一生懸命に働いているのに、仕事がうまくいかないなあ。職場の人が冷たい気もするし、といった悩みはありませんか?
職場の悩みは家族や友人にも相談しにくいですよね。一人で悩むとどんどん視野が狭くなることもあります。
まじめな人や若い人がこのようなことで悩んでいる時に見落としがちなことをまとめました。最後まで読むと、今より広い視野で落ち着いて考えることができますよ。
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【原因と対処法】仕事がうまくいかない
仕事がうまくいっていないとだけ考えるよりも、そう考える原因を分析して対処する方法を考えることの方が解決に近づく道筋です。
人間関係
大前提として、職場には、様々な考えや目標を持った人が集まるため、基本的に全員と仲良くなるということはほぼ不可能でしょう。
仮に全員と仲良くするという目的を持っているならばまずそこを見直すべきかもしれません。
会社の場合は、個人の思いが強すぎると人間関係の悪化につながる事が多いようです。あくまで目的を持った集団の一員であることを忘れないようにしましょう。
仕事の目的
物事について考えすぎてしまう人は、仕事がうまくいかないと感じやすいです。
しかし、あなたが仕事がうまくいっているかどうかや、あなたの優先すべき課題は何か、といった問題は、あなた一人で考える問題ではない場合がほとんどです。
素直に自分の仕事についてどう思われているかを上司や先輩にアドバイスを求めてみましょう。意外と自分では思いつかない答えが返ってくることも多いです。
他人と比べてしまう
同僚や上司、友人など自分と周囲の人とをすぐに比べてしまう人も、仕事がうまくいかないと感じやすいです。しかし、自分とまったくキャリアが違う人と、仕事の仕方や成果を比べることは合理的かも考えてみましょう。
苦手な仕事をしている
「人が何かを成し遂げるのは、強みによってのみである。弱みはいくら強化しても平凡になることさえ疑わしい。強みに集中し、卓越した成果をあげよ。」
出典:「マネジメント」 P.F.ドラッカー
もしかしたらあなたの今の仕事はあなたの強みと全く関係のない分野かもしれません。
責任を感じすぎている
自分にプレッシャーをかけすぎている場合、あなた本来の実力が仕事で出せなくなります。責任感を感じすぎてはいませんか?
仕事がうまくいかない時にしてはいけないこと
何かがうまくいっていない時に、ネガティブなことしか思いつかないこともあります、以下に仕事が上手くいっていない時にしてはいけないことをまとめました。
思考力がおちる生活をする
不規則な睡眠や運動不足、過不足のある食生活は、それだけで判断力の低下とネガティブ嗜好の原因となりますので、なるべく避けましょう。
周りのせいにすること
自分を責めるのもよくありませんが、すべての周りのせいにするのもよくありません。冷静に解決策を考えましょう。
勢いだけで退職/異動/転職する
上記のことをした後で悔やんでも、元どおりに戻すことは難しいです。まずは下記の考え方や対処法を実行してから考えましょう。
仕事が不安でも問題ない理由
不安がない状態が常に理想とは限りません、以下に仕事が不安でも問題ない理由をまとめました。
必要な不安もある
危機に備えて問題を解決するために、ある程度の不安は必要です。不安を持つことは悪いことだけではありません。問題に対して真摯に対応しようとしている人はみんな不安なのかもしれません。
人がしたくない事をあなたがしているから給料がでる
仮に楽しくて誰もがしたいことならば、その作業が仕事として存在するかは疑問ですよね、人が嫌がる、避けたいことだが誰かがしないといけないことをあなたが受け持っているから気持ちが不安になるのかもしれません。
辞めることのメリット3つ
考えるときにメリットを忘れることもあります、参考までに辞めることのメリット3つをまとめました。
自分の時間が増える
もし明確にあなたがやりたいことが決まっているのなら、そのための時間を確保するために仕事を辞めるのは合理的な考えです。
ストレスフリーになる
仕事を辞めたり休職するタイミングが遅すぎて、後々まで深刻な問題を抱えてしまうこともよくあります。
ストレスの中にいるときに、それがどれだけの問題なのかは、当事者には見えにくいものです、まずは適切な専門家に相談することが重要です。
他の世界に触れられる
同じ会社、同じ部署に居続けることが、今後も絶対的に正しいとは誰にも言えませんし、もしかしたら他の仕事や働き方でしかあなたの目標はかなわないのかもしれません。
仕事を辞めることのデメリット3つ
考えるときにデメリットを忘れてしまうこともあります、参考までに辞めることのデメリット3つをまとめました。
安定した収入が無くなる
仕事を辞めるデメリットとして、希望の給与で採用してくれる会社が見つからなかったり、内容と給与と折り合いがつかずに妥協してしまったり、今よりも収入が下がってしまうケースがあります。
ステータスが失われる
住宅を購入しローンを組む場合やカードを作るときなどは、貸す側が「安定した収入のある正社員になら、お金を貸しても返済が見込める」と判断して審査に通りやすくなります。
正社員を辞めてしまうとそういった信用がなくなることにもなります。
再就職が難しい
日本の企業は「正社員は新卒で採用して育てるもの」という新卒採用主義があり、転職はマイナスであるという考えを持つ企業も多く、正社員への転職が難しい理由となっています。
うまくいかない、今考えるべきこと
今このタイミングでしか考えられないこともありますし、決断した後で戻らないこともあります、そのことを書き出してみました。
なぜ会社を辞めようか悩んだのか書きだす
書くことで自分の考えがまとまります。頭の中で考えるだけではわからない発見がきっとあります。
今の会社や雇用のルールを調べる
自社の賃金制度や人事制度を知ることで、自分に合っているかと悩みに構造的な原因があるかどうかが見えてきます。
上司や先輩などモデルとなる人に話を聞く
上司や先輩に、今までのキャリアについて聞いてみましょう。自分が感じている不安や懸念が解消される可能性があるかどうかが掴めます。
まとめ【うまくいかない時も大切】
真面目に取り組んでいるからこそ悩んでいる、成長の過程だからこそ苦しいのかもしれません、仕事を続けて後悔することも辞めて後悔することもあるでしょう。なにがいいかは現時点で正解がないこともあり得ます。
いずれにせよ、年をとってから振りかえった時に、きっと一生懸命考えて行動していた自分を愛おしく思えるはずですよ。
今しかできない考えや行動を試してから仕事を続けるか転職するかの判断してもいいと思います。