「日本ビルドライフ」という企業をご存知でしょうか。トランクルーム「my cube」を運営する、千葉密着型企業です。
「評判のいい不動産投資を探している」「千葉でいい投資先はないだろうか」「地域の事情に詳しい企業と投資に取り組みたい」
そんな方に向けて、日本ビルドライフの評判や運用実績などを筆者が独自に調査し、この記事でまとめました。
将来の不安、お金の不安を彼らが解消してくれるかもしれません。あなたがもし千葉で不動産投資を検討しているなら、きっとこの記事は役に立ちます。ぜひ最後までお読みください。
アイキャッチ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/1496929&title=貸し倉庫
ユーザー満足度の結果か?日本ビルドライフの評判はネットにない
不動産投資に限らず、自分が詳しくない情報を探すとき、ネットの評価や口コミは非常に参考になります。私は「日本ビルドライフ」を以下5つの媒体で調査しました。
- X(旧Twitter)
- yahoo知恵袋
- Google検索
- Google map
しかし、これらをいくら調査しても具体的なユーザーの声に出会えなかったのです。これをどう解釈するべきか考え、私は3つの可能性にたどり着きました。
- ユーザーが特に不満や問題を感じていない
- ユーザーの年代が高い
- そもそもユーザーが少ない
なぜそう考えるのか。仮にそうだった場合、なぜ口コミがないのか。次の見出しから私の考察を書かせていただきます。
日本ビルドライフの評判がない理由①不満や問題を感じていない
まず考えられるのは、ユーザーが特に不満や問題を感じていないという可能性です。
例えば、態度が悪い店員の不快なサービスを受けた時を想像してください。店を出た後も心のモヤモヤが続き、どこかに悪い口コミを書きたくなった。そんな経験があなたにもありませんでしょうか。
悪い評判はすぐに広まります。逆に良い評判はあまり表に出ず、いいサービスほど評判が増えにくいもの。つまり、長く運営していても評判の少ないサービスは「掘り出し物」の要素を持つと解釈できるのです。
日本ビルドライフの評判がない理由②ユーザーの年代が高い
千葉の地域柄か、トランクルームの利用者の特徴か、日本ビルドライフのユーザーはSNSに興味のない方が多いようです。
確かに、こういったサービスを利用するには、契約を交わして毎月お金を払い続ける必要があります。
それにそもそも、自宅に置けないほど大量の大切な物をお持ちの方は、やはりある程度以上の経済力を持っている方が多いでしょう。
SNSのユーザーはまだまだ若い人たちが多いので、そういった意味で日本ビルドライフのユーザーとは重なりにくいと言えます。
日本ビルドライフの評判がない理由③そもそもユーザーが少ない
日本ビルドライフの評判が少ない理由のひとつとして、ユーザーの数が極端に少ないことが挙げられます。
記事の中盤で触れる内容ですが、日本ビルドライフの物件は現時点で14件しかありません。
ライバル企業のハローストレージは全国に2,000件以上ありますから、その差はなんと100倍以上。これは日本ビルドライフの業界内での存在感がかなり低いことを示しています。
千葉県外の物件も1件のみですし、そもそも「日本ビルドライフ」知っている方が少ないのは事実でしょう。
日本ビルドライフは千葉密着。全国展開の3社と比較してみよう
日本ビルドライフは地元密着のサービスで顧客の心をつかんでいますが、事業規模は同業他社と比較して明らかに小規模です。
ここでは「ユアスペース」「ハローストレージ」「加瀬のレンタルボックス」などの大手企業と、いくつかの点で比較しながら日本ビルドライフを見ていきましょう。
ユアスペース | ハローストレージ | 加瀬のレンタルボックス | 日本ビルドライフ | |
物件数 | 154件(筆者調べ) | 2443件 (HPより) |
1,464件(筆者調べ) | 14件(HPより) |
本社所在地 | 東京都墨田区 | 東京都千代田区 | 神奈川県横浜市 | 千葉県千葉市 |
展開地域 | 首都圏中心に11都府県 | 日本全国47都道府県 | 36都道府県 | 千葉・東京 |
設立 | 1999年 | 1995年 | 1978年 | 2000年 |
日本ビルドライフについて、この表から読み取れるのは以下の2点です。
- 運営年数の割に物件数が少ない
- 千葉から遠く離れるつもりがない
これはつまり、全ての物件に対して本社がフォローできることを意味します。それぞれの物件を、ひいてはそのオーナーを大切にしている姿勢が見えてくるようです。
2年で95%の入居率。数字が物語る日本ビルドライフの評判
