雨のキャンプなんて楽しくない!服も濡れるし最悪!と思っていませんか?キャンプの日に雨の予報だとがっかりしてしまいますよね。
雨が降りそうだしキャンセルしようか、と思う気持ちはよく分かります!しかし、きちんと準備をすれば雨のキャンプも楽しく快適に過ごすことができます。
とくに服装の準備は、雨キャンプで快適に過ごすために欠かせません!せっかくのキャンプです。雨天も含めて楽しんでしまいましょう!
この記事では雨キャン好きの筆者が、雨の日のキャンプでも快適に過ごせるキャンプの服装と、あると便利なアイテムをご紹介します!ぜひ最後まで読んでくださいね。
(アイキャッチ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/4472291?title=%E6%89%8B%E3%82%92%E3%81%A4%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%A7%E6%95%A3%E6%AD%A9%E3%82%92%E3%81%99%E3%82%8B%E7%99%BD%E4%BA%BA%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%AB&searchId=1344924724)
実は雨キャンプだって楽しめる
雨の日のキャンプ場は空いています!人が少なくて静かに過ごせるので、プライベート感を味わいたいのなら雨の日は最高です。
雨ならではの景色が見られるのも良いところ。濡れて濃くなった緑や、霧雨に包まれて神秘的なキャンプ場を眺めながら飲むコーヒーは格別ですよ。
雨の音を聞きながらテントやタープの下で読書にゲーム、映画鑑賞をするのも良いですね。雨で音が通りにくいので、いつもより盛り上がっても大丈夫。
雨の中をゆっくり散策するのもリラックスできるのでおすすめです。散歩のときはお気に入りのレインウェアを着ると、さらに楽しい気分になれますよ!
雨のキャンプはどんな服装をすればいい?
夏のキャンプでも、雨のあとの涼しさを甘く見てはいけません。寒くてキャンプどころじゃない!という事態を避けられるよう、しっかりと準備をしましょう。
アウターやレインウェアは雨のキャンプには必須です。雨の中で動き回らなければならない場面がたくさんあるので、雨を防げる服を持っていってください。
さらにインナーにも気を配りたいですね。汗や雨で濡れたインナーは体温を奪ってしまうので、濡れてもすぐに乾く素材を選ぶようにしましょう。
次の見出しで、それぞれのアイテムについて詳しくご紹介します!
雨キャンプの服装①アウター
雨のキャンプは気温が低くなることがあるので、暖かく過ごすためにアウターは必ず用意しましょう。
撥水性のあるアウターはレインウェアの代りにもなります。下記、雨キャンプに持っていきたいおすすめのアウターを3つご紹介します。
- ゴアテックスのジャケット
- フリース
- ワークマンのマウンテンパーカー
ゴアテックスのジャケット
高い防風性と防水性を持ちながら、優れた透湿性で蒸れにくい素材の『ゴアテックス』を使用したジャケットは、雨の日でも快適に過ごせる有能アイテム。
その高い機能性から高価なジャケットが多いですが、快適に長く着られるので、けっしてコストパフォーマンスは悪くありません。
フリース
雨の日は気温がグンと下がることがあります。寒くて眠れない!という事態を防ぐため、フリースを持っていきましょう。
薄手のフリースは動きやすく、重ね着にも向いています。濡れても乾きやすいので、アウトドアには欠かせないアウターです。
ワークマンのマウンテンパーカー
リーズナブルなジャケットをお探しなら、ワークマンの撥水マウンテンパーカーがおすすめです。
3,000円~5,000円ほどで購入でき、種類とデザインが豊富なので、あなた好みのマウンテンパーカーが見つかるはずです。
雨キャンプの服装②レインウェア
テントの設営や撤収など、雨の中を動き回るためにレインウェアは必須です。なるべく蒸れない素材のものを選ぶと、快適に作業できますよ。
レインウェアを選ぶときには、雨などの外的な水濡れを防ぐ基準になる耐水圧数と、内部の湿気を逃がす基準になる透湿数を目安にすると良いでしょう。
公表していないメーカーもありますが、耐水圧数10000ml以上、透湿数13,500g/㎡・24hrs以上あれば、一般的なレインウェアとしての基準は満たしています。
使用するときの状況に応じて、適切な形のレインウェアを選ぶことも大切です。
セパレートタイプ
上下に分かれているセパレートタイプのレインウェアは動きやすく、テントの設営や撤収をするときに向いています。
袖口にマジックテープがついていて絞れるタイプや、ポケットのファスナーに止水加工してあるレインウェアを選ぶと、内部に水が入るのを防げます。
ポンチョタイプ
小雨の日などはポンチョタイプのレインウェアでも問題ありません。サッと着られて脱ぎ着が楽ですし、下が開いているので蒸れにくいのも良いところです。
裾から水が垂れてくるので、足元にはレインブーツを合わせると安心ですね。
雨キャンプの服装③レインブーツ
靴の中が濡れていると、不快な上に風邪をひく原因にもなります。雨キャンプには必ずレインブーツを持っていきましょう!
雨キャンプを快適にする、おすすめのレインブーツを下で3つご紹介します。
- 日本野鳥の会バードウォッチング長靴
- KEENグレタチェルシーウォータープルーフ
- ノースフェイス クレストンミッド
日本野鳥の会バードウォッチング長靴
シンプルで使いやすいバードウォッチング長靴。コンパクトに畳め、片足最大460gと軽量なので持ち運びが楽。
山歩きに適しているので、長い時間履いていても疲れにくいのが特徴です。カラーバリエーションが豊富なので、好みの色を選べるのが嬉しいですね。
KEEN チェルシーウォータープルーフ
おしゃれなデザインで、アウトドアからタウンユースまで幅広いシーンで使えるKEENの防水ブーツ。
アウトソールは柔らかで歩きやすく、KEEN独自の靴専用素材『KEEN.DRY』によって防水でありながら高い透湿性で足を快適に保ってくれます。
ノースフェイス クレストンミッド
ノースフェイスのオリジナル素材『フューチャーライト』を使用した軽量防水のトレッキングシューズ。
足場の悪いキャンプサイトや、雨の中で散策をしたいときなどは、長靴よりも歩きやすいのでおすすめです。
雨キャンプの服装④レインハット
雨を防ぐ帽子は、雨キャンプには欠かせません。ビニール製のレインハットは蒸れるので、防水性と透湿性がある素材のものを選ぶと良いですね。
ゴアテックスのような防水、透湿に優れた素材を選ぶと、雨の日だけでなく晴れた日のキャンプでも使えるのでおすすめ。
速乾性のあるレインハットは海や川でのアクティビティでも使えるので、一つは持っていると便利です。
雨のキャンプでは晴れの日よりもトラブルが起こりやすくなります。ケガから頭を守るためにもレインハットは準備しておきましょう。
雨キャンプの服装⑤インナー
夏の雨キャンプにおすすめしたいのが、モンベルのジオラインクールメッシュ。ジオラインは防臭効果を備えているのでニオイ対策にも最高のインナーです。
メッシュ生地の通気性と速乾性で、汗をかいてもすぐに乾いてべたつきません。登山用インナーですが、暑い季節のキャンプにはぴったり。
雨キャンプでは気温が安定せず、寒くて着込んでも動けば厚いということがあります。汗が冷えると体も冷えてしまうので、速乾性のあるインナーは重宝します。
体の冷えのほかにも雨キャンプで注意したいことを次の見出しにまとめたので、楽しい雨キャンのためにぜひ読んでください。
雨キャンプの注意点
雨キャンプではテントを張る場所に気をつけてください。水が貯まりやすいくぼ地、川のそば、崖の近くは避けて、水はけの良い林間サイトなどを選びましょう。
タープやテントを張るときは、雨が貯まらず流れるように張るのが基本です。雨が貯まった重さでテントが倒れてはキャンプどころじゃありませんよね。
雨で濡れたギアは撤収後にしっかり乾かして、カビを防ぐためにメンテナンスすることが重要。自宅で乾かすのが難しい場合は、乾燥サービスを利用すると良いですね。
雨のキャンプでは、快適に過ごすためいつもより着替えを多めに持っていくと安心です。次の見出しで、雨キャンプで使える便利グッズも紹介しているのでチェックしてくださいね。
大雨の警報が出ていたり、土砂崩れの危険があったりする場合はキャンプをあきらめましょう!
雨キャンプは安全を第一に考え楽しんでください。
【雨キャンプ】あると便利なアイテム
雨のキャンプでは、できるだけ不快な思いをせずに過ごしたいですよね?雨キャンを快適にしてくれる、あると便利なアイテムを下に5つご紹介します。
- 傘
- コットンタープ
- タオル
- ドライバッグ
- ビニールシート
傘
キャンプではトイレに行ったり食器を洗いに行ったりと、歩き回ることが多いですよね。そのたびにレインウェアを脱ぎ着するのは面倒です。
傘があればキャンプ場内を歩き回るのに便利ですね。晴雨兼用の傘だと、日差しが強い日のキャンプでも使えるのでおすすめです。
コットンタープ
雨でもバーベキューや焚き火を楽しみたいならコットンタープが必須です!コットンタープは難燃性のため、下で火を焚いても穴が開きにくいのが特徴です。
コットンタープに水が貯まると内側にしみ出してくるので、雨が流れるように張りましょう。
タオル
雨キャンプにはタオルを多めに持っていきましょう。濡れた体を拭くのはもちろん、撤収の際にギアにとんだ水や泥はねをぬぐうのにも役に立ちます。
テントやタープなど大きなギアの水気を拭くときには、吸水力のあるマイクロファイバーのタオルを使用すると良いでしょう。
ドライバッグ
濡れた服やタオルはドライバッグに入れると、水がしみ出してこないので、車内が濡れる心配がありません。
ドライバッグの代わりに、ゴミ袋のような大きなビニール袋を使う場合は、破れないように二重にして使うと良いですね。
ビニールシート
ビニールシートは、タープの代わりに使用したり、荷物にかけて濡るのを防いだりと何かと使えるアイテムです。
濡れたギアを車に乗せる際にラゲッジスペースに敷けば、車内が濡れないようにカバーできるので多めに持っていきたいですね。
雨キャンプを楽しむグッズ
雨キャンプでは、テントの中やタープの下で過ごす時間が長くなります。ゲームや本などを持っていくと良いでしょう。
ボードゲームは『人生ゲーム』や『モノポリー』など、1ゲームに時間がかかるゲームを持っていくと長く楽しめるのでおすすめ。荷物を減らしたいときはカードゲームを選ぶと良いですね。
プロジェクターを持っていけば、テントの中が映画館になります。アウトドアシアター用のスクリーンも販売されているので、映画を楽しみたい方はぜひチェックしてみてくださいね。
【まとめ】服を準備して雨キャンプにチャレンジ!
キャンプ予定日の雨予報にがっかりしてしまうことがありますが、しっかりと準備すれば雨のキャンプを楽しむことができます!
雨キャンプを快適に過ごせるように、レインウェアやレインブーツなど服装の用意をしましょう。体温調節ができるように、アウターやインナーも忘れずに。
ゲームや本など、テントの中でも楽しめるグッズを持っていくと良いでしょう。アウトドアシアターに挑戦してみるのも良いですね。
雨の日は、いつもと違ったキャンプが楽しめます。ぜひ、雨キャンプにチャレンジしてみてくださいね!