、ペットホテルの店員など)との触れ合い
  • 行く可能性がある場所に行ってみる(散歩コース、人ごみの多い場所、ドッグカフェなど)
  • 見たり乗ったりする可能性がある乗り物に乗ってみる(車、電車、バスなど)
  • 利用する可能性があるサービスを受けてみる(病院、トリミング、ホテルなど)

引用:https://www.ana.co.jp/travelandlife/article/001096/

子犬をしつける時に気を付けたいポイント3選

出典:https://pixabay.com/ja/photos/子犬-睡眠-ペット-オーナー-1850276/

ポイントを抑えるか抑えないかで、しつけの習得のスピードがかなり変わってきます。ここでは、愛犬をしつける際に気を付けたいポイント3選を紹介していきます。

しつけ時に気をつけたいポイント3選
  • 愛情をもって接する
  • しつけは1分~3分以内で終わらせる
  • 叱る、暴力行為はNG

愛情をもって接する

しつけと聞くと、厳しくしないといけないと思うかもしれませんが、そんな事はありません。愛情をもって接してあげてください。

上手くいかない時は、「これも愛犬の個性」だと思って、愛犬に寄り添ってあげてください。しつけが出来たら、たくさん褒めて優しくしてください。

しつけは1分~3分以内で終わらせる

しつけの習得が遅くなる1つの原因としてしつけを長時間することが挙げられます。長時間することで、愛犬はしつけに飽きてしまいますし、しつけ自体にストレスを感じるようになるので注意をしましょう。

叱る、暴力行為はNG

しつけ失敗や甘噛みなどしてきた場合、激しく叱ったり暴力行為をしては絶対にいけません。飼い主と愛犬の信頼関係を壊してしまい、しつけの習得が遅くなる原因になります。

特に気を付けて欲しいことが、愛犬の名前を読んだ後トイレの最中では叱ったりや暴力行為はしないでください。嫌なことが起こると認識してしまう為、言うこと中々聞いてくれなくなります。

ただ、叱る場面も必要になるので、正しい叱り方を飼い主は習得しましょう。極力、叱らない方が良いので、失敗しないように誘導や対策をして下さいね。

しつけが上手くいかないとどうなる?

しつけが上手くいかないということは、愛犬だけの問題ではなく飼い主の接し方やしつけ方法に問題がある場合があります。つまり、飼い主と愛犬の信頼関係が築けていないということになります。

社会化期がしつけをするベストな時期なので、成犬からしつけをするのは時間も体力もかなり消耗します。また、甘噛みや散歩時に人に吠えるなどの問題行動が直っていないので、周囲の人に迷惑をかけてしまいます。

しつけが上手くいかない場合は、「しつけ方法を見直す」、「しつけ教育に通う」、「専門のトレーナーや獣医師などに相談する」などして解決しましょう。絶対に1人では悩まないようにしましょうね

社会化期にしつけを行いましょう!

出典:https://pixabay.com/ja/photos/子犬-犬-ペット-動物-3979350/

この記事では、しつけの種類やポイント、しつけのタイミングなどを紹介しました。

愛犬がマイホームにきたら直ぐに名前やアイコンタクト、トイレトレーニングのしつけを始めてください。また、愛情をもって接することや怒らないといったポイントを踏まえて行いましょう。

対応力が身に付いたり、人間社会に慣れやすい時期である社会化期がしつけのベストタイミングです。ただ、成犬になるとしつけが難しくなるので、社会化期の間にしつけをするようにしましょう。

しつけが上手くいかない場合は、「しつけ教育」や「獣医師」などに相談して、絶対に1人で悩まないようにしましょうね。