日本ビルドライフのホームページには14件のトランクルーム等が掲載されています。その14件の入居率を調べてみました。
まず、オープンしてから2年以上が経過した10件のうち、1件を除いた9件全てが95%以上の入居率です。この数字から、日本ビルドライフがいかに評価されているかが伝わってきます。
一方、オープン時期が明記されていない4件の物件があります。これらはおそらくオープン2年以内の物件だと思われますが、その4件のうち2件は既に90%以上の入居率を達成しています。
これは、日本ビルドライフのサービスがユーザーの心をしっかり掴んでいること、千葉にはトランクルームの需要がまだまだ残っていることが伺えます。
日本ビルドライフの投資先としてのメリット・デメリット
日本ビルドライフは千葉を拠点とし、主に千葉で事業を展開しています。投資家の目線で見ると、やはり千葉の不動産投資で活躍してもらいたいもの。
地域密着型企業のメリットとデメリットを熟知し、よく検討したうえで投資するかどうかの判断に役立てていただきたいと思います。
- 千葉の土地事情・地域情報・歴史・文化などに深い理解がある
- トラブル時に迅速な対応が期待できる
- 物件の質に重きを置き、数量ではなく質に自信を持っている
- 希少性が高く、掘り出し物感がある
- 千葉以外で同様の投資したい場合、断られる可能性がある
- 物件が少ない分、オーナー同士のつながりも少ない
- オーナーとなるには審査される可能性がある
物件が少ないのには理由があるはずです。それはいい意味と悪い意味の両方を持つでしょう。
日本ビルドライフの物件オーナーになれたなら成功はほぼ約束されたようなものですが、オーナーになるために高いハードルがありそうな状況です。
日本ビルドライフの会社概要・問い合わせ先
彼らに投資の相談をするには、問い合わせ先を知らなければなりません。ここでは日本ビルドライフの会社概要のなかから、彼らとコンタクトを取るために必要な情報だけを抜き出して紹介します。
日本ビルドライフとしては、メールフォームからの問い合わせを希望されています。
本社所在地 | 〒260-0032 千葉県千葉市花見川区幕張町5-417-222 幕張グリーンハイツ地下1階 |
TEL | 0120-126-727(my cubeお客様お問い合わせ用フリーダイヤル) 043-497-3220(代表) |
FAX | 043-497-3230 |
メール | メールフォームからお問い合わせください。 |
なお、この住所は日本ビルドライフの物件「my cube幕張店」「my cube幕張店Ⅱ」「my cube幕張店Ⅲ」と同じです。
あまりにも近いので、少なくともこの3件は本社が直接運営しているだろうと思われます。もしかすると残りの物件も全て自社直営なのでしょうか。これは確認が必要です。
実は、この記事を執筆するにあたって「記事を執筆するのでカタログを分けてもらえないか」と問い合わせを送ってみたのですが、1ヶ月以上経っても反応がありませんでした。これをどう判断するか、悩むところです。
トランクルーム投資に必要な初期費用の金額は。銀行に相談が必要
トランクルーム投資の初期費用や、投資の手順、用途地域などについて調べた記事があります。こちらは関西の企業ですが、参考にご覧ください。
初期費用を見ると、土地別・建物のみで3,000万〜3,500万円との結果でした。
数字だけ見ると途方もない金額ですが、不動産投資は普通、銀行から融資を受けて投資するもの。住宅購入と比べると、そう大きな金額ではありません。
ただ、こういった不動産投資に使えるローンの情報は少なく、ネット上の情報では核心に近づけません。
日本ビルドライフは会社概要で取引銀行を公開しているので、そちらへ直接問い合わせるしかなさそうです。
- 三井住友銀行千葉支店
- 三菱UFJ東京銀行船橋支店
- 京葉銀行稲毛海岸支店
もしこの3銀行のどれかに口座をお持ちなら、もしかするとサクッと話が進むかもしれません。
千葉の不動産投資なら日本ビルドライフ。評判の投資案件を知ろう
トランクルーム業界の中で、日本ビルドライフはかなり小規模な企業です。結果的に、ネット上で確認できる評判が全くありませんでした。
しかし、運営実績が長く利用率も高いため、ユーザーは間違いなく存在します。それでも評判がないということは、ユーザーのみなさんが満足されていると解釈して良いでしょう。
1件1件を大切にする日本ビルドライフ。彼らが投資のパートナーになってくれたなら、あなたも将来やお金の不安から解放されるに違いありません。
もしあなたが千葉でトランクルーム投資を検討しているのなら、ぜひ日本ビルドライフのお問い合わせフォームから連絡してください